京都で1,000円以内でできる人気体験8選

2017.04.29 更新

日本文化に触れられる観光地として、国内外を問わず人気の京都。観光スポットを見てまわるのももちろん楽しいのですが、体験をするのも旅の醍醐味の一つ。より深く日本文化を感じられ、しかも1,000円以内でできるリーズナブルな体験をご紹介します。

1.注目のパワースポットで写経体験を
「鞍馬寺」

厳かで自然豊かな鞍馬寺は、かの牛若丸(源 義経)が幼少期を過ごした場所でもあり、近年ではパワースポットとしても人気を集めています。こちらでできるのが、写経体験。体験料金は500円(別途、愛山費300円)です。写経とはもともとは印刷技術のなかった平安時代に、教典を写していたことから広まっていったとされています。現代では、無心に写経をしていくことで、余計な力が抜けリラックスができると注目を集めるようになりました。
毎月7日と18日の開催日ではまず法話を聞き、心を静めてから写経に入ります。手本をなぞっていくだけなので、字のうまい下手を気にする必要もなく、時間を忘れただただ無心になれますよ。時間に縛られる生活をひと時でも忘れられる写経体験、おすすめです。
▲都会の喧騒から離れた鞍馬寺。写経中は、普段気にしない鳥や虫の声に気付くはず

2.日本古来の紙すきでオリジナル和紙を作る
「和詩倶楽部」

京都でオリジナルの和紙小物を企画・販売している「和詩倶楽部」。目にも鮮やかな和紙を扱うこちらでは、紙すき体験を実施しています。参加費は540円(税込)とリーズナブル。1時間程度の作業で、すいた和紙に色つけをしたり、文字や絵を描いたりすることで、誰でも簡単にオリジナルの作品を作ることが可能です。原料には楮(こうぞ)というとても丈夫な素材が使われているので、持ち帰った作品を長く楽しむことができるのもうれしいですね。
▲紙をすいていく様子。子供でも楽しむことができます

紙すきの歴史はとても長く、平安時代の初期にはすでに浸透していたのだとか。日本古来の文化に触れることができると大人気の紙すき。趣きのある京都の地でなら、より一層楽しめるのではないでしょうか。
▲色つけを終え、完成間近
▲中央が完成品。写真右と左の作品のように出来上がった和紙を使って、オリジナルの作品作り(体験外)に挑戦してみては?
▲色とりどりの和紙小物が楽しめる店内

和紙の持つ風合いは、心を穏やかにしてくれる力がありますね。それを自分で作り出せるのは貴重な体験。ぜひ一度お試しを。

3.伏見の酒作りを今に伝える
「月桂冠大倉記念館」

寛永14(1637)年から続く老舗で、2017年に創業380年を迎えた月桂冠。日本国内はもちろん、アジア、ヨーロッパ各国などでも愛される日本酒のブランドです。
月桂冠は日本三大酒処の1つである「伏見」で作られており、その酒造の歴史を紹介する資料館として開設されたのが、「月桂冠大倉記念館」です。入館料は大人300円、中高校生100円(ともに税込)。
▲周辺の趣きある街並みも楽しみの一つ

館内には貴重な資料の数々が展示されており、6,120点にも及ぶ酒造用具の中から代表的なものを、酒造の工程にしたがって見ることができます。オプショナルツアーの「酒香房」(要予約:無料)では、隣接する酒蔵でモロミが発酵している様子をガラス越しに見学することも。ロビーでの利き酒を楽しめたり、おみやげに純米吟醸酒をもらえたりと、日本酒好きが大満足する内容になっています。
▲味わい深い日本酒を作り出す地下水の試飲も
▲歴史を感じさせる古い器具の数々
▲明治末期に考案された、どこでもお酒を飲める「コップ付き小びん」

日本伝統の味をぜひ楽しんでみてください。

4. 世界に誇るマンガ文化を体験
「京都国際マンガミュージアム」

京都市と京都精華大学の共同事業で、マンガ資料の公開とマンガ文化に関する調査研究、展示やイベント等を行っているのが「京都国際マンガミュージアム」。昭和初期建造の小学校の校舎を改修した建物で、レトロな雰囲気を楽しめる空間となっています。
▲子供でも気軽に参加できる「えむえむワークショップ」

入館料大人800円、中高生300円、小学生100円(すべて税込)を払えば、館内の様々な展示や体験を無料で楽しむことができます。週末に行われる「えむえむワークショップ」では、作画や工作を中心に子供たちでも簡単に創作を楽しむことができると大人気。マンガ家が使用しているGペンとインクを使った作画体験や、オリジナル缶バッチ作りなど、期間ごとに内容が変わるので何度足を運んでも楽しめるのがうれしいですね。
▲実際のマンガ制作を見学できるマンガ工房

他にもプロがマンガを描いている様子を見学できる「マンガ工房」や、昔なつかしい紙芝居が見られる「えむえむ紙芝居」など催しが盛りだくさん。プロを志す方への有料ワークショップなどもあり、どっぷりのマンガ好きさんも、ちょっと興味がある人も、世界を席巻するマンガ文化を心ゆくまで堪能できます。
▲昔ながらの紙芝居も楽しめる

5.幻想的な世界を自分で作り出すことができる
「京都万華鏡ミュージアム」

筒の中に煌びやかな世界が広がる万華鏡。近年ではその芸術性に注目が集まっています。そんな国内外の作家作品を約300点も所蔵しているのが「京都万華鏡ミュージアム」です。
展示室の壁一面に万華鏡の模様を映し出す投影式万華鏡やオルゴール万華鏡など、私たちが子供のころから慣れ親しんだものとは一味違う、様々なコレクションを見学することができます。入館料は大人300円(税込)、小中学生200円(税込)、乳幼児無料です。
▲手軽に楽しむことができる「いつでもできる体験教室」

こちらで人気なのが、手作りキットを購入するだけで、スタッフさんから作り方をレクチャーしてもらえる「いつでもできる体験教室」。ドライタイプであれば520円(税込)で万華鏡作りを楽しめます(オイルタイプは税込2,200円~)。

もっと本格的な万華鏡を作りたいという人には1,000円を超えてしまいますが、夏休みに実施される顕微鏡型万華鏡、ペットボトル万華鏡、テディベア万華鏡など変わった万華鏡を作る体験もおすすめ。万華鏡の作り出す幻想的な世界を堪能してみてくださいね。
▲人形型など、普段はあまり目にすることができない万華鏡が、所蔵300点の中から入れ替え制で常時50点ほどが展示されている

6.無病息災を願う火渡りを体験!
「狸谷山不動院・火渡り祭」

「狸谷山(たぬきだにさん)不動院」は交通安全、厄よけ、ガン封じのご利益があるといわれている修験道のお寺。修験道とは山岳信仰に由来する宗教であり、厳しい修行を行うことで知られています。こちらにはあの宮本武蔵が通ったといわれる武蔵之滝があり、修行場としても信仰されました。
そんな狸谷山不動院で毎年7月28日に行われるのが「火渡り祭(ひわたりさい)」。この日は、無病息災のご利益がある火渡りを無料で体験できます。
▲護摩壇に点火された様子。こちらを崩した火床の上を歩くことになる

火渡りとは修験道の中でもよく知られている祈祷法。素足で火床を歩いていく様子をどこかで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?「火傷しそう!」と思うかもしれませんが、安全に配慮しているので大丈夫。毎年約1,000名をも超える人が参加し、海外からの参拝者も多いのだとか。当日の参拝者は誰でも参加ができます。現代に残る荒行、ぜひ一度ご参加を。
▲炎の大きさと迫力がよくわかる
▲子どもも参加できる
▲同日に開催される「祈り灯ろう」。願いが書かれた灯ろうが参道に並べられる

7.願いを叶えてくれる幸福御守と説法
「鈴虫寺(華厳寺)」

どんな願いでも1つ叶えてくれると、全国各地から観光客が訪れる鈴虫寺(華厳寺)。こちらでは黄色い御守りに願いを込めると、全国でも珍しいわらじをはいたお地蔵様が、なんと参拝者の元までやってきて願いを叶えてくれるのだとか。
▲御守りに願いをこめる

その鈴虫寺では、住職からお話しを聞く「説法」が体験できます。料金は無料(拝観料大人500円、子供300円は必要)。これは鈴虫寺が観光をするだけの場所ではなく、寺院本来のあり方を大切にされているからです。参拝者は全員が、鈴虫の音色がする書院へ入り、お茶とお菓子をいただきながら、30分ほどの説法に耳を傾けます。
▲心地よい鈴虫の鳴き声を聞きながら、説法に耳を傾ける

「説法」というと堅苦しいものを想像する方もいるかもしれませんが、毎回内容の違う説法は、日常生活の身近な話が多く、毎日を心穏やかにいきいきと過ごすヒントになると大人気なのです。こうやって気持ちを整えることで、願いも叶いやすくなるのかもしれないですね。週末には行列ができることもありますが、一度は訪れてみたいスポットです。
▲お茶菓子(無料)をいただきながら一息つけます

8.日常を忘れ自分と向き合う座禅体験
「両足院」

忙しい現代社会にあって、注目を集めている座禅。建仁寺の境内にある両足院(りょうそくいん)では、参加費1,000円でこの座禅を体験することができます。

座禅というと、「無」になりきる厳しい修行のようにとらえている人も多いかもしれませんが、むしろ座禅に必要なことは、そういった計らいをなくし、ゆるめる、ほどく、手放すことなのだとか。体験ではそういった教えや、正しい座り方の手ほどきを受けることができるので、初めての方でも安心して参加できます。
▲体験後は境内の見学も

座禅が行われるのは、日本庭園をのぞむ方丈内や廊下などで、美しい景観を眺めるだけでも心が洗われます。約25分の座禅を通し、思考がわいてきたら呼吸とともに吐き出していくことで、日常から解放されていくのです。

体験後は説話を聞き、境内の見学もできます。所要時間は全て合わせて60分ほど。美しい京都のお寺で、立ち止まり自分と向き合うことで、心がすっきりと整い、新たな活力が生まれそうですね。
▲枯山水の美しい庭園
「京都で体験」というと敷居が高そうなイメージがありますが、1,000円以内で体験できる手軽さはうれしいですね。興味を惹かれるものがあったら、ぜひ体験してみてください。
ぐるたび編集部

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