ふくろう天国!沖縄「ふくろうの楽園」はSNS映え抜群のもふもふ癒しスポットだった

2017.04.22 更新

沖縄を代表する繁華街・国際通りからわずか徒歩3分。2016年7月にオープンした「ふくろうの楽園」は、人気急上昇中のふくろうと触れ合える国内最大級のテーマパークです。猛禽類(もうきんるい)という言葉からは想像もできないほどのキュートなルックスと、もふもふの手触りに萌えてしまうこと間違いなし♪思わず写真を撮って友達に自慢したくなるような、SNS映えバッチリの観光スポットをご紹介します。

雨の日でも安心!土産店や飲食店が集まるアーケード街にオープン

国際通りは土産店や雑貨店、飲食店が立ち並ぶ沖縄県最大の観光地。今回ご紹介する「ふくろうの楽園」はこの国際通りから一本入ったアーケード街にあります。屋根で覆われているので雨の日でも濡れる心配なく、快適にお買い物や観光が楽しめます。
▲国際通りからアーケード街の「市場本通り」に入る

ちなみに、ゆいレール(沖縄都市モノレール)を利用して国際通りへ訪れる場合、降車駅は3つあるのでご注意を。牧志(まきし)駅、美栄橋(みえばし)駅、県庁前駅のいずれかで降りることになりますが、「ふくろうの楽園」までは美栄橋駅が最も近くて便利です。

国際通りのほぼ中央に位置するむつみ橋交差点より、市場本通りへと進みましょう!
▲昭和にタイムスリップしたような感覚。ここで働くおばぁやにぃにぃとの会話も楽しい

市場本通りは観光客向けの土産店や雑貨店に加え、地元の人々が利用する八百屋や乾物屋、衣料品店などが軒を連ねます。ガイドブックでも有名な那覇市第一牧志公設市場もこの通り沿いにあり、観光客や地元客が入り混じる雑多でチャンプルー(ごちゃまぜの意)な雰囲気が魅力的。

アーケード街をブラブラしながら「ふくろうの楽園」へ!

▲施設前では気さくなスタッフさんとふくろうがお出迎え

国際通りから入り、市場本通りを散策しながら進むこと3分ほど。目的地である「ふくろうの楽園」に到着しました。建物の入口付近では無料のふくろう撮影会が頻繁に行われているのですぐに見つけることができます。

昔懐かしのアーケード街に突如として現れたふくろう。その組み合わせに違和感を覚えるのか「本物ですか!?」と興味津々で尋ねる人も少なくありません。そういう筆者自身も笑顔を見せつつ、「よくできたおもちゃであるまいか」と内心疑ってしまったほど。
▲壁面に飾られたベストショットは写真撮影の参考にもなりそう!

施設は階段を上って2階へ。壁面には可愛らしいふくろうたちの写真が飾られています。常連さんの中には「推しメン」ならぬ「推しふくろう」がおり、その子に会うためだけに何度も通う熱烈なファンもいるのだとか。

ゲートの先には何羽のふくろうが待っている?

▲受付前にはふくろうグッズの販売コーナーと無料の休憩スペースを完備

施設内に入るとグリーンをあしらったゲートが出現。2016年7月のオープン以降少しずつ手を加えながら、誰もがほっとできる癒しの空間を目指しているそうです。オーナー自らDIYグッズを駆使し、次々と新たなディスプレイや装飾を施すそうで、出勤してきたスタッフまでもが施設内の変貌ぶりに驚くこともしばしば。
▲「ふくろうの楽園」オーナーの鈴木あゆみさん

そんなエネルギーあふれるオーナーさんがこの方。ふくろうの愛好家であり、ご自宅でも数羽のふくろうたちと暮らす鈴木あゆみさんです。

いつでも会えるわけではありませんが、今回は偶然にもお会いすることができました。こちらを開業したのは土地の魅力と幾つものご縁が重なったからとのこと。早速、ふくろうの待つパーク内へと案内していただきました。
▲ルールやマナーを守って探検しよう

始めに受付で入館料を支払い、ふくろうとのスキンシップについてレクチャーを受けます。料金は2種類あり、10:00~21:00の間に時間無制限でふくろうと触れ合える「ふれあいコース」が大人880円(税込)、「ふれあいコース」に手乗せ体験の付いたコースが大人1,200円(税込)。

ちなみに、「ふくろうの楽園」ではスタッフを「キャスト」、来場者を「探検家」と呼んでいます。キャストの皆さんは全員サファリルックでお出迎えしてくれるため、一気にその世界観へと惹き込まれますよ。

扉を開けるとそこはジャングル!神秘の森へ出発!

▲目を凝らしてよく見ると森の中にふくろうの姿が……

注意事項をしっかり学んだら「行ってらっしゃ~い!」という声に背中を押されて、いよいよ探検の始まりです!扉を開けると、そこはまるでジャングルのよう!落ち着いた明るさの照明に鳥のさえずり、木々の清々しい香りが胸いっぱいに広がります。
▲まるで置物のようにじっとしているふくろう

その日の体調やコンディションにもよりますが、森の中には常時10羽以上のふくろうがスタンバイしています。ふくろう専門のテーマパークとしては沖縄県内初であることはもちろん、世界中を探してもこれだけの数のふくろうがいる規模の施設はとても珍しいそうです。小型の「コキンメフクロウ」から大型の「カラフトフクロウ」まで、また映画「ハリーポッター」で一躍有名になった「シロフクロウ」など、幅広いふくろうに出合えます。
▲間近で観察すると目を細めたりウィンクをしたり、さまざまな表情を見せてくれる

ここでの過ごし方は人それぞれですが、まずはそのキュートなルックスを観察してみましょう。ふくろうは一日の大半をじっと過ごすため、知らずに通ったら木の枝か置物と間違えてしまいそうなくらい動きません。とても静かな動物なので大きな声を出したり、驚かせたりすることはNG。パーク内では自由に写真撮影を楽しめますが、フラッシュの光が苦手なのでフラッシュが発光しないようにあらかじめ設定しておくと安心です。
▲本物?偽物?この距離からはほとんど見分けがつきません……

その他の注意点としては、本物に紛れて置物のふくろうも何羽か用意されていることでしょうか。気付かずに撮影をしていると「それ、置物ですよ……」と、優しく教えてくれるキャストさんの対応に赤面……。遊び心たっぷりな仕掛けも含めて、ふくろう尽くしの空間を満喫してくださいね。

つぶらな瞳にうっとり♪時間を忘れる可愛らしさ

個体ごとに眺めるだけでなく、複数のふくろうを一緒に鑑賞できるのもここならではの楽しみ。一羽でも十分可愛らしいのですが、こんなに集まるとさらにその魅力が倍増します。
▲全員でこちらを見たかと思えば……
▲あちらに気になるものがあるらしく……
▲おしゃべりをしているように話かける仕草も

もふもふの毛並みとつぶらな瞳、こちらをじーっと見詰めてくる視線に萌え♪鋭い爪やくちばしといったハードな部分とのギャップもまたずるいんです。

知れば知るほど面白いふくろうの生態系

猫とも犬とも違った独自のオーラを持つふくろうですが、その特徴や生態系を知ることでより一層楽しむことができます。

例えば擬態化について。「森の忍者」とも呼ばれるふくろうは外敵から身を守るために周囲の環境に合わせて体の色や形を変化させます。
普段はこんな感じで丸くふっくらしている「モリフクロウ」が……
危険を察知するとこんなにスリムに……

並べてみるとまるでダイエット商品の使用前・使用後。もちろん、正真正銘の同一人物です。無事に危険が過ぎ去ったあとはカムフラージュ作戦を解除。ものの数分も経たずに元の体型へと戻りました。
▲左右どちらも同じアフリカオオコノハズク

同じ種類のふくろうでもそれぞれの性格は千差万別。相手を威嚇する際にはこんな感じに変身して自分を大きく見せる武闘派もいれば、先ほどのように木の枝を装ってダンマリを決め込むタイプもいます。そういったところは私たち人間と変わらないのかもしれませんね。

生息地や種類によって面白いトリビアがあるので、キャストの皆さんに色々と質問してみるのもオススメです。
▲メガネをかけたような模様が特徴の、その名も「メガネフクロウ」のメガネちゃん

もふもふの手触りに酔いしれる!

さて、見て学んだあとは触れ合いタイム!パーク内のふくろう達は「触れ合い役」と「手乗り役」に分かれています。触れ合い役のふくろうには自由に触れることができますので、もふもふの手触りを堪能しましょう!指の背を使って頭の上を優しく撫でてあげると……。
「もっと撫でて、もっと撫でて」と気持ち良さそうに頭を下げていきます。もう、この可愛さ最高!物言わずただひたすら甘えてくる姿に何物にも代えがたい幸福を感じます。
▲ハリーポッターの映画でおなじみの「シロフクロウ」のハクちゃん

許可をいただき、常連探検家の方に写真撮影をさせていただきました。何とも言えないふくろうの笑顔。ここは天国なのでしょうか?いえいえ、現実世界にある「ふくろうの楽園」です!まるで純粋無垢な赤ん坊のような笑顔に、誰もがメロメロになること間違いなし!
▲耳の後ろあたりを優しく撫でられるのが気持ちいいらしい

ちなみにふくろうの首は骨の数が多く、とっても繊細。強く触るとふくろうが怪我をしてしまう可能性もありますのでやさしく撫でるように触れましょう!

鈴木さんにふくろうが喜ぶツボを教えて貰うと、耳の後ろ側をコチョコチョと優しく撫でることなんだとか。訪れた際にはぜひ試してみてくださいね。あの可愛らしい表情はずっと見ていられます。

手乗せ体験を楽しもう!

ここまでは冒頭でご紹介した通り、「ふれあいコース」で楽しめる内容。時間制限もなく、これだけでも十分ふくろうの魅力に触れることができますが、せっかくなので今回は手乗せ体験もお願いしてみました。
▲小型のふくろうの体重はわずか100gほど。あまりの軽さに驚きます

手乗せ体験の際には専用のグローブを着用します。このグローブは鷹匠が使用しているものと同じでしっかりとした厚みのある生地です。もちろん、グローブのレンタルも料金に含まれています。

「手乗り役」のふくろうの中から、好みの子をチョイスすると、キャストの皆さんが丁寧にふくろうをグローブの上までエスコートしてくれます。コキンメフクロウのチョコンと乗っかった姿がまた愛らしい!緊張で力みっぱなしのヒヨッコ探検家にも慈愛のまなざしを向けてくれる優しさにズキュン!
▲カメラ目線もバッチリ決めてくれるのでSNS対策も万全

小さく軽いこのふくろうですら、がっしりとグローブを掴む爪に本来の力強さを感じます。とはいえ突然暴れ出したり、襲い掛かったりすることはないのでご心配なく。ここで暮らすふくろうたちは生まれた時から人間と触れ合ってきているのでとにかく人懐っこい!間近でカメラを向けてもしっかりと受け止めてくれます。
▲手乗せ体験はチェンジもOK!小型のふくろうから大型のふくろうまでスタンバイ

この手乗せ体験は、手乗せの回数や時間の制限が設けられておらず、別のふくろうの手乗せもOKです。ふくろうはデリケートな生き物のため、ふくろうを疲れさせない程度に楽しみましょうね。
▲デビューしたばかりのカラフトフクロウと鈴木さんのツーショット

テーマパーク内には、こんなおおきなふくろうもいます。せっかくなので鈴木さんとのツーショットも撮影させて頂きました。インスタなどでもなかなかお目にしない画像が完成!ふくろうとの深い信頼関係を垣間見たような気がします。

体験終了後はふくろうグッズもチェック!

▲人気急上昇中のふくろうグッズで福を呼び込む!

体験終了後は、出口付近のふくろうグッズもチェックしてみましょう。巷ではふくろう人気が高く、これだけのグッズを取り揃えるのも一苦労なんだとか。国内では手に入らないものは海外から取り寄せるなど、日々努力しているそうですよ。しかも、入手したそばからすぐに売れていくため、気に入った物があればその場でゲットしておきましょう!
▲小物入れやパスケースも兼ねる「ふくろうのポーチ(税別1,480円)」

キャストさんにオススメを伺うと、「ふくろうのポーチ」という返答が。このポーチ、実は裏側がパスケースになっており、交通カードや電子マネーの使用にも便利!周囲の視線を独り占めできそうです。

その他、ぬいぐるみや時計など、さまざまなグッズが揃っていますので是非お買い物も楽しんで下さいね。但し、商品ラインナップは常に変化していきますのでご了承を!
▲まるで何かの会話でもしているかのような姿

「今後はふくろうだけでなく、チンチラやフクロモモンガなどと触れ合える「小動物エリア(別料金)」も登場予定です。照明をぐっと落としたナイトツアーや、もふもふの感触を思う存分楽しめる体験会といった特別なイベントも企画しているので、公式LINEなども是非チェックしてみてください」(鈴木さん)
▲新たに登場予定のチンチラ。ふくろうに負けず劣らずの愛らしさ

春夏秋冬、天候を問わず楽しめる沖縄の新たなアクティビティがまた一つ誕生しています。思わず頬が緩んでしまう、夢のもふもふ感触を体験してみませんか?
阿久津彩子

阿久津彩子

WORD WORKS OKINAWA 運営&ライター。本島南部、中部と住む場所を変えながら、各地で出会ったヒト、モノ、コトを発信。がちまやぁ(沖縄で食いしん坊の意味)ぶりを発揮し、最近ではグルメ取材が多め。春のトマトと夏のマンゴー、島野菜全般に目がない。次は北部へ引っ越してシークヮーサー狩りを満喫したい。

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