愛媛のご当地グルメ・じゃこ天を子供と一緒に手作り体験!

2017.04.30 更新

「じゃこ天」は地魚をすり身にして成型し、油で揚げた愛媛県のご当地グルメ。県民にとって食卓によくあがる馴染み深い一品です。愛媛県八幡浜市にある創業100余年を誇る「谷本蒲鉾店」では、隣接された製造体験工場「できるん」で手作り体験と工場見学ができるということで、親子で参加してきました!

▲常温でも温めて食べてもおいしい

JR八幡浜駅やフェリー乗り場も近い!アクセス抜群の場所

谷本蒲鉾店の敷地内にあるじゃこ天・ちくわ製造体験工場「できるん」は、松山ICから車で約1時間、八幡浜フェリー乗り場から車で約5分、JR八幡浜駅からは徒歩約1分。県内からはもちろん、県外からの旅行者にも立ち寄りやすい場所にあります。
▲店舗(左)と体験工場「できるん」(右)

谷本蒲鉾店のじゃこ天蒲鉾は、愛媛県の伝統的特産品に指定されており、大正5(1916)年の創業以来職人技で一枚ずつ丁寧に作りあげられた伝統の味。今回は店舗に隣接している体験工場「できるん」を訪れました!

ワクワク気分で工場へ。じゃこ天作りと工場見学体験開始!

じゃこ天作りは10:00~15:00の間3回実施され、一度に10~40名までの体験・見学が可能です。体験料金は大人が1,080円(税込)、子どもは864円(税込)で、じゃこ天2枚と竹付ちくわ1本を作ることができます(今回はじゃこ天をメインに紹介します)。
工場見学は体験と同じ場所から「揚げ」の工程を見ることができ、無料です。体験は1週間前までの事前予約が必要なので、早めに連絡しておきましょう。今回は体験しながら同時に見学もしましたが、見学のみの申し込みも可能です。
▲まずは設置されている液体石鹸できれいに手を洗います

工場に入る前に準備された帽子とマスクを着用し、入念な手洗いを行いました。
▲靴底の泥やゴミをローラーで落とします

「こんなのはじめてー!」と少しずつテンションも上がっている様子。
▲スタッフから道具の使い方や原料の詳細についての説明を聞きます

準備万端!衛生管理が整っている工場内に入ると、体験を始める前に工場のスタッフがじゃこ天の原料について説明してくれます。
じゃこ天の名前の由来は「雑魚(ざこ)」。雑魚が訛り、「じゃこ天」という名前になったそうです。
谷本蒲鉾店ではホタルジャコ(別名ハランボ)やヒメジといった小魚が主な原料となっています。子どもは聞いたことのない魚の名前に真剣に聞き入っていました!初めての体験はワクワクしながら、ちょっと緊張の面持ち。
▲小魚のカルシウムがふんだんに入っています

じゃこ天はすでに練りあがったものが用意されています。
▲手に水をつけながら成型していきます

長方形にくり抜かれた板にすり身を入れ、表面が平らになるように手で押さえつけます。
▲柔らかいすり身をぐっと手で押さえます

最初は「できるかな?」なんて心配していましたが、うまく“できるん”です!

体験の醍醐味!揚げたてを味わえる

▲スタッフが揚げている様子を見られます

いよいよ……待ちに待った仕上げの「揚げ」の工程です!じゃこ天を揚げているところをガラス越しに見学。じゃこ天作り体験をしている室内には製造ラインを見学できる窓があり、そこから中の作業を覗ける仕組みになっています。自分の作ったじゃこ天が流れていく様子を見学できます。
▲スタッフが油に投入すると、じゃこ天が機械の奥へ流れていきます

油の中に投入されたと思ったら……
▲販売用は空気を抜くために揚げた後にプレスします

わずか3~4分でできあがりました。「早いね!いい匂い!」と、期待に胸が膨らみます。谷本蒲鉾店のじゃこ天は菜種油で揚げられ、香りの良さが特徴なので食欲をそそられ思わず唾を飲み込みます。
▲できたてアツアツです

自分で成型したじゃこ天の揚げたてを、食べやすく1つずつ袋に入れて渡してくれます。
▲自分で作ったじゃこ天に食らいつく!

「熱い!あっ……魚の味が濃い」と、小魚の旨みと風味が凝縮された味に感嘆の声。こんなに魚の味がするんだと、ちょっと感動しました。少しだけジャリっとした小骨の食感が楽しめます。
普段食卓で食べる時は、冷蔵庫から出し一度焼いたものを食べることが多く外側が少しパリっとしていますが、揚げたては想像していたより柔らかく食べやすいです。
じゃこ天はカルシウムが豊富に含まれているので、栄養食品として伸び盛りの子どもにも最適ですね。

ちなみに、ちくわの作業はこんな感じです。
▲竹にすり身を巻きつけ成型

下ごしらえや味付けをされたすり身を用意された竹に巻きつけた後、手を水で濡らして「図工の時間みたい!」なんて話しながら形を整えます。
▲竹をくるくる回しながら、まんべんなく焼き色をつけます

焼き上がりまでの時間は期待でワクワク。「こっちのキレイな方が私のやつ!」「違う、お母さんの方がキレイな方よ」と競っていましたが、どっちもきれいにできました!
ちくわの焼き時間は約5分。焼き上げる際にちくわが少しずつ膨らんでいきます。大きな針のようなもので「これは空気を抜いているんですよ」と説明を聞き、ちくわは焼く工程で膨らむことを初めて知りました。
▲焼きたてちくわをガブっと実食

常温になると少ししぼんで、こんがりとキレイな色に仕上がりました!竹付のちくわを食べるのは初めての体験。「すごい!弾力がある!」。ちくわは普段輪切りなどにカットされたものを食べることが多いですが、丸ごと堪能できて贅沢な経験でした。

じゃこ天作りの後は楽しくビデオ鑑賞とお土産選び

手作り体験を終えると、工場見学プランの最後に行われるビデオ鑑賞です。
▲ビデオは10分程度。2階の別室でイスに座って食べながら観られます

じゃこ天、ちくわ、蒲鉾、そして谷本蒲鉾店の歴史などをまとめたビデオを鑑賞しながら、できあがったじゃこ天とちくわを食べることもできます。ビデオを楽しく観ながらじゃこ天の作り方を復習しましたよ。

最後に、「楽しかったね。ほかのやつも食べてみたい」という子どものリクエストにより、店舗でお家用とお土産を選びます。じゃこ天は長期間の保存も可能でお土産、贈答用としても人気があります。
▲常温、冷凍の商品共に充実
▲電子レンジで温めるだけの「じゃこカツライスバーガー」(1個518円・税込)「これにしようよ」と手に取ったのは冷凍の「じゃこカツライスバーガー」

じゃこカツは体験で作ったじゃこ天のすり身にニンジンやタマネギなどを入れ、パン粉をつけて揚げたコロッケのようなもの。そのじゃこカツを焼きおにぎりで挟んだじゃこカツライスバーガーは、モンドセレクション受賞の人気商品です。
▲じゃこ天、ちくわのほかにも品数は多数

じゃこ天のほかにも冷凍太刀魚巻(4本入り4,352円・税込)や、蒲鉾・じゃこ天の詰め合わせセットなど、バラエティ豊かな品揃え。古くからの定番商品や現代風にアレンジされた商品を見て、練り物の歴史を感じました。

工場で手作りした揚げたてのじゃこ天は小魚の旨味を堪能することができ、普段食べ慣れたものとはひと味違うじゃこ天を食べることができました。やはり自分で作った揚げたては格別ですね!学べて体験できる「できるん」、是非家族や友人と足を運んでみて下さい。
Sasuke

Sasuke

広島県出身。松山市在住。フリーライター。農業、グルメ、旅などの記事を執筆。趣味はスキー、テニス。好きな旅先は冬のモンゴル。

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