【保存版】知られざる琵琶湖の楽しみ方を徹底ガイド!

2017.09.23

日本一大きな湖、滋賀県の琵琶湖は京阪神や北陸方面からもアクセスしやすく、観光地としても人気の場所。景観を眺めて楽しむだけではなく、アクティブに遊べるスポットも満載なんです!今回は琵琶湖周辺をめぐりながら、意外に知られていないおすすめの楽しみ方をご紹介します。

▲琵琶湖のあの魚が、あの食べ物に大変身!?

「キャンプ」と「湖水浴」で穏やかな琵琶湖を楽しもう!

琵琶湖の良さはなんといってもその穏やかさ。ゴツゴツした岩も少なく、波も静かなのでレイクキャンプにぴったりなんです。

琵琶湖周辺にはいくつかキャンプ場がありますが、今回訪れたのは、大津市にある「青柳浜(あおやぎはま)キャンプ場」。琵琶湖周辺で3番目にできたオートキャンプ場で、家族連れを優先にしているため、ゆったりした時間を過ごせると人気のスポットです。
▲白い砂と緑の松のコントラストが美しい

ここの特徴は透明度の高い水。
青柳浜の背後にそびえる比良山(ひらさん)のきれいな雪解け水が、川を伝って琵琶湖に湧き出てくるため、琵琶湖のなかでもこの辺りは特に水がきれいなのだそうです。
▲見てこの透明度!

暑さがやわらぐ秋はレイクキャンプにぴったりの季節!青柳浜のビーチではバーベキューなども楽しめますが(直火禁止)、利用する人が気持ちよく過ごせるよう、「音楽をかけない」「夜は静かに」といったルールがあります。この自然を大切にしたいというオーナーの想いがあるからこそ琵琶湖の自然を満喫できると、何世代にもわたって通うリピーターも多いのだとか。
▲プライベートビーチ気分も味わえます(写真提供:びわこビジターズビューロー)

これからの季節、レイクキャンプで親しい人たちとのんびりゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。
また、琵琶湖と言えば忘れてならないのが、海水浴ならぬ「湖水浴」。
湖で泳ぐイメージはあまりないかもしれませんが、実は琵琶湖沿岸には水泳場が20カ所以上もあるんです。

代表的なのが、彦根市にある「松原水泳場」。
1km以上のビーチが続く松林が美しい遠浅の水泳場で、「千々(ちぢ)の松原」とも呼ばれています。
ここは、テレビ番組でおなじみ「鳥人間コンテスト」の会場としても有名な場所なんですよ。
▲海とちがってビーチのそばまで芝生が生えているので、サンダルが砂まみれ……なんてこともありません

夏になると海水浴さながらの賑わいを見せる松原水泳場。湖水浴は海と違い、淡水なので泳いだ後もベタベタせず、髪もパサパサになることはありません。さらに、海のようにクラゲを気にすることもないので、安心して泳げるのが嬉しいですよね。
▲この通り、湖でもちゃんと波があるんですよ

松原水泳場にはコンビニエンスストアなどはありますが、公営の更衣室・シャワーはありません(民間が運営している施設はあり)。バーベキューや花火等の火気の使用は禁止。食事は近隣のレストランを利用するのがおすすめです。

バスフィッシングに挑戦してみよう!

次は、若い人に人気急上昇中の「バスフィッシング」をご紹介します。
バスフィッシングとは、動くものを追いかける習性のある「バス」という魚を、ルアー(疑似針)を使って釣り上げて楽しむもの。琵琶湖では国内メジャートーナメントが開催されることも多く、”日本のバスフィッシングの聖地“とも言われています。

とはいえ、初心者が始めるにはハードルが高そう……。今回は地元の釣り客から絶大な支持を得ている釣具ショップ「7PALMS(セブンパームス)堅田店」で、バスフィッシングについて教えていただきました。
▲7PALMSは堅田店のほかにも滋賀県内に2店舗あります

店内に入ると、バスフィッシングのグッズがずらり。
こんなたくさんの道具を使いこなすなんてできるかしら……と思わずひるんでいたところ、
「バスフィッシングは道具選びとコツさえ知れば、初心者の方もすぐに楽しむことができるんですよ」
と声をかけてくださったのは店長の水口さんです。
▲こちらが店長の水口さん

バスフィッシングの魅力は何なのでしょう?
「琵琶湖に生息するバスは、大きなものであれば70cm以上にもなります。自分たちで釣りスポットを探す楽しみや、大物を釣り上げるときの手応えがやみつきになるんですよ」
▲バスフィッシング歴30年以上の水口さんが釣り上げたバス。大きいです!(写真提供:7PALMS堅田店)

なるほど。こんな大きなバスが釣れると楽しそうです。では、まず何から揃えると良いのでしょうか。

「バスフィッシングに必要なのはロッド(竿)とリールです。値段は数千円から高いものでは7万~8万円するものもありますが、これから始めたいという方であれば、どちらも1万円前後のものを揃えると使い易いですし、長持ちすると思います」
▲全部同じに見えてしまいます……

ロッドだけでもこの種類。何を選んで良いのかわからなくなりますが、お店の方に教えてもらうと間違いはありません。
▲「初心者の方ならこちらが使いやすいですよ」と、とても親切な水口店長

店内にはほかにもカラフルなルアーがところ狭しと並べられています。
▲こんなゴム製の虫っぽいルアーもあれば……
▲大物を釣るときにはこんな大きなルアーを使うのだとか!もはや魚そのもの

バスフィッシングのシーズンは真冬を除く、5月から11月くらいまで。水温が高くなりすぎない朝の時間帯が狙い目だそうです。琵琶湖ではいろんな場所でバスが釣れるそうですが、初心者でも本格的に釣ってみたいという方はプロのガイドに依頼して船を出してもらうと上達が早いとのこと。
▲お店では釣りスポットやガイドの紹介もしてくださるそうです

琵琶湖では釣った外来魚を湖に戻す行為は条例で禁じられているので、湖岸の釣りスポットに釣った外来魚の回収ボックスが設置されています。バスは外来魚の一種。生態系を守るために釣ったバスはリリースしない、私有地には入らない、ゴミを捨てないなど基本的なマナーを守って、楽しいバスフィッシングを始めてみてはいかがでしょうか。意外とハマるかもしれませんよ~。

新名物!?琵琶湖に来たなら「バス焼き」を食べてみよう!

さぁ、今度はバスを食べてみましょう!
え、バスって食べられるの?と思ったあなた、7PALMS堅田店では駐車場の一角に「たい焼き」ならぬ「バス焼き」の屋台があるんです。

バスフィッシングをもっと盛り上げたいという7PALMSオーナーの熱い思いから、バスの形をしたたい焼き……失礼、バス焼きを考案しました。
▲バスの形をした金型は特注品
▲粉の配合まで試行錯誤した生地にたっぷりのあんこを乗せていきます

できあがりました!いい色に焼きあがったバス焼きです。ぷっくりした形にちょっとつかみどころのない表情のバスがなんともいえません。
▲「バス焼き あんこ」(1個150円・税込)

早速ぱかっと割っていただくと、外はカリッ、中はふんわりとした生地にあんこのやさしい甘さが口のなかで広がります。
▲出来立て熱々が美味しい!

ノーマルなあんこのほかにもクリーム、チョコ、抹茶あんや、スタッフがオリジナルで考えた季節限定あんも。
▲5個以上購入した時はこんなかわいい持ち帰り箱に入れてくれます

バスが釣れた時も釣れなかった時も、最後にバス焼きを食べて締めくくるとほっこりできそうですね。ここでしか食べられないバス焼き、ぜひ味わってみてください!

「びわ湖クルーズ」で島をめぐってみよう!

琵琶湖の広さを感じたい!そんな方には琵琶湖をゆったり遊覧できる「びわ湖クルーズ」はいかがでしょうか。
気軽に琵琶湖の景色を楽しむなら、琵琶湖の南をめぐる外輪船「ミシガン」でのクルーズがおすすめです。
▲「ミシガン」の船名は滋賀県と友好姉妹都市であるアメリカ・ミシガン州に由来(写真提供:琵琶湖汽船)

京阪石山坂本線・浜大津駅下車徒歩約3分の「大津港」、もしくは「におの浜観光港」「柳が崎湖畔公園港」から乗船し、60分、80分、120分のクルーズを楽しむことができます。
▲琵琶湖を一望できるデッキ。船内では食事も楽しめます(写真提供:琵琶湖汽船)

また、琵琶湖をまるごと楽しむなら「ぐるっとびわ湖島めぐり(前日午前中までに要予約)」のコースも人気。大津港から一日かけて沖島(おきしま)や沖の白石、竹生島(ちくぶしま)などをめぐっていきます。
▲沖の白石は水深約80mの湖底から突き出す大小4つの岩。船でしか見ることができません(写真提供:びわこビジターズビューロー)
▲竹生島は「琵琶湖八景」の一つ。西国三十三所観音霊場30番札所の「宝厳寺(ほうごんじ)」や「都久夫須麻(つくぶすま)神社」などがあり、パワースポットとしても人気(写真提供:びわこビジターズビューロー)

デートから観光までシーンに応じて楽しめるびわ湖クルーズ。1年を通じてさまざまな表情を見せる琵琶湖の景色は必見ですよ。

最後は幻想的な「びわこ花噴水」で締めくくろう!

クルーズ船が出航する大津港では、噴水としては世界最大級の「びわこ花噴水」を見ることもできます。大津港の沖180mの防波堤上にあり、長さ約440mの間に設置された66本の放射噴水から一日に2~3回、各回約1時間にわたって豪快に水が噴き上げられる様子は圧巻です!(運転時間は季節により異なります)
▲噴き上げられる水の高さは約40m、ビル10階建ての高さにもなります(写真提供:びわこビジターズビューロー)

昼間の涼しげな風景も良いですが、おすすめは何と言っても夜。
白、オレンジ、緑とライトアップされ、なんとも幻想的な雰囲気です。
▲色とりどりの噴水が暗闇に浮かび上がります(写真提供:びわこビジターズビューロー)
▲少しずつ形を変えていく花噴水(写真提供:びわこビジターズビューロー)

まさに琵琶湖めぐりの締めくくりにぴったり!
日によって運転時間が異なるので、事前に時間を確認してから訪れてみてくださいね。
穏やかな波打際でキャンプするもよし、アクティブに釣りを楽しむもよし。
夏が終わっても、琵琶湖には子どもから大人まで満足できる楽しみ方がまだまだたくさんあります!暑さがやわらいだこれからの季節、ぜひ琵琶湖へ遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。
石原藍

石原藍

フリーライター/プランナー。 大阪、東京、名古屋と都市部での暮らしを経て、現在は縁もゆかりもない「福井」での生活を満喫中。「興味のあることは何でもやり、面白そうな人にはどこにでも会いに行く」をモットーに、自然にやさしく、心地よい生き方、働き方を模索しています。趣味はキャンプと切り絵と古民家観察。

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