縁結びパワースポット・川越氷川神社へ!夏限定の縁結び風鈴は必見!

2017.06.27

埼玉県川越市にある川越氷川神社は、縁結びの神様として信仰を集めるパワースポットだ。縁むすびの神社として全国的に有名な出雲大社(島根県)とも、深いゆかりがあると聞き、その絶大なパワーを浴びたい!とさっそく向かった。

(※本記事は2015年の記事を元に2017年の内容に更新したものです)
川越駅から東武バスで約10分のアクセス。大きな鳥居をくぐると左手には小川が流れ、まるで小さな森のような空間が広がっていた。

川越氷川神社は、今から約1,500年前の古墳時代、欽明天皇2年に創建され、5柱の神様がまつられている。素盞嗚尊(すさのおのみこと)と奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の夫婦神様。この夫婦の子孫であり、出雲大社の縁結びの神様としても知られている大己貴命(おおなむちのみこと)。そして、奇稲田姫命の両親にあたる脚摩乳命(あしなづちのみこと)と 手摩乳命(てなづちのみこと)の夫婦神様だ。

川越氷川神社の神様が家族で構成されていること、夫婦の神様が2組含まれていることから、夫婦円満・縁結びの神様として信仰されてきたのだ。
▲高さ15mの大鳥居。木製の鳥居としては日本一の大きさだ

家族・友人・仕事……すべての“縁”を結ぶ

「結婚できますように」「いい人とめぐり合えますように」……そんな願いごとを胸に、ここへ訪れる人も多いが(私もでした)、“縁結び”とは、異性との縁だけをさすものではない。

「“縁”とは、家族、友人、仕事など、すべてのご縁をさすものです。日々、あわただしく過ごしている方も、神社に来た際は、忙しい時間をしばし忘れて、ゆっくり神様にお参りしてみてください。自然と、日ごろのご縁を思い返すでしょう。ここには、木や水もあり、8月下旬までは風鈴の音で風を感じることもできます。神社でゆっくり過ごせば、帰るときには、日々へのやる気と元気がわいてくる。さまざまなご縁が結ばれ、豊かな生活を送ることができると思います」と、川越氷川神社 権禰宜(ごんねぎ)の横山径大さん。
▲川越氷川神社 権禰宜の横山径大さん

「氷川神社は、約1,500年にわたりここ川越の地を守ってきた神社でもあります。川越で開催される祭や、朝の散歩など、日々の生活の中でも多くの方にお越しいただいています」
▲本殿。江戸彫りと呼ばれる関東特有の彫刻が施されている。江戸時代後期の名彫師・嶋村源蔵の手によって7年の歳月をかけて完成した

風鈴のトンネルを歩きながら、良縁を願う

境内に入ると、涼しげな風鈴の音が聞こえてきた。本殿の横に風鈴のトンネルを発見!2014年から開催されている夏限定の祭事「縁むすび風鈴」だ(2017年は7月1日~9月10日 9:00~21:00に開催)。
▲風鈴のトンネルがつづく「風鈴回廊」

風は、昔から神様の出現を感じさせ、心を運ぶものとされてきた。そんな風を感じ、色とりどりの風鈴を眺めながら願いをこめて歩く。
風鈴回廊は、本殿の半周ほどつづき、ゆっくりとその音色を楽しむことができた。
▲11色ある風鈴には、参拝客が願いを書いた短冊が結ばれている
▲風が吹いて音が鳴ったら、「神様が現れた」「想いが相手に届きますように」などと考えてみよう
▲「風鈴小路」に吊るされた透明の風鈴には、川越神社の社紋があしらわれた短冊がついている。緑の中に涼しげな景色が広がる

境内の小川の水面には、夏空の天の川に見立てて光を灯す「光る川」エリアも出現するので、川越の町歩きのあとに立ち寄るのもいい。
▲光る川。せせらぎの音とともに楽しんで
▲風鈴回廊を抜けると、絵馬のトンネルがあらわれる

川越氷川神社には、海外からも参拝客が多く訪れる。台湾出身で、アメリカ在住のコウさんは、おばあさんが川越に住んでいて、この日、はじめてこの神社を訪れたそう。
▲コウさん。「ひいてみたかった恋みくじをひきました」

川越氷川神社には、ここでしか手に入らない縁結びのお守りがある。1日限定20体の「縁結び玉」だ。これは、身を清めた巫女が小石をひとつひとつ拾い集め、麻の網に包んだ後、毎朝神職がお祓いをして奉製しているもの。
生涯をともにする相手とめぐり会えたら、その人と一緒に再びここへ参拝し、神社へ戻す。すると、2人の縁がさらに長く堅くつづくよう祈願した特別なお守りをもらうことができるそう。
▲「縁結び玉」
▲「であいこい守り」。渦巻き模様には、距離が縮まってゆくという意味がある(色柄ともに夏限定)

ご縁を結ぶ「むすびcafe」でほっとひと息

参拝後、ぜひ立ち寄りたいのが「むすびcafe」だ。川越氷川神社の鳥居を出た先の氷川会館1Fにある。

内装は家具デザイナーの小泉誠さん。デザイン監修は「折形デザイン研究所」の山口信博さんが手がけており、心落ち着く空間が広がっている。

むすびcafeは、季節限定スイーツや専属シェフが作るランチなど、メニューが豊富。シーンに合わせて、気軽にできる場所だ。
▲木のぬくもりがやさしい空間

こころがこもった料理とスイーツで、さらなるパワーチャージ!

ちょうどお昼時だったので、まずはランチをいただいた。ランチは土日祝日以外で「フレンチの日」と「和食の日」がある。この日は「フレンチの日」。

むすびcafeのお料理やスイーツは、材料の一部をお清めしてから作り始めるそう。「結びの神様」のお力が、召し上がった方にも届きますように、という願いからだ。

メニューは、専属シェフが自ら契約農家を訪れて、旬の野菜を選び、素材の味を生かした逸品づくし。野菜もたっぷりで、見た目も鮮やか。ひと口ひと口が味わい深く、「素材本来の味を楽しんでほしい」というシェフのこだわりがあふれている。ランチは1,200円(税別)から。
▲ランチ フレンチC 2,550円(税別/要予約)

この日の前菜は、人参ラペ アボカドとマスカルポーネソース/フォカッチャのフォアグラサンド/旬野菜のミニキッシュなどの盛り合わせ。メインは、太刀魚のフリットとあべ鶏のバロンティーヌ(蒸し料理)、ほかにスープ、自家製パン、お好みのスイーツ、ドリンクがついたコース料理になっている。ボリューム満点だったが、あまりのおいしさにペロリと食べてしまった。

スイーツにも、良縁への願いが込められている。
定番の人気メニューは「むすびロール」。断面の渦巻模様は、「外側から内側へたどるほどしあわせに近づく」という意味もある。
▲むすびロール。栗と和三盆のやさしい味。ドリンクとセットで787円(税別)
川越氷川神社で開催中の「縁むすび風鈴」に合わせて味わえるのが、うつわを風鈴に見立てた、見た目も涼やかなスイーツ〈彩り風鈴〉450円(税別)。数量限定で、ソース、ムース、一番上のゼリーの層には大きめにカットしたフルーツも入っている。写真左はもも、右はメロン。

おいしくて、からだにやさしい料理とスイーツを食べて、心身ともにさらなるパワーチャージができた!
食事のあとは、併設されたショップでオリジナルグッズを選ぶのも楽しい。
▲縁むすび風鈴オリジナルパッケージの「浮星」袋入350円(税別)、缶入り600円(税別)。もち米(あられ)に砂糖蜜をかけた素朴な味

約120年前にタイムスリップ!蔵造りの町並みを散策しよう

川越氷川神社をあとにして、川越の観光名所である「蔵造りの町並み」へ向かった。川越氷川神社から歩いて約10分。歴史を感じさせる蔵造りの商家があらわれる。メインストリートまでは歩道がせまいので、川越氷川神社前の停留所から市営バスを利用するのがおすすめ。
▲蔵造りの町並みのメインストリート「一番街通り」。30数棟の蔵造りの商家がどっしりと軒を連ねる

明治26年(1893年)の川越大火で、多くの建物が消失するなか、蔵造り建築が焼け残ったことに注目した商人たちが、耐火建築として蔵造り建築を選び、このような町並みが生まれたという。倉庫としての「蔵」ではなく、店舗を蔵造りとした「店蔵」になっているのも特徴のひとつだ。

黒漆喰をまとい、重厚感漂う建物は「美しい日本の歴史的風土100選」にも選定されている。
▲川越の名産品や、小江戸情緒あふれる雑貨、伝統工芸品などを販売する土産店が並ぶ
▲川越のシンボル「時の鐘」。蔵造りの町並み中央付近にそびえる
川越の町を守りつづける川越氷川神社や、川越大火後に、町人たちの思いとともに形成された蔵造りの町並み。
歴史と風情あふれる川越をぜひのんびりめぐってみよう。
齋藤春菜

齋藤春菜

編集者、ライター。出版・編集プロダクションデコ所属。女性の美容・健康・ライフスタイルに関する書籍、雑誌を多数編集・執筆。文芸、料理、アート本の編集も行う。全国各地へと取材に訪れたさいには地元のおいしいお店を必ずチェックする。編集を担当した本に『お灸のすすめ』『瞑想のすすめ』(ともに池田書店)、『足もとのおしゃれとケア』『わたしらしさのメイク』(ともに技術評論社)、『はじめてのレコード』(DUBOOKS)、『顔望診をはじめよう』、『月の名前』、『健康半分』などがある。

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