岡山はパクチー天国!マイルドな「岡山パクチー」で絶品グルメ三昧!

2017.03.27

パクチーブームが続く影響で、国産パクチーも増えています。中でも岡山発のブランドパクチー「岡山パクチー」は、味がマイルドで食べやすいと高評価。今回はそんなパクチー天国で、いろんなパクチーグルメを堪能しました!

▲フレッシュなパクチーがたっぷり味わえるのが産地ならでは(撮影:アジアン食堂 アチェチェ)

「パクチー」はセリ科で、中国語で「香菜(シャンツァイ)」、英語だと「コリアンダー」と呼ばれており、長らく、アジア・エスニック料理の脇役でした。しかし、ここ最近、パクチー料理専門店も出現し、パクチー愛好家を意味する「パクチスト」(「パクチニスト」と表現することも)なる言葉も生まれるほど、全国的にブームが起きています。

その背景には、現地に行ってパクチーを使う本場タイ料理の美味しさを知ったり、ビタミンなど栄養が豊富で健康志向から火が付いたりと、いろんな理由が挙げられますが、食べやすくフレッシュな国産パクチーが増えたことも理由の一つ。2016年には、世相を反映したグルメを決める「今年の一皿」(ぐるなび総研主催)に「パクチー料理」が選ばれたことで、さらにパクチー熱が高まっています!
▲葉っぱが小さく、マイルドな味わいの「岡山パクチー」

ここ岡山では2000(平成12)年ごろからパクチー栽培が始まりました。独特の香りが苦手な人でも食べやすい味を求め、種探しや土地改良、栽培方法など、文字通りゼロから栽培に取り組んできました。

岡山市北区の一部地域で生産されるパクチーは「岡山パクチー」とブランド化。葉っぱが小さく香りが控えめ。スイーツに使えるほど、糖度が高いのも特徴です。今や、国内生産量もトップクラスで、東京や大阪など都市圏を中心に引っ張りだこ。品薄状態が続いているとか。そんな希少な「岡山パクチー」を産地の利で、思いっきり食べ尽くしてきました!

王道・タイ料理でこんもりパクチー鍋!「アジアン食堂 アチェチェ」

パクチーといえば、タイ料理に欠かせない食材。まずは王道で味わうべく、JR岡山駅から徒歩5分の「アジアン食堂 アチェチェ」へ。
▲ビビッドカラーに彩られたカラフルな外観が目印

アチェチェは「パクチー詣で」をする人にとってマストスポット。彼らが目指すひと皿があるんです。それが「パクチー鍋」。なんでも、トッピングするパクチーの量が山盛りらしい。どんな料理かこの目で確かめたい!と、訪れました。
▲これで2人前(2017年3月時点で、1人前・税込1,380円。価格変更の可能性あり)。要予約で2人前からオーダー可能

鍋のスープは、丸鶏からじっくりエキスを出した「チキンスープ」か、このチキンスープをベースにエビ殻の出汁を加えたタイ料理の定番「トムヤムクンスープ」の2種類から選べます。本場風にとトムヤムクンスープをチョイス!

今さら白状すると、筆者、あの強烈な香りに衝撃を受けてから20年間、パクチーを避けてきまして…。
目の前の“パクチー山”に絶句していると、
「追パクもできるので遠慮なく言ってくださいね」と店主の中峠(なかとうげ)さん。追パクとは、パクチーを追加すること。おいパクと言ったり、ついパクと言ったりするそうです。

だ、大丈夫かワタシ…。
▲前オーナーが亡くなり、自身の店を畳んで後を継いだ中峠さん。本場タイで勉強するなど責任感と情熱に溢れる人だ

「岡山のパクチーはマイルドで食べやすいですよ」という中峠さんの言葉を信じて、パクチーからパクリ。
▲鍋ふちがグツグツしてきたら食べ頃

い、いける!
20年前に味わったパクチーより、かなりマイルドで優しい!そして甘みもある!岡山パクチー、アローーイ(タイ語で「おいしい」の意)!

鶏やエビなど素材の味を引き出したスープは滋味深く、酸味、旨み、甘みがいいバランス。鍋に彩りを添える金時人参、シイタケ、白菜などの野菜も新鮮な地場産を使っているため、歯ごたえも旨みも太鼓判です。

そして、鍋の魅力はなんといっても、具材の旨みが最大限に溶け込んだスープを生かす「締め」の存在。アチェチェの締めは「雑炊ごはん」か「ライス麺」(ともに1人前・税込300円)か、でリクエスト。「タイ米って実はとっても美味しい」(中峠さん)らしく、「雑炊ごはん」をセレクトしました♪雑炊の上にはたっぷりのチーズがトッピングされ、リゾット風に。
▲バーナーでチーズを焼き付けてくれるひと手間も嬉しい。もちろんパクチーもトッピング

煮詰まったスープ、タイ米・具材の旨み、香ばしいチーズ…などなど、旨みのレイヤー具合がハンパない!この味を求めてまた訪れたくなる、病みつき感満載の締めでした。アットホームなお店の居心地も二重丸。女子旅のランチ&ディナーにオススメです!

地場産食材をフル活用。岡山尽くしの「cooking of art Ikiya」

タイ料理にパクチーが合うのは言わずもがな。次は王道以外の味わいをご紹介します。目指したのが、アチェチェからJR岡山駅をはさんで徒歩20分ほどの「岡山料理専門店 cooking of art Ikiya」。

マッシュルームや牡蠣、黄ニラ、ママカリなど、岡山県特産の食材はもちろん、調味料もできるだけ地場ものにこだわり、「岡山尽くし」を堪能できるお店です。この店では岡山パクチーの創作料理が味わえますよ。
▲ディナーのみの営業だけれど、朝から仕込み始める店主の小川さん

小川さんに岡山パクチーの人気についてリサーチしたところ、「最近、パクチーのリクエストがすごく増えていますよ」とのこと。やはり、産地にもキテます、パクチーブーム。

まずはパクチーを使った料理のうち、一番人気を出していただきました。それがこちら、パクチー入りのクリームチーズ。
▲「岡山パクチーのクリームチーズ」(税込480円)。パクチーは湯通ししたものと生を半分ずつ混ぜているそう

癖のあるブルーチーズも入っているそうですが、パクチーの味が加わると癖が消えてしまうマジック!!癖はぶつかるとコクに転嫁するみたい(笑)。パクチーが苦手な人でも、これはきっと食べられます。

次に、パクチーが一気に主役となる「岡山パクチーと桃太郎トマトのサラダ」(税込750円)。ワカメやトマトなどと一緒に、からし、ゴマ油、ポン酢などで和風味に調理。洋の食材と思い込んでいたパクチー、和にも合うんです!
▲ゴマ油との相性も良く、パクチーが他の食材となじんでいる

和食に合う証明をもう一つ、それがこの軍艦巻き。なんと、パクチーが寿司ネタになりました!
▲「岡山パクチーのにぎり」(一貫200円)

甘めの酢飯と海苔と、たまり醤油を絡めたパクチーが、口の中で三位一体。これは組み合わせの妙ですね。ぜひオーダーしてほしい逸品です。

小川さんは、岡山パクチーを栽培する生産者の思いを知り、おいしく食べられるパクチー料理を考案。「食材を扱いながら、生産者の顔が浮かぶ」という小川さんの料理だからこそ、ひと皿ひと皿が素材の味を上手に引き出すアイデアに溢れていました。

お好み焼き×パクチーの相性がすばらしい!「お好み焼き もり」

地場産を扱うお店にハズレなし。次に目指すのは、地元食材への愛に溢れたお好み焼き店です。JR岡山駅の反対側に戻りますよ。冒頭にお伺いしたアチェチェのほど近くです。ここに来れば、時間がない人でも、岡山各地のご当地グルメを食べられますよ。
▲黄色のひさしが目印
「岡山居酒屋風お好み焼き もり」の岡山パクチーを使った名物料理は、関西風お好み焼きとのコラボです。素焼きのパクチーを生地の中にイン!名付けて、「岡山パクオコ(R)」(税込890円)。
▲半分はソース、もう半分は柚子ポン酢でいただきます

元々、このメニューには地元特産品「黄ニラ」を使ったお好み焼き「ニラオコ」があり、岡山パクチーも合うのでは?と試してみたら、これが大正解!ハーブの一種であるパクチーが、お好み焼きをさっぱり上品に仕立てる薬味になっています。

岡山パクチーの甘みと上品な香りがすっかりお好み焼きになじんで、もはやパクチー無しのお好み焼きは物足りない!と思わせる究極の逸品。山芋たっぷりの生地もフワフワで箸が止まらない!

このひと皿、じつは先日、東京在住の友人と一緒に食べたばかり。パクチストの彼女は岡山パクチーの美味しさと、相性バツグンのお好み焼きに大満足でしたよ。
▲いつも気分のいい掛け声をする店主の光森さん

「これも食べてみて」と、光森さんが差し出してくれたのがコレ!「パクチーって根っこも美味しいんですよ」。パクチーの根っこ!?メニューには載っていない、初耳料理にワクワク♪
▲「パクチー根から揚げ」(時価)

ヒゲもしゃもしゃだけれど、なぜか食欲そそるビジュアル!
パクチーの根っこに薄く衣をはって、油で揚げたシンプルな料理。柔らかくねっとりした根菜の食感に、パクチー特有の甘みが。噛んでいるうちに、パクチーの香りが鼻の奥にふんわり通り抜けます。パクチーの根っこ、恐ろしく美味。ぜひお試しあれ!
▲アルコールが飲める方には、岡山パクチー×モヒートで「岡パクヒート(R)」(税込580円)もオススメ。サッパリ&香り豊かでクセになる!

生産者と二人三脚で岡山パクチーを盛り上げる光森さん。「生産者がこだわり抜いて作った岡山パクチーを美味しく食べてもらって、生産者の方に貢献したい」。その心意気が詰まった数々の料理が味わえます。

蒜山ジャージー牛乳と岡山パクチーの地場産コラボ!「メルカート・セントラレ」

最後に岡山パクチーを使ったスイーツもご紹介します。フルコースで味わって!

岡山中心部から車で20分ほどのジェラート店「メルカート・セントラレ岡山中央卸売市場本店」。中央卸売市場内にあるこのお店に、パクチストのためのとっておきスイーツがあるんです。
▲庶民的な空間に、おしゃれな外観が目立つ「メルカート・セントラレ」。訳して「中央市場」

それが、パクチーを使ったアイスバー。濃厚な蒜山(ひるぜん)ジャージー牛乳を使ったミルクジェラートをベースに、火を通したパクチーをペースト状にしてミックス。パクチーの濃度を「paku(パク)」で表現し、1パクから5パクまで5段階。
▲デザインもおしゃれで友だちと食べ比べしても楽しそう!(1本・税込430円)

せっかくなので、最高濃度の「5パク」に挑戦しました。脂肪分たっぷりのミルクのコクに、ほんのり上品な香りと主張しすぎない岡山パクチーの風味がマッチ。乳製品とパクチーの相性は間違いないですね!パクチストなら、「10パク」のアイスバー実現も求めたくなるかも。
「産地ならでは」が詰まったパクチーグルメ、いかがでしたか?いろんな料理と組み合わせ可能な優秀な岡山パクチー。食べたくなったアナタはすでに「パクチスト」の仲間入り!ぜひ産地で味わい尽くして、岡山パクチーにはまってくださいね。
ココホレジャパン

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