【2018年版】星野リゾート トマムに冬限定の氷の街「アイスヴィレッジ」が出現

2018.01.02 更新

北海道の中でも積雪量が多く、気温が低いことで知られる占冠(しむかっぷ)村。ここにある「星野リゾート トマム」に、冬の最も寒い時期にだけ出現するのが「アイスヴィレッジ」です。ホテルや教会、バーをはじめ、氷のストリートには9つの氷のドームが建ち並び、その中にはカフェやアトリエ、ギャラリーなどがあります。なんと、それらすべてが氷でできているんです。今シーズン新たに誕生した新施設「ホタルストリート」にも足を運んでみて!

▲(画像提供:星野リゾート トマム)

北海道のど真ん中、広大な敷地のスノーリゾート

新千歳空港からバスで約2時間。北海道の中央部・占冠村に「星野リゾート トマム」はあります。
「星野リゾート トマム」は、東京ドーム213個分もの敷地に、29ものコースを持つスキー場、2つのホテル「ザ・タワー」と「リゾナーレトマム」、大浴場や屋内プールまである滞在型リゾート施設。スキーシーズン中には国内外から多くの観光客が訪れます。

その敷地内に「アイスヴィレッジ」が誕生したのは1998(平成10)年。以来毎年、少しずつ進化しながら、トマムの冬の名物として注目を集めているのです。入場料は、「ザ・タワー」「リゾナーレトマム」の宿泊客であれば無料、宿泊客でなくても500円(税込)で楽しむことができます。

夜はマイナス20度!極寒の地ならではの氷の街

「アイスヴィレッジ」は、12月10日~3月中旬までの毎日17:00からオープンします(天候により営業期間が変更になる場合あり)。この時期トマムでは、夜になると気温がマイナス20度くらいになるということで、「スキーウエアを着て行かれたほうがいいですよ」というホテルの方からのアドバイスにより、ウエアをレンタルして出かけました。

「アイスヴィレッジ」はホテル「ザ・タワー」から徒歩10分ほどの場所にあります。ライトに照らされた雪の小道を歩いて向かうのは、ちょっとした冒険気分。

途中の小高い丘から見下ろすと……眼下に氷の街が!ここは展望台になっていて、「アイスヴィレッジ」全体を眺めてから、街の中へと入っていくというしかけ。よりいっそうワクワク感を高めてくれる粋な演出です。
▲あたたかな照明に照らされて、夜の森の中に浮かび上がる「アイスヴィレッジ」(画像提供:星野リゾート トマム)

展望台の端には、氷の滑り台が設置されていて、滑り台を滑って街の中へ入っていくこともできます。この滑り台、かなりスピーディーなため、子どもよりもむしろ大人の方が楽しんでいました。外国からの観光客にも大人気!ちなみに私はスピードが苦手なため、今回は遠慮しました(笑)。
▲小さなお子さんは大人と一緒に(画像提供:星野リゾート トマム)

テーブルも椅子もすべて氷でできたスイーツカフェ

さて、「アイスヴィレッジ」内には、カフェからギャラリーまでさまざまなショップがあります。そこで、まずは氷のストリートにある「氷のスイーツカフェ」へ。
▲お店に入ってびっくり!テーブルと椅子まですべて氷(画像提供:星野リゾート トマム)

こちらでは、雪や氷をモチーフにしたスイーツをいただくことができます。ドリンクと一緒にどうぞ。
▲氷菓糖とも呼ばれ、シャリッとした氷のような食感が楽しめる琥珀糖(500円・税込)や、雪の結晶を描いたクッキー(500円・税込)を販売(画像提供:星野リゾート トマム)

また、ここでぜひトライしたいのが、氷点下の寒さを生かした「ホワイトショコラアイスバー」作り(500円・税込)。アイスバーを温かいホワイトチョコレートに付け、そこから出した瞬間に外気温の寒さで固まります。寒い中で食べる冷たいスイーツも、なかなかいいものですよ。
▲ホワイトチョコレートの中から出すと、一瞬にして固まる(画像提供:星野リゾート トマム)

氷のスイーツカフェの近くにはファイアープレイスがあり、そこでマシュマロを焼いていただくこともできます。
▲長い串に刺さったマシュマロはかなり大きめで食べ応えあり(500円・税込)

キャンプなどでおなじみの焼きマシュマロ。実は上手に焼くためには、コツが必要です。あまり火に近づけ過ぎず、ゆっくり焼くとうまく焼けるよう。
火の周りに集まった人同士でおしゃべりしながら、和気あいあいとマシュマロを焼くのが楽しい!この日もファイアープレイスの周りには、大人から子どもまで多くの人が集まっていました。
▲上手に焼いて、程よい焼き色を付けましょう

親子で楽しめるアイスリンクや氷の迷路も

お腹が満足したので、今度はアイスリンクへ。スケート靴をレンタル(有料)し、チャレンジしてみましょう。アイススケートなんて、子どもの時にやって以来何十年かぶり。
▲スケート靴は子ども用の16cmから大人用の29cmまである(大人1,000円、小学生500円、未就学児無料・すべて税込、時間制限なし)(写真提供:星野リゾート トマム)

昔は滑れたから行けるかも…と、気軽にリンクに下りてみましたが、急には滑れないものですね。立つのがやっとでした(笑)。リンクには、スイスイと上手に滑る小さいお子さんもいれば、ファミリーでワイワイと手をつないで滑っている方もいて、みんな楽しそう!

今シーズンから登場した新しいアクティビティ「氷の迷路」も、ぜひ親子で楽しみたいですね。花で彩られた美しい氷の迷路。親子でワクワクしながら進みましょう。

私も氷のアーティスト!氷を削ってグラス作り

さて次に、雪国ならではの手作り体験ができると聞き訪れたのは「雪氷のアトリエ」。こちらでは、「氷のグラス作り」と「雪の結晶のキーホルダー作り」(いずれも1,500円・税込)が体験できます。
▲店内にはグラスの見本もあるので、参考にしながらチャレンジ!(画像提供:星野リゾート トマム)

今回は、「氷のグラス作り」を体験。真ん中に飲み物を注ぐ空間がくり抜いてある四角い氷の塊を手渡され、この周りに、小さなのみを使って模様を彫っていきます。角を落として丸く仕上げるだけでもいいし、細かい模様を彫ってもOK!
▲慣れてくると氷を少しずつ彫っていく作業がなかなか面白い!

なお、「雪の結晶のキーホルダー作り」は、降っている雪の結晶を採取して、それを特殊な液体で固めてキーホルダーにする体験です。こちらは、気温や湿度によって、雪の結晶を採取できない場合もあるそうです。
▲雪の結晶をそのまま閉じ込めるなんてロマンチックですね(画像提供:星野リゾート トマム)

氷のカウンターに座って氷のグラスで飲むカクテル

雪氷のアトリエでグラスを作ったら、それを持って「バーアイスウッド」へ向かいましょう。氷のグラス作りを体験した方には、ドリンクを1杯サービスしてもらえます。

リニューアルしたバーアイスウッドは、アイスヴィレッジを囲む静かな森の中にあります。氷のサーバーに入ったライムやブルーベリーなどのフルーツに、ウォッカを合わせて作るオリジナルカクテルなどを氷のグラスで楽しむことができますよ。もちろんここも、カウンターや椅子もすべて氷。ノンアルコールカクテルもあるので、お酒が飲めない人や子どもでも楽しめます。
▲ウォッカとオレンジジュースを使った「オレンジマウンテン」と、ブルーキュラソーとりんごジュースを使った「ブルーメモリー」(各1,500円・税込)

アイスヴィレッジの中でも、フォトジェニックなスポットとして人気の「氷のフラワーギャラリー」は、今年はさらに華やかに。氷の壁や床一面に花が敷き詰められています。新たに、花で作ったドレスを凍らせた「氷のフラワードレス」の展示も。
▲ピンクや黄色、青など、カラフルな花を氷の中に閉じ込めた幻想的な空間(画像提供:星野リゾート トマム)

もっと氷の世界を楽しみたいなら「氷のホテル」も

アイスヴィレッジの中でも、1月中旬~2月末までの、もっとも寒い期間にだけオープンしているのが毎年話題となる「氷のホテル」と「氷の教会」です。氷のホテルは実際に宿泊体験をすることもできますし、もちろん無料で見学することもできます(見学時間17:00~21:45)。氷でできたベッドの上で、マイナス30度でも耐えられる寝袋に入って眠るのだそう。1枚氷で作られたドーム型の建物は、天井まですべて氷です。
▲宿泊体験は「ザ・タワー」か「リゾナーレトマム」に宿泊中の方のみ(2018年1月13日~2月28日、宿泊は小学生以上、1泊1名20,000円・要予約・税サ込 ※食事などは含みません、子ども同士での宿泊は不可)(画像提供:星野リゾート トマム)
▲ホテルには氷の露天風呂も。氷の塊の真ん中にバスタブがあり、お湯を入れても溶けないそう(画像提供:星野リゾート トマム)
▲今シーズンから登場した「氷の湯上り処」には、氷のリクライニングチェアとウイスキーセラーが(画像提供:星野リゾート トマム)

また、アイスヴィレッジの象徴とも言える「氷の教会」もぜひ見学したいですね(2018年1月13日~2月15日)。実際に挙式が行われ、挙式の際には花火の打ち上げもあります。ライトアップされた教会は、まるで氷のお城のよう。
▲氷の教会では、17:00と19:00の2回挙式が行われるため、見学は20:00~22:00のみ(画像提供:星野リゾート トマム)
▲氷の教会の中も、もちろんすべて氷です(画像提供:星野リゾート トマム)

スキーをしない人でも、冬の自然を存分に体感できる「アイスヴィレッジ」。小さい子どもがいるファミリーにもぴったりです。

スキーしながら立ち寄れるホタルストリートがオープン

今シーズンもう1つ、雪国ならではの施設が、「星野リゾート トマム」に新たにできました。スキー場内で食事や買い物を楽しめる「ホタルストリート」です。スキーインスキーアウトができるため、滑走しながらエリアに入り、食事や買い物後には店舗の目の前からまた滑走できるという施設。
▲スキーを履いたままお店の目の前まで行けて便利。ホテルから屋根付きの通路でもアクセス可能(画像提供:星野リゾート トマム)

ホタルストリートには、北海道ならではの食材を使ったサンドイッチや、コーヒーなどをいただける「cafe&bar つきの」、クープと名付けられたオリジナルスイーツをいただける「sweets ゆきの」、スープカレーの「GARAKU」、アウトドアショップ「フルマークス トマム」など9つの飲食店やショップが並びます。飲食店では、テイクアウトできるお店もあるので、スキーの後にお部屋に持ち帰ってのんびり過ごすのも良さそう。

スキーやスノボをただ滑るだけでなく、のんびり食事をしたり、外の景色を眺めたりと、雪山でゆっくり過ごす楽しさを教えてくれる、そんな施設です。
「星野リゾート トマム」では、それ以外にも、スキーやスノボがそれほど得意ではない人でも雪国ならではの自然を満喫できるプログラムがたくさん用意されていて、これまでのスキー場のイメージを覆されます。寒いのは苦手という人にも、ぜひ訪れてほしい冬のリゾートです。
相馬由子

相馬由子

編集者、ライター。広告系出版社を経て独立。最近は旅、アウトドア、子育てなどのジャンルを中心に、書籍からウェブまで、編集、執筆を手がけている。趣味は低山歩きとヒップホップを聴くこと。合同会社ディライトフル代表。

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