初心者でもOK!白馬村で、華麗にスノーモービルデビュー

2017.02.21 更新

長野県北西部に位置する白馬村は、信州が誇るスノーリゾート。極上のパウダースノーに魅かれ、国内外から観光客が殺到している人気のエリアです。今回は、数あるウィンタースポーツの中でも“初心者でも最高に楽しめる!”と評判のスノーモービルツアーに参加してきました。

▲今回参加した「白馬ライオンアドベンチャー」スノーモービルツアーの様子

ウエア、ブーツ、手袋、ゴーグル……必要な装備はすべてレンタルが可能!

信州在住でありながら、雪が大の苦手である筆者。最後にスキー場に出かけたのは……かれこれ15年以上も前という、ウィンタースポーツとはまるで無縁の人間ですが、そんな私でも楽しめると聞いて、思い切って行ってきました!スノーモービル体験!
▲さらさらのパウダースノーが魅力の白馬エリア

訪れたのは、年間を通してさまざまな体験アクティビティを主催している「白馬ライオンアドベンチャー」。12月中旬から3月までのシーズン中は、毎日スノーモービルツアーを開催しています。

ツアーは2種類。お試し感覚で楽しめる「30分ツアー」(1人乗り大人・子ども税込9,000円)もありますが、今回は、スノーモービルの楽しさを堪能できる60分の「ドライビング&ミニツアー」(1人乗り大人・子ども税込12,000円、2人乗り大人税込18,000円、2人乗り子ども税込14,000円)に参加することにしました。
▲今回のツアーで運転した1人乗り用のスノーモービル。自動車免許は不要で、1人乗り用は13歳から、2人乗り用は6歳から乗車できる

早速メールで予約をしてみたものの、何を隠そう、ウエアどころか手袋もゴーグルも……何ひとつ持っていない私。手ぶらでもツアーに参加できるか問い合わせてみると、「すべてレンタルできますよ」とのお返事がありました。
「ライオンアドベンチャー」の系列ショップでウエアなどを借りられるので、レンタル希望者は予約時に伝えておきましょう。
▲レンタルショップ「レインボーレンタル」。飲食店や宿泊施設、温泉などが立ち並ぶ「みそら野・エコーランド」内にある

いよいよツアー当日!まずはレンタルショップに直接向かいます。
一般的なショップではウエアやブーツのレンタル料にそれぞれ数千円はかかってしまいますが、こちらでは、「ライオンアドベンチャー」のスノーモービルツアー参加者に限り、ウエア上下とスノーボードブーツが各税込500円、手袋とゴーグルにいたってはなんと無料でレンタルができちゃうんです!!
▲子ども用から大人用まで、上下ウエアが各サイズそろう。好きなデザインのものをセレクトしよう
▲足元の装備はスノーボードブーツでOK!

ちなみに、自前で用意する場合は、スキーやスノーボード用ウエアがあればベストですが、「撥水性があって風を通さない素材のアウターやパンツであれば大丈夫」とのこと。足元はスノーボードブーツが理想ですが、スキーブーツやハイカットのトレッキングシューズでも参加できます。インナーにはTシャツ、フリース程度で十分だそうですよ。

初心者歓迎!外国人にも大人気のスノーモービルツアー

装備が整ったところで、JR白馬駅前近くにある集合場所「Lion Cafe」へ。こちらのカフェに「ライオンアドベンチャー」の事務所が併設されているので、体験開始時間の30分前には到着し、受付手続きを済ませておきましょう。村内の宿泊施設に泊まっている場合は直接宿まで迎えにきてくれるそうなので、予約の時に伝えておくと便利です。
▲「Lion Cafe」から車で10分ほどの体験会場までは車で送迎してもらえる
▲スノーモービル会場は、スキー場「HAKUBA47」の近く

この日の参加者は、私とカメラマン、そして同じツアーに申し込みをしていた2名のオーストラリア人女性の計4名。聞けば、ツアー参加者の約9割が外国の方なのだとか。さすが海外でも人気の白馬エリア!
▲会場にずらりと並んだスノーモービル。思っていた以上に車体が大きい!
▲スタッフの瀧本祐太郎さん(手前)と荒居悠さん(奥)。先頭と最後尾にスタッフがつく2名体制でツアーの安全を守ってくれる

まずはスノーモービルの基本操作のレクチャーから。英語対応可能なスタッフが外国人客にひととおりの説明をした後、日本語でも丁寧に説明をしてくれました。
▲熱心に説明を聞く参加者たち
▲車体と体をつなぐコード。万が一転倒した時にスノーモービルが暴走しないよう、コードが外れるとエンジンが止まる仕組みになっている
▲スノーモービルのアクセルはレバータイプ。右レバーがアクセル、左レバーがブレーキにあたります
▲キーをまわすとエンジンがかかる。すごい重低音!!

5分程度で、あっという間にレクチャーは終了!
「えええっ?もう出発ですか!?」

木々の間を潜り抜けて走る、スリル満点の60分!

▲いよいよ出発!いってきます!!

基本操作のレクチャーを終えたら、まずは広場をぐるりと練習走行。
勢いよく走り出していくオーストラリア人のお姉さんたちに続いて、「さあ、私も!」と右レバーを握ってみたものの……なんとこれが全然進んでいかない!改めてレバーをぎゅーっと強く握ると、ようやくよろよろと動き出しました。颯爽と走り出すイメージだったのに、なにこれ!のっけから不安が頭をよぎります……。
▲エンジンをかけるところまではよかったものの……まったく進まずに四苦八苦!

スノーモービルって、どっしり安定しているイメージだったのですが、轍(わだち)にハマると想像以上にハンドルを取られます。車体が重いのでハンドルを切ってもなかなか曲がりきれず、車体操作に四苦八苦。気付けば、お姉さんたちははるか前方に……。
▲おっかなびっくり、のろのろ運転

広場で練習走行を終えた後は、いよいよ大自然の中へ!
「今日はアップダウンの少ない初心者向けのコースを行きましょう」と荒居さんに説明されていたのですが、実際に走ってみると、時には雪の壁が間近に迫ったり、時には木の枝をくぐったり、時には急な坂を駆け下りたりと、想像以上にスリル満点!
▲林の中に設定された専用コースを駆け抜ける。激しいアップダウンはほとんどないものの、カーブの続く山道や木々の間を潜り抜けながら走るのでスリルがある

コースや走行距離はその日の天候や参加者のレベルに合わせて変わるそうで、上級者のツアーともなると、山の上の方まで行くのだとか。
折り返し地点の休憩ポイントまで、基本的にノンストップで走り続けます。
▲走行中に見えた雪景色。足跡ひとつないまっさらな雪原が眼下に広がる

コースも中盤に差し掛かったところで、ようやく少し感覚がつかめてきました。「体重移動がポイント」という荒居さんのアドバイスどおり、車体と一体となって体の重心をずらすとうまく進めます。スピードに乗って急な坂を下りると、お尻がふわっと浮いて、まるで空を飛んでいるような気分!風を切って走る感覚は爽快の一言です。

「スノーモービルって最高~!」と調子にのっていたら、轍にハンドルを取られて一気にスピードダウン……。危ない、危ない。油断は禁物!

記念撮影もOK!思い思いに過ごせるフリータイム

▲遅れをとりながらも、折り返し地点の雪原にようやく到着

広い雪原ではフリー走行を楽しんだり、記念撮影をしたりと、思い思いの時間を過ごすことができます。
▲颯爽とフリー走行を楽しむオーストラリア人のお姉さん。この日が初ライドと聞いてびっくり!
▲スタッフの瀧本さんによる華麗なバンク走行。お見事!
▲ポーズをきめて、車体と一緒に記念撮影をする人も多いそう

と、ここで「2人乗り用のモービルにも試乗してみますか?」と荒居さん。ご厚意に甘えて乗せてもらうことにしました。
▲2人乗り用のスノーモービル。後部座席の両側にはつかまる部分がついている

「行きますよ~」という荒居さんの声と共に一気に加速!
「キャ~!」
あまりの速さに、お尻がふわりふわりと浮きっぱなし。すごいスピード!すごい爽快感!
「キャ~~~ッ!!」

時速100km近いスピードも出せるというスノーモービル。「今の走行でどれぐらいの速さですか?80kmぐらい?」と尋ねるも、「今ので時速40kmぐらいですかね」とアンビリーバボーなご返答。
「え?じゃあ、私が今まで走っていたスピードって……」
「うーん……10kmちょっとくらいですかねぇ」
ガガーン!風を切って颯爽と走っているつもりが、まさか自転車並みのスピードだったとは……(赤面)。
▲「白馬の雪は最高ね!」とツアー終了後に感想を聞かせてくれたお姉さん。白馬の雪質は、まさに世界トップクラス!

10分ほどフリータイムを過ごした後は、走ってきたコースを戻ってゴール地点へ。60分のツアーが楽しく終了しました!
「ああ、気持ちよかった~!」

参加者のレベルに合わせて楽しくツアーを進めてくれる「ライオンアドベンチャー」のスノーモービル体験。私のようにどんくさい超初心者でもバッチリ楽しめるので、怖がらずに参加してみてください。参加人数やコースによっては、自走だけでなく今回のようにプロの走行を体感させてもらうこともできるかもしれません!

なお、「ライオンアドベンチャー」では、志賀高原でも同様のスノーモービルツアーを行っているので、旅の行先に合わせて参加会場が選べますよ。
(写真・阿部宣彦)
松井さおり

松井さおり

出版社勤務を経て、フリーランスのライター&編集者に。雑誌や書籍を中心に、主に、食・旅・くらしなどにまつわる記事を執筆している。現在は、東京から長野県長野市に拠点を移し、県内外を奔走する日々。(編集/株式会社くらしさ)

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