世界に誇る新潟の絶景スポット10選!感動と癒しと神秘があった

2017.12.06

日本有数の美しい棚田、日本海に沈む夕日、5,000羽もの白鳥が飛来する湖…。新潟県は、数え切れないほどの美しい景色の宝庫です。その中から特におすすめしたい絶景スポットをご紹介します。気軽に楽しめる場所から、運が良ければ巡り会える、一期一会の絶景まで。きっと訪れたくなる絶景ばかりです。

1.雲海に見え隠れする水鏡「星峠の棚田」

▲星峠の棚田 [写真提供:(一社)十日町市観光協会]

米どころ新潟には、山古志や北五百川など棚田の絶景スポットは数多くありますが、その中でもトップクラスの人気を誇るのが、十日町市松代(まつだい)地域にある「星峠の棚田」。「にほんの里100選」にも選ばれています。
▲田んぼに水が入る時期にのみ見ることのできる「水鏡」 [写真提供:(一社)十日町市観光協会]

是非訪れてみたいのが、田んぼに水が入る春~初夏と晩秋の時期。田に張った水が鏡のように空や周囲の風景を映し出す「水鏡」を見ることができます。

また、初夏や秋口などの時期に気象条件が整えば、早朝に雲海が発生することも。静まり返った早朝、地上を覆い尽くしていた雲海が引き、棚田が顔を出す光景は実に幻想的です。
▲雪化粧した星峠 [写真提供:(一社)十日町市観光協会]

初冬には雪化粧をした棚田を見ることができます。春夏秋冬、どの季節に来ても絶景が楽しめるので、一度足を運ぶと何度も訪れたくなるという方も多いそう。

駐車場もあり、ビュースポットも整備されているので、じっくりと楽しむことができます。

とはいえ、棚田は観光地ではなく私有地(農地)のため、農地やロープが張ってある場所には入らない、所定の場所以外には駐車しない等、マナーを守って見学してくださいね。
※降雪期(12月~4月中旬)は、車での乗り入れはできません。

2.日本一との称号も!瀬波温泉からの美しい夕日

日本海側有数の長い海岸線を持つ新潟県では、県内各地の多くの場所から水平線に沈む夕日を楽しむことができます。中でもおすすめしたいのが、瀬波温泉からの夕日です。

瀬波温泉は、明治期に開湯した長い歴史を持つ、新潟有数の人気温泉地。海岸から眺めるだけでも十分綺麗なのですが、瀬波温泉では温泉に入りながら水平線に沈んでいく夕日を拝めるという至福の絶景鑑賞が楽しめます。
▲「夕映えの宿 汐美荘」からの絶景

汐美荘は日本経済新聞・日経PLUS1”何でもランキング”にて「夕日の美しい宿・全国No.1」に選ばれたことのある温泉旅館。
絶景もさることながら、汐美荘には夕日のことを知り尽くした「夕映えソムリエ」が在籍しており、夕日の楽しみ方をレクチャーしてくれるなど、夕日を楽しみ尽くす工夫がたくさん。ロマンチックな夕日と温泉に癒されてみませんか。

3.およそ5,000羽もの白鳥の飛来地「瓢湖」

新潟県は全国でも有数の白鳥の飛来地です。中でも阿賀野市にある瓢湖は、湿地の保存に関する国際条約であるラムサール条約の登録湿地です。
▲湖畔では、驚くほど近い距離で、白鳥たちを眺められます

毎年10月から3月の間に多くの白鳥たちが遠くシベリアから飛来し、冬を過ごします。ピークとなる11月下旬には約5,000羽もの白鳥が滞在することも。
純白の白鳥が湖を埋め尽くす光景は、一見の価値がありますよ。

4.眼下に雲が流れ落ちる絶景「枝折峠の滝雲」

▲枝折峠の滝雲 [写真提供:(一社)魚沼市観光協会]

魚沼市の枝折峠(しおりとうげ)には、世にも珍しい一期一会の絶景があります。
その名も、「滝雲(たきぐも)」。
滝雲とは、山の稜線を越えて雲が滝のように流れ落ちる現象です。気象条件によっては、幾重にも重なる滝雲が現れることも。

▲普段は見上げている雲が流れ落ちる光景は圧巻! [映像提供:(一社)魚沼市観光協会]

この滝雲は、夏から秋にかけての朝早い時間に気象条件が合えば見ることができる大自然の神秘。夜明け前後が最も綺麗に見えるようなので、魚沼市内に宿泊することをおすすめします。その時の気候によって滝雲の形は変わるので、まさに一期一会の景色に出会いに行ってみてください。
▲眼下に雲が流れ落ちる不思議な光景を間近に体感 [写真提供:(一社)魚沼市観光協会]

5.絶対に濁ることのない神秘の池「龍ヶ窪の池」

津南町にある龍ヶ窪の池は、“決して濁らない池”として知られています。

その理由は、常時湧き出る豊富な湧水。1日で約43,000tもの水が池を満たし、なんと、池の水がそっくり入れ替わるといわれます。これによって、非常に高い水質がキープされ続けています。

古くから地元の方たちの生活用水として使われるだけでなく、信仰の対象にもなってきました。
「龍ヶ窪」の名前は、龍神様が与えてくれた水という伝説が名前の由来ともなっており、神秘的な雰囲気を醸し出しています。エメラルドグリーンの池を眺めているだけで、身も心も浄化されたような気分になります。

飲料水としても人気が高く、「全国名水百選」に選ばれています。水汲みは自由にできるので、ボトルを持参することをおすすめします。

6.絶景も楽しめる海岸「笹川流れ」

新潟県北部の村上市にある「笹川流れ」は、11kmも続く海岸。人気海水浴スポットであるとともに、日本百景にも登録されている景勝地としても知られています。
▲笹川流れのシンボル・眼鏡岩

海水浴場というと、白い砂浜を思い浮かべますが、笹川流れは、ゴツゴツとした岩場が作り出す海岸線が広がります。砂が多いとどうしても巻き上げられた砂によって海水が濁ってしまいますが、岩場は砂が少ないため、そのぶん透明度が高くなります。
透き通った海の先、沖合に浮かぶ粟島(あわしま)に沈む夕日は息を飲む美しさ。ぜひ見ていただきたい絶景です。訪れた際は、夕方まで滞在してみてはいかがでしょうか。

7.奥地にそびえる圧倒的スケールの大峡谷「清津峡」

十日町市の山間部を流れる清津川(きよつがわ)。その渓流に沿って切り立つV字型の峡谷が「清津峡」です。富山県の「黒部峡谷」、三重県の「大杉谷」とともに「日本三大峡谷」に数えられます。
轟音を立てて流れる清津川から、まるで巨大な彫刻のような岩肌がそびえ立ち、空へ向かって数十mも広がっていく…。壮大な光景は、実際に足を運んでみると、あまりのスケールに圧倒されます。
▲写真右には「清津峡渓谷トンネル」(有料、冬期休業)の入口が。紅葉の時期には特に多くの観光客が訪れる[提供:(一社)十日町市観光協会)

全長750mの歩道用の「清津峡渓谷トンネル」を歩けば、トンネル内にある見晴所から絶景を間近で楽しむことができますよ。

8.高原に広がる天空の池「高谷池」

日本百名山の妙高山と火打山の間に位置する「高谷池(こうやいけ)湿原」、通称「高谷池」。火打山の笹ヶ峰登山口から約4時間かけて登りきった先に広がる湿原です。

「高山植物の宝庫」とも言われ、多様な植物を見ることができます。夏にはハクサンコザクラ、アオノツガザクラなど、積雪の多い新潟ならではの植物に出会えるでしょう。
▲黄金色に輝く朝焼けの火打山

2016年にはアメリカのニュース専門テレビ局CNNが選ぶ「日本の最も美しい場所31選(Japan's 31 most beautiful places)」に選出されるなど、世界での知名度も上昇中。海外からの観光客も多い絶景地です。
数々の植物が色づく秋はとくにおすすめ。水面に自生する植物が、周囲の木々と呼応するかのように赤や黄色に色づきます。登山のハイシーズンでもある秋は、とくに多くの観光客で賑わいます。

9.海から突き出た巨大な一枚岩「大野亀」

佐渡島の最北部、外海府(そとかいふ)海岸にある「大野亀(おおのがめ)」。佐渡の玄関口、両津港から車で約1時間の場所にあります。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星と評価された大野亀は、一見すると小高い山に見えますが、実はひとつの巨大な岩なのです。
▲トビシマカンゾウ

もっともおすすめなのは5月下旬から6月上旬にかけての時期。大野亀は、日本有数のトビシマカンゾウの群生地でもあり、この時期には大野亀の周囲一帯にびっしりと咲き乱れる絶景が広がります。
その数、実に約100万本!
群青の日本海の水平線をバックに、巨岩を鮮やかに黄色く染める景色は、見ているだけでも幸せな気分になりますよ。

10.植物と野鳥が集う自然の楽園「福島潟」

新潟市北区にある新潟県有数の潟(かた)、「福島潟」。新潟市中心部から30分ほど車を走らせると、都市部のすぐ近くとは思えないほど豊かな生態系をもつ広大な潟が姿を見せます。

国の天然記念物「オオヒシクイ」の越冬地として有名で、野鳥ファンを中心に多くの観光客が足を運びます。潟のはるか彼方には五頭連峰の山々がそびえます。
▲2mもの葉をつける水生植物であるオニバス(鬼蓮)など、希少な植物も生育する
▲春には一面に菜の花畑が広がります

福島潟のすぐ側にある観光・交流施設「水の駅 ビュー福島潟」の3階からは、福島潟の景色を一望することができます。ドリンク、軽食を提供するカフェも併設されているので、ゆったりと過ごすのもおすすめです。
新潟市からは日帰りで気軽に訪れることができるので、ピクニック気分で絶景を楽しむことができます。
いかがだったでしょうか。ご紹介した中には、気軽には行けない場所もありますが、それゆえに絶景に出会えたときの感動はひとしおです。できればゆっくりと、新潟の絶景を堪能してみてはいかがでしょうか。
竹谷純平

竹谷純平

フリーライター。新潟をもっと楽しくするWEBマガジン「にいがたレポ」参加ライター。新潟県出身。SNS運営会社、WEB制作会社等に勤務後、独立。企業でWEBライティングに長年携わった経験とを活かし活動中。東京、アメリカなどを経て新潟へ帰郷した経験と、趣味の旅行での経験とを活かし、「新潟の魅力を内外へ楽しく発信する」をモットーに活動している。フィールドはインタビュー、グルメ、最新ITテクノロジーまでと幅広い。

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