全国のお悩み別ご利益スポット10選 悩んでいるなら神頼み!

2017.03.09

いつの世も人に悩みはつきもの。他人から見れば小さなことでも、自分自身にとっては切実な問題ということもありますよね。そんな時に強い味方となり、パワースポットとして頼りになるのが、神社仏閣。今回は全国にあるご利益スポットをお悩み別にご紹介します。

1.舞妓さんも訪れる美徳成就の神社。
「美御前社」(京都)

いつまでも美しくありたいと願うのは、女性にとって永遠のテーマ。そんな「美」に関するご利益があるのが、京都祇園・八坂神社の中にある美御前社(うつくしごぜんしゃ)です。

美人なことで有名な「市杵島比売神(いちきしまひめのみこと)」、「多岐理比売神(たぎりびめのみこと)」、「多岐津比売神(たぎつひめのみこと)」の三女神が祀られており、美しくありたいと願う女性達はもちろん、祇園の舞妓・芸妓さんも多く訪れ、心身ともに美しくなる美徳成就を祈願しているのだとか。
▲心身ともに美しくなるご利益があると言われている「美容水」

また、理容・美容関係者などが技術の向上や事業発展の祈願に訪れることでも有名で、社殿前には、「美容水」と言われる神水が湧き出ており、2、3滴を肌につけることで、肌の健康や、心から美しくなるご利益があるとして人気です。

美徳成就を祈願したお守り「美守」や、絵馬などもあり、美のパワースポットとなっています。女性だけでなく、美意識の高い男性にもおすすめです。

2.イボで悩む人必見!
「田戸神社」(愛知県)

イボがなかなかとれない、気になるという人におすすめなのが、愛知県にある田戸神社。本殿内に敷き詰められた丸い石でイボ取りを祈願し、持ち帰って患部を擦るとイボが取れるといわれている神社です。願い通りイボがとれた際には、石を増やして返すしきたりになっているのだとか。
▲本殿内の様子。ここに敷き詰められた石でイボを擦ると、イボが落ちると言われています

もともとは万病のご利益がある神社だそうですが、イボ取りのご利益が先行して広がり、イボの神様として親しまれているそうです。

またこちらの神社では、10月中旬に行われるカラスの鳴き声に由来した「かあかまつり」という珍しい祭りがとり行われることでも有名。6歳から15歳までの「からす」と呼ばれる男の子達が参道に座り、参拝客たちが作った白餅を少しずつ受け取るという伝統的なお祭りだそうです。地元の方々に愛される田戸神社、ぜひ一度訪れてみたいですね。

3.睡眠の悩みを抱えた方に!安眠を祈願する
「日根神社」(大阪府)

なかなか眠れない、寝ても疲れがとれない、と睡眠に関する悩みを持っている方は多いはず。睡眠は健康な生活を送るには欠かせない要素なので、なんとかしたいと思う方もいるのでは?

そんな方におすすめなのが、枕の神様として知られる日根神社です。大阪府泉佐野市にあるこの神社には、「鵜葦草葦不合命(うがやふきあへずのみこと)」と「玉依毘売命(たまよりひめのみこと)」の夫婦の神様が祀られおり、もともとは縁結びや安産祈願のご利益があったそうですが、祈願のため枕を奉納していたことから、「枕=睡眠」となり、全国でも珍しい、安眠にご利益がある神社として知られるようになりました。
▲安眠や安産祈願の「枕御守」

また、珍しい形のお守りが多いのも日根神社の特徴です。枕の形をした安眠お守りや、まくらの図柄が入り寝室に貼ることができる守護札、安眠の祈願をした枕カバーや、枕カバーの形をした絵馬もあり、バラエティーに富んでいます。
▲5月に行われる「まくら祭り」。掲げる枕幟(まくらのぼり)には色とりどりの飾り枕が付けられている

5月4、5日にとり行われる「まくら祭り」は、5mほどもある竹の竿に色とりどりの飾り枕を付けた枕幟を背負い、村々を巡行するという珍しいお祭りです。睡眠という日々の営みだけでなく、縁結び、子授け、安産という人生の節目を力強く支えてくれる日根神社。ぜひ訪れてみてください。

4.髪の悩みがある方に!髪にご利益のある
「御髪神社」(京都)

美しい髪の毛に憧れる、薄毛の悩み…老若男女を問わず、髪の悩みを抱える人の強い味方が、京都にある御髪(みかみ)神社。その名の通り、髪にご利益のある神社です。

日本で初めて髪結いを仕事にした「藤原采女亮政之(ふじわらうねめのすけまさゆき)が祀られており、訪れる人は薄毛改善や髪の健康を祈願するそう。また、理容・美容関係者で、髪の毛にかかわる技術の向上を願って訪れる人も多いのだとか。

御髪神社で一番髪にご利益があるとされている参拝方法は「献髪」。参拝者が持参した自分の髪の毛4~5本を献髪袋に入れ、神前にお供えしてお参りする方法です。御髪神社では、髪は人間の体の一番上に位置し、人間を守ってくれる神様とされており、その髪に感謝しお供えすることで、ご利益があるとされています。
▲献髪が献納される髪塚

献髪された髪の毛は髪塚に献納され、毎年御大祭日には、髪の毛への感謝の意をこめて業祖感謝祭と髪供養が行われます。
髪の毛に対して今はまだそこまで悩んでいないけれど、将来的に少し心配、という方は、このパワースポットをぜひ訪れてみてください。

5.ママたちの強い味方!お乳のお寺
「間々観音」(愛知県)

新米ママたちが抱えるの悩みの一つが授乳。なかなかおっぱいをあげられず、子育てに自信がもてない方もいるのでは?そんなママたちがぜひ訪れてみたいのが、愛知県にある間々(まま)観音。本尊の千手観音像には授乳の願いに御利益があるとされていて、お乳のお寺として知られています。
▲日本中からママたちが訪れる

境内には手水、線香立て、絵馬などありとあらゆるものが乳房の形をしていたり、人が通るとセンサーで乳房から水が流れ出る慈乳観音像があったりと、かなり個性的。授乳の悩みのみならず、安産や、乳房の健康を願って訪れる人も多いのだとか。ちなみに間々観音は、尾張三十三観音24番札所としても有名です。
▲乳房が描かれたお守り

かなりインパクトがあるお寺ですが、訪れる女性達が後を絶たないことから、切実な悩みに寄り添ってきたお寺だということがうかがえます。育児で悩むことも多いですが、子供にとってはママの笑顔が一番。一人で抱え込まず、仏様の力を借りて少しリラックスできるといいですね。

6. ご利益は歯痛鎮静に歯業成就!?
「歯神社」(大阪府)

歯の痛みというのは、なかなか辛いもの。そんな歯痛にご利益がある神社が、大阪府梅田のキタにあります。綱敷天神社(つなしきてんじんしゃ)の末社の、その名も歯神社(はじんじゃ)です。

こちらに祀られている歯神大神という神様ですが、その由来をたどっていくと、もともとはこの地域にあったお稲荷さんの御神体である巨石でした。後に起きた淀川の氾濫を、歯止めしたことから「歯止めの神さま」として慕われるようになり、歯止めの語呂が転じて「歯痛止め」、「歯の神さま」として知られるようになったそうです。

本殿手前にご神体の巨石のかけらと言われる「なで石」が置かれており、そちらをなでて歯の痛いところをさすると痛みが和らぐとか。
▲本殿手前に置かれた「なで石」。歯痛を鎮めてくれるとか

毎年6月4日から全国的に歯の衛生週間が始まりますが、こちらの歯神社でも例大祭が行われます。その名も「歯神祭」(通称「歯ブラシ感謝祭」)。一年間の歯の健康を祈願する神事の後、古くなった歯ブラシを神様にお返しし、新しい歯ブラシを頂く歯ブラシ授与の行事があるそうです。
▲6月4日に行われる、歯神祭

歯の状態というのは、見た目の印象を決める大事なポイントでもありますよね。歯神社で健康な歯を祈願して、いつまでも若々しくありたいものです。

7.トイレの悩みの強い味方
「明徳寺」(静岡県)

年齢を重ねていくごとに増えていくのが、トイレの悩み。また歳をとっても、下の世話をかけたくないと切実に願う人も多いのではないでしょうか。そんな時に訪れたいのが、静岡県伊豆市にある明徳寺。東司(トイレ)の守護神である烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)を祀るお寺です。
▲明徳寺に祀られる烏枢沙摩明王

烏枢沙摩明王は炎の力で不浄を清浄する力を持つ仏様で、トイレの悩みや下半身の病気、下の世話にならないようになるというご利益があるそうです。こちらの祈願方法は、「おまたぎ」。寺の中の通常のトイレの横にもう一つトイレがあり、その中にご神体が祀られています。このトイレをまたぎ、お祈りすることでご利益があるのだとか。その他にも自然木でできた男女のご神体をなでる「おさすり」という祈願方法もあるそうです。
▲おさすり、おまたぎという明徳寺独特の祈願方法

毎年8月29日に行われる「東司まつり」は伊豆三大奇祭の一つとされ、多くの人が訪れます。こちらの仏様は不浄を浄化してくれる仏様ですので、トイレに限らず、自分の心を浄化するご利益もあるそう。

8. 腰痛にご利益がある「腰痛封じの石」が話題に!
「愛染堂勝鬘院」(大阪府)

次にご紹介するのは、大阪にある愛染堂勝鬘院(しょうまんいん)の中にある腰痛封じの石。その名の通り、腰痛にご利益がある石です。手相占いで有名な島田秀平さんが腰痛のパワースポットとしてテレビで紹介したことから、全国的に知られるようになったのだとか。

この腰痛封じの石の使い方は、背筋を伸ばし、石に深く座ります。背もたれの突起に背骨のツボを当てながら呼吸を、10回繰り返します。これで腰痛封じにご利益があるそうです。なお、愛染堂勝鬘院は、愛染明王がまつられており、「縁結びの愛染さん」と、親しまれているそうです。
▲腰痛封じの石。腰痛に悩む人が数多く訪れる

こちらの寺院では、大阪三大夏祭りの一つである、愛染まつり(例年6月30日~7月2日)も有名。メインイベントは宝恵かご(江戸の年号「宝永(ほうえい)」に由来した、一人乗りのかご)のパレードで、愛染娘と呼ばれる浴衣姿の美しい女性たちが宝恵かごでかつがれ、パレードを行う大規模なイベントです。こちらもあわせて楽しみたいですね。

9.これから一旗あげたい方に、遅咲きのご利益を。
「光泉寺」(群馬県)

全国でも珍しい「遅咲き如来」がまつられているのが、群馬県草津温泉にある草津山・光泉寺です。こちらの本尊は「釈迦如来」。その由来は、江戸の医師、外嶋玄賀宗静(としまげんがむねしず)が奈良・東大寺の復興に尽力したことから、大仏の江戸再興にその生涯をかけた僧である公慶上人が釈迦如来を送ったのだそうです。
▲「遅咲き如来」こと釈迦如来

玄賀はそれを安置する場所として光泉寺と釈迦堂を建立したのだとか。しかしこの話は長い間伝説とされてきたそうで、調査によってそれが裏付けられたのが平成17(2005)年のことと、制作されてから約300年の時を経て日の目を見ることになったことから、「遅咲き如来」として有名になりました。今までの人生であまり花を咲かせられなかったなぁ…という方や、大器晩成を狙う方におすすめのご利益です。

10.「けつぴたし」と叫んで痔を治す!?
「國神神社」(栃木県)

デスクワーカーの職業病ともいえる痔。なかなか治らず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、痔にご利益があるとされている「國神神社」。

普段は無人のこちらの神社ですが、7月中旬に行われる痔の予防・治癒を願う例大祭、「じかたまじない」には多くの人が集まるそうです。この「じかたまじない」には独特の作法があり、奇祭としても有名です。

まず、「尻洗いの石」に水を2回かけます。それから石にお尻を向けて合掌し、「けつぴたし」と唱えながら、お尻を石へ上下にすりつけるような動作を、3回繰り返します。最後に石へ向きなおって一礼し儀式は終了です。
▲「けつぴたし」と唱えながら、尻洗いの石にお尻をこすりつけるような動作をするけつぴたしの儀式

歴史も深く、盛況なお祭りでしたが、神社の世代交代などがうまくいかず一度はなくなってしまったそうです。それが平成24(2012)年に氏子たちの手で、新たな形で復活させたのだとか。地元の方たちに愛される「じかたまじない」、お尻のお悩みがある方は一度試してみると良いかも。
いかがでしたか。様々なご利益を持つ神様がいることに驚かれた方も多いのではないでしょうか?神社でお願いするときは、「〇〇にしてください」とお願いするのはもちろん、「〇〇な自分になりたいので、お力添えください」と宣言するのも効果的なんだとか。そして自分でも願いをかなえられるように実践したり努力したりすることで、神様のお力添えが働きやすくなるそうです。日々の生活を楽しくおくることができるよう、ご利益スポットを訪れてみてはいかがでしょうか。

※本文内のご利益については、科学的根拠に基づいたものではありませんのでご了承ください。

【写真提供・取材協力】
八坂神社
田戸神社
日根神社
御髪神社
間々観音
綱敷天神社
明徳寺
愛染堂勝鬘院
光泉寺
茂木町役場

構成:エフェクト
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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