梨狩りのコツ、品種ごとの特徴は?食べ放題や食べ比べなど楽しみ方ガイド!

2017.09.04 更新

シャリシャリとした食感がたまらない、梨。ひんやり冷えた市販の梨もいいけれど、せっかくならもぎたての梨にかぶりついてみませんか?夏の暑さが和らいだ今の時期は、まさに梨狩りのベストシーズン!ここでは、梨狩りのコツや楽しみ方を、品種ごとの特徴やおすすめの梨狩りプラン情報と併せてご紹介します。

目次

1.甘くてジューシー!梨狩りの魅力
2.どれ食べる?品種ごとの特徴
3.おいしい梨の見分け方と収穫のコツ
4.あると便利な持ち物と注意点

1.甘くてジューシー!梨狩りの魅力

▲まるまると育った梨の実にテンションが上がります!

夏から秋の味覚として、大人から子どもまで大人気の梨。おいしい梨がスーパーや青果店に並ぶのを、夏の暑い時期から楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。でも、梨の本当のおいしさを楽しむなら、ぜひ梨狩りに出かけることをおすすめします。

梨狩りの魅力といえば、完熟の梨を思いきり味わえること!収穫の直前まで木から栄養をたっぷりもらった梨は、市販の梨とは比べ物にならないほど甘みと香りが強いそうです。
▲あふれんばかりの果汁を味わえるのも、もぎたての梨だからこそ

いちごやぶどうに比べて、果肉がかたくもぎとりやすいのも梨狩りの魅力。実をつぶしてしまう心配がないので、小さなお子さんでも気軽に収穫にチャレンジできますよ。

また、梨狩りの梨は露地(屋外)で栽培されていることがほとんど。ハウスのように熱がこもらないので、大自然の涼しい風を感じながら収穫を楽しめるのも嬉しいポイントですね。
▲木々のすき間から差し込む太陽の光が気持ちいい!

2.どれ食べる?品種ごとの特徴

梨の収穫は、早ければ8月上旬から徐々に始まり、9月にピークを迎えます。しかし、品種によって収穫の時期や味わいには微妙な違いがあります。そこで、梨狩りで食べることができる主な品種の特徴をご紹介しましょう。

【幸水】
収穫時期:8月上旬~9月上旬
日本の梨の生産量40%を占める(農林水産省「平成26年産特産果樹生産動態等調査」)、もっともメジャーな品種です。果実はやや平べったい球状で、お尻の部分がくぼんでいるのが特徴です。果肉はやわらかく果汁たっぷり。酸味は少なく、ひと口食べると強い甘みが広がります。
【豊水】
収穫時期:8月下旬~9月中旬
「幸水」に次いで生産量が多い品種。果実は「幸水」よりやや大きめで、果汁も多く含んでいます。糖度が高めながらほどよく酸味があり、バランスのとれた濃厚な味わいが特徴。比較的日持ちがよいのも人気の秘密です。
【新高(にいたか)】
収穫時期:9月下旬~10月中旬
▲右が「新高」。一般的な梨(左)と比べると、その大きさの違いは歴然!

甘くて大きな果実が特徴の「新高」。小さいものでもソフトボール程度の大きさに熟し、ときには1kgを超える大玉が育ちます。肉質はやや粗いものの、やわらかさ・甘み・香りのいずれも豊か。酸味がおだやかなため、甘みが強く感じられます。
【あきづき】
9月上旬~9月下旬
「幸水」「豊水」「新高」の3品種を掛け合わせ、2001年に誕生した新品種。「幸水」のみずみずしさ、「豊水」の甘さ、「新高」の大きさを併せ持ち、近年、人気が急上昇中です。
【二十世紀】
収穫時期:8月下旬~9月下旬
鳥取県のブランド梨として有名ですが、実は千葉県松戸市が発祥。果皮はきれいな黄緑色をしています。果汁が多めで果肉はシャリシャリとやわらか。甘みと酸味がバランスよく調和しています。
【かおり】
収穫時期:9月上旬~9月中旬
▲ずっしり重い、この存在感は圧倒的!

生産が難しいため、全国でも栽培している農家が少ない「かおり」。果実は大玉で、1kg以上に育つことも少なくありません。さっくりとした滑らかな食感で、名前の通り甘く華やかな香りが特徴です。
気になる品種はありましたか?ぜひお目当ての品種を栽培している農園に足を運んでみてください。なかには、最初に試食で食べ比べをさせてくれる農園もあるので、お好みの味を見つけて収穫を楽しんでみてくださいね。

※各品種の収穫時期はあくまでも目安です。天候や栽培される地域によって変動する可能性があるので、詳細は各農園のホームページなどでご確認ください。

3.おいしい梨の見分け方と収穫のコツ

▲迷ったときは、農園のスタッフに気軽に声をかけてみましょう

梨は、熟すにつれて果皮の色が濃くなっていきます。遠目から複数の梨を見比べて、黄色から茶褐色になった色味の濃いものを探しましょう。さらに梨の表面にある果点(つぶつぶした点)に注目。適度に果点がぼやけたものも完熟の証だそうですよ。
もぎ取る梨を決めたら、下から片手でしっかりと持ちます。そのまま横から上へひねるように持ち上げたら収穫完了!力は必要ないので、子どもでも簡単に収穫できますよ。
▲試食用のお皿やナイフは農園で貸してもらえます

収穫した梨は、早速その場でいただきましょう。皮をむいているそばからポタポタと落ちてくる果汁の多さにびっくり。ひとくち食べると、シャキシャキとした食感と爽やかな甘みが口いっぱいに広がることでしょう。

もぎたてジューシーな梨が、屋外の収穫作業で乾いた喉をうるおしてくれるはず。気づけば大きな梨をいくつも完食していた!なんてこともあるかもしれません。
▲梨の木を見上げながら、ゆったり試食。とても贅沢な時間ですね!

4.あると便利な持ち物と注意点

梨狩りは、季節の変わり目に屋外で楽しむアクティビティ。特別な道具は必要ありませんが、あると便利なアイテムがいくつかあります。

・ウェットティッシュ(もぎたての梨はジューシーなので皮をむくときに手がベトベトになってしまいます)
・飲み物(こまめに水分補給を行いましょう)
・果物用ナイフ(念の為に持っておくと安心です)
・日焼け止め、帽子など(屋外なので、容赦なく日差しが照りつけます)
・上着、羽織もの(秋になると、グッと冷える日もあります)
・雨具(突然の雨に備えましょう)
・虫よけスプレー(農園には、蚊や虫がいっぱい!)

ちなみに食べ放題や食べ比べプランといっても、もぎとった実を食べ残して別の実を狩るのはマナー違反です。欲張って収穫しすぎないように、自分のおなかと相談しながら食べられる分だけの梨をもぎとるようにしましょうね。
▲マナーを守って収穫を楽しみましょう

いかがでしたか?梨狩りのできる農園は、生産量第1位の千葉県(農林水産省・平成29年2月14日公表)をはじめ、長野県や群馬県など全国各地にあります。9月は大型連休もあるので、旅行の計画に組み込んでみるのもおすすめ。甘くてジューシーな梨を味わいに、梨狩りに出かけてみませんか。
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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