富士山と花の絶景!2018年 春夏に訪れるべき山梨の花名所5選

2018.04.09 更新

富士山の麓に広がり、五つの湖がある富士五湖エリア。標高が高いため、春の訪れが都心に比べて約1カ月遅くなり、都心では終わってしまった桜もGW頃まで楽しめます。そんな富士五湖エリアで、初夏まで楽しめる富士山と花の共演スポットを厳選してご紹介。季節を通していろんな花が咲き乱れ、ドライブや撮影旅にもってこいのお出かけスポットですよ。

▲「山中湖花の都公園」のチューリップと富士山

あたり一面ピンクの絨毯が華やか!
「富士本栖湖リゾート」(富士芝桜まつり)

▲富士山と芝桜富士。首都圏最大級の80万株の芝桜が2.4haの広大な敷地を覆う

【花の見頃】5月上旬~中旬
【花の種類】芝桜(8品種)、アネモネ、レンギョウ、クリンソウなど

富士山麓の花の名所といえば、まずこちら!「富士芝桜まつり」が開催される富士本栖湖リゾートです。会場では8種類の芝桜をはじめ、アネモネやミツバツツジなど彩り豊かな10種類以上の花が4~5月にかけてリレーするように開花していきます。
空のブルーと芝桜の鮮やかなピンク色のコントラストが美しく、その壮観な光景は、2015年3月に「日本の美しい場所31選」としてアメリカのニュース専門放送局CNNのウェブ特集でも紹介されました。
▲芝桜と敷地内にある竜神池。例年、開催期間中は残雪の富士山との共演が見られる

芝桜まつりには開催期間中、花以外のお楽しみも用意されています。まずは、同会場にて行われるイベント「富士山うまいものフェスタ」。ここでは、「吉田のうどん」や「甲州とりもつ煮」など富士山周辺のご当地グルメが味わえます。
会場では「富士山大道芸フェスティバル」も開催(GW期間は除く)。
▲「富士山うまいものフェスタ」では、郷土食からB級グルメまでさまざまな富士山周辺グルメが味わえる

また、ハイランドリゾートホテル&スパのスイーツが楽しめる「展望カフェ」や「展望足湯」(利用料100円、タオル別途100円・税込)などホッと小休憩できる場も設けられています。
▲富士の麓で「展望足湯」。絶景を見ながら小休憩できる

期間中、新宿から芝桜まつり会場直通のバスが運行されるほか、首都圏各所から往復バスツアーも実施されます(全席事前予約制)。大人の春のバス遠足に「芝桜まつり」はいかがですか。

冠雪の富士と桜の絶景を見るなら
忍野村の「お宮橋」

▲これぞ、春うらら。日本の春の原風景が残る忍野村(写真提供:忍野村)

【花の見頃】4月中旬~下旬
【花の種類】ソメイヨシノ、スイセン、レンギョウなど

富士山の北東に位置する忍野村。のどかな風景を残した高原にあるこの村にも絶景スポットがあります。そこは、村を流れる新名庄川(しんなしょうがわ)沿いの桜並木。両岸に約100本のソメイヨシノの並木が続き、カメラマンの間ではこの川にかかる「お宮橋」が有名な撮影スポットになっています(車道が近いので、写真撮影の際は十分お気をつけ下さい)。
4月下旬頃の満開の時期には、川からの風景を撮影するために長靴持参で来るカメラマンもいるほど、魅力的な風景が待っています。
▲ライトアップされ、美しい夜桜が続く(写真提供:忍野村)

ソメイヨシノの開花より10日間はライトアップされ夜桜も楽しめます。例年GW付近に満開になることが多いのですが、忍野村の公式サイトではライブカメラ映像が公開されているので、これを確認してから出かけると良いでしょう。世界文化遺産構成資産でもある「忍野八海」へも徒歩5分圏内なので、散歩がてら足を伸ばしてみるのも楽しみの一つです。
▲忍野八海の一つ、「濁池」。新名床川の桜並木からは徒歩2分(写真提供:忍野村)

ロケ撮影にも使われる優美なローズガーデン
小さなヨーロッパ「河口湖オルゴールの森美術館」

▲バラの最盛期は6月。後ろに見えるオルガンホールの中では世界最大級のダンスオルガン演奏が楽しめる

【花の見頃】4月~11月
【花の種類】バラ(約720品種)、デルフィニューム、マリーゴールド、コスモス、ジニアなど

「河口湖オルゴールの森美術館」は、河口湖畔の北側に位置する花と音楽のテーマパーク。アーティストのミュージックビデオなどにも度々登場する美しい庭園です。まるで中世ヨーロッパにいるかのようなこの庭園には様々な花が植えられ、3月頃から次々と開花。特に6月のローズガーデンは見事で、約720品種、約1,200株ものバラが花壇やアーチから咲き溢れます。
▲6月中旬頃のガーデン。色とりどりのバラでいっぱい!

敷地内にある美術館には、豪華客船「タイタニック号」に搭載される予定だった自動演奏楽器や歴史あるオルゴール、オートマタ(カラクリ人形)などが展示されています。ヨーロッパさながらの優美な風景の中をプリンセスの衣装で楽しめるプラン(大人1,000円~、子ども500円・税込)も。庭園内には馬車や蝶になれる「バタフライベンチ」が配置されていたりと、思わず撮影したくなるフォトスポットも多数あります。
▲庭園内にある「バタフライベンチ」。プリンセス衣装で記念撮影
▲オープンテラスでは富士山とバラと河口湖を間近に見ながらランチが楽しめる

ラベンダーの香りにつつまれリラックス
「大石公園」・「八木崎公園」(河口湖ハーブフェスティバル)

▲湖ごしに富士山が見られる「大石会場」。富士山は時刻により表情を変える

【花の見頃】6月~7月
【花の種類】ラベンダー、紫陽花、芝桜、ベゴニア、菜の花など

富士五湖の一つである河口湖畔の南北で、一大イベント「河口湖ハーブフェスティバル」が開催される「大石公園」ならびに「八木崎公園」。この時期には、富士河口湖町全体で約8千株のラベンダーが開花します。

大石公園の見どころは、何と言っても「富士山とラベンダーと湖」の絶景です(上写真)。富士山の全景とラベンダーを写真に収めたいならこちらへ。晴天で風のない日の早朝を狙えば、湖面に映る「逆さ富士」も見られます。

また、大石公園にはラベンダーの他にもベゴニアで作られたナイアガラや芝桜を楽しめる全長350mの花街道も。この中を散歩するのもおすすめですよ。
▲ベゴニアのナイアガラと花街道

公園内の施設「河口湖自然生活館」には「富士山の見えるカフェ」があり、山梨桃ジュースやブルーベリーソフトクリームが人気です。

また、2017年には大石公園より道を挟んで向かい側の「大石紬伝統工芸館」がリニューアル。着物を着て観光できるサービス「キモノキブン」では、草履から手提げカバンなどの小物も含めて最大8時間着物レンタルできます。(5,000円・税別、事前予約制)
▲着物で河口湖を散策。ハーブフェスティバル大石会場は目の前!
「とにかく一面のラベンダーが見たい!」なら湖畔南側の八木崎公園がオススメです。湖畔を美しい紫色に染めあげるラベンダーガーデンに風が吹くと、あたり一面にラベンダーの優しい香りが広がります。
▲一面にラベンダーが咲き乱れる八木崎公園。ふわっといい香りが漂う

フェスティバル期間中、ラベンダーガーデンの先にはイベントブースが設置され、ジャズバンドの演奏、ハーブ苗の販売、夜のライトアップなどさまざまなイベントが催されます。

また、八木崎公園ならではのお楽しみといえば、ラベンダーと同時期に開花する紫陽花も見られること。湖畔に続く紫陽花の小道は、ラベンダーに負けないフォトスポットとなっています。
▲湖畔に沿って続く爽やかなブルー。紫陽花が群生する小道
▲7月7日(土)には、富士山の山開きを記念して河口湖上から花火も打ち上がる

遮るものが何もない!迫るような迫力の富士山と花畑
「山中湖花の都公園」

▲雄大な富士を仰ぐチューリップ畑。開放感にあふれ、思わず深呼吸したくなる!

【花の見頃】4月下旬~10月中旬
【花の種類】チューリップ、キカラシ、ひまわり、ポピー、百日草、クマガイソウなど

富士五湖の中で最も標高が高い山中湖畔にある「山中湖花の都公園」。この公園は、遮るものが何もなく雄大な富士山と花畑の絶景を春から秋まで楽しめるスポットです。約30万平方メートルもの敷地に植えられたチューリップ、ポピー、ひまわりなど四季折々の花畑と富士山のコラボレーションが見られます。
▲4月下旬~5月上旬頃が見頃のチューリップ。屋外無料エリアで楽しめる

2018年4月28日(土)~5月27日(日)には、春のイベント「春の息吹」を開催。まず、目を楽しませてくれるのは約17万本のチューリップです。富士山をバックに広がるチューリップ畑の合間に入り、楽しそうに写真撮影をする人々の姿が見られます。
ネモフィラやヤエベニシダレ、フジザクラも見頃です。イベントの一環として、絶滅危惧種である野生のラン・クマガイソウの見学ツアーも開催されます(2018年は5月10日~20日。入園料で参加可能)。
▲「幻の花」とも言われるクマガイソウが、園内に約3,000株自生する

お食事処「花庵」では、甲州名物「ほうとう」に隠し味でワインを加えた「山中湖ワインほうとう」(1,300円・税込)が楽しめるほか、4月からは「おざら」(850円・税込)と呼ばれる冷たいほうとうもあり、暑い日におすすめです。
▲7月上旬~中旬に咲くポピーの花畑はかわいらしく、特に女性に人気
▲ひまわり畑の見頃は8月中旬~下旬。ひまわり迷路が作られ、合間から子どもの笑い声が響く

公式ホームページにて花の開花状況と富士山生中継画像が見られるので、お出かけ前にチェックして行くのがオススメです。
日に日に暖かくなる時期には富士山の7~8合目付近に、鳥のような形に雪が残ります。これが春の訪れを知らせる「農鳥(のうとり)」。これを合図に、富士の麓では春を喜ぶように一斉に花々が咲き、春爛漫の季節を迎えます。富士に抱かれた広大な土地に様々な花が咲き誇る百花繚乱の季節、心が洗われるような絶景を見に出かけませんか。都心から約90分の富士五湖エリア、思わず伸びをして深呼吸したくなる美しい景色が待っていますよ。

※写真は2016年以前のものです。また、花の見頃は例年の目安です。天候状況によって変動の可能性があるため、詳細は各ホームページなどでご確認ください。
大橋真生

大橋真生

富士五湖在住のフリーグラフィックデザイナー、編集者。女性や子どもに関わるデザインを中心に仕事をしています。webとフリーペーパーで『fujigoko手帖』として、子連れで楽しめる富士五湖地域の情報発信中。(編集/株式会社くらしさ)

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