竜宮伝説が残る奄美大島の美しい海で、ウミガメと一緒にシュノーケリング体験!

2017.06.23

東京から飛行機で約2時間30分。手つかずの自然が多く残る南の島、奄美大島には、美しい海や緑豊かなマングローブなど絶景の中で楽しめるアクティビティが数多くあります。今回は澄みきった“アマミブルー”の海で、ウミガメと一緒に泳ぐシュノーケリング体験ができると聞き、さっそく訪れてみました!

▲(写真提供:ダイビングショップ ネバーランド)

奄美大島の北部にある「ダイビングショップ ネバーランド」へ

鹿児島本土と沖縄本島のほぼ真ん中に浮かぶ奄美大島。入り組んだ海岸線が続く、南北に細長い島です。
奄美大島の海にはウミガメが多く生息していて、1年を通してダイビングやシュノーケリングなどでその姿を見ることができます。今回は、「ウミガメと一緒に泳ぐシュノーケリング体験をしたい!」ということで、奄美空港から車で約15分、島の北部に位置する「ダイビングショップ ネバーランド」にやって来ました。
▲海沿いの龍郷町(たつごうちょう)にある「ダイビングショップ ネバーランド」。島北東部の笠利町(かさりちょう)に新店舗を建設中のため、2017年3月1日~11月末の8カ月間(予定)はこの仮店舗にて営業中です
▲外にはウッドデッキが!裏手には青々とした木々が広がります
▲受付の横には、代表の古田さんが撮影した、美しい海やサンゴやウミガメの「オリジナルポストカード」が並びます(1枚150円/税込)

奄美大島には、“ウミガメに出会いやすいビーチ”がいくつかあります。普段から人間が優しく接している場所では、ウミガメは人を怖がらないので、じっくり観察ができるのだそう。

ウミガメは出会いやすい時間や場所が日によって変わります。「ダイビングショップ ネバーランド」では、今までの経験からその日の海の状況を見て、ベストコンディションの場所へ案内してくれるのです。
▲奄美大島の北部だけでも、これだけのダイビングポイントがあるのだそう!オレンジ色がボートでアプローチするポイント、青色はビーチから入っていくポイントです

今回は、ウミガメ遭遇率98%(ツアー催行時)という脅威のシュノーケリングツアー「ウミガメ探検シュノーケル」に、代表の古田さんが直々に案内してくれるというお約束でした。しかし、取材当日の奄美大島は、朝から台風が襲来したのではないかと疑ってしまうほどの大雨と強風。
▲ツアー開始前、古田さん(写真左)から衝撃の一言が告げられます。「今日は波が高いため、ウミガメに会えるビーチには近づけません!」

とても楽しみにしていましたが、安全を考慮した決断です。残念でしたが、古田さんの明るい人柄のおかげか、私も思わず笑顔で「仕方がないですよね」と。

しかし、さすが経験豊富なインストラクターさんです。荒れた天気の時でも、晴れ間を見て安全にシュノーケリングできそうなビーチを考えてくれていました。気を取り直し、今回はそちらのビーチでのシュノーケリングツアーを楽しんでみたいと思います!

「奄美クレーター」の愛称で親しまれる赤尾木湾でシュノーケリング体験!

シュノーケリングツアーは、受付から体験終了まで約3時間の行程です。
「ショップで説明を受けて着替えを済ませて移動し、15分ほどレクチャーを受けた後、45分ほど思いきり海で遊びましょう。1時間近くも泳いだらけっこう良い運動だなと感じますよ。」(古田さん)

ツアーの流れの説明を聞いたら、出かける準備を始めます。
「ダイビングショップ ネバーランド」では、水温が低い日や冬の寒い日でも快適な海遊びができるよう、内側に水が入り込まないドライスーツを採用しています。
古田さんが手に持っているものがドライスーツ。ウエットスーツとブーツが一体になったような形です。
特徴は、中に着ている服が濡れないこと。水着に着替えることなく、トレーナーやヒートテックなど動きやすい格好のまま海に潜れるという優れものなんです!
▲ドライスーツを着用したら、シュノーケルとマスクの使い方を教わります

「ポイント(シュノーケリングをする場所)に着いたら、足がつく浅い場所でもう一度シュノーケルやフィン(足ひれ)の使い方を練習するので、安心してくださいね」(古田さん)
シュノーケリングに必要な道具だけを持ち、ポイントまでは車で移動します。
▲移動は、ダイビングショップのロゴが入った車で
この日のシュノーケリングポイント、龍郷町にある赤尾木(あかおぎ)湾は、なだらかな円形の湾です。その形からか、隕石が落ちて形成されたという説が伝わっていて「奄美クレーター」の愛称で呼ばれています。
ドライスーツを着ると、ライフジャケット無しでも浮きました!ライフジャケットの場合は上半身だけが浮きますが、ドライスーツだと足の先まで全身がプカプカ浮いて、不思議な感覚です。
▲沖に出る前に、浅瀬でシュノーケルの使い方を確認します

「出発してからも、フィンをバタバタと動かす必要はないですよ。僕が引っ張るので、ビート板につかまってゆっくりと足を上下に動かすくらいで大丈夫です。泳いでいる最中に疲れた時は、板につかまって顔を上げて休憩してください!」

沖に出る前、古田さんにこう言っていただきました。これなら、あまり泳ぎに自信がなくても安心して挑戦できますね。
▲いよいよシュノーケリングツアーへ出発です!
▲見てください、天気が悪くてもこの透明度!“内湾”と呼ばれる、浜辺から離れていない場所でも海底のサンゴまでくっきりと見ることができます
▲奄美大島の海に生息するサンゴの種類は200種以上あるといわれ、沖縄並みの多さです
▲手の届きそうな距離に広がるサンゴの森。とはいえ、どんなに魅力的でも、触ったりせずに見るだけにしましょう!
▲サンゴの周辺を、数えきれないほどたくさんの、色とりどりの魚が泳いでいます。淡いブルーや鮮やかな黄色など、熱帯魚が多いことが特徴的ですね!

「ずっと泳いで見ていたい!」と感じるほど、透き通って美しい奄美大島の海。気がつけば終了の時間。アッという間の約45分間でした。
名残惜しくて、終わってからもしばらく浅瀬でぼーっとさせてもらいました。海の中は透き通るような青の世界でしたが、海の外は最後までどんより曇り空。晴れの日だとさらに美しい景色が見れるのだと思います!
▲ダイビングショップに戻ってから、ドライスーツを脱いでみます
▲スーツの中の服は全く濡れていません!ドライスーツだと寒さを感じないだけでなく、水着を用意しなくてもいいので、とても楽ですね

実際にはこんな体験ができます!「ウミガメ探検シュノーケル」ツアーをご紹介

「ダイビングショップ ネバーランド」一番のおすすめは、もちろん「ウミガメ探検シュノーケル」ツアー(13歳以上 5,500円・税込)です。
▲かなり高い確率でウミガメに会えるという秘密のビーチがこちら。天気が良い時には、見渡す限りの青い海が広がります(写真提供:ダイビングショップ ネバーランド)
▲奄美大島にやって来るのは、主にアカウミガメとアオウミガメ。ダイビング中に出会うのは、アオウミガメが多いのだそうです(写真提供:ダイビングショップ ネバーランド)
▲シュノーケリングをする人の下を優雅に泳ぐアオウミガメ(写真提供:ダイビングショップ ネバーランド)
▲運が良ければ、こんなに近くで見ることもできるんです!(写真提供:ダイビングショップ ネバーランド)

島の最北端にあたる「用岬(ようみさき)」には、一説には「浦島伝説」の元になったと伝わる「竜宮伝説」が残っています。
現在でも、手つかずの自然が残る奄美大島の海岸では、5月~7月にかけてウミガメが産卵に訪れており、その時期に合わせて見学ツアーを開催している団体もあるそうです。
奄美大島は、今も昔もウミガメとの深い関わりがあるんですね。

今回、私は天気の関係で「ウミガメ探検シュノーケル」ツアーに出かけることはできませんでしたが、古田さんの素晴らしい提案で、悪天候の中でもシュノーケリングツアーに出かけることができました!奄美大島の澄み切った青い海でのシュノーケリングは、一言で言うなら「最高!」です。
みなさんも、奄美大島でのシュノーケリングツアーに出かけてみてはいかがですか?
久高葵

久高葵

沖縄で生まれ育った、沖縄在住ライターです。沖縄の「美味しい・おもしろい・気になる」を発信したいと奮闘中。 また、ひょんなことがきっかけで泡盛に興味を持ちはじめ、2016年春に泡盛マイスターの資格を取得。『泡盛じょーぐー(沖縄方言で「大好き」の意味)』としてお酒にまつわる情報も発信しています。

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