熊本生まれの希少な「紅あやね」も!熊本市内で完熟イチゴ狩り

2017.03.07

熊本市の中心街から車で約25分の好立地に、イチゴ狩り体験を楽しめる観光農園「吉次園(きちじえん)」があります。こだわりの農法で作られた希少品種のイチゴを、もっとも完熟した状態で摘めると人気の農園です。子ども連れでも楽しめる、イチゴ狩り体験の魅力をレポートします。

これが本当の「完熟」の甘さ!希少品種のイチゴを食べ放題

熊本市街地から車で約25分の場所にある観光農園「吉次園」。熊本市内で、年間通していろんな果物狩りを楽しめるスポットです。中でも、12月~5月中旬まで楽しめるイチゴ狩りは、農園の面積2,400坪と熊本県内最大級の規模を誇ります。しかも、イチゴの品質もすごいという噂…!期待に胸が高まります。
▲駐車場も広く、アクセスのしやすさも人気です

早速、イチゴ農園を訪れます。まずは受付で「食べ放題(50分間)」(中学生以上1,200円~1,700円、小学生以下800円~1,300円、2歳以下1人無料・2人目より、1人300円  ※すべて税込)か「持ち帰り(量り売り)」(100g160円~260円税込)のどちらかを選びます。今回は「食べ放題」をチョイス!もちろん摘み取った分は別途量り売りで購入することもできます。

「吉次園」のイチゴ園では、「紅あやね」「さちのか」「ほのか」「ゆめのか」「よつぼし」と5つの品種のイチゴが育てられています。どの品種のイチゴを摘めるかは、その日のイチゴの生育状態次第。もっとも完熟したイチゴが多いハウスへと案内してもらいます(時期によっては複数品種の食べ比べができる場合も)。どの品種も、それぞれ魅力のある逸品ぞろいです。
▲広~いイチゴ農園。ハウス内なので、雨の日でも楽しめます

今回は、「紅あやね」のハウスに案内してもらいました。中に入ると摘み取られるのを待つ完熟イチゴがズラリと実っています。一般のスーパーなどで売られているイチゴは、販売期間を確保するため、完熟前に摘み取られているものがほとんど。しかしここでは「本当の完熟の味」を楽しめるのです。子どもも大人もテンションUP!
▲どのイチゴもしっかり熟していて、目移りしてしまいます!

「紅あやね」は熊本生まれの品種ですが、栽培の難しさから県内でも生産者が少ない希少なイチゴです。その一番の特徴は、強~い甘み。中には糖度20度を超すものもあるとか!こまめな温度や水分、養分管理を行い、1株当たりのイチゴの数を制限することで、甘く美味しい、上質な「紅あやね」を育てているのです。
▲飴を塗ったかのようなツヤツヤ感も「紅あやね」の特徴。宝石のような美しさ!

「吉次園」では「紅あやね」をはじめ全てのイチゴ栽培において、開花期以降は一切の化学農薬を使っていないのだそう。害虫は一匹ずつ手で駆除し、微生物などを使って防虫するなど、手間暇を惜しまず愛情かけて栽培しています。なので、農園で子どもが手で摘んでも、そのまま洗わずに食べちゃっても安心・安全なんです。

というわけで、早速イチゴ狩りスタート!
▲地面から離した高い位置で栽培する「高設栽培」ではなく、根が土にしっかり張って育つ、昔ながらの「土耕栽培」も当園のこだわり

大ぶりの実が特徴の「紅あやね」。ついつい大きなものばかり採ってしまいそうですが、甘さと大きさは比例しないそう。
「完熟度の高いイチゴをしっかりと見極めて摘むのが、甘いイチゴ選びのポイントです」と教えてくれたのは、「吉次園」のイチゴ担当・前田大全(たいぜん)さん。大きさはお好みのものを選びましょう!
▲なり口(ヘタの下の部分)にヒビが入っているのが、完熟の証です!

イチゴを優しく握って、茎の部分をくるっと折るのが摘み方のポイント。慣れてきたら子どもの手でも簡単に摘めます。収穫が進みます…!
▲「リンゴみたいに大きい…」子どもの手から溢れるほどの大きさ!
▲「ふたまた!」。店舗には流通しない個性的な形に出会えるのも、イチゴ狩りの魅力。味は変わらず美味しいです

さあ、せっかくの食べ放題。甘いイチゴをその場でいただきます!イチゴ畑に包まれて食べる味わいは、またひとしお。そして、「甘~い!」。蜜をかけたかのような甘さ、驚きです。これが本当の完熟の味!
▲しっかり熟したイチゴは、子どもの舌にも優しい甘さ。パクパクと食べちゃいます
▲一口では食べられない大きなイチゴも、初体験! 

50分間で甘いイチゴをお腹いっぱい堪能。そして、自宅で楽しむために持ち帰り用のイチゴもゲットしました。出口での量り売りで購入できます。
▲家へのお土産もゲットしました~。ママが持つ大きなパックにギッシリ詰めて、800gほどの量に

さて、イチゴ狩りにはしゃいで疲れたら、園に隣接しているハウス内の休憩スペースへ。靴を脱いでゆっくりくつろげる空間です。購入したイチゴをここで味わったり、お弁当の持ち込みもOKなので、嬉しい限り!
▲広いハウスの空間でゆっくり休憩できます
▲ちょっとした遊具もあるので、子どもも退屈しません
▲記念写真もパチリ!家族での楽しいお出かけになりました

なお、時期やいちごの生育状況によっては、食べ放題をお休みして持ち帰りのみの営業になる日もあります。事前にご確認を!

農園カフェで味わう、こだわりの旬フルーツ&ソフトクリーム

いちご園から歩いて1分の場所にあるのが、「吉次園」が営む「KICHIJIEN cafe」。「吉次園」でその日に収穫した旬の果物を使ったスイーツやドリンクメニューを楽しめるカフェです。
▲県道沿いのカワイイ看板が目印。こちらも駐車場は広々!

お目当ては、こちらの名物であるソフトクリーム。季節によって果物のトッピングが変わります。もちろん、イチゴの時期は「紅あやね」の生イチゴソフトクリーム!
▲「生いちごソフトクリーム」(税込430円)。12~5月限定メニューです

完熟イチゴ2個と、自家製のイチゴソースをトッピング。ソフトクリームは阿蘇のジャージー牛乳を使用。そしてワッフルコーンまで1枚1枚店内で手焼きするこだわり!イチゴのフレッシュな甘さと、ジャージー牛乳のコク深いミルク感の組み合わせ、たまりません…!
▲カフェ内には、その日の朝に摘んだばかりの果物が並んでいます。スイーツメニューもいっぱい!

ほかにもカフェでは、イチゴを丸ごと凍らせて削り、練乳と混ぜていただく「けずりいちご」(税込500円・3月~10月限定)や、スムージーなど、果物の恵みをたっぷり楽しめるスイーツがいっぱい。カフェ目当てに立ち寄るお客さんも多いそうです。
▲フローズンのイチゴを、特製練乳で混ぜながらいただく「けずりいちご」(写真提供:吉次園)

また、カフェの隣にはフルーツ直売店もあり、その日に収穫した果物を購入することもできます。イチゴ狩りで摘んだイチゴとは違う品種を楽しみたい場合は、こちらで購入するのもオススメ。
▲「紅あやね」などの上質なイチゴは、ギフトにも喜ばれます。もちろん洗わず食べられます!
▲園内で採れる果物の加工品も人気。左から「りんごジュース」(1,150円)、「トマトジュース」(980円)、「みかんジュース」(980円)、「紅あやねジャム」(630円)※すべて税込

夏から秋にかけてはぶどう・みかん・梨・りんご・柿狩りも楽しめる「吉次園」。どれも手間暇かかったこだわりの味わいばかりです。子どもの食育も兼ねて、熊本市内で楽しい果物狩りを体験しましょう!
中川千代美

中川千代美

長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。(編集/株式会社くらしさ)

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