群馬の大自然に囲まれた古民家で、手ぶらBBQと田舎暮らし体験

2017.07.31 更新

都心から近く、大自然に囲まれた場所で週末ゆっくり過ごしたい――。そんな人には、群馬県にある古民家でゆったりするプランはいかがでしょうか。宿泊や日帰りで手ぶらBBQをはじめ、田舎暮らしが体験できる古民家施設をご紹介します。

▲古民家の2階客室から。オーナーお手製のチェアにゆったり腰をかけ、窓いっぱいに広がる緑の美しさに心からリラックスできます

オーナー自ら改装!約20種類の田舎暮らしを体験できる築60年の古民家宿

今回訪れたのは、群馬県甘楽郡南牧(なんもく)村。群馬県の名産「下仁田ネギ」の産地である下仁田エリア(下仁田IC)から車で30分ほどの場所です。
昔ながらの古民家が立ち並ぶこの村では、ぐんま百名山のひとつである烏帽子岳をはじめ、風光明媚な里山の原風景が楽しめます。滝めぐり、川遊び、魚釣りなど大自然を満喫できるアクティビティも豊富です。
▲名勝「線ケ滝」付近の大自然。古民家から車で5~6分ほどでアクセスできます

そんな南牧村の星尾エリアにあるのが「体験型古民家民宿 かじか倶楽部」です。なんと築60年ほどの古民家を、オーナー夫妻がお客様の要望に応えながら“自ら改装”し続けているそう。普段は1日3組限定の民宿として運営していて、地元産の食材や無農薬野菜を使ったお料理をはじめ、手作りの露天風呂、そして約20種類もの豊富なアクティビティが楽しめます。
▲「かじか倶楽部」の外観。すぐ眼下には星尾川が流れている。川まで下りて行くことができて、川遊びや、ヤマメやカジカなどの魚釣りも楽しめます

そんな「かじか倶楽部」には、都心からの女性1人旅や、毎年訪れるリピート客も多いそうです。基本的に宿泊がメインの施設ですが、空きがあれば、ジンギスカンのBBQとお風呂休憩付きプランを日帰りで1人3,000円(要事前予約※税込)で受け付けています。朝早めに到着して各種アクティビティを楽しみ、ご飯とお風呂休憩をして夕方に帰るなどの楽しみ方もできますよ。
▲「おいでなんし かじか倶楽部」の看板が目印(※おいでなんしとは、長野地方の方言で”いらっしゃいませ”の意味)

入口には、田舎暮らし体験の道具がずらり。おじいちゃん、おばあちゃんが当たり前に見てきた風景を見せたいという想いが込められているそうです。
古民家に入ると、囲炉裏がある小上がりスペースと食堂兼談話室があります。ちょうどオーナーの米田さんが鮎を囲炉裏で焼いているところでした。パチパチという心地よい音が施設内に響きわたり、思わずほっこりした気分になりました。
▲右手が入口すぐにある食堂兼談話室。奥は木工体験のできる工作部屋になっています
▲宿泊客が釣ってきた魚を捌いて一緒に焼くこともあるそう
▲「かじか倶楽部」オーナーの米田さん。田舎暮らしに憧れ、都心の会社をリタイアし、この南牧村に定住されたそうです。ついつい時が経つのを忘れてしまうほど、色々なお話が聞けました

約20種類の体験メニューの中から木工体験をチョイス!

「かじか倶楽部」の魅力の1つが、ここでしか体験できない豊富なアクティビティ。アウトドアだけでなく、インドアで体験できるアクティビティも豊富です!そこで今回は、木工体験に挑戦してみました。工作なんて小学校ぶり!?ドキドキしながら体験してみました。
▲施設のスタッフが丁寧にサポートしてくれるので初心者も安心!

各板の四辺に釘を打って箱を作っていくシンプルなものですが、まっすぐ釘を打つのは非常に難しく、スタッフの方に協力していただきながら、約60分でなんとか完成!
▲たった2,000円でこんな本格的な木箱が作れちゃうんです

その他にもそば打ち体験、こんにゃく作り体験などが人気だそうです。
▲もともと南牧村に来た当初は、お蕎麦屋さんをやっていたオーナー夫妻。そば打ち体験では本格的な手打ち蕎麦が作れます!

アウトドア派なら星尾川で釣り体験や、専用の畑で収穫・農業体験などを楽しむこともできますよ。
▲「かじか倶楽部」専用の畑で採れるお野菜はすべて無農薬野菜です

北海道産ラムと、無農薬野菜を囲炉裏で楽しむ新感覚のBBQ!

さらに「かじか倶楽部」でオススメなのがBBQ!こちらの施設では、なんと先ほど鮎を焼いていた囲炉裏に鉄板を置いて、囲炉裏でBBQを楽しむことができるのです。メインとなるお肉は、米田さんの生まれ故郷である北海道産ラム肉のジンギスカン。付け合わせのお野菜は地元産の無農薬野菜を使用し、ヘルシーで体に優しいメニューとなっています。
▲鉄板の上にラム肉と地元で採れた山菜をたっぷりのせて、これぞ"田舎スタイル"のBBQです(※付け合わせの野菜は季節ごとに異なります)
▲宿泊の場合はBBQの他に、手作り蒟蒻、手作りコロッケ、山菜料理など10品以上のお料理を夕食時に楽しめます

昔ながらの囲炉裏の周りに腰をかけて、じっくりラム肉を焼いていきます。お肉は柔らかくてジューシー!そして地元産のワラビやゼンマイなどの山菜は新鮮そのもの。囲炉裏×ラム肉×山菜というコラボがとっても新感覚なBBQでした。

食事の後は、川のせせらぎに耳を傾けながら露天風呂でリラックス

おなか一杯になった後は、お部屋のお風呂でひと休み。全3室のうち2室に眺めの良い露天風呂、1室に岩の内風呂がついています。露天風呂は、なんと米田さんが地元産の杉の木で作った手作りです!星尾川のせせらぎや、鳥のさえずり、夜は満天の星を見ながら、喧騒とは無縁の世界でゆったりとした時間が過ごせます。
▲1階客室(14畳)のお風呂は、里山の緑と川のせせらぎを聞きながら入浴できる露天風呂になっています
▲すぐ眼下に流れる星尾川。川に隣接している施設ならではのダイナミックな眺望です
2階客室は、約40畳もの広さがあり1家族でまるごと使用OK!間取りは12畳の和室2部屋(襖でつながっています)と、露天風呂に面した12畳のウッドデッキになっています。家族で訪れるもよし、仲良し女子グループで訪れるもよし。非日常に浸りながら、素敵な想い出がつくれそうですね。
▲2階の客室の露天風呂は、大家族で入っても十分な広さです
▲露天風呂に面したウッドデッキ。この日は、都内から田舎暮らしを体験しに訪れたファミリーと意気投合。一緒に積み木遊びを楽しみました

常連さん限定!?古民家の地下にある秘密の空間「かじか小屋」

さらに「かじか倶楽部」には見逃せない場所があります。米田さんに「特別な空間があるから見てみる?」と連れていってもらったのは、なんと古民家の地下空間。ここは「かじか小屋」というBarになっていて、常連さんなど限られた人のみ利用できるのだそうです(もちろん常連さんではなくても、オーナーに伝えれば利用できます)。
▲地下のBar「かじか小屋」。果実酒の瓶の間に置かれている米田さんお気に入りのアンティークなレコードプレーヤーが、とてもいい雰囲気です

石垣に囲まれひんやりとした空間は、夏でもクーラーいらず。自家製の梅酒をはじめとした果実酒がずらりと並び、オーナーが収集したレコードを聴きながら、ほろ酔い気分に浸ることができます。
▲「かじか倶楽部」の外観。田舎に実家がない人だったら、第二の故郷としておすすめですよ

都心から近く、大自然に囲まれた環境で、童心に返れるようなアクティビティを体験し、新感覚BBQでお腹も満たされた大満足の旅。少し子どもが大きくなったファミリーにもオススメです。米田さんをはじめ、スタッフの方たちが子どもたちの面倒をみてくれるので、パパ・ママも子育てから解放されて、ゆっくりできます。

なお、事前に連絡をすれば上信電鉄の下仁田駅から送迎も行っています。お酒をゆっくり飲みたい方は、電車でのんびり旅をするのもいいですね。
takeko

takeko

普段はIT系ディレクター、時々ライター。趣味は美味しいお店開拓(でも方向音痴で、いつも目的地に着くまで一苦労)。学生時代は一人海外旅行が大好きで、現地ですぐ友達を作っちゃうタイプでした。社会人になり、全国各地へ出張に行く度に、その土地の美味しいグルメと人に会う楽しみを覚え、現在も休みがあればどこかしらに旅に出ます。最近のブームは日本酒。いつかマイボトル酒が作りたい!と思う30代女子です。

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