初めてのキャンプ その4 キャンプサイトを照らす太陽、ランタンの灯し方

2015.08.18

キャンプの夜を明るく照らしてくれる「ランタン」。簡単に着火でき、便利なランタンですが、最初に使うときだけ、ちょっとした手順が必要になります。ここではマントルのセッティングを中心に、ガスカートリッジ式ランタンの扱い方をご紹介します。

snow peak Headquarters(スノーピーク ヘッドクォーターズ)
ストア店長 青木祐真さん

1986年、東京都生まれ。隣接する広大なキャンプ場で起こるさまざまなハテナをひと手に引き受ける、頼れるお兄さん。休日は、近隣の岩場でクライミング、トレイルランニング、山スキーを楽しむ、マルチなアウトドアズマン。

ランタンは、いわゆる提灯です。合成繊維でできた網状の筒でガスが燃えて発光します。発光する部分をマントルといいます。実際に燃えていますので、熱を発します。とても明るく、ひとつで広い範囲を照らすことが可能です。灯りは、オレンジ色を帯びた白色。LEDにはない柔らかな光源が魅力です。

ランタンに合ったマントルを

ランタンには、それぞれのサイズにあったマントルがあるので注意しましょう。ここでは、「スノーピーク・ギガパワーBFランタン」を例に説明していきます(マントルはLサイズ)。

1.マントルを装着

マントルをつける前に、グローブ(ガラス製のホヤ)を外します。マントルは使用前、ほぐすように揉んでおきましょう。
セラミックリングが付いているほうを上にして差しこみ、下部はマントルホルダーの溝の部分までかぶせます。赤いラインをまっすぐに、ねじれないよう形を整えましょう。
マントルは焼くことで灰化し縮むので、この段階ではややだぶついています。

2.マントルの空焼き

マントルの下部に着火し、全体に炎がいきわたるよう、焼いていきます。マントルがきれいに縮んだら、ガスのノズルを開閉し、炎を大きく、小さくすることで、さらにだぶつきを取って行きます。
黒っぽくなっているところは、空焼きの際に灰化しなかった燃え残りなので、焼き漏れのないように。完全に灰化すると、真っ白になります。

3.グローブを戻して点火

マントルの空焼きが終了したら、いったん火を消し、グローブを戻します。そうして、着火スイッチを押して再度、点火。
ランタンは、使用中はもちろん、使用後もしばらく高温になるので、取り扱いに注意してください。また、ランタンを寝かせず、揺らさず、ていねいに扱うことで、マントルが長もちします。マントルが切れたり、穴が空いてしまったら交換しましょう。
ランタンは、燃焼する灯りです。テント内で使用するのは、一酸化炭素中毒の恐れがありますので大変危険です。必ず屋外で使用しましょう。
【次回予告】
最終回となる次回は、憧れのダッチオーブン料理に挑戦! 繊細にして豪快な料理法と、ダッチオーブンの取り扱いをご紹介します。

初めてのキャンプ

その1 大自然の頼れる我が家!テントを張ってみよう
その2 キャンプサイトのリビング「タープ」を張ってみよう
その3 簡単、安全な焚き火のおこし方
その4 キャンプサイトを照らす太陽、ランタンの灯し方
最終回 ダッチオーブン料理に挑戦!これでキャンプ料理の鍋番長だ
麻生弘毅

麻生弘毅

カヤックやバックパッキングの旅が好きなアウトドアライター。アマゾンや北極圏など、でかい空が広がる世界でよろよろと旅をしてきた。お気に入りのフェスは「朝霧JAM」で、憧れは「バーニングマン」。フェイバリットバンドは怒髪天。著書に『マッケンジー彷徨』(エイ出版社)がある。

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