初心者のための乗馬体験ガイド

2017.03.20

馬にまたがって、大自然の中を進む。誰もが一度は憧れたことのあるシーンではないでしょうか。全国には、初心者でも安心して乗馬を楽しめるスポットが数多くあります。小さな子ども連れにもおすすめの引馬(ひきうま)体験から、本格派向けの外乗(がいじょう)体験まで、その種類はさまざま。今回は、そんな乗馬体験の魅力と、おすすめのスポットを紹介します。

目次

1.癒しにもエクササイズにもなる乗馬体験
2.乗馬体験の種類と流れ
3.馬と心を通わせながらトレッキングを楽しもう
4.乗馬体験の事前準備とマナー
5.絶景も楽しめる!おすすめ乗馬スポット

1.癒しにもエクササイズにもなる乗馬体験

乗馬は、インストラクターのレクチャーを受けながら誰もが気軽に楽しめるアクティビティ。心優しい馬と触れ合い、大きな背中に揺られながら景色を眺めれば、日ごろの疲れは一気に吹き飛ぶことでしょう。
また、乗馬はエクササイズにも効果抜群。馬の背中に揺られていると、おのずと身体がバランスを保とうとします。その結果、腹筋や背筋などに刺激を与えることになり、軽い有酸素運動にもなっているのです。まさに心にも身体にも嬉しいこと尽くめですね。

2.乗馬体験の種類と流れ

乗馬体験には、主に2つのタイプがあります。ひとつは、スタッフが手綱を持って先導する馬に乗り、ゆっくりお散歩する「引馬体験」。もうひとつは、馬場での軽いレッスンの後、参加者自ら手綱をとって場外のコースを散策する「外乗体験」です。

小さなお子さんや、乗馬に自信のない方には引馬体験がおすすめ。歩くのは柵に囲われた馬場内がほとんど、所要時間は10分ほどと短めなので、時間のない方や、ちょっとだけ乗馬気分を味わいたい人にもピッタリです。
▲小さなお子さん連れ向けに、親子で一緒に乗れる引馬体験もあります

自分で馬を操る醍醐味を味わいたい人には、外乗体験がおすすめ。馬場内をぐるぐる回る引馬と違って、周囲の景色が変わる外乗は爽快感も格別です。所要時間は、30分ほどのミニコースから、食事やおやつ休憩などが付いた3時間ほどの満喫コースまでさまざまです。
▲外乗体験では、まず馬場の中で基本的な動きを練習します

馬の乗り方や動かし方の基本はインストラクターが丁寧にレクチャーしてくれるので、初心者でも安心。馬は人からの合図によって、歩き出したり止まったりしてくれる大変賢い動物です。手綱の引き方や足の使い方など、うまく合図を伝えるコツを学んで散策に出かけましょう。

3.馬と心を通わせながらトレッキングを楽しもう

▲練習を終えたら、馬場を出て外のコースへ

動作に慣れて、馬との意思疎通が図れてきたら、いよいよ場外でのトレッキングスタート!先導するインストラクターの後を進んでいきます。馬もきちんとコースを分かっているので、なにも心配はいりません。

体験ツアーで乗せてくれるのは、よく訓練された馬ばかり。きちんと合図を出せば、馬は必ずそれに応えてくれます。そのために必要なのは、馬との信頼関係。声をかけたり、首筋を撫でたり、優しくコミュニケーションを取ることで、確かな信頼関係が生まれることでしょう。
▲馬の首筋を撫でて優しく話しかけてみましょう

言葉でのコミュニケーションの代わりに、耳の動きやしぐさから馬の感情を読み取ることもできます。耳が寝ていたり、ピンと立っていたり。ときには前足で地面を掻いたり、鳴き声を出したりすることもあります。「今どんな気持ちなのかな?」と観察し、インストラクターに聞いてみるのも面白いでしょう。より馬の気持ちに寄り添い、心を通わせることができるかもしれません。
▲なかにはお腹を空かせて寄り道する馬も。これが本当の「道草を食う」!?

4.乗馬体験の事前準備とマナー

ヘルメットなどの馬具は基本的にレンタルできる乗馬体験。動きやすい服と運動靴で臨めば、事前準備は必要ありません。ただし、乗馬が他のアクティビティと異なる点は、パートナーである馬と一緒になって初めて成立するということ。主に以下の点に気を付けましょう。

・馬は臆病な性格。馬の死角である後ろから近づくと、蹴られる恐れがあります
・馬の正面に立つことも危険です。必ず横から馬に近づくようにしましょう
・馬の周りや馬上で不用意に動いたり、大声を出したりすると、驚いて暴れてしまいます
・馬の機嫌が悪いように感じたら、優しく声をかけたり首筋を撫でたりしましょう
・下馬するときは、優しく撫でて乗せてもらったお礼をしましょう
▲マナーを守って乗馬を楽しみましょう

5.絶景も楽しめる!おすすめ乗馬スポット

乗馬体験は、北海道から沖縄まで全国各地で行われています。なかでも、特におすすめのスポットと楽しめる時期をご紹介!
【山梨県小淵沢町】通年
空気の澄んだ森のなかで乗馬を満喫するならば、山梨県小淵沢町。古くから馬の町として知られ、町なかにも馬の道が整備されているほどです。静かな森の中で馬の背に揺られてリフレッシュ。夏場でも涼しく、マイナスイオンをたっぷり浴びることもできますよ。
▲緑に囲まれた小淵沢町。晴れている日は南アルプスや八ヶ岳の山々も見わたせます
【沖縄県与那国島】通年
沖縄の在来種・ヨナグニウマがパートナー。色濃い南国の景色と栗毛で小柄な愛らしい馬たちが旅情を盛り上げてくれます。5~9月の間は、なんと馬と一緒に海中をお散歩する「海馬遊び」を楽しむことも!南の島ならではの乗馬を体験できますよ。
▲与那国島は「海馬遊び」発祥の地
この他にも、砂浜のコースを散策できる福岡県・玄界灘、都心からのアクセスもよく山や川の景観を楽しめる群馬県など魅力的なスポットは盛りだくさん。北海道や長野県などの寒冷地には、フカフカの雪原を進む「乗馬スノートレッキング」ができるスポットもありますよ。全国各地のフィールドで、馬との触れ合いを存分に楽しめる乗馬体験にチャレンジしてみませんか。
ぐるたび編集部

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