京都・嵐山から車で約40分。湯の花温泉「翠泉」で優雅な時を過ごす

2017.04.11 更新

京都の人気観光エリア、嵐山からもほど近い亀岡には、静かな温泉地があります。それが湯の花温泉。今回は、そんな“京の奥座敷”に佇む優雅な温泉旅館「翠泉(すいせん)」をご紹介します。

湯治場として知られる湯の花温泉

今回ご紹介する「翠泉」があるのは嵐山、保津川のそばにある温泉地「湯の花温泉」。ここは京都市街地の近くにありつつも、じつは湯治場として知られ全国から旅行客が訪れるスポットなのです。戦国時代に武将がここで傷を癒した伝説もあるのだそう。
温泉旅館「翠泉」は亀岡駅から車で約15分、純和風の旅館を2013(平成25)年に和モダンなテイストに改装しオープン。山間にある、まるで隠れ宿のような雰囲気です。山の瑞々しい薫りを含め気分が盛り上がりますよ。
靴を脱ぎ、館内に入ると広いロビーラウンジが。ここで行うチェックインの手続きの際には抹茶と季節のお茶菓子がいただけます。いきなり優雅な気分に浸れますね。ロビーでは無農薬有機栽培のコーヒーをいつでもいただけます。
そしてお部屋へ。2Fと3Fが客室フロアとなっており、全部でわずか13部屋。それぞれ「琥珀」や「夕顔」などの名前が付けられています。

お部屋は落ち着いた和モダンのつくり。
スイートルームは113平米の広さ

通常のお部屋は約60平米ですが、今回案内してもらった3Fのスイートルームは、10畳の和室とリビング、ツインベッドがあるベッドルームとで合計113平米の広さ。6名まで宿泊可能ということで、これはゆっくりくつろげそうです。
▲落ち着いた和の要素を残しつつ、モダンにアレンジされた客室
▲聞こえるのは鳥のさえずりのみ、静かでゆっくり眠れそうなベッドルーム
ベランダには客室付きの露天風呂が。ゆったりと広いスペースでくつろぐこともできます。なんといっても山々の緑との距離が近いのが魅力ですね。

通常のお部屋にも露天風呂が

2Fの通常のお部屋に露天風呂はありませんが、3Fの通常のお部屋には露天風呂が付いているお部屋も。こちらも贅沢な空間です。
ちなみに、こちらのような3Fのお部屋には、2016年に放送された人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の原作に登場する旅館のモデルとなったお部屋も。泊まってみたい方は予約の際にリクエストしてみては?

四季の移り変わりをじっくりと味わえる

四季折々の自然を体感できる。これも「翠泉」の醍醐味のひとつです。リフレッシュできる時間を過ごせますよ。
こちらは庭園からの眺め。ほんとうに静かなお庭。春にはしだれ桜や山桜、紅葉の季節には真っ赤に染まるもみじが美しいそうです。
▲食事処の縁側からの眺め。6月には庭園わきを流れる小川で孵化させたというホタルが見られるかも
そしてお次はお待ちかね、温泉の時間です。

離れのプライベート露天風呂、そして極上のスパを

お庭の奥にある離れの露天風呂「楓庵」は、予約制で1組50分(税込2,160円)で使用することができます。予約はチェックイン時にフロントにて行います。
ここで着替え露天風呂へ。すでに森の薫りがいっぱいで気持ちのいい空間です。
まるで自然と一体になれるような、岩造りの露天風呂。完全プライベートなので気兼ねせずに入浴することができますね。「翠泉」のお湯はすべて湯の花温泉の源泉からひかれており、泉質は弱アルカリ性。神経痛などさまざまな症状に効能があるとされています。
こちらは館内1Fにある大浴場。少し落とした照明はちょうどよいやすらぎを演出してくれますね。夏にはラムネやコーヒー牛乳など“懐かし”のサービスがありますよ。
▲大浴場の露天風呂。こちらも自然がすぐそばで癒されます
▲館内にはスパ「樂爛 -Raran-」を併設し、デトックスをはじめとしたセラピーを行っています
▲約35分のフェイスケアコース(税込9,180円)でリフレッシュ

和のオーベルジュ。地産地消のお料理に舌鼓

この「翠泉」がテーマとして掲げるのは、和のオーベルジュです。お料理を軸に、贅沢な時間を過ごせる温泉宿泊施設というコンセプト。春の夕食には、例えば京都産タケノコなど旬の食材をふんだんに取り入れた食事がいただけます。夕・朝食ともに毎日のメニューはその季節の旬の食材をとり入れています。
▲夏には蓮の葉に盛られたお造りなども。こちらは夏鱚(きす)焼霜、本まぐろ、のどぐろ(一例)
▲秋の夕食には、かます酒焼き、丹波栗蜜煮、翡翠銀杏など山々に見立てられた美しい一皿も(一例)
▲食事は和歌に出てくる言葉から名付けられた半個室でいただきます。こちらの屏風絵のあるお部屋は「野分」
▲枯山水のお庭を眺めながらの食事は最高に贅沢な気分。こちらのお部屋は「高瀬」
朝食は地元、亀岡の野菜やコシヒカリなど地産地消の素材をメインに使用した日替わり。この日は、丹波牛じゃがいもサラダや自家製あんかけ豆腐など。焼き魚はさわら、かれい、うるめいわしなど約10種類の中から好きな魚を選ぶことができます。今回はのどぐろを選んでみました。
▲諸子(もろこ)の南蛮漬け(左)ときんぴらごぼう(右)の炊き合わせ。朝食にはこうした京都らしいおばんざいも

和のオーベルジュの思い出をお土産でも

2日目の朝、チェックアウト前に土産どころをのぞいてみました。するとお料理に使用されている味噌や七味唐がらしなど「翠泉」オリジナルの製品がいっぱい! 持って帰りたくなるお土産がたくさん並んでいました。
▲人気の「翠泉」特製栗きんつば(税込756円)
季節のお料理、そして温泉にスパ。「翠泉」が掲げるテーマ、和のオーベルジュを十分堪能しリフレッシュできました。
街の喧騒から逃れ、ゆっくりしずかに京都を満喫したい方にはぜひおすすめしたい湯の花温泉。ここでくつろぎつつ京都観光の拠点にするのはいかがでしょう。
三木桃子

三木桃子

京都在住のライター。近年は、その土地ならではの生活、文化、歴史に興味津々です。

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