幻のチーズケーキを食べに、雲の上のレストランへ

2017.04.12

高知県西部の山間にある小さなまち・檮原町(ゆすはらちょう)。このまちで人気の「雲の上のホテル」には、一度食べると忘れられなくなると噂のチーズケーキがあります。一日に24ホールしか作っていないため、売切れてしまうこともありますが、その美味しさに魅了され、遠方から足を運ぶ人も多いんだそうです。今回は、ドライブがてらそんな幻のチーズケーキを食べに行ってきました。

建築家・隈研吾氏が設計した「雲の上のホテル」

雲の上の町と呼ばれている檮原町。町の北部には標高1,455mにもなる雄大な四国カルストがあり、気象条件が整えば眼下に雲海も望むことができる、まさに雲の上の町です。
今回の目的地「雲の上のホテル」は町の中心地近くにありますが、四国カルストとの距離は車で約45分。ドライブがてら立ち寄るのにもうってつけです。

“和の大家”とも称される建築家・隈研吾(くまけんご)氏によって設計された「雲の上のホテル」は、飛行機の尾翼をイメージした外観や棚田をイメージした半円形の池が印象的です。ホテルでの宿泊はもちろん、食事や温泉、プールやギャラリーも楽しむことができます。
▲雲の上のホテル。温泉・プール施設はホテルの隣にあります

ホテルの1階にあるレストランでは、高知県産の自然牧場で育てられた牛肉料理や、四万十川源流で獲れた川魚料理などが頂けます。このレストランでお目当てのチーズケーキが頂けますよ。
▲大自然に囲まれた開放的で明るいレストラン

何度も食べたくなる、幻のチーズケーキ!

口コミやSNS、ブログなどからその美味しさが広まり、メディアなどでも数多く取り上げられている「雲の上のホテル」のチーズケーキ。数量限定の販売のため、休日などは早い時間に売切れてしまうこともあることから、いつしか幻のチーズケーキと呼ばれるようになったそうです。
▲チーズケーキ 単品(486円・税込)/ドリンクセット(864円・税込)

そのチーズケーキをオーダーすると、フルーツが盛られたお皿に、カットされたチーズケーキが2カットも!食べる前から幸せな気分になってしまいます。これが幻のチーズケーキ!大自然を眺めながら早速頂くことに。
▲まるでチーズそのものを食べているかのような濃厚な味わい

ひと口でも十分に感じられる、チーズの存在感と、滑らかな舌触りに思わずウットリ…。表面はサクふわ、中はしっとりと焼き上げられており、食べた瞬間に広がるチーズの香りとコクのある味わいに、フォークを持つ手が止まらなくなります。

これまで食べたチーズケーキの中でも1,2を争うほど濃厚なのに、軽い口当たりと程よい甘さで、チーズの美味しさをじっくり楽しめるケーキでした。

美味しいチーズケーキの秘密

舌もお腹も大満足したところで、この美味しさの秘密をチーズケーキ担当のシェフ、中越美結さんに伺ってみました。
「雲の上のホテル」のチーズケーキは、「ここでしか味わえない特別なものを作りたい」という思いから考案されたため、味わいが変わらないように、代々レシピを受け継いできたシェフが作っています。そのため、1日で24ホールしか作れないんだそうです。
▲現在チーズケーキを作っている中越さん

使用する材料は、なんとクリームチーズ、卵、バター、砂糖のたった4つだけ。生クリームや保存料などは一切使用していないそうです。中でも卵は、檮原町の大自然の中、放し飼いで育てられているニワトリの卵「かよたまご」をはじめ、厳選した檮原町産の卵のみを使用しているんだそうです。

中越さん曰く、チーズケーキの美味しさの決め手となるのは、この4つの材料の相性と、生地に卵を入れるまでの混ぜ時間なんだそう。季節や温度によって変わるバターの硬さに合わせて混ぜ時間を変えることで、常に同じ味わいを作り出しているんだそうです。
▲生地の具合を見ながら、絶妙のタイミングで卵を少しずつ加える
▲焼き上がったチーズケーキからは美味しそうなチーズの香りが…

わざわざ足を運ぶ価値アリの濃厚チーズケーキ。ホテルのレストランで頂けば、ちょっぴりリッチなひとときが過ごせますよ。

「雲の上のホテル」には癒やしがいっぱい!

チーズケーキを食べた後は、ホテル併設のギャラリー「雲の上のギャラリー」を満喫するのもオススメ。外観・内装共に、檮原町産の杉の木をふんだんに使用したギャラリーでは、作家さん手作りのアクセサリーや小物、絵画など、様々な展示が行われています。展示が無い日でも中に入ることができますよ。
▲雲の上のギャラリー

ギャラリー奥の左側には謎の扉があり、扉の向こうには、ほかの宿泊施設とは別に設けられたロイヤルルームの扉があるんです。
▲特別感を感じられるロイヤルルーム

ロイヤルルームの寝室からは、大自然が望めます。2階にはキッチンもあり!次に訪れた時は、宿泊したいものです
▲ギャラリーから伸びる特徴的なデザインの廊下。奥に見えるのが温泉です

ホテルの隣に建つ温泉施設「雲の上の温泉」には、内風呂・露天風呂・ジェットバス・ジャグジー・サウナなどがあり、日帰り温泉も楽しめます。地熱利用の室内プール「雲の上のプール」もあるので、ファミリーにもオススメ!
▲日帰りの入浴料は大人500円、小学生以下300円。※全て税込

また、「雲の上の温泉」内のお土産売り場と、先に紹介したレストランでは、ホールのチーズケーキを販売しているので、お土産にもぜひ。もちろん数量限定ですので、お早目に。
▲ホールチーズケーキ(1,512円・税込)

ドライブがてらチーズケーキを食べに行っても、ゆっくり宿泊してティータイムに味わうのもオススメ。ぜひ足を運んでみて下さい。
畔元志保

畔元志保

高知県生まれ、高知県育ち、高知県が大好きな高知県民。高知県のタウン誌「ほっとこうち」の編集部勤務を経て、フリーライターになり、横長の高知県を西へ東へ駆け巡っている。高知県の大自然と、可杯・箸拳・菊の花を愛するお酒好き!

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