夏だけの絶景!小樽「オーンズ春香山ゆり園」で花、海、空を満喫

2017.07.26 更新

冬は海が見えるスキー場として地元民に人気の小樽の「スノークルーズオーンズ」が、夏はゆり園に様変わりしてオープン!リフトで上がる山頂からの景色は感動必至。ゆり畑と海と空の絶景が待つ「オーンズ春香山(はるかやま)ゆり園」へ出かけよう!

▲(写真提供:オーンズ春香山ゆり園)

山の斜面が一面ゆりでいっぱい!

「オーンズ春香山ゆり園」は、毎年7月上旬~8月中旬に期間限定でオープンします。

車利用で札幌から約40分、JR小樽駅から約25分。最寄りのJR銭函(ぜにばこ)駅からはタクシーで10分、無料送迎バスも運行されており、アクセス抜群です。

入園料は中学生以上400円、小学生以下は無料。名前に「ゆり」がつく人、来園当日が誕生日の人が無料になるユニークなサービスも行っているので、該当者は免許証など、それを証明できるものをご持参くださいね!
▲入場受付はこちらの建物で

冬はスキーヤーが滑降する山の斜面が、この時期になるとゆり、ゆり、ゆり!一面がゆりの花で埋め尽くされます。
▲(写真提供:オーンズ春香山ゆり園)

この様子は山麓から見上げるだけでも圧巻ですが、なんといっても山頂からの眺めが最高!日本海とゆり畑を広く見渡せ、その美景っぷりが、2013年の開園以来ファンを増やし続けています。

「札幌近郊には、夏に花を見られるところがほとんどないので、花を楽しめる場所にしたくてゆりを植えたんです」とオープンのきっかけを教えてくれたのは、スタッフの飯田圭さん。

園内に植えられたゆりは、約50種213万輪!ゆりの色でしましまをつくるボーダーゾーンやストライプゾーン、色を混ぜたミックスゾーン、色を揃えたホワイトゾーン、オレンジゾーンなどいろいろな畑があり見応え充分です。
▲奥がストライプゾーン(写真提供:オーンズ春香山ゆり園)
▲イエローゾーン(写真提供:オーンズ春香山ゆり園)
▲ミックスゾーン(写真提供:オーンズ春香山ゆり園)

ここでミニ知識を。

実はゆりの花は、大きくはすかし系とハイブリッド系に分かれます。

7月中旬~下旬に上を向いて花を開くのがすかし系、7月下旬~8月下旬に横を向いて花を開き、馥郁(ふくいく)とした香りを放つ大輪系がハイブリッド(オリエンタルと呼ぶ地域もあり)系です。
▲こちらは7月中旬に咲いていたすかし系のゆりの一種です

同園では、例年、両方が同時に咲く7月下旬~8月上旬が最盛期。この時期に行けば、たくさんのゆりを見られる確率が高いですよ!

山頂まではリフトを使って

標高約103mの山麓から標高約300mの山頂までは距離にして約1,100m。

散策路があるので徒歩で往復もできますが、片道7分のリフトで往復、または上りはリフトで下りは徒歩が一般的なパターンだそう(リフト片道は中学生以上500円、4歳~小学生300円、往復は中学生以上800円、4歳~小学生400円。悪天候で動かないことがあるので、心配な時は事前に問い合わせを)。下りの徒歩での所要時間は30分~40分程度です。

足の不自由な方、障害のある方優先の、車イスのまま乗車できるフラワーカー(1人500円)も約40分間隔で運行しており、こちらは山麓からゆり畑の中腹までを往復してくれます。
▲リフトは4人乗りです
▲下りの時に使いたいストックは無料で貸してくれます

山頂に設置された「ゆりテラス」では、イスに座ってゆりを眺めることができます。
▲眺めのいいゆりテラス(写真提供:オーンズ春香山ゆり園)

同じく山頂にある「山頂カフェ シーガル」の屋上には、2017年より「山頂展望台」が登場。ここは園内で最も高い場所。視界がぐーんと開け、日本海もばっちり遠望できました!
▲日本海を遠くまで望む山頂展望台

ゆり根の天ぷらやゆりの香りのソフトクリームも!

目で楽しんだあとは、舌でゆりを味わってみましょう!

山頂カフェ シーガルでは「カサブランカソフトクリーム」(400円)を販売。こちらは2017年初登場の新メニュー。バニラのソフトクリームに、ゆりから抽出した香りのシロップを混ぜた、上品な香りのさっぱり系です。
▲カサブランカソフトクリーム

山麓で売っている「ゆりソフトクリーム」(360円)よりも、香りが強いのが特徴。景色を見ながら味わってくださいね。
▲窓からゆり畑を見下ろせる山頂カフェ シーガル

一方、山麓の建物1階の「山麓レストラン シーメイル」には、「ゆりかき揚げ丼」(700円)、「ゆり天丼」(800円)、「ゆり天そば」(750円)といったゆり根を使ったメニューがずらり!
▲ゆりかき揚げ丼とゆり根の天ぷら

ゆりかき揚げ丼をいただくと、サクッと軽快な歯ごたえ。ゆり根と玉ねぎや赤ピーマンといった他の野菜が合わさり、いろいろな味が楽しめます。甘じょっぱいタレがご飯とぴったりで、すいすい箸が進みますよ。

一方、「ゆり根の天ぷら」(500円)は塩が振ってあり、ゆり根のやさしい持ち味が生きたひと品。おやつ感覚でも食べられます。
▲山麓レストラン シーメイル

レストラン横のスペースでは、お土産用のゆりスイーツも買えますよ!小樽の老舗和菓子店「小樽 新倉屋(にいくらや)」とのコラボ品「ゆり根蒸しどらやき」(1個170円、3個入り490円)は、餡にゆり根が練り込まれています。

また、「ゆりサイダー」(240ml・150円)は、ほんのりゆりの香りがする、夏においしい清涼な味です。
▲ゆり根蒸しどらやきとゆりサイダー

靴はスニーカーがいい!

散策路にはウッドチップが敷かれているので、クッションが効いていて歩きやすいです。靴はスニーカーがベストで、避けたいのが細くて高いヒールの靴。足を出すたびヒールがウッドチップに埋まるので、ちょっと歩きづらいかも。

ちなみに私は、ヒールのないぺたんこサンダルで歩きましたが、足とサンダルの間にチップが入り込み、やはりスニーカーがいいなと思いました。また、日陰がないので帽子や日傘を持って行くのが得策です。
▲7月中旬の散策路

昨年も開催され幻想的な風景が見られると好評だった「ナイターゆり園」は、2017年8月5日に開催予定。昼とはまるで異なる、ライトアップされたゆり畑や札幌と小樽の夜景がきれいです!
▲ナイター営業時のゆり園(写真提供:オーンズ春香山ゆり園)
▲海岸沿いに夜景が広がる(写真提供:オーンズ春香山ゆり園)

海と空の広大な風景に心癒されたり、可憐に元気いっぱいに咲き乱れるゆりの姿に元気を分けてもらったり。美しい景色を堪能して、心にエネルギーをチャージ!札幌や小樽におでかけの時は、ぜひ立ち寄ってくださいね!
※記事内の価格・料金はすべて税込です
ふみ

ふみ

フリーライター/札幌生まれ札幌育ち。タウン誌の営業・編集を経て独立。北海道全域を取材しながら雑誌、新聞、Web媒体で執筆している。企画や編集も行い、企業のコンセプトブックや顧客向け冊子などを手がけることも。インタビュー、観光、温泉、グルメ、雑貨、ファッション、コスメ、健康…と、わりといろいろな分野で書けるオールラウンダータイプ。

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