初島のおすすめグルメ海鮮丼!釣ったばかりの魚を使って鮮度抜群!

2017.08.21

静岡県の熱海港からフェリーで約30分。首都圏から気軽に行ける「初島」には“食堂街”と呼ばれる飲食店が立ち並ぶエリアがあります。島だけあってイチオシはズバリ海鮮丼。島の情緒を味わいながら海の幸を堪能できるおすすめのお店を3軒ご紹介いたします!

熱海港から初島へGO!

▲熱海側のフェリー乗り場の改札

東京から新幹線こだま号でJR熱海駅まで約50分。
そして駅前からバスに乗り換え約15分。やってきました熱海港!
ここからフェリーに乗って「初島」へと向かいます。ちなみに後ろの山に見えるのがあの「秘宝館」です(笑)
▲イルドバカンス3世号

熱海港から初島まではフェリーで約30分。通常期で1日9往復しています。
ではさっそくフェリーに乗り込み出発です!
▲海面スレスレを飛行機のように滑空するトビウオが何匹もいました

船内を探検したりデッキに出て潮風と戯れているうちに30分なんてあっという間。おっ!見えてきました、あれが初島です。
初島港に着きました!
食堂街は、フェリーを降りて徒歩すぐ。屋根に屋号が書いてあるお店は全て食堂です。
食堂街には16軒もの飲食店とお土産屋さんが並んでいます。
また漁協直営のお店もあり初島で獲れたサザエや伊勢海老を買うこともできます。
この先にはグランピングやプールが楽しめる「初島アイランド・リゾート」があります。

さて、ではいよいよ食堂街の真骨頂、海鮮丼を食べ歩いてみたいと思います!

1.芸能人も訪れる名店 
【磯料理・お食事処 坂下】

▲お店は食堂街の右側。港からはちょっと見上げた位置にあります
まずは食堂街の高台に位置する「坂下」さんです。
店内、あちこちにサインが飾ってあるのがとっても気になるのですが…。お忍びでいらっしゃる有名人が多いんでしょうか?
▲店の窓からの眺め

お店は高台にあるため、窓からは行き来するフェリーを見たり、頬をなでる潮風を感じながらのんびり過ごすことができます。最終船が出る17:30まで営業しているのも嬉しい限りです。
こちらが店の人気メニュー、海鮮丼(税込1,500円)。
赤えび、ほっき貝、ワラサ、イサキなどなど、ボリューミーで見た目にも華やかですね。
ちなみにワラサとイサキはこの日の朝にご主人の坂下さんが釣ってきたもの。
ワラサは脂がのってて、あっさりとしたトロみたいですね。わ~美味しい!当たり前ですが臭みなんてこれっぽっちも感じません。すっととろけて後味まで心地よい、とっても上品なお味です。
魚介類はもちろん文句なしに新鮮!絶品!なのですが…
個人的に感動したのがたまご焼き。一口食べた瞬間、甘~い香りがいっぱいに広がりとってもシアワセな気持ちになりました。子供の頃にお母さんが焼いてくれたような甘くてほっとする味です。
ちなみにたまご焼きは奥様の明美さんが担当。「海鮮丼はしょっぱいから甘いたまご焼きのほうがいいかと思って」。
それ、大正解です!!素晴らしい!
▲ご飯には磯海苔がまぶしてありました

なお、リクエストすれば無料で酢飯に変更にすることも可能です。
ご主人の坂下克己さんと奥様の明美さんに聞いてみました。
筆者:「あの~、芸能人の方とかよく見えるのですか??」
ご主人:「年に2、3回来て下さるのは哀川翔さんかな。釣りに見えるので彼が釣った魚を捌いてお出しするんですよ」
なんと、そうでしたか!
ここ初島は釣りを楽しむお客さんも多いため、釣った魚を持ち込めばご主人が無料サービスで捌いて料理して下さるんだそうです。
そうそう、釣り好きで知られる梅宮辰夫さんもここでお食事を楽しまれるそうですよ♪
お昼時は混んでいるのでピークをずらすと比較的入りやすいですよ。
または前もって予約して伺うのがおすすめです。

2.魚も野菜も地産地消をめざす
【磯料理食事処 うえの】

▲赤い屋根が目印。店先の生簀にも注目を!
「いらっしゃ~い!」
続いてお邪魔したのは港から一番遠いダイビングセンター側から5軒目にある「うえの」。
店主は萩原利美(としみ)さん。てっきり苗字は上野さんだと思ったんですが、違うんですねぇ。
聞けば、食堂街は屋号を使っているところが多いのだとか。なるほど、勉強になります!
「このイサキ、今朝そこの海で釣ってきたばかりなんだよ」と萩原さん。話もそこそこに、慣れた手つきで素早く魚をおろしはじめました。
実は初島の食堂街の方々は漁師さんでもあるため、早朝、海に出かけてその日の獲物を釣ってくるのだそうです。(もちろん海の状況により市場から仕入れることもあるのですが…)

よくよく考えると、すぐそこで釣ったばかりのお魚をいただくなんてとても贅沢ですよね。まさに漁師メシ!しかも旬の天然モノですもんね!うわ~期待が高まります。
▲写真左手前から反時計回りにイカ丼、お刺身丼、磯海苔丼。味噌汁とお漬物と小鉢がつきます

こちらが「どんぶり三昧」(税込1,800円)です。3種類の丼がいただけるのは欲張りさんにはとってもありがたいですよね(笑)。
なお、お刺身はその日釣った魚を使うため、何が出てくるかはお楽しみ。本当の意味での日替わりメニューですね。
では、おろしたばかりのイサキから…
うん!ほんのり甘みを感じますね。歯ごたえもちょうどいい感じです。
筆者もそうですが、釣りをやる人はご存知のとおり、釣ったばかりの魚を刺身にすると歯ごたえがありすぎてゴムのように硬いんですよね。
しかしさすがはプロ。ちゃんとお刺身として提供する時間を逆算しているのでまさにベストな食感になっています。そうそう、皮をちょっとあぶって香ばしくして甘みを引き立てているのもニクイですね。
こちらはご飯がみえないほどたっぷりの磯海苔がかかった磯海苔丼。桜えびとじゃこもトッピングされています。ほのかに感じる磯の香りが食欲をそそります。
そしてイカ丼。こちらは仕入れたスルメイカとのことですが、質が良く噛みしめるとふわっと甘みがひろがり、とてもいい食感でした。
萩原さんは畑もやっており、お店で使うじゃがいも、大根などは自家栽培。味噌蔵直送の中伊豆味噌を使用したり、お米は身内の農家から取り寄せたものを自家精米するなど随所にこだわっていらっしゃいます。
まさに「地産地消」の鑑だと感じたのでありました。

3.絶品サザエのお店
【活魚料理 さかや】

▲ひときわ目を引くブルーの屋根が目印です
続いて3軒目は、食堂街の一番奥にあるお店「さかや」さんです。各お店の店頭には生簀があって魚が泳いでいたりするのですが、こちらはなんと、ウニが売られていました。よく見ると、トゲがモゾモゾと動いています。生きてるウニって普段なかなか見られないので貴重な光景です。
「いらっしゃいませ~」
対応してくれたのは3代目店主の田中淳一さん。おじいさんの代から続いているそうです。
店の売りは何と言っても「生きているお魚やイカを出せること」。
朝釣りに出かけるのでピチピチ新鮮な魚介類をいただくことができるのはもちろんイカの踊り食いも体験できちゃいます。
こちらは獲ってきたばかりのサザエ。言うまでもなく、生きております。
慣れた手つきでフタをはずして、あっと言う間にさばいてしまいました。
出ました!こちらが名物のうみ丼(税込1,600円)です。活サザエの刺身と、ワラサ、イカ、アジ、甘エビ、マグロのネギトロが乗った豪華どんぶりです。魚介類大好きな人にはたまらないはず!この上に特製の甘だれと生姜のすりおろしをかけていただきます。
さばいたばかりのサザエはコリコリとして最高です。小気味いい弾力があり、噛みしめた瞬間に磯の香りとともに旨みが広がって、これはまさしく活サザエだからこそ味わえる甘み!ああもうずっとこのまま余韻を楽しんでいたい、そんな気分にさせられる魅惑の味です。
他にもサザエ丼やサザエカレーも人気なのでぜひご賞味くださいね。活サザエならではの旨みを堪能できますよ!
360度オーシャンビューの初島は、島を一周しても徒歩1時間程度という小さな島です。食堂街で楽しんだあとは、ぜひとも海を眺めたり、リゾート施設に出掛けたり、島ならではの体験を楽しんでみてくださいね。
岩科蓮花

岩科蓮花

S級からB級まで食べることをこよなく愛するグルメライター。 和食、フレンチ、イタリアン、スイーツなどこれまで取材したお店は数知れず。 農業と船釣りが好きな自給自足女子。

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