レイク&マウンテンビューを堪能できる!猪苗代湖周辺カフェ3選

2017.07.18

四季折々に美しい姿を見せる磐梯山(ばんだいさん)。そしてその姿をくっきりと湖面に映し、別名「天鏡湖(てんきょうこ)」と呼ばれる猪苗代湖(いなわしろこ)。福島の豊かな自然を満喫できるおすすめのカフェ3店をご紹介します。ドライブがてら、疲れた体や心をパワーチャージしに立ち寄ってみましょう。

▲猪苗代湖と磐梯山(写真提供:磐梯観光船)

猪苗代湖のレイクビューを望む、おしゃれカフェ

猪苗代湖に行ったらぜひ訪れたいのが「TARO CAFE(タロカフェ)」です。磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICからほど近い場所にあります。
▲入口はゆるやかなスロープになっている

「TARO CAFE」は福島市出身の山田さんが2002年にオープンしたカフェ。もともとパチンコ屋兼住宅だった建物を、すべて自分たちで改装したそう。建物には「TARO CAFE」とテイクアウト専門の「DEN DEN COFFEE(デンデンコーヒー)」、セレクトショップの3店舗が並んで入っています。
▲中に入ると正面にあるのが、猪苗代湖を眺められるテラス席

窓に面したテラス席からは手前に田んぼとそば畑、その先に猪苗代湖が眺められます。さらに猪苗代湖の先には風車で有名な布引(ぬのびき)高原などの山々が広がっています。

夏は青々とした田んぼの稲、秋は満開のそばの白い花が美しい姿を見せてくれます。春は猪苗代湖の手前の木々が桜の花を咲かせ、冬は田や畑に雪が積もって白銀の世界になるなど、季節ごとに違った景色を楽しめます。
▲視界いっぱいに広がる景色。いつまででも眺めていられる
▲席から見える景色。田んぼやそば畑の間を走る農道も美しい

自家焙煎のコーヒーは「季節のブレンド」、「アーモンドロースト」、「ビターブレンド」、さらに産地別の「ブラジル」、「グァテマラ」、「ルワンダ」などたくさんの種類があります。

訪れた日は「春のブレンド」(650円・税込)を注文。苦みのなかにフルーティーさもあり、スッキリとした春らしい味わいです。磐梯山の湧水を使用しているためか、見た目にも味にも透明感があり、とってもおいしい。
▲コーヒーはつねにあたたかく飲めるようにとポットごと提供され、約3杯分も味わえる

コーヒーのほかにも、ケーキやタルト、ワッフル、ホットサンドなどフードメニューも充実しています。

この日注文したのは春夏限定の季節ケーキ「チョコミント」(590円・税込)です。さわやかなフレッシュミントとビターチョコの相性がバツグン。甘いムースとチョコに入ったナッツの歯ごたえもよく、コーヒーにピッタリの上品な味です。
▲中に入って右側は落ち着いた雰囲気の席。置かれている椅子や照明などの家具ひとつひとつが洗練されている
▲店内に置かれている本はすべて山田さんの私物。アート系から小説まで幅広いジャンルが揃っている
▲スタッフの田中さん。カフェのロゴなどはすべて、デザイナーでもある山田さんのデザイン

いちばん混雑するのは、土日の14~15時頃。平日のオープン直後は比較的空いているそう。また、猪苗代湖に太陽が沈む姿が見られる夕方に訪れるのもおすすめです。ぜひ何度も訪れて、自分のお気に入りの猪苗代湖の景色とコーヒーを見つけてくださいね。

磐梯山のマウンテンビューが眺められる、くつろぎの穴場カフェ

猪苗代湖から車で30分ほどのところにある桧原湖(ひばらこ)の近くにあるのが、磐梯山を眺められる「裏磐梯高原 森のカフェ『時の河』[Cafe&Lunch]~優しい時間~」です。「道の駅裏磐梯」のT字路を300mほど直進したところにあります。
▲桧原湖畔から磐梯山を眺める。桧原湖は裏磐梯高原にある湖沼群のなかでもっとも大きい(写真提供:「裏磐梯高原 森のカフェ『時の河』[Cafe&Lunch]~優しい時間~」)

カフェは「裏磐梯高原プチホテル『星の雫』」の2階にあります。ホテルのオーナー夫妻が運営しており、5月中旬~11月中旬の11時~14時のランチタイムはホテルの宿泊客以外も利用できるんです。
▲正面が宿泊客のための部屋で、右の建物の2階にカフェがある

2階のカフェに入ると目に飛び込んでくるのが、大きな窓の向こうに広がる雄大な景色。磐梯山をはじめとする山々が目の前に眺められます。訪れた日はあいにくの霧で山の形をはっきりと見ることはできませんでしたが、豊かな自然を堪能できました。
▲窓一面に広がる緑。ゆったりとした座席は24席ある
▲霧がない日は山の形をはっきりと見られる(写真提供:「裏磐梯高原 森のカフェ『時の河』[Cafe&Lunch]~優しい時間~」)

磐梯山をはじめとする山々は、春は芽吹き、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節によってさまざまな表情を見せてくれます。さらに秋から冬にかけての10月頃には、山頂は雪の白、山腹は紅葉の赤、山のふもとは紅葉前の緑という、通称「三段紅葉」を見ることができます。
▲秋の様子。紅葉は山頂からはじまり、だんだんふもとに下りていく(写真提供:「裏磐梯高原 森のカフェ『時の河』[Cafe&Lunch]~優しい時間~」)
▲初冬の様子。山々や木々にうっすらと雪が積もる(写真提供:「裏磐梯高原 森のカフェ『時の河』[Cafe&Lunch]~優しい時間~」)

本格的に雪が降り始める11月中旬頃からは積雪が高いため、カフェは休業してしまいます。初冬の景色を見るには11月上旬に訪れるのがよいそう。

注文したのはいちばん人気の「きまぐれパスタとコーヒーのセット(サラダつき)」(1,580円・税込)です。
▲パスタもサラダもボリューム満点!

パスタは地元で採れる野菜を使い、トマトパスタや和風パスタ、野菜パスタなど季節によってその都度メニューが変わります。訪れた日はウインナーやアスパラがたっぷり入ったトマトパスタでした。どこか懐かしくほっとできる味です。

コーヒーは天然水100%で抽出しており、コクのある甘みとほどよい苦みのバランスがちょうどよく、クセがなくさらっとしています。何度もおかわりしたくなるおいしさです。
▲オリジナルの陶芸作品も並ぶ

磐梯山の雄大な景色を眺めながらおいしい料理やコーヒーをいただいていると、思わず時が経つのを忘れてしまいます。

ここでは毎晩、夜空いっぱいに広がる星と流れ星が見られ、さらに7月下旬からは近くの渓流に蛍が現れるそう。時を忘れて過ごすには、自然豊かなこの地に宿泊も兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?

目の前に志田浜と猪苗代湖が広がる湖畔カフェ

猪苗代湖の北東側に、夏場は湖水浴場として有名な志田浜があります。福島県内では唯一のサンセットビーチで、夕映えは絶景です。

その好ロケーションに2016年6月にオープンしたのが「CAFE LUKE(カフェ ルーク)」。磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから国道49号を郡山方面へ6km走ったところにあります。
▲カフェは駐車場から志田浜に向かって少し歩いた先にある。外壁もすべて塗り直したそう

もともと土産物屋だった建物を、スタッフさんたちが床の張り替えから壁塗りまですべて自分たちで改装したカフェです。

どこかアメカジ風な店内からは、すぐ目の前に志田浜と猪苗代湖を眺められます。訪れた日は残念ながら雨でしたが、空と湖のきれいな青が窓いっぱいに広がっていました。
▲テーブルや椅子の布張りまで自分たちで行なったそう

天気がよいと、猪苗代湖の先に磐梯山が望めます。また、その手前には猪苗代湖を優雅に泳ぐ、磐梯観光船「はくちょう丸」の姿が見られます。海とは違った穏やかな波と真っ白できれいな砂浜は、ぼーっと眺めているだけで疲れた体と心を癒してくれます。
▲ここでしか見られない外の景色を眺めながらおいしいスイーツをいただく。ぜいたくな時間…
▲志田浜はすぐ目の前。テラス席から直接下りられる

注文したのは「抹茶フラぺリッチクリームラテ」(650円・税込)と「ミックスベリーのアイスパンケーキ」(1,000円・税込)。

「ミックスベリーのアイスパンケーキ」は、熱々のパンケーキの上にのった冷たいアイスクリームがとろりと溶けていきます。ベリーの酸味とホイップの甘みがちょうどよく、ペロリと食べられちゃいます。
▲「ミックスベリーのアイスパンケーキ」には、はちみつがたっぷりかかっている
▲晴れた日はぜひテラス席に。風を感じられて気持ちいい

今回いただいた2品をはじめとするメニューの多くに、会津若松の「松本養蜂総本場」で作られたはちみつが使われています。「松本養蜂総本場」は日本で唯一、有機はちみつを生産している養蜂家です。どちらもいただいた瞬間に有機はちみつ独特の自然な甘さが口の中いっぱいに広がります。
▲「松本養蜂総本場」の商品は店内で購入することができる(972円~・税込)
▲カウンターはもちろん、照明もすべて手作り。インテリア雑誌を片手に試行錯誤して作ったそう
▲カフェを堪能したあとは、はくちょうボートに乗ってみては?

毎年7月上旬の猪苗代湖の湖水開き後は、白い砂浜にたくさんの人があふれかえります。今年は絶景とはちみつたっぷりラテ&パンケーキを堪能しに、ぜひ湖畔カフェに訪れてみてください。
撮影:櫛ビキチエ
桑沢香織

桑沢香織

編集者、ライター。出版・編集プロダクションデコ所属。雑誌、書籍、小冊子、ウェブ媒体の編集・執筆などを手がける。編集を担当した本に『わたしらしさのメイク』『おとなのヘアケア読本』(ともに技術評論社)、『劇団四季ミュージカルCATSのすべて』(光文社)、『大相撲手帳』(東京書籍)などがある。デコ新刊:『新幹線を走らせた男 国鉄総裁 十河信二物語』『増補 健康半分』『顔望診をはじめよう』『サバイバル登山入門』など。

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