奈良公園の窯元で鹿人形の色付け体験!手のひらサイズのかわいい鹿を持ち帰ろう

2017.03.03 更新

鹿がのんびり過ごす奈良公園内にある窯元「春日野窯(はるひのがま)」では、鹿形の陶器に好きな色を塗って、オリジナルの鹿人形を作ることができます。気軽に体験できるうえ、その日に持ち帰ることができるとあって観光客に大人気。カフェが併設されているので、体験後はこの地ならではのランチや手作りスイーツも楽しめます。

温かみのある店内には陶芸作品がいっぱい

「春日野窯」さんは、世界遺産の春日山原始林の入口に建つ、築約75年の古民家をリノベーションした窯元。奈良出身の陶芸家・中野則子さんが営んでいます。
▲お店の前にはいつも鹿が歩いたり、くつろいだりしています
▲大人かわいいロゴに惹かれ、初めてでもドアを開けて入りたくなる

明るくて温かみのある店内では、中野さんの陶器を展示販売しています。
▲大小さまざまな器が並ぶ店内
▲中野さんの陶器は、布目の模様が特徴的。器の表面に布目を付けることで、独自の手触りと風合いが生まれる。マグカップ2,000円~(税込)

かわいい夫婦鹿を作りましょう

春日野窯では、ろくろを回す本格的な陶芸体験もできますが、オススメは30分~1時間ほどで手軽に楽しめる「鹿人形色付け体験」(税込1,800円~)。
中野さんが作った真っ白な鹿型の素焼きの陶器に、自分の好きな色やデザインを絵付けしていく体験です。

牡鹿、雌鹿の2種類あり、今回は夫婦鹿(めおとじか)として2種類とも色付けすることに。
色付けは、11色のアクリル絵の具で行います。
▲平筆や面相筆など数種類の筆が用意されています。必要な絵の具をパレットにのせて色付けしていきましょう

まずは鹿の色を決めて塗っていきます。
▲私は定番の茶色をチョイスしましたが、何色でもOKです。青色や黄色を塗るお客さんもいらっしゃるとか

全体を塗り終えたら、ドライヤーで表面を乾かしていきます。
▲絵の具が手に付かないくらい乾いたらOK

次に、背に「鹿の子(かのこ)」模様を描いていきます。
▲黒い線をすっと引いて、白色で鹿の子模様をのせていきます
▲しっぽはハート形にするとアクセントに。とってもキュート!

色使いや絵柄に迷ったら、中野さんに相談しながら塗っていくとかわいく仕上がりますよ!
▲気さくな中野則子さん。初めての人でもすぐに打ち解けられますよ

しっぽの後は、牡鹿の角を金色で入れます。筆の先が少しかすれるようにシュッと入れるとかっこよくなります!
そして、顔の表情が決まってしまう重要な目と鼻をかわいく描き入れ、耳を好きな色で描き入れます。私は茶色に映える鮮やかなブルーを入れました。
足に当たる部分(白く残している部分)はそのままでもいいし、色を塗ってもOK。
私は見本を参考に、赤や緑色などを使って、ランダムな水玉模様に。
▲水玉模様を入れるとグンとかわいさがアップ

乾かしたら、完成です!
▲かわいらしい夫婦鹿ができました!部屋に飾りたくなりますね

陶芸体験の場合は、焼き上がってから商品を発送してくれるのですが、色付け体験はその日に持って帰れるのも魅力。旅の記念にピッタリです。

珍しいご当地うどんやスイーツも評判です

体験の後は、カフェスペース「カフェハルヒノ」でランチを。
▲畳敷きでほっとするカフェスペース

こちらで味わえるランチは、「春日餺飥(かすがはくたく)うどん」。
「餺飥」とは、7~9世紀に唐(中国)から伝わったうどんのルーツで、平安時代には春日大社で作られ、天皇行幸の折に振舞われていたことが文献に残っています。それを元に現代風にアレンジしたのが「春日餺飥うどん」です。
▲「春日餺飥うどん」野菜天ぷら付き1,000円(税込)。この日の天ぷらはサラダニンジン、万願寺唐辛子、サツマイモ、シイタケ、インゲンの5種盛。黒豆も添えられています

熱々のうどんを、あったかいつゆにつけていただきます。
きしめんの2倍はありそうな幅広平麺で、もっちりとした食感と、つるつるっと味わえるのど越しの良さが魅力。
特製のつゆは昆布とカツオからとったダシに、地元奈良産の醤油やみりんで作ったかえしを入れたもの。たっぷりつけてうどんに染み込ませて食べるとおいしい!
▲うどんは、そうめん発祥の地・三輪で製造されたもの

手作りのスイーツも見逃せません!そのおいしさから、カフェ使いだけするお客さんも多いのだそう。
なかでも人気ナンバーワンは、あんみつ。
一から手作りする白寒天と大和産抹茶入りの抹茶寒天、手作り白玉、奈良県宇陀市産の小豆をコトコト炊いて作った自家製餡、季節のフルーツ、バニラアイスがたっぷりと盛られています。
▲「あんみつ」750円(税込)。黒みつでいただきます

シフォンケーキもあり、季節によってショコラシフォンや抹茶シフォンなどが登場。
12~5月は日本一の糖度ともいわれている、あま~い奈良産のイチゴ「古都華(ことか)」を生地に練り込んだイチゴシフォンが味わえます。
▲イチゴのつぶつぶ感が残る濃厚な「イチゴシフォン」400円と、奈良産の大和茶の抹茶を100%使用した「抹茶ラテ」640円(いずれも税込)
鹿人形の色付け体験は、他ではできない最高の奈良旅の思い出になること間違いなし!奈良公園周辺の観光コースの一つに、ぜひ加えてみてください。
白崎友美

白崎友美

奈良の編集制作会社EditZ(エディッツ)の編集者。大阪、京都で雑誌や通販カタログなどの制作を行い、現在は居住する奈良県に軸足を置き、奈良の観光関連のガイドブックやホームページなどを制作。自社媒体の季刊誌『ならめがね』にて、「ユルい・まったり・懐かしい」奈良の魅力を発信している。

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