箱根の夏を満喫!お祭りと花火&おすすめスポット10選

2018.08.02 更新

箱根の夏はイベントが盛りだくさん。夜空を彩る花火大会や活気あるお祭りが連日開催され、普段とは違う特別な体験があなたを待っています!さらに箱根旅に欠かせない温泉や絶景スポットなど、この夏を楽しむおすすめスポットをご紹介します。

1.箱根の夏の風物詩「大文字焼き」は毎年8月16日開催

夏のイベントとして見逃せないのは「箱根強羅夏まつり大文字焼き」。毎年お盆に開催されるこの行事を観に、多くの観光客が訪れます。
標高924mの明星ヶ岳の山頂付近に浮かび上がる「大」の火文字。1921(大正10)年から、有縁無縁の霊を慰めるうら盆の送り火として行われるようになりました。第一画目の「一」が108mもあり、離れた場所からでも楽しむことが可能です。
▲色鮮やかなスターマインやナイアガラなど約2,000発の花火が大文字の送り火を華やかに演出

正面から美しく見えるのは箱根登山ケーブルカー沿線(強羅駅から早雲山駅)。特に早雲山駅の周辺からは、箱根の外輪山や強羅の街並みまでを一望することができおすすめです。

2.連夜花火大会を楽しめる芦ノ湖夏まつりウィーク

また芦ノ湖では毎年7月31日の「湖水祭」を皮切りに8月5日の「鳥居焼まつり」までさまざまな祭事が連日執り行われます。芦ノ湖周辺ではこの期間、「芦ノ湖夏まつりウィーク」として神輿に太鼓、獅子舞など大変な盛り上がりを見せます!
▲湖水祭では芦ノ湖の守り神である九頭龍に捧げる神事が行われる
この1週間は芦ノ湖周辺の地域全体がお祭りムード一色。芦ノ湖が1年で一番活気がある時期と言っても過言ではありません。

そしてこの芦ノ湖夏まつりウィークで連夜行なわれるのが花火大会。2018年は6日間で約18,500発の花火を打ち上げます!
芦ノ湖夏まつりウィークに催されるそれぞれのお祭りは特徴があります。
例えば湖水祭では、湖上での儀式とともに数百の灯篭が流され幻想的な雰囲気を感じさせます。
また鳥居焼まつりでは湖上に浮かぶ約6mの鳥居に火を炊いて龍神に捧げる祭事が行われ、燃える鳥居と花火との競演が幻想的。見応えがあります。
▲色とりどりの花火が湖面を照らし、いっそう華やかに

また期間中は遊覧船からの花火鑑賞もおすすめ。デッキから見上げる花火はほとんど真下からのアングル。ド~ンという音は体が震えるほどの迫力です。この遊覧船は、夕日や夜景も楽しめるロマンチックなナイトクルーズとしても人気です。

連日違った趣向の花火大会で楽しみ方もさまざま。きっと思い出に残る花火大会になることでしょう。
「芦ノ湖夏まつりウィーク」として2018年行われるお祭りと花火大会は次の通り。

7月31日 湖水祭(元箱根湾) 約4,000発
8月1日 御鎮座1261年大祭(元箱根湾) 約2,500発
8月2日 御神幸祭(箱根園) 約3,500発 ※箱根園サマーナイトフェスタ
8月3日 駒形神社例祭(箱根園) 約2,500発 ※箱根園サマーナイトフェスタ
8月4日 龍神祭(湖尻湾) 約2,500発
8月5日 鳥居焼まつり・大神輿渡御(箱根湾) 約3,500発

3.パワースポットの九頭龍神社と箱根神社の両社参りで運気アップ!

箱根屈指のパワースポット「九頭龍神社本宮」は古くから良縁の神として信仰を集めてきました。近年では良縁祈願のため、若い女性も大勢参拝に訪れるそう。普段は徒歩でしか行けない「九頭龍神社本宮」ですが、毎月13日の「月次祭」の日だけ特別参拝船が出ます。約20分ののんびりした船旅。友達同士はもちろん、カップルでの参拝もおすすめです。
▲森の中にひっそりと佇む九頭龍神社。月次祭の日には数百人〜数千人もの参拝客が訪れるとか

特別参拝船は芦ノ湖遊覧船「元箱根港」から出航します。9時30分までには元箱根港で事前の受付を済ませましょう。ご祈祷を希望の方は初穂料も添えて申し込みを。
いざ出港。芦ノ湖の爽やかな風を感じられ、特に夏にぴったりの船旅です。
▲さまざまな遊覧船が行き交う芦ノ湖はSNS映えする絶景ビューポイントの一つ。平和の鳥居と富士山を同時にフレームにおさめることも

船を降りたら九頭龍神社までは歩いて5分。木々に囲まれたその道のりは荘厳な雰囲気で、すでにパワーを感じます。
月次祭は10時から約1時間。過去には政治家や企業家、大物タレントなど数々の有名人もここを訪れているとか。恋愛ばかりでなく、さまざまな形で運気アップが期待できそうですね。
▲元箱根港から徒歩10分弱。こちらもパワースポットとして名高い箱根神社

九頭龍神社を参拝した後は、箱根神社にもぜひ足を運んでみてください。箱根神社は「勝負の神」として名を馳せ、その昔、源頼朝や徳川家康など名だたる武将も参拝したと言われています。境内から湧き出る天然水は「龍神水」と呼ばれ、ペットボトルなどで持ち帰ることも可能。これも心願成就に効きそうですね。
深い緑が鮮やかな箱根の森でゆっくり深呼吸。しっかりパワーチャージしましょう!

4.富士山の絶景と大地の息づかいを感じる大涌谷

箱根の観光スポットとして人気の箱根ロープウェイでは、早雲山駅から芦ノ湖畔の桃源台駅まで約24分の空中散歩が楽しめます。
このロープウェイは2008年に有料乗車人員で「最も乗車数の多いロープウェイ」としてギネス世界記録に認定。晴れて「世界で最も愛されているロープウェイ」となりました。
早雲山駅(標高757m)から最も標高が高い大涌谷駅(標高1,044m)の標高差が287mもあり、この約10分間には、富士山や相模湾など360度の大パノラマが楽しめます。天気が良ければ東京スカイツリーまで見えるとか!
見所は、地上から約130mの大涌谷を真上から見下ろす景色。高いところが平気な方でもかなりのスリルが味わえそう。
▲あちこちで吹き上がる噴煙と立ち枯れた木々があり荒涼とした景色が広がる大涌谷

大涌谷はおよそ3000年前の噴火によって神山(標高1,438m)が崩壊してできたと言われています。今も硫化水素を含む噴煙が上がり、火山のダイナミックな活動の様子が観察できます。2015年に噴火警戒レベルが引き上げられたことにより、この一帯では現在も一部のハイキングコースなどで立ち入りが禁止されている区域がありますのでご注意ください。
▲「1個食べれば7年寿命が延びる」という伝説もある黒たまご(5個入税込500円)。素朴なパッケージも人気

大涌谷へ来たらぜひ食べてみたいのが黒たまご。いわゆる温泉卵なのですが、大涌谷の温泉池で茹でると、温泉に含まれる硫化水素が殻の部分に反応し真っ黒に変わります。殻を剥けば見た目は普通のゆでたまご。しかしほのかに残る硫黄の香りがクセになるおいしさと評判です。

5.どこまでも広がる草原と草花に心癒される仙石原

箱根火山のカルデラの北部に位置する仙石原。標高約700m、総面積約16haのこの高原は、ホテルやゴルフ場、箱根ガラスの森美術館、星の王子さまミュージアム、箱根ラリック美術館、ポーラ美術館などが点在する、箱根屈指のリゾートエリアになっています。
▲春夏秋冬さまざまな表情を見せるススキの草原。「かながわの景勝50選」にも選ばれている

ドライブコースとしても人気の高いこのエリアですが、車から降りてみると風や空気が心地よく、空が普段よりも広く高く感じられます。特にススキが背丈よりも高く伸びた夏の時期は、童話の世界に迷い込んだよう。まさに日常を忘れさせてくれる風景です。
▲夏の「箱根湿生花園」。緑に生い茂った湿原に数々の草花が咲き誇る

ススキの草原に隣接した場所には仙石原湿原が広がっています。これもかつてこの地域がカルデラ湖だったことの名残。この湿原内にある「箱根湿生花園」ではこの湿原に咲く草花だけでなく、日本各地の湿地帯の植物や、高山植物、外国の珍しい草花など、約1,700種の植物を観察することができます。
園内は木道の散策路が整備されており、低地から高山へ、初期の湿原から発達した湿原へと順に植物を見てまわるようになっています。特に夏は100種類以上が花を咲かせ1年で一番美しい時期を迎えます。ゆっくり見て回って約40分。自然とのふれあいを楽しんでみませんか?

6.アジサイが沿線を彩る箱根登山電車で宮ノ下へ

箱根の初夏の風物詩と言えばアジサイもその一つ。通常6月に咲くアジサイですが、箱根登山電車沿線は標高差が400mもあるため6月中旬から7月中旬までの長い期間で見頃となるのが特徴。そのためこの時期は「あじさい電車」という愛称で呼ばれ、車窓から手を伸ばせば届きそうなほど間近にアジサイを楽しむことができます。
箱根のアジサイが有名になったのは1970年代。急勾配で線路際の土が雨で流されやすかったため、土留めとして鉄道職員が自発的に植えたのが始まりだとか。その後「沿線美化委員会」によって丁寧に育てられ、今では1万本以上が咲き誇っています。
▲太陽の光を浴びてキラキラ輝くアジサイ。7月上旬までは夜間ライトアップも開催
そんなアジサイの名所としてもおなじみの宮ノ下は、ノスタルジックな風情の残る街。明治創業の富士屋ホテルをはじめ、明治・大正期の建物が多く残ります。
▲レトロな建物も多い宮ノ下のセピア通りはフォトスポットがあちこちに。こちらは大正時代のバス待合所をリノベーションしたカフェ「カフェ・ド・モトナミ」(撮影:鈴木俊介)

また駅前から堂ヶ島渓谷へ伸びる、風情ある「堂ヶ島遊歩道」は別名「チェンバレンの散歩道」として親しまれています。渓流や吊り橋など見所もいっぱいです。
▲マイナスイオンを感じる深緑の堂ヶ島渓谷は夏こそ歩きたい

チェンバレンとは明治時代に活躍したイギリス人日本研究家の名前。かつて富士屋ホテルに滞在し、この道を好んで散歩したとか。「堂ヶ島遊歩道」は約40分程度のハイキングコース。途中急な坂や足場の悪い道もありますので歩きやすい装備で楽しみましょう。

7.ビギナーにもおすすめ!箱根の美術館めぐり

箱根は避暑地、温泉地であると同時に、アートが充実したエリアでもあります。各地に美術館が点在し、中には有名なアーティストの作品も。そんな数多くの美術館の中から、感性を刺激するおすすめ美術館をいくつかご紹介しましょう。
【箱根彫刻の森美術館】
自然と芸術の調和をテーマに作られたこのミュージアムは、国内初の野外美術館。広い敷地内をのんびり散歩しながら気軽にアート鑑賞ができるとあって人気です。目玉焼きのオブジェや「歩く花」などカラフルでユーモラスな作品もあり、「美術館は敷居が高そう」という方でも直感的に楽しめます。
▲自然の風景とアートのコントラストが美しい。オープンエアーで気軽に散策できるのが魅力

またピカソ館では絵画、版画、素描、陶芸作品など300点余りをコレクション。ピカソの作品をまとめて鑑賞できるとあって、全国から観光客が訪れています。
【箱根ラリック美術館】
ジュエリー&ガラス工芸を手がけたルネ・ラリックの作品を集めたミュージアム。きらびやかな作品に心を奪われます。所蔵コレクションは1,500点。このうち常設展示の約230点は、何度も展示替えされているため、足を運ぶ度に新しい感動に出合えそう。
▲ダイニング用センターピース「火の鳥」(部分) 1922年。他にもジュエリー、香水瓶、ガラス作品、室内装飾などデザイン性豊かな作品の数々が鑑賞できる
▲ルネ・ラリックが空間装飾を手掛けたオリエント急行の特別展示。150枚以上のガラスパネルで装飾された車両内を鑑賞できるだけでなく、専属クルーの解説を聞きながら、ティータイム(45分・税込2,100円)を愉しめる
【岡田美術館】
日本と東洋の陶磁器や絵画、土偶や埴輪、仏像や蒔絵などを鑑賞できる岡田美術館は、敷地内に源泉があり足湯に浸かりながらダイナミックな「風神雷神図屏風」の壁画を楽しむことができます。また展示スペースは約5,000平方メートルという圧倒的スケール。深い海にひときわ色鮮やかに作品が浮かび上がるような演出は、幻想的な雰囲気さえ感じられます。
▲日本絵画のコーナーの一角には、絢爛豪華な金屏風が連なる

8.外国人の舌をも唸らせてきた箱根の洋食文化を堪能

古くから外国の要人をもてなす洋食文化が発展してきた箱根で、リーズナブルでおいしいと評判の洋食店をいくつかご紹介します。
【木のぴーHouse】
箱根湯本駅から徒歩約10分。どこか家庭的な雰囲気がある小さな洋食屋さんで、かつて老舗ホテルで腕をふるったオーナーシェフが手がける本格メニューを気軽にいただけます。
中でも人気メニューの「ハンガリー風ビーフシチュー」は、フォークを少しあてただけで崩れるくらいお肉がとろっとろ。トマトの風味の甘く優しい味です。
▲「ハンガリー風ビーフシチュー」。スープとサラダとライス(もしくはパン)とコーヒーが付いて1,700円・税込
【Lunch Cafeそううん】
箱根登山ケーブルカーの強羅駅から徒歩3分。元々は上強羅にあった明治から続く温泉旅館を改装したお店です。(2017年春に強羅に移転)

人気メニューは「ローストビーフサンド」。オリジナルハーブソルトで焼いたローストビーフは肉厚なのに柔らかく、カリッと焼かれたバケットとの相性もぴったり。
▲「ローストビーフサンド」(1,500円・税込)。ローストビーフは旅館の頃からの人気メニューだったとか
【ぱんのみみ】
強羅駅から徒歩10分。連日行列ができる人気店です。
メディアで取り上げられた「ぱんグラタン」は、ついSNSにも投稿したくなるインパクトあるビジュアル。中身のシーフードグラタンはエビ、イカ、ホタテがごろごろしており、毎朝1時間煮込んだこだわりの逸品。人気の理由もうなずけます。
▲「ぱんグラタン」(980円・税別)。こんがり焼けたチーズがまだぷくぷくとしていて食欲をそそる

9.汗をかく夏こそ温泉でサッパリ!おすすめ温泉

箱根に来る楽しみと言えばやっぱり温泉。短い時間でも気軽に楽しめる日帰り温泉を紹介します!箱根には個性のある素敵な温浴施設がたくさん。ハシゴしてめいっぱい満喫しちゃいましょう。
最初にご紹介するのは「天山湯治郷」。箱根湯本からバスで約10分。箱根の自然に囲まれた広大な敷地に「ひがな湯治 天山」「かよい湯治 一休」「逗留湯治 羽衣」の3つの施設がある温泉リゾートです。
▲【ひがな湯治 天山】お風呂は全て野天風呂。清々しい山の空気と木漏れ日を感じながら湯舟に浸かることができる

オープンエアな野天風呂で、美しい自然の風景を眺めながらお湯に浸かっていると、日常生活で縮こまった全身の力がほどけていくのを実感します。
▲お湯の後にごろりと休める休憩所や読書室などが施設内に点在
次にご紹介するのはノスタルジックな街並みが人気の宮ノ下。ここで街歩きの途中、ぜひとも立ち寄っていただきたい日帰り温泉が「凾嶺(かんれい)」です。
いかにも宮ノ下っぽいレトロな佇まい。大正時代には医院だったという建物が入り口です。大きな看板もなく外観からは温泉とはわかりにくいため、知る人ぞ知る秘湯と言えます。
ここは料金700円(税込)で約1時間お風呂を貸し切ることができます。洋館を抜けた先にある渓谷の岩風呂というロケーションに秘湯感たっぷり。ゆっくり浸かりながら、風にそよぐ竹林風景を独り占めなんて、贅沢だと思いませんか?

10.宿泊は歴史の風情あるクラシックホテルと老舗旅館へ

箱根・宮ノ下温泉にある「富士屋ホテル」は創業明治11(1878)年。外国人専用に経営されていた時代もあったことから、日本的な建築様式や美術があちこちに散りばめられており、和洋が融合した明治時代らしい豪華さ。そんな当時と変わらない気品ある雰囲気が、今も宿泊客を魅了し続けています。
▲白く美しい本館は富士屋ホテルの中でも最も歴史が古い建物。国の登録有形文化財にも指定されている
ノスタルジックな外観もさることながら、室内にはいたるところに彫刻が施され、クラシカルな雰囲気が漂います。
レストランでのランチやティータイムに訪れるだけでもOK。あなたも富士屋ホテルの美しさに触れてみませんか?

※富士屋ホテルは改修工事のため2020年春まで休館しています。(レストランや別館は営業)
そしてこちらもノスタルジックな風格のある建物が目を引きます。ここ「三河屋旅館」は明治16(1883)年創業。自然豊かな景勝地・箱根小涌谷温泉の発祥の地でもあります。
広大な敷地内にはそれぞれ異なったコンセプトの別棟が。誰と訪れるか、何を楽しみたいかなどさまざまな条件でお部屋をセレクトできます。
▲珍しい唐傘天井の明治風呂。歴史を感じながら湯治場気分を味わえる

また館内のお風呂は源泉かけ流し。露天風呂、内風呂のほかにもレトロな雰囲気の「明治風呂」があり滞在中何度でも入浴したくなること間違いなし。
ちょっと贅沢な箱根旅を「三河屋旅館」で満喫しませんか?
古くから観光地として愛されてきたからこそ、歴史やロマンを感じさせるスポットがたくさんある箱根。富士山や芦ノ湖、数々の温泉など人々を惹きつけてやまない大自然の恵みもまた大きな魅力です。特に夏は祭りに花火と、見所がいっぱいのシーズン。あなたも箱根の夏旅、計画してみませんか?
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