京都・嵐山で気軽に楽しめる、おすすめ日帰り温泉3選

2017.05.07

京都の観光名所、嵐山。じつはこのエリアには嵐山ならではの泉質を持つ個性豊かな温泉施設がたくさんあります。今回はその中でも気軽に日帰りで入浴できる、おすすめの施設を3つご紹介いたします。

嵐山駅から徒歩2分の好立地、大堰川沿いの「風風の湯」

まず一つめは、2014年にオープンしたこのエリア初の日帰り温泉施設「風風の湯(ふふのゆ)」。阪急電鉄の嵐山駅から徒歩約2分の場所にあります。
館内は最大144名が入泉可能で、すみずみまで清潔感に溢れています。なかでも、お肌がすべすべになるという酸素の泡が出る、乳白色のシルキー風呂が人気だそう。これは効きそうですよ。
すぐそばには大堰川(おおいがわ)が流れている絶好のロケーション。そんな開放感のある庭園に露天風呂が。観光地のど真ん中で、なんと贅沢な温泉体験!心身ともにリフレッシュできる時間をじっくりと過ごせます。
▲男湯の露天風呂
こちらのお湯は天然の嵐山温泉で、泉質は弱アルカリ性の単純泉。効能には神経痛や筋肉痛の改善、そして美肌効果も期待できるため、美人の湯ともいわれています。お湯の温度は41~42度で調節されています。
▲女湯にはドライサウナの他にミストサウナも。肌を引き締める効果があるといわれる、プラムクリスタルソルトが設置されています
体の芯までポカポカになれば、こちらのお休み処へ。広々として、かなりリラックスできる空間。食事は近くのカフェと提携しており、カレーやピザなどのメニューをデリバリーすることが可能です。ちなみに約1,200冊のコミックも読み放題。
▲血圧計なども設置。手もみのマッサージも行っている(20分 税込2,500円〜)
縁日のようなセットで昔懐かしの駄菓子を販売するスペースも。入泉券が当たる抽選大会などイベントが毎日行われています。
湯冷めしない距離に駅がある、そんなアクセスの良さが嬉しい「風風の湯」。毎日通う地元の方がいるのも納得のクオリティです。嵐山観光の帰りにちょっと温泉、というプランはいかがでしょう。

展望露天風呂で嵐山を見渡せる「花筏」

続いておすすめするのは渡月橋の南側のたもとにある「花筏(はないかだ)」。ここは旅館なのですが、実は日帰りで温泉利用が可能なプランもあるんです。もちろんバスタオル、浴衣をお借りすることができるので手ぶらで行ってもよし。
ここ「花筏」の温泉の魅力はなんといっても展望露天風呂。旅館屋上部分にあり、嵐山・嵯峨野エリアを一眺できます。
▲展望露天風呂。こちらの泉質も単純泉の嵐山温泉。疲労回復や冷え性をはじめ、さまざまな効能があるといわれています。特徴である、とろみのある肌触りには美肌効果も期待できそう
こちらは貸切の展望露天風呂。一組(2~3名)40分、日帰り昼食プラン料金にプラス税込1,620円で利用できます。プライベートな空間でじっくりと風景を楽しめそうですね。
▲展望風呂からの景色。すぐ目の前には大堰川、そして桂川、そして藤原定家ゆかりの小倉山、愛宕山とこのエリアを一望することができます。嵐山随一の眺望を見ながら温泉に…優雅な気分にひたれること間違いなしです
▲湯上り時にはラウンジ「沙羅」でひとやすみ
花筏の日帰り温泉コースにはお食事の付いた個室プランもあり、個室で食事がいただけます。
▲個室プランにはお昼の懐石料理と合わせて、温泉がお部屋についているプランもあります(彩りプラン税・サ込10,800円)
▲「花筏」の日帰り温泉コースの昼食プラン、湯豆腐料理「楓」。大広間、または相部屋でいただくことができます。税込2,700円

日帰りで、京料理を通して四季を感じ、嵐山温泉でこの地ならではを満喫できてしまう旅館。ここはおすすめです。

9類の湯船で湯浴み三昧!さがの温泉「天山の湯」

最後にご紹介する温泉は、さがの温泉「天山の湯(てんざんのゆ)」。京福電気鉄道嵐山本線、有栖川駅から歩いて約3分。なんと地下1,200mから湧き出る天然の湯に浸かることができる温泉施設です。ちなみにさがの温泉に入れる施設はここだけです。
最大450名を収容できる巨大な日帰り温泉施設です。男女各9つもの湯船が用意されており、どの湯船から浸かればよいのか?と迷ってしまうほど。これは温泉、銭湯ファンならずとも嬉しい驚きですね。
こちらは男湯にある「不感湯」。湯が体に負担を与えない34~37度前後の温度で保たれた信楽焼の壺湯です。それにより副交換神経を刺激し筋肉が弛緩。よりリラックス効果が高まるとされています。女湯には「シルキーナノバブル風呂」なども。ここまで趣向を凝らした湯船は関西一円でも珍しいはず。
男湯にある「腰掛湯」。背中にお湯が流れ、さらに頭の上にある備長炭が発するマイナスイオンが疲れた体を癒してくれます。もうずっと座っていたい、そんな気分になりますね。
ここの源泉、さがの温泉の泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。ミネラルたっぷりの泉質です。ナトリウムイオンとカルシウムイオン等が含まれ、特にカルシウムイオンには肌が滑らかになるベビーパウダーのような作用があるそうです。
露天風呂スペースにある「金閣の湯」は源泉100%の湯船。鉄分が多く含まれておりお湯が褐色になっています。貧血の方には特におすすめです。
男湯にある檜のシアターサウナにはアロマの蒸気を充満させリラックス効果が高まるロウリュのサービスがあります。大団扇で扇いでくれるサービスは一度体感すると病みつきになります。それに加えて女湯にはこれまた嬉しい塩サウナがあります。
湯船のみならず、アメニティも至れり尽せり。洗い場に備え付けのシャンプーは全部で5種類。お茶のシャンプーやオリジナルの黒糖シャンプーなどが揃っています。
▲鯉科の小魚、ガラ・ルファが足の古い角質を食べてくれるフィッシュセラピー(来店後要予約 15分・税込300円)のコーナーも
入浴後はゆっくりくつろげるお食事処「京都だいにんぐ」を館内に併設。本格的な和食から洋食など、幅広いジャンルの料理を楽しめます。
まるごと一日、遊べてしまう「天山の湯」。体も心もほっこりできましたよ。ここはいうなれば湯のエンターテインメント空間ですね。
嵐山観光の途中にこれらの温泉に立ち寄ってみるのはいかがでしょう。それぞれ三様の温泉を気軽に楽しむことができます。優しい肌触りの湯に肩まで浸かれば、また違った角度で嵐山の魅力を満喫することができるはずです。
三木桃子

三木桃子

京都在住のライター。近年は、その土地ならではの生活、文化、歴史に興味津々です。

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