絶景が撮影できるトレッキングスポット5選 ~初心者・インスタユーザーにおすすめ~

2017.06.08

長く厳しかった山の冬が終わりを告げ、いよいよ本格的な登山・トレッキングシーズンを迎えます!大自然の中で澄んだ空気を吸いながら山や高原を歩くのは本当に気持ちがいいですよね。今年こそ山ガールデビューしたいという方も多いのでは?でも、体力に自信が無かったり、楽しみ方がわからない…という女子も多いはず。そんな初心者にもおすすめの場所を、インスタグラムで“いいね”をもらえる絶景撮影スポットと合わせてご紹介します!

1.世界遺産・屋久島で、縄文杉を写真に収める!

1993(平成5)年に世界自然遺産に登録された「屋久島」。樹齢7200年ともいわれる縄文杉をはじめ、多くの屋久杉や原生林に覆われた自然の宝庫となっています。近年、そんな屋久島で登山・トレッキングデビューを果たす女子が急増中!

神秘の森と対話しながら、縄文杉が鎮座する最奥地を目指せば、神聖なパワーが充填されていくのを感じられるはずです。
▲降水量の多い屋久島は湧水も多く、清らかな川が島中に流れる

南国リゾートのイメージがある屋久島ですが、実は日本で7番目に大きな島であり、九州一高い山・宮之浦岳が鎮座している自然豊かな島です。一歩足を踏み入れれば、清流や滝、湿地など、日本各地で見られる様々な自然景観を望むことができます。
▲かつては伝説上の存在で架空のものとされていた「縄文杉」。必ずカメラに収めたいスポット

天然記念物の縄文杉がある最奥地までは徒歩で片道約11時間!難所もあるので必ず詳しいガイドの方と一緒に目指しましょう。他の登山客がいない1泊2日のプライベートなトレッキングツアーもあるので、滞在時間や目的に合わせて体験予約してみてくださいね。
▲巨木の切り株に入って上を見上げると・・・ハート形の空になっているところも!

撮影スポットの宝庫・屋久島は島のどこを切り取ってもフォトジェニックな風景ばかり。ついつい写真に収めたくなるポイントに溢れています。
縄文杉までの途中、急登の場所などもあり登頂には苦労するかもしれませんが、成し遂げて下山した後は、新しい自分に生まれ変わっていることに気付くはずですよ。

2.日本最北の世界遺産・知床で、友達に自慢したくなる一枚を

2005(平成17)年、日本で3番目の世界自然遺産に認定された「知床」。冬には流氷が押し寄せることでも有名なこのエリアは、春の訪れとともに全国から多くのトレッキング愛好家が集う人気エリアとなっています。
▲人工物がほとんどない知床五湖は、どこを切り取っても画になる

特に人気なのが、斜里(しゃり)町にある「知床五湖」。一湖から五湖までの名前がついている湖沼の周辺は野生動物や草花に出合える自然の宝庫。その人気は、毎年世界中から多くの人々が訪れるほど。
▲「高架木道」は約800mの散策路。入口から終点まで段差がないので、車椅子やベビーカーもOK

多くの人が訪れるため、自然公園法による利用調整地区制度が導入されている知床五湖。散策をする方法は2つ。一つは「高架木道」を歩くパターンと、もう一つは「地上遊歩道」を歩くパターンです。

高架木道は、一湖から五湖まで5つある湖のうち一湖しか見ることができませんが、1人だけで気軽に歩くことが可能。一方、地上遊歩道は湖畔を歩いて5つの湖を見ることができますが、レクチャーの受講やガイドの同伴が義務付けられています。
▲地上遊歩道コースで見かける「ルリイトトンボ」
▲三湖にある島には、エゾシカが泳いで湖を渡ることもあるそう
▲運がよければキタキツネにも会えるかも!?

また、知床には知床五湖の他にも、「カムイワッカ湯の滝」をはじめとした名瀑や「プユニ岬」「知床岬」といった素晴らしい眺めのビュースポットも盛りだくさん。地形を知り尽くしたプロのガイドが帯同するトレッキングツアーや、海から知床の大自然を望むクルージングツアーもありますよ!
▲温泉が流れる「カムイワッカ湯の滝」。温水プールぐらいの水温で沢登りにピッタリ(冬場は立ち入り禁止)

人とは違う写真をアップしたい!たくさん“いいね”をもらいたい!という人には特におすすめです。北海道ならではの雄大な自然を、カメラに収めに行きませんか?

3.“神の降り立つ地”・上高地の絶景を撮影&トレッキング

国の特別名勝と特別天然記念物に指定されている「上高地」。日本を代表する山岳リゾートとして、澄み切った空気と絶景を満喫することができます。雄大な穂高(ほだか)連峰の眺望を間近に望め、観光のみならずトレッキングや登山で年間およそ120万もの人々が訪れています。
▲上高地のシンボル「河童橋(かっぱばし)」。美しい川の流れと穂高連峰を望める絶好の撮影スポット

最も有名な景色といえば、作家・芥川龍之介の代表作『河童』にも登場する「河童橋」付近。清らかな水を湛える梓川と吊り橋、そして抜けるような青い空のバランスはどう切り取っても画になります。
▲大正池

また、河童橋と並んで撮影スポットとして人気なのがトレッキングで巡れる「大正池」です。大正池は1915(大正4)年に焼岳が大噴火をおこした際、噴出した多量の泥流によって梓川が堰き止められてできた上高地で最大の池。水没した林は立ち枯れとなり、その神秘的な風景は多くのメディアに登場しています。
▲源流から毎秒1トンもの水が湧いているという「清水川」

散策の途中には山々が磨いた水が流れる小川も。きれいな水でしか育たない梅花藻(ばいかも)」という植物が生えおり、場所によってはなんと飲用も可能なんだとか!
歩くだけで清々しい気持ちになれる上高地でのトレッキング。晴れていれば太陽の光に照らされた美しい清流とアルプスの山々を写真に収めることができますよ。

4.首都圏の秘境・西沢渓谷で幻の滝を撮る!

▲西沢渓谷最初の撮影スポット「貞泉(ていせん)の滝」

「東京からも日帰りでいける場所はないの?」。そんな声にお応えすべくご紹介するのが、山梨県北部の秩父多摩甲斐国立公園内にある「西沢渓谷」です。

大都会・東京から日帰りで行ける距離にありながら「森林浴の森100選」「水源の森100選」「日本の滝100選」などに選ばれる国内屈指の渓谷美を誇っています。
▲絶景トレッキングスポットとして、年々人気が高まっている

西沢渓谷のトレッキングコースは一周約10km。ゆっくりまわると4時間ほどで巡ることができます。ただし、“道”と呼べるほどの道が整備されているわけではなく、渓谷に沿って遡上していくので、歩きやすい服や靴で歩くのがおすすめ。

沢登の途中で聞こえてくるのは、川の流れと鳥の鳴き声のみ。日頃の喧騒を忘れてしばし大自然の癒しに浸ることができますよ。
▲母胎淵(ぼたいふち)と呼ばれる甌穴(おうけつ)。水流によって回転する小石が、長い年月をかけて岩を削ることで出来た

トレッキングコースの途中には「貞泉の滝」や「母胎淵」、「カエル岩」といった撮影ポイントに溢れており、思わずSNSにアップしたくなるような景色の宝庫です。
▲圧巻は「七ツ釜五段の滝」

そして、西沢渓谷のクライマックスといえば5つの滝で構成されている「七ツ釜五段の滝」。透明度の高い山水が滝壺に注がれ、そこに光が当たると綺麗なエメラルドグリーンに!桃源郷のような光景にシャッターを押す指が止まらなくなること請け合いです!

しかも、五段の滝ということでマイナスイオンパワーも5倍!?かどうかは定かではありませんが、全身に“涼”と“癒”を感じる最高のゴールです。
▲秘境感満点の吊り橋もあり、フォトジェニックなポイントには事欠きません

「思い立ったが吉日」という感じで気軽にトレッキング先として選べる西沢渓谷。次のお休みは渓谷美をカメラに収めにでかけませんか?もちろん、ガイド付きツアーに参加して巡るのもおすすめです。

5.日本最後の秘境・祖谷渓で、秘境感たっぷりの風景を激写!

▲祖谷渓の「ひの字渓谷」

日本最後の秘境と呼ばれる徳島県の「祖谷渓(いやけい)」。四国のちょうど中央に位置し、標高の高い山々に囲まれたとても深淵なエリアです。深いV字谷の続く渓谷の底には清流・祖谷川が流れ、覗き込めばあまりの高さに眩暈がします。

そんな秘境・祖谷渓ですが、トレッキングの穴場として近年注目を浴びており、エリアに点在する絶景・秘境スポットをカメラに収めようと多くの人々が訪れています。
▲断崖絶壁に佇む小便小僧

トレッキング中の一番の見どころは、祖谷街道の開設工事の際に残った岩の上にある「小便小僧」。その昔、地元の子どもたちや旅人が度胸試しをしたという逸話を元に作られたといわれ、断崖絶壁に佇むその姿は絶景ファン垂涎の撮影スポットです。
また、渓谷にかかる長さ45m・幅2m・高さ14mの「かずら橋」も撮影スポットとして大人気。マタタビ科の樹木のサルナシ(シラクチカズラ)で作られたこの原始的な橋は、国指定重要有形民俗文化財にもなっています。

3年毎に架替えが行われており、今も現役の生活橋として活躍している一方、毎晩19:00~21:00の間はライトアップされていたりと観光の目玉にもなっています。
▲大歩危(おおぼけ)渓谷と遊覧船

なお、祖谷渓の景勝地として有名な大歩危、小歩危(こぼけ)は、直接歩くことは危険過ぎますが、観光遊覧船が運行しているので、トレッキングの途中、休憩がてらに乗船するのもおすすめ。

ちなみにこの地名、「大股で歩くと危険な道」ということから大歩危、「小股で歩いても危険な道」ということから小歩危となった由来があるそう。
木々が生い茂る祖谷渓では、木にぶら下がったり、他の木へ飛び移ったり、ワイヤーを渡って空中散歩を楽しめる「ツリーアクティビティ」を楽しめる場所もありますよ。子どもがいる人は家族で旅行しても楽しいエリアです。
絶景写真が撮影できるおすすめの登山・トレッキングスポットまとめ、いかがだったでしょうか?今回ご紹介した絶景スポットの写真をSNSにアップすれば、友達からの“いいね”を集めること間違いなし!登山・トレッキング初心者でも気軽に参加できるガイドツアーも目白押しなので、夏休みやシルバーウィークの予定にピッタリですよ。
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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