湯布院フローラルヴィレッジは、まるで絵本の中にいるようなメルヘンワールド

2017.07.08 更新

大分県・湯布院。可愛いカフェや雑貨屋が軒を連ねる有数の温泉観光地ですが、ここに「ピーターラビット」の絵本の世界が飛び出してきたようなメルヘンチックなスポットがあります。観光スポットとしてはもちろん、写真映えするその造りから撮影スポットとしても人気になっています。そんな話題のスポット「湯布院フローラルヴィレッジ」へ行ってきました。

イギリスのコッツウォルズ地方を再現したメルヘンの世界

JR由布院駅から徒歩15分。「湯布院フローラルヴィレッジ」は湯布院の中心街である湯の坪街道から少し入ったところにあります。突如現れる土塀づくりの入り口。もうここから異世界!
「湯布院フローラルヴィレッジ」は、「世界一美しい村」と称され映画「ハリー・ポッター」の撮影の舞台にもなった、イギリス・コッツウォルズ地方を再現しているそう。自然と調和して人々が暮らしている美しい村を造り、訪れる観光客に“小さな海外旅行”をしてもらいたい、という想いから湯布院に2012年、誕生しました。
入園は無料(一部施設は有料)。入口からぐるりと円を描くように散策路が設けられており、その両側に可愛いショップが並んでいます。ショップは様々。「ピーターラビット」のグッズをメインに扱う「The Rabbit(ザ ラビット)」や、「魔女の宅急便」の黒猫、ジジのグッズを扱う「KIKI’S BAKERY(キキズ ベーカリー)」など、もうどれもが可愛くてたまりません!
▲「The Rabbit」は、本場・イギリスにある「ビアトリクス・ポター」のギャラリーショップと大きさは違えど同じ造り。中にはピーターやその家族たちのラブリーなグッズがたくさん!
▲「KIKI’S BAKERY」では、たくさんのジジがお出迎え。ベーカリーと言うだけあり、クロワッサンも販売していますよ
▲「THE HIDEOUT(ザ ハイドアウト=隠れ家)」では、革製品やミニチュアカーなど、男性好みのグッズを多数取り揃えています

広い敷地ではないものの、19店舗がずらりと揃い、どれもが可愛いのでぶらりと散策するだけでも楽しい!店の前など至る所に花壇があり、季節の花々がさらにメルヘンの世界を演出しています。
▲取材時はパンジーが見ごろでした!キレイ!
▲看板だけ撮影しても、絵になります~
▲奥には真っ赤な英国車が!残念ながら乗ることはできません

魅力はこの雰囲気とショップだけではありません。ここでは動物たちと触れ合うことができるんです。思わず目がハートになっちゃう可愛い動物たちをご紹介しましょう!

気分は魔法使い?フクロウ手のせ体験

敷地内の中央にある小さな森は、本物のフクロウと触れ合える「フクロウの森」(入館料/中学生以上680円、4~12歳480円、3歳以下無料 ※各税込)です。
▲こちらが入口。左側の受付に何かいる…?
▲看板フクロウのミーちゃんがお出迎え!可愛い~

フクロウはみな夜行性と思われがちですが、そうではないフクロウもいるそう。フクロウの種類によって目の色が異なり、黄色の目は日中、オレンジの目は夕方や朝方、黒色の目は夜間の活動に適しているのだとか。
▲メンフクロウのミーちゃんは夜行性。眠いかな?

施設内にいるフクロウたちは基本大人しく可愛いコばかり。頭をなでることができますが、なでる際は手の裏側(甲側)で優しく、が原則。中には触れないフクロウもいるのでご注意を。
フラッシュをたかなければ、写真撮影もできますよ。
▲新入りのトトロちゃんは、なでるのNG
▲触れないフクロウにはこのマークを掲示しています

「フクロウの森」では、フクロウたちをそのまま展示しています。ぐるりと森の中を巡れば色んなフクロウたちと出会えます。
一部はケージの中にいるものの、基本的にフクロウたちは自然に近い状態で木の上に留まっています。ありのままのフクロウたちが目の前に!
▲左はシロフクロウのヘドウィグ。真っ白!
▲アルビノにより生まれつき顔が白いカラフトフクロウの2匹。顔の白いカラフトフクロウは世界的に珍しく、日本で見られるのはココだけだとか
▲女性に人気のコキンメフクロウのエビサマ。体長わずか15cm!可愛い~~

そして、ここではこんな体験も!
じゃじゃ~ん!フクロウを手に乗せ、まるで魔法使いのよう!写真撮影してSNSにアップする方も多いそうです。「フクロウ手乗せ体験」は1回300円(税込)。「フクロウの森」内にある「Owl’s Photo Studio」で体験できます。

膝に乗ってくる可愛い猫たちにメロメロ~

さらにこちらにはもう一つ、猫カフェ「チェシャ猫の森」(入館料/中学生以上780円、4歳~小学生580円、3歳以下無料 ※それぞれ時間制限30分、すべて税込)が。ここではベンガルキャットというスタイルの良い猫ちゃん14匹と触れ合えます。
この「チェシャ猫の森」は2016年4月にオープンしました。「平成28年熊本地震」で被害の大きかった湯布院。不思議の国のアリスに登場する「笑う猫(=チェシャ猫)」の名前を付け、湯布院で笑顔を作りたいという願いの元に誕生した施設です。
▲にゃんこたちがワラワラと集まってきます。猫じゃらしの貸出もあり!

ワンドリンク付きで、お好きな飲み物をドリンクサーバーから選べます。そこかしこに、可愛い猫たちがたくさん~。猫好きにはたまりません!!人懐っこいので膝に乗ってきたり、近寄ってきたりするから…もう、メロメロになっちゃいます。(自ら抱えるのはNG)
▲ん、にゃんだ?室内にある大きな樹木は、スタッフが自ら山に採りに行き搬入したもの!
店内にある絵は、スタッフの手描きというから驚き!他にも自分がアリスになったかのように感じる特大のワインボトルなど、アリスの世界に浸れる小物も素敵です。
ほか、施設の入口付近には小さな池に放牧されたアヒル、真っ白なヤギ、そしてハリネズミやピーターラビットのモデルであるネザーランドドワーフという種類のウサギもいます。

どれもみんな可愛いのなんのって…!
▲入口すぐの場所にいるアヒルちゃんたち
▲のんびりしてて大人しい、白ヤギのはなちゃん
▲ウサギは、ピーターラビットのショップ「The Rabbit」の横にいます
▲ヒマワリの種をもぐもぐするアカリス。春と秋の出産シーズンには可愛い子供が生まれるそう

これらの動物たちは、無料で触れ合うことができ、100円(税込)で餌やりもできますよ。休憩がてら癒されてはいかがですか。

ちょっと疲れたら、足湯(100円・税込)や、今注目されている酵素浴(3,500円・税込)もできます。米ぬかに顔以外の全身を埋める酵素浴、美容と健康に効果があると言われているそう!旅の疲れを取るために訪れる方もいるそうですよ。
▲酵素浴は9:30~18:00(最終受付16:45)

スタッフが作り上げた夢の世界

いかがでしたか?
敷地は広くはありませんが、たくさんの見どころやフォトジェニックな場所が満載の施設です。
驚くべきは、施設の大部分がスタッフ手造りということ。
もちろん、店や道路などの建設は職人さんによるものですが、店作りの企画や花壇などの石積み、季節の花々の手入れ、看板制作に至るまで、スタッフさんの手によるものが多いそうです。
▲「チェシャ猫の森」の看板も何とスタッフ手作り!

世界観を大切にするため、スタッフさんの名前も英語に。りかさんがリリーさん、かほさんがカリナさんに、と実名をもじるなどして付けていらっしゃいます。名札を付けているので、スタッフさんの名前に注目しても面白いですよ。

花の世話から施設造りまで、大変ではないですか?の問いに、支配人であるウォルトさんはこう答えてくださいました。

「大変ではありますけど、何より楽しいです。自分たちが手掛けた花や店で、お客さまが喜んで写真を撮ってくださる、女性のお客さまが可愛いと言ってくださる。そんな様子が目の前で見られますから」。
▲左からリリー(LILLY)さん、ウォルト(WALT)さん、カリナ(CARINA)さん。ウォルトさんの名前は“夢を与える人”になりたいとの思いから、名前をいただいたそう

「でも、施設造りが忙しいお陰で自分の担当の店にあんまり居ないんです」と笑うウォルトさん、今後もどんどん施設を楽しくしていきたいとのこと。

温泉街に現れたのは、小さな夢がたくさん詰まった世界。買い物や動物に会いに来るのはもちろん、写真を撮りに来るだけでも大丈夫。絵本の主人公になった気分で夢の世界を散策してみてくださいね。
桑野智恵

桑野智恵

フリーの雑誌ディレクター/ライター。福岡生まれ、福岡育ちの博多女。3つの出版社を渡り歩き、雑誌編集歴20年弱。食育アドバイザー、フルーツ&ベジタブルアドバイザー。

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