小山ロールだけじゃない!スイーツの町「パティシエ エス コヤマ」を探検!

2017.02.10

兵庫県三田(さんだ)市にある「パティシエ エス コヤマ」は、世界的なチョコレート品評会などで数々の受賞歴のあるパティシエ・小山進さんが手がける洋菓子のスモールタウン。あの超人気ロールケーキはもちろん、大人も子どもも楽しめる仕掛けがいっぱいと聞き、バレンタインデー直前に探検に行ってきました!

▲多い日には、1日4,000人が訪れることも

多数の受賞歴を誇る有名なパティシエがオーナーを務める「お菓子の町」

中国自動車道・神戸三田ICから約10分、神戸電鉄ウッディタウン中央駅から徒歩15分ほどの住宅街にある「パティシエ エス コヤマ」。オーナーを務めるのは、数々の国際コンクールで受賞歴を誇り、メディア出演などでも知られるパティシエの小山進さんです。その名前を知らなくても、TV番組の企画で生まれ、現在は行列ができるほど人気の「小山ロール」を生んだパティシエと聞けば、ピンと来る人は多いのではないでしょうか。
▲「パティシエ エス コヤマ」オーナーでパティシエの小山進さん

そんな小山さんが手がけるお菓子を心ゆくまで満喫できるのが「パティシエ エス コヤマ」。ケーキ、チョコレート、パンなど分野ごとの専門店が約1,500坪の敷地内に集合しており、これらの店のハシゴをしたり、カフェでケーキを味わったり、お庭を散策したりと、一日中楽しめる「お菓子の町」なんです!

まず訪れるべきは洋菓子店「エス コヤマ」

敷地の入り口にある「エス コヤマ(es koyama)」は、「小山ロール」や「小山ぷりん」を生み出したメインの洋菓子店。白壁の店内にあるショーケースの中にはフレッシュなケーキが並び、テーブルの上には数々の焼き菓子が積まれています。テキパキと立ち働くパティシエたちの姿に見とれている間に、スイーツが飛ぶように売れていく!
▲テイクアウト専門。オープンと同時に多くのお客さんが押し寄せます

お店の外からは窓ガラス越しに厨房の様子がみえます。もちろん店内からも、ショーケース越しにパティシエたちがキビキビ立ち働く姿を見ることができます。
▲オレンジ色のオーブンの向こう側から、できたてのスイーツが次々に運ばれてきます
▲元気な笑顔が印象的なパティシエさん。「おもてなし」の接客に心がなごみます

そんな「エス コヤマ」の人気商品といえば、やはり「小山ロール」です。弾力のあるきめ細やかなスポンジは、口に入れるとメレンゲのように溶けていきます。なめらかな生クリームとの相性も抜群!
▲「小山ロール」(1本1,404円・税込)

バレンタインシーズンには、期間限定で「小山ロール マイルドショコラ」も登場。ミルクチョコレートとガナッシュを加えたクリームを、ココア生地で包んでいます。濃厚な味と思いきや、意外にあっさりしていて、2切れくらいペロリと食べられます。
▲「小山ロール マイルドショコラ」(1本1,404円・税込)

もうひとつの人気商品「小山ぷりん」のWショコラver.は、毎年1~2月の限定販売。通常の「小山ぷりん」の上にビターチョコのブランマンジェとミルクチョコのソースが2層で重なっています。ミルクと2種類のチョコとの奥行きのある味わいを楽しむことができますよ。
▲「小山ぷりん Wショコラ」(1本324円、4本入り1,404円、6本入り2,160円・各税込)

その他にも、TV番組で絶賛され話題となった「マジック」や、1~3月までの期間限定販売「小山チーズ+ショコラ」など注目商品が目白押し。
▲ピラミッド型が印象的な「マジック」(540円・税込)。チョコやプラリネを使った濃厚な味わいです
▲「小山チーズ+ショコラ」(8個入り1,620円・税込)。繊細な口どけなのに、濃厚でクリーミーな味わいがたまりません

なお、確実に購入したいなら、人気商品は前もって予約するのがベターです。予約は、電話か直接店頭で受け付け。予約状況はホームページで確認できますよ。

スイーツを楽しんだ後は、メルへンのお庭を楽しんで

「エス コヤマ」の周囲には、子供のオブジェなどが置かれた庭が広がっています。ユニークな形の暖炉もあって、まるで小さなおとぎの国に迷い込んだみたい。
▲珍しく雪が積もったこの日。ホワイトに染まったお庭もきれいです
▲暖炉には、本物の薪がくべてあります。ほっこりあったまるのがうれしい

店先や庭には、秘密のQRコードが隠されています。何がスマホに表示されるかはぜひ現地で確かめてみて!
▲宝探し的なお楽しみがあるQRコード

大人の甘~い秘密基地、チョコレート専門店「ロジラ」

続いて訪れたのは、チョコレート専門店「ロジラ(Rozilla)」。2013年にオープンしたこちらの店名の由来は、小山さんが子どもの頃に遊んだ「路地裏」と、「ゴジラ」を掛け合わせたのだとか。大人になっても子どもの頃のようなワクワク感を持ち続けたいという、小山さんの想いが込められています。
▲「ロジラ」入口。ドアの取っ手は、カカオ豆をデザイン
▲扉を開けると、カーブした通路と石垣の壁のトンネル。「これ、本当にお店なの?」と思いながら進むと、また扉が…。
▲店内へと続く内扉には小山さんの手形がデザインされています

おそるおそる手形の部分に触れると、いきなりオープン・ザ・ドア!目の前に登場したのは、めくるめくショコラの世界です!思わず歓声を上げてしまいました。
▲窓のない店内は、まるで大人の秘密基地のよう!温度や湿度に繊細なチョコレートをしっかり管理できる造りです

店内は古代マヤ遺跡をイメージしたデザイン。マヤ遺跡のある中米がカカオの原産地であることにちなんでいるそうです。スタッフみんなで海外のカカオ農園に足を運ぶほど、チョコレートに思い入れのある小山さんのこだわりがつまっています。
▲店内にあるカカオセラー。常に100種類ほどのカカオが保管されているそう
▲カカオ豆を敷き詰めたショーケースに、ずらりと並ぶチョコレート

ここで、おすすめのチョコレートをご紹介!
2016年、小山さんが作ったチョコレートはなんと65種類!その中から厳選された4種類のボンボンショコラをアソートしたのが「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2016(ススム コヤマズ チョコロジー 2016)」です。権威あるフランスのチョコレート品評会「C.C.C.コンクール」にも出品されました。
▲「ススム コヤマズ チョコロジー 2016」(4個入り1,728円・税込)

また、2016年の国際大会で金賞、銀賞を受賞したタブレット形チョコレート4種類も見逃せません。日本の食材を大切にする小山さんらしい力作で、玉露やかんぴょうなどを使っています。
▲(左から)「リアル玉露」「トリプルカカオ」「かんぴょうwithオリーブオイル」「抹茶&プラリネパッション」(各2,160円・税込)

なお、こちらのお店では、 1個からボンボンショコラを買うこともできます。ハイクオリティなチョコを気軽に楽しめそう。チョコロジーの2017ver.や、過去の大会に出品し受賞したチョコをアソートした商品も多数販売していますよ。
▲ガラスで仕切られたショーケースにずらりと並んだチョコレートは圧巻。「日本酒」や「ZEN」など国際大会で受賞したチョコレートも1個から買うことができます(1個270円~・税込)

ホントに子供だけのお菓子工房「未来製作所」

実は「パティシエ エス コヤマ」には、 “大人立ち入り禁止”のショップがあるんです。それが「未来製作所」。小学6年生まで入店(無料)でき、大人は一切入れません。家族連れの場合は、子供たちに財布をあずけて「いってらっしゃ~い」と手を振って入り口でお別れ。
▲入り口の扉は子供しか通れない大きさ。大人はエントランスで子供たちが出てくるのをじっと待ちます

子供たちが出てきたら「ねえねえ、どうだった?」と大人たちがすかさず質問。
これこそが小山さんの狙い!大人は一生懸命に子供の話を聞き、子供は見てきたものを何とか言葉で伝えようとすることで、豊かな親子コミュニケーションが生まれるのです。小山さんの憎い演出ですね!
▲小さい扉からちょっとだけのぞいた店内。約20種類あるスイーツを買ったり、お菓子作りの様子を見学できたり、ゲームを楽しめたりする

ベーカリー、マカロン、アイスなどの専門店も!

他にも魅力的なお店はまだまだあります。
甘~いお菓子とは打って変わって、本格的なパンが並ぶのはベーカリー「エス・ブーランジュリー(es Boulangerie)」。月に3~4種類のペースで新作が生み出されています。
▲スタイリッシュな外観の「エス・ブーランジュリー」
▲ここのクロワッサンを目当てに来る方も多い(1個237円・税込)
▲おかずパンも充実しています

お次は、コロンとした形が愛らしいマカロン、種類豊富なコンフィチュール、そして蜂蜜が揃ったお店「コンフィチュール&マカロン(co.&m.es)」。ピンク、レモンイエロー、ピスタチオグリーンなどパステルカラーのマカロンと、オレンジやラズベリー色のコンフィチュールが詰まった瓶。白壁の店内に並ぶ可愛い色たちに、思わず引き込まれてしまいます。
▲「本物の甘味を知るアリが好む店」を表現した看板
▲30種類ほどのマカロン(1個237円~・税込)。コーラ味やポルチーニ味などユニークなものも
▲お気に入りのコンフィチュール(1,188円~・税込)や蜂蜜(1,350円・税込)も見つかりますよ

バウムクーヘンの工房「アトリエ・ド・バウム(Atelier de Baum)」もあります。ガラス越しに店内をのぞいてみると、人気商品の「小山流バウムクーヘン 思い出の大きな木」(Sサイズ・1個1,404円・税込)などが作られていました。
▲カット前のバウムクーヘン。窓にかかるカーテンのよう

ソフトクリームが楽しめる「アイスラボ(ICE LABO)」もあります。こちらは基本的に冬季休業(10月下旬~4月上旬 ※ただし年によって多少異なる)ですが、2017年1月16日から期間限定(終了日未定)で温かいチョコレートドリンク「ショコラ・ショー」のテイクアウトが販売されています。
▲寒い季節にうれしい「ショコラ・ショー」(400円・税込)

スイーツの世界を巡ってお腹がすいたら、軽食や人気スイーツをいただけるカフェ「ハナレ」へ。
▲ハナレの店内は2016年末に改装したそう

ここでしか味わえないメニューは、パリパリサクサクの食感がたまらないミートパイ。地元三田の契約農家さんから仕入れた新鮮なお野菜もおいしい。
▲「トラディショナルミートパイ(2個)」(単品1,080円、ドリンクセット1,512円・ともに税込)

デザートにいただいたミルフィーユも、ハナレのみで味わえるのでおすすめです。カシスがいいアクセントになっていて、一般的なミルフィーユより幅も高さも大きめ。
▲「苺のミルフィーユ」(単品648円、ドリンクセット1,080円・ともに税込)

また、「ハナレ」の隣には、2014年にオープンした純和風の店「小山菓子店」もあります。こちらでは「未来製作所」でも販売しているミルク菓子「マッテル」と「マッテル ショコラ」などを取り扱っています。1個ずつ包装された中に、小山さんの一言が添えられているんですよ。
▲「マッテル」と「マッテル ショコラ」。(6個入り各1,080円・税込)

ひとつひとつのスイーツやお店に小山さんの思いがこもった「パティシエ エス コヤマ」。とびきりにおいしいスイーツの世界を楽しみに、訪ねてみては?
國松珠実

國松珠実

大阪エリアの女性ライターズオフィス「おふぃす・ともとも」所属。人と話すのが好きで店舗や企業取材を得意とする。また旅行好きが高じて世界遺産検定1級を持っている。 編集/株式会社くらしさ

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