東京のブルックリン!?今注目の蔵前で朝一番に訪れたいカフェ3選
進化形カフェの出店で注目を集めた清澄白河につづき、東京下町エリアで今最も熱いと言われている台東区・蔵前。東京のブルックリンとも呼ばれ、訪れる人も多数。人気の理由は、昔ながらの職人文化と隅田川周辺に集まるアートやクリエイティブが融合して、発見と出合いに満ちた新しい町へと進化を遂げているから。今回はそんな蔵前で訪れたい個性的な3つのカフェをご紹介します。

蔵前に到着したら「コンセント×ソルズコーヒー」の朝カフェへ。バリスタの淹れたてコーヒーをいただく



こちらのコーヒーは、蔵前の駅前でテイクアウトのコーヒースタンドを営む「ソルズコーヒー」のもの。”毎日飲んでも身体に優しいコーヒー”がコンセプトの本格コーヒーをいただきつつ、ゆっくり店内を見て回れるのが魅力です。

豆選びはもちろん、焙煎方法にもこだわる「ソルズコーヒー」。通常は1回のハンドピック(生豆から欠点豆を取り除く作業)を2回行うことで、質の高い豆だけを選び抜いています。そんなこだわりのコーヒーに惚れ込んだ「コンセント」のオーナーが、ぜひ出店してほしいと持ちかけたことからショップ融合型カフェ「コンセント×ソルズコーヒー」が誕生しました。

コーヒー以外では自家製シロップで作るキンと冷えたレモンスカッシュが夏の人気商品。新鮮なレモンとはちみつがベストマッチ!濃いめのレモンスカッシュはやみつきになりそうです。
人と人をつなぐ、人と町をつなぐ。
蔵前の情報発信基地でMAPをゲット!

店舗の中2階はイートインコーナーになっており、店舗で扱うチェアやスツールを試しがてら、コーヒーがいただける造りです。この中2階は新商品の発表会やデザイナーによる展示会など、ギャラリーとしても使われているというのも、ものづくりの町、蔵前ならでは。


お店のコンセプトは”コンセント”の名のとおり「つなぐ」。つくる人同士をつなぐ、つくる人と使う人をつなぐ。人と人、人と町とをつなぐ。
そんなコンセプトが示すとおり、店舗には常時オリジナルで作成した蔵前の散策MAPが置かれていて、自由に持ち帰ることができます。訪れた人がこの町でたくさんの出合いがあるようにと、店舗のスタッフさんたちがお気に入りのお店を見つけては更新しているそうですよ。

淹れたてのコーヒーとコンセプチュアルな商品、蔵前の今に出合えるコンセント×ソルズコーヒー。初めて訪れる人はもちろんですが、リピーターの人も、蔵前の最新情報を入手するために、まず立ち寄って欲しいショップです。
※価格はすべて税込

コンセント×ソルズコーヒー
東京都台東区蔵前2-4-5 KONCENT 蔵前本店1F
[営業時間]11:00~19:00
※朝カフェは8:00~11:00(平日のみ営業)
[定休日]不定休
03-3862-6018
売り切れ御免!全850種類以上ある限定マフィンを週替わりで楽しめる「デイリーズマフィン」

「マフィンを日常的に、もっと気軽に食べてほしい」という思いを込めて、旬の食材を取り入れたマフィンを週替わりで提供。今ではなんと850種類を超えるレシピが完成しているそう。

マフィンはスイーツ系の「デザートマフィン」と食事系の「おかずマフィン」に分類され、店頭には常時16~18種類のマフィンが並び、売り切れになった時点で店を閉めます。通常14時位には完売してしまうことも多いそう。

「マフィンというと、どこかパサパサなイメージではないですか?」とオーナーの古家和行さん。確かに喉が渇きそうなイメージがあります。「そんなイメージを変えていきたかったんです。外はカリッと中はしっとり。そんなマフィンなら、もっとマフィンを好きになってもらえるのではないかと思ったんです」。日本人にもっとマフィン好きになってもらいたい。そんな思いから生まれたマフィンを早速イートインでいただいてみることにしました。



一見、マフィンとカレー?ごぼうサラダ?と思ってしまいますが、生地の甘さをおさえているので、ぴたりとマッチ。パンやナンともまた違った触感なので、新しい食事のレパートリーになりそうです。
東京の東側から、マフィンの魅力を全国にむけて発信!

もとは仙台からスタートした「デイリーズマフィン」。縁あって蔵前という土地に東京1号店をひらいたのは、「モノマチ」というイベントに参加させてもらったことから。蔵前という土地に息づくものづくりの魂が自身のコンセプトにぴたりとあったからだそう。今は仙台と蔵前、そして月島にも店舗を構え、それぞれメニューも変えているそう。


※価格はすべて税込

デイリーズ マフィン 東京店
東京都台東区蔵前2-3-1 101
[営業時間]8:00~(土曜のみ11:00~)
※売り切れ次第閉店
[定休日]日曜、祝日
03-3865-4451
サンフランシスコ発のチョコレート専門店。海外1号店がここ蔵前に!

数ある国や町のなかで、なぜ蔵前?という疑問が浮かびますが、実は本店があるサンフランシスコと蔵前は共通点があるのだとか。それはクラフトマンシップがあるというところだそう。築60年以上の倉庫をリノベーションしたという開放的な店舗にお邪魔しました。


カカオ豆からチョコレートバーになるまでを一貫して行うビーントゥバー


3種のカカオを食べ比べ。人気のドリンク&スイーツはこれ!


3つを食べ比べると、同じ工程で作られたとは思えないほど、苦みや風味が異なります。カカオ豆の収穫場所はもちろん、収穫年によっても風味が変わってくるのだとか。食べてみると明らかな違いがわかりますよ。筆者ははっきりした酸味が感じられるドミニカ共和国が好きでした。
そして、チョコレートを味わうのなら、やはりはずせないのがホットチョコレート。訪れる人のほとんどが注文すると言います。



チョコレートの魅力がまるわかり!ファクトリーツアーも人気です


こちらのチョコレートはカカオ豆とオーガニックのケインシュガー(きび砂糖)のみで作られています。店舗では、チョコレートの製造工程を見学できるワークショップも開催。すべての製造工程が見られるファクトリーツアーは大人の工場見学として大人気。実際に自分でチョコレートを作って持ち帰れるクラスも開催されているそう。

人気店だけあって、午後は地元の人や仕事を終えた人などで賑わいます。ねらい目はやはり午前中。公園に面した広めの店舗で、ゆったりとした時間を過ごせること間違いなしです。ホットチョコレートはもちろん、エスプレッソやラテなども充実しているので、チョコレートが好きな人もそうでない人も、ぜひ訪ねてみてください。チョコレートは甘いもの、という常識が変わるかもしれませんよ。
※価格はすべて税別

ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前
東京都台東区蔵前4-14-6
[営業時間]10:00~20:00(L.O.19:30)
[定休日]不定休
03-5833-7270

平間美樹
某広告代理店で情報誌・Webサイト等の広告企画・制作を経て独立。現在、企画制作会社CLINK(クリンク)を運営し、結婚・進学・就職・旅行など幅広い分野で企画・ライティング活動中。テニス・フラ・猫にハマる日々。 テニス観戦でグランドスラムを達成するのが目下の目標。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
この記事の関連キーワード
こちらもおすすめ
浅草・スカイツリーで体験できるプラン
-
オンライン予約OK
LED照射パネルセット制作★記念日を彩るインテリア作り
約2時間|10,000円(税込) / 人
浅草・スカイツリー
-
オンライン予約OK
砂で絵柄や文字が削れるサンドブラストでティーポットを作ろう!
約2時間|5,500円(税込) / 人
浅草・スカイツリー
-
オンライン予約OK
【浅草・着物レンタル】カメラマン同行でロケーション撮影!プロ…
約4~5時間|14,278円(税込) / 人
浅草・スカイツリー
-
オンライン予約OK
浅草・創吉で江戸切子体験!カットが美しいマイグラス制作☆初め…
約90分|3,300円(税込) / 人
浅草・スカイツリー
-
オンライン予約OK
【浅草/人力車お花見クルーズ】浅草~隅田川エリア★風情ある人…
約45分|6,750円(税込) / 人
浅草・スカイツリー