チーズ好き必見!「富良野チーズ工房」でマスカルポーネ作り体験

2017.06.08

富良野観光で「富良野チーズ工房」はぜひ訪れたいスポット。地元の新鮮な牛乳や生クリームを使ったマスカルポーネチーズの手作り体験を手軽に楽しめます。作ったチーズは持ち帰りOK。乳製品のテーマパークのような施設で、チーズ好きなら絶対外せませんよ!

▲作ったチーズは自宅でバゲットにのせたり料理に加えたり、美味しくいただきましょう!

富良野チーズ工房はJR富良野駅から車で10分程度、静かな森の中にあります。
▲トラクターのオブジェなどがあるチーズ公園の中にあります。5月の新緑や10月の紅葉の頃は特に綺麗!

ここのメイン施設は、チーズやバター、「ふらの牛乳(ノンホモ低温殺菌牛乳)」(1本180ml、124円)など乳製品の製造・販売をしている「チーズ工房」。隣接して、チーズ作り体験(1人880円)を楽しめる「手作り体験工房」や、ふらの牛乳を使ったジェラートを楽しめる「アイスミルク工房」、自社チーズを使ったナポリピザを味わえる「ピッツァ工房」もあります。
▲富良野チーズ工房の代表的な商品、コクとクリーミーな味わいが特徴の「ワインチェダーチーズ」(左、1,420円)と、練り込んだたまねぎの辛みと風味がほんのりする「たまねぎ(ゴーダタイプ)」(右、648円)
▲「ふらの牛乳」は富良野の牧場でしぼった生乳を低温殺菌だけで製造しているため新鮮なミルクの風味が損なわれず、すっきりしつつも濃厚な後味

チーズ工房の1階は製造工場で、2階に乳製品の販売コーナーと手作り体験工房、さらに乳製品の歴史や文化を紹介する展示コーナーがあります。

チーズ作り体験の前に、展示コーナーを軽く見学してチーズの予習をするのもおすすめ!
▲牛の模型で乳しぼりごっこ!乳の部分は特殊加工で柔らかく本物のような触感!
▲昔はこのように火をかけた釜にチーズの原料を入れてかき混ぜて作っていたそうです
▲遊ぶアイテムばかりではなく、チーズの歴史や文化を紹介する展示コーナーもあります

それでは、いよいよチーズ作りに挑戦!

チーズの原材料って意外とシンプル!

今回作るチーズは、イタリア北部発祥のマスカルポーネチーズ。フレッシュタイプのチーズで、作ってすぐに食べられるのが特徴です。
▲今回体験したのは理佐子さん(左)と志織さん(右)。エプロンは貸してもらえますよ

手作り体験工房にあるバターとチーズの部屋へ行き、エプロンをつけて手を洗ったら体験スタート!
▲インストラクターが手順などの説明をしてくれるので、料理経験がなくても大丈夫!
▲さらに、材料や手順を記した案内書も1人1枚もらえるので迷っても安心です!

まずは材料の確認。
▲材料は、ふらの牛乳(180ml)2本と、生クリーム120g、水で薄めた乳酸20ml、この3つと塩少々のみ

え、材料これだけ!?と思うほどシンプルなのですね。
材料や器材の確認をしたら、体験スタート!

牛乳と生クリームを温めながら混ぜます

はじめに、生クリームを鍋に投入します。
▲使用する生クリームは脂肪分47%で濃厚、もちろん北海道産です
▲続いて、ふらの牛乳を2本すべて入れたら、クッキングヒーターの温度設定を180度にし、スイッチを入れて温めます

生クリームと牛乳を入れたら、ヒーターで加熱しながら12分間、木べらでかき混ぜます。
▲最初はサラサラっとした感触、スムーズにかき混ぜられます
▲「どんなふうに変化するのか楽しみだよね~」
▲お、少しドロっとしてきた!

12分経過したところでかき混ぜ完了。鍋に水で薄めた乳酸を入れ、20回よくかき混ぜたらヒーターのスイッチを切ります。
▲まだチーズの形には程遠いので、「これでチーズができるのかしら…」と半信半疑ながら乳酸を入れます

このあとは8分間そのまま放置します。

空き時間で持ち帰り用のラベル作りも

チーズを発酵させている間に、持ち帰り用のケースに貼るラベルを作りましょう。用意されているペンを使い、丸いシールに好きな絵柄や文字を描きます。絵心が試されますよ…!
ラベル作りに熱中している間、放置している鍋の中身はじわじわと変化!
▲あと6分少々、鍋の中がさらにドロドロに!

牛乳に乳酸を入れると、だんだん豆腐のような固形物と水分に分離していくのです。固形物はカード(凝乳)といい、チーズの原型となるもの。液体はホエー(乳清)といい、チーズ作りでは不要なものです。
▲8分経過!塊っぽいものが表面に浮かんでいます。最初と明らかに違う!

ラベル作りは一旦ここで中断。チーズ作りに戻ります。
▲木べらですくうと、塊ができていました。ちょっとチーズっぽい!?
▲2、3回木べらでかき混ぜたのち、こし布にあけて水分(ホエー)を捨て、カードを取り出します

このあとは、カードに残っている水分をさらに抜きます。
▲5分程度、こし布で包んだカードをザルに軽くたたきつけます

たたきはじめはベチャベチャした印象ですが、しばらくたたくと水分が抜けるので、手の感触が軽くなります。
▲完成しつつあるチーズに期待が膨らみます

「このチーズ、何に合うかな?」
「バゲットは間違いないよね」
「ハチミツは?」
「あ、よさそう!」

そんな話をしているうちに5分経過、ボウルには白いホエーがたまっていました。
▲はじめに捨てたホエーよりも気持ち白っぽく、濃く感じます

たまったホエーは紙コップにあけて試飲できます!スッキリした舌ざわりながらミルキーな風味がふんわりして意外と美味しいです。これは捨てるのが勿体ない!ぜひ、試飲しましょう。

いよいよ仕上げ、手作りチーズ完成!

ここまで進むとチーズ作りのゴールは目前!
水分を抜いたカードをボウルにあけて、滑らかになるまで練り上げたら出来上がりです。
▲こし布を開いてカードを出してみると…「うわー!クリームチーズっぽい!」
▲取り出した直後はツブツブ感があります
▲ヘラでツブツブを下に押しつけるようにして練ります
▲練り続けるとカードの中に空気が入り、数分経つと滑らかな見た目に!

これでほぼ完成!
できたてのチーズを軽く指にとってなめてみました。

「あれ、味がない…」

ところが、軽く塩を一振りすると一変!
「すごーい!チーズの味がする!」

チーズ作りの仕上げは塩!味がきつくならないように味見をしながら、塩を軽くかけて混ぜ、好みの味になったらできあがり!
▲プラスチックケースにチーズを入れ、先ほど描いたラベルを蓋に貼ります
▲1個約100g、手作りのマスカルポーネチーズの完成です!

「こんなに手軽にチーズを作れちゃうんですね」
「どんな食べ方しようかな~、楽しみです!」
と、2人とも大満足!

作ったチーズを自宅に持ち帰って、味わいましょう!

▲手作りチーズは無料の保冷バックに入れて持ち帰れます!賞味期限は冷蔵で1週間です

持ち帰ったチーズ、みなさんならどんな食べ方をしますか?
理佐子さんは、半分をクラッカーにのせてオードブル風に、半分はキーマカレーに入れてまろやかな風味を楽しんだそうです。
一方、志織さんは、オリーブオイルを塗ったバゲットにチーズをのせ、ブラックペッパーを軽くふってオープンサンド風にして味わったそうです。
富良野の美味しい乳製品を味わうだけではなく、作って食べることができる体験。正味1時間程度で楽しめる手軽さもうれしいですね。
富良野周辺へ旅行する際はぜひ、富良野チーズ工房で手作り体験を楽しんでください!

※価格はすべて税込です。
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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