京都の生八ッ橋が超進化!思わずシェアしたくなる「めちゃカワ」和菓子

2017.08.14

江戸時代に創業した京都の「聖護院八ッ橋総本店」。重厚な老舗のイメージとは正反対の、メチャかわポップな和菓子店をプロデュースしていると聞き、早速訪れてみました!

食べるのがもったない!
胸キュン系の和菓子たち

浮き輪の白くま君に、アクアブルーにプクプク泡がモチーフの和菓子。一見かわいい小物みたいですがこれ、生八ッ橋を使ったれっきとした「和菓子」なんです。

こんなかわいい和菓子に出合えるのは、京都市の繁華街、四条木屋町にある「nikiniki(ニキニキ)」。京都の伝統菓子「八ッ橋」発祥の聖護院八ッ橋本店がプロデュースするお店です。
お店の場所は、四条通に面した一等地にあります。一見すると和菓子店には見えない、白を基調としたお洒落な外観が目印です。
▲季節の生菓子 594円(税込)※デザイン違いの2個入り

ショーケースの中に並ぶのは、動物や花、ハート柄などをモチーフにした「季節の生菓子」。とてもカラフルで、和菓子の枠を超えたキュートさです。こちらのお菓子は、ひとつひとつ職人さんが丁寧に手作りしています。
▲手のひらの上にチョコンと乗っているのは、かわいいクマさん。中には白あんが入っています
こちらは2017年の夏バージョン。白くまとアクアブルーの泡がとっても涼しげ。生八ッ橋の特徴であるニッキ(シナモン)の香りが、さっぱりした甘さの餡と相まって、爽やかで上品な味わいです。

生菓子のため賞味期限は当日限り、ネット等での販売もないので、京都の店舗(四条木屋町店と京都駅構内のニキニキア・ラ・ギャールの2店舗)でしか買うことができません。またシーズンごとでモチーフが変わるので、出合えるお菓子はまさに一期一会。京都に来たらマストで購入したい一品です。

組み合わせ色々!
生八ッ橋で包む花のようなお菓子

続いて紹介するのは、5種類の生八ッ橋に、季節のフルーツのコンフィなどを包む「カレ・ド・カネール」。

取材時(2017年6月)は、プラム・ショコラ抹茶・バナーヌ・アプリコット・ポム(りんご)・ブルーベリー・抹茶・つぶあんの8種類がありました。こちらも時期などによって種類が変わります。
コンフィなどを包むのは、こちらの5種類の生八ッ橋。

左からシナモン・抹茶・ロゼ・アズール・セサミの5つ。シナモン・ロゼ、アズールはニッキの味がベースです。抹茶やセサミは、ニッキに加えて生地に練りこまれた素材の香りがいい感じです。
イートインの場合は、生八ッ橋とコンフィなどをチョイスしたら、その場で店員さんが包んでくれます。今回は、ポム(りんご)のコンフィをアズールの生八ッ橋で包んでもらいました!
▲小さな器の上に生八ッ橋を置き、そこにコンフィを載せていきます
▲下に押し込みながら、生八ッ橋を花びらの形に整えていきます
▲完成です!ちょうど手の平にのるぐらいのサイズです。
▲イートインの場合は1つ108円(税込)~※組み合わせで価格が異なります
食べるときは四つの角をつまんで中身を包み、一口でパクッと食べます。
生八ッ橋特有の柔らかい食感。瑞々しいポム(りんご)のコンフィとの相性は抜群です。ニッキの香りもナイスなアクセントで、洋菓子のような、でもやっぱり和菓子、という不思議なおいしさです。
こちらはテイクアウト1,188円(税込)~。八ツ橋とコンフィなどを2種類ずつチョイスできます。八ツ橋は1種類につき5枚入り。色合いや味わいも好みで選べるのが嬉しいですね。 ※組合せにより価格が異なります
▲笑顔で取材に対応してくれた中村さん(左)と沖さん(右)。「カレ・ド・カネールはどの組み合わせもおいしいですよ!」

こちらが本家本元
伝統の聖護院八ッ橋

▲聖護院八ッ橋 箱入り24枚入り540円(税込) 

「八ッ橋」とは、米粉と砂糖をあわせたものに、ニッキで香りづけをしたお菓子のこと。その歴史は古く、元禄2(1689)年に遡ります。
箏(こと)の名手であった八橋検校(やつはしけんぎょう)を偲び、常光院(別名八はしでら)の参道だった聖護院の森の茶店にて「八ッ橋」を販売したのが始まりです。

箏の形に焼き上げられた八ッ橋は、パリパリとした軽い食感。お米と砂糖のシンプルな甘さにニッキの香りがほんのり香る、食べ飽きしない素朴な味わいです。
▲つぶあん入り生八ッ橋「聖 抹茶詰合せ」 10個入り(ニッキ5個、抹茶5個) 540円(税込) 

一般的に八ッ橋といえば、こちらの「つぶあん入り生八ッ橋」をイメージする人も多いのではないでしょうか?
歴史は比較的新しく、昭和35(1960)年、祇園祭の前日に祇園一力亭にて毎年開かれている表千家のお茶会で誕生したそうです。

生八ッ橋の柔らかい食感と、よりダイレクトに香るニッキの風味、上品なあんの爽やかな味わいが人気の秘密です。
いかがでしたか?
時代の変化に合わせて進化し続ける「八ッ橋」。ここでしか出合えないキュートなお菓子を求め、京都を訪れた際はぜひ足を運んでみてください。
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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