琵琶湖に行くなら立ち寄りたい!絶景を望むおしゃれカフェ3選

2017.11.08

琵琶湖は言わずと知れた日本最大の湖。四季折々の表情を見せる湖岸の風景は、いつ訪れても見る人をうっとりさせます。今回は琵琶湖の美しい風景を満喫できる、個性的な3つのカフェをご紹介しましょう!

▲琵琶湖の景色をひとり占め~♪

テラスから琵琶湖の絶景を眺める!クラブハリエのパン専門店「ジュブリルタン」

最初に向かったのは名神高速・彦根ICから車で約10分の場所にあるクラブハリエのパン専門店「ジュブリルタン」。クラブハリエと言えば、バームクーヘンやリーフパイでおなじみのお店ですよね。

実は以前からクラブハリエの滋賀県内店舗の一部では、洋菓子に加えてパンも販売されており、密かに人気が高かったことから、2010年にパン専門店としてオープンしました。
▲訪れたのは平日の午前中でしたが、駐車場はすでに車で埋まりつつありました

ジュブリルタンは、1階はパンショップ、2階はカフェになっています。白壁の建物は「ここは南仏プロヴァンスか!?」と思ってしまうほど、青空と見事にマッチ。

店舗で購入したパンやドリンクはテラスとデッキに持ち込めるようになっていて、琵琶湖が一望できる最高のロケーションのなか、カフェタイムを楽しむことができます。

フランス語で「時間を忘れる」という意味を持つジュブリルタン。まさに時間を忘れてのんびりしたくなる場所です。
▲琵琶湖を眺める2階デッキ

まずは1階のパンショップに行ってみましょう。
お店の外からすでにパンのいい匂いが漂っているのですが、パンショップの扉を開けると、香ばしい香りが波のように押し寄せて来ます。あぁ、これぞ幸せの香り。
▲開店直後から多くのお客さんがパンを選んでいます

パンの種類はなんと常時約80種類。定番は50種類、残りの30種類は季節ごとにラインナップが変わります。
▲すべてのパンの焼き上がりは午前11時~正午頃。この時間に訪れるのがおすすめです

これを買えば間違いなし!ジュブリルタンおすすめのパンをご紹介

80種類ものパンが並んでいると、どれを選ぼうか迷ってしまいそうです。できることなら全部買いたい!でも、そういうわけにもいかないですよね。今回はジュブリルタンのパンづくりを手がける今井悠輔シェフにおすすめのパンを紹介してもらいました。
▲国内の有名なホテルやレストランでブーランジェ(パン職人)の経験を積み、パンコンクールで優勝経験もある今井シェフ

「一番人気なのが『クーゲルバーム』です!クラブハリエの名物でもあるバームクーヘンをキャラメルソースと一緒にパン生地の中に閉じ込めています。球体の形をしているのですが、下はクッキー生地になっているので、食感の違いも楽しめると思いますよ」
▲「クーゲルバーム」(1個378円・税込)は、しっとりしたバームクーヘンも楽しめる満足度の高い一品

クーゲルバームと同じく人気が高いのが「シュークロ」。名前のとおり、濃厚なカスタードクリームをクロワッサン生地で包み込んだシュークリームです。

半分に切ってみると、サクッ・パリパリッとクロワッサン生地のいい音が。なかにはカスタードクリームがぎっしりと詰まっています。
▲「シュークロ」(1個291円・税込)は溢れるカスタードクリームに注意!

次に今井シェフが紹介してくれたのは「フルーティー」という甘い食パン。

「こちらは食パンの生地にクランベリー、レモンピール、ホワイトチョコとアールグレイのクリームを混ぜ込んでいます。軽くトーストすると、外側のアーモンドパウダーをまぶしたクッキー生地がカリッと香ばしくなります。紅茶にも合うと思いますよ」
▲「フルーティー」(1斤864円・税込)はシーズンごとにレーズン、抹茶、かぼちゃなど違った味が楽しめます

そして、琵琶湖から見える伊吹山をイメージしてつくられたパンはその名も「伊吹山」。山の景色が四季折々の表情を見せるように、パンの中身も夏はマンゴーやパイナップル、秋は栗やかぼちゃなど季節ごとに変わります。
▲「秋の伊吹山」(1個 小378円、大864円・ともに税込)
▲「伊吹山」のパン型はジュブリルタンオリジナル。地元の陶磁器「湖東焼」でつくられています

紹介したのはほんの一部。新商品も毎月1つずつ誕生しているので、ぜひいろんなパンを試してみてくださいね。

素材から熟成、焼きにまでこだわりが満載

さて、クラブハリエと言えば、以前「ラ コリーナ近江八幡」を訪れた際に、さまざまなこだわりをご紹介していただきました。きっとジュブリルタンにもすごいこだわりがあるはず……というわけで引き続き、今井シェフにパンづくりのこだわりをうかがってみました。

「ジュブリルタンでは国産・フランス産など20種類の粉を使い分けています。パンの発酵を促す酵母も、レーズンやヨーグルト、ライ麦などから自家製でつくっているんですよ」
▲例えば、「ミルクフランス」(左)や「あんバター」(右)に使っているのはパスタでおなじみのデュラムセモリナ粉。ほんのり黄色く、ソフトな食感とほのかな甘みで食べやすくなるそう(どちらも1個216円・税込)

一番難しいのは、「毎日のコンディションに合わせて生地の熟成加減を調節すること」と言う今井さん。酵母は生きているため、そのときの気温や湿度を気にしながら、発酵具合を見極めるそうです。

また、ジュブリルタンでは焼きにもこだわり、パンの種類に合わせてオーブンも使い分けています。自慢の石窯オーブンはなんとスペイン製。石窯の遠赤外線効果で外はパリッ、なかはふんわりとした理想の焼き上がりになるので、ハード系パンを焼くには欠かせません。
▲スペインから来日した職人の手で組み上げられた石窯オーブン

素材選びから発酵の時間、焼き加減など、一つひとつのパンに最適な組み合わせを考えて焼き上げるとは、さすがブーランジェのなせる技です!

おいしくパンを食べるために生まれたカフェ

パンショップ横の階段を上り、今度は2階のカフェに行ってみましょう!
おいしくパンを食べるためのメニューにこだわっているという2階のカフェ。朝は9:00からオープンしており、モーニングメニューも充実しています。
▲カウンターからは琵琶湖が。夕暮れ時の景色も素晴らしいのだとか
▲「いちじくのクロワッサンサンド」(テイクアウト380円、テーブル420円・ともに税込)

カフェに併設されたバールでは、バリスタの淹れるコーヒーやデザートなどを立ち飲みスタイルでいただくこともできます。琵琶湖を眺めながらバールで飲むコーヒーもなかなかいいものですよ。
▲カウンター越しにスタッフの方と談笑していると、何だか通っぽい感じがします(笑)

ランチは、パンに合うメニューが揃っています。
一押しは「近江牛のビーフシチュー」。耐熱性の小型鍋・ココットには、じっくり煮込んだ季節野菜と近江牛が入っています。
▲「近江牛のビーフシチュー」(1人前2,400円 、2人前4,600円・ともに税込 ※パン・サラダ・オリーブオイル付き)

シチューに使われる牛肉は近江牛でもなんとA4~A5ランクのもの。ほろほろになるまで約4時間煮込んでいるそうです。軽く焼くだけで十分美味しいお肉なのに、なんて贅沢!
▲シチューには近江牛のかたまり肉がゴロゴロ。口にいれた瞬間、ほどけて消えてしまいました

添えられたパンはなんとお代わり自由。食事系からスイーツ系までさまざまなパンがそろっています。特にすごいのは、食事途中ならおかずに合うパンを、食べ終わる頃には少し甘めのパンを、といった具合に、スタッフが食事の進み具合をみてぴったりのパンをおすすめしてくれるんです。つい何度もお代わりしたくなりそうですね。
▲スタッフの方がカゴいっぱいにパンを準備しています

日替わりのココットメニューは「スモークベーコンと季節野菜のラタトゥイユ仕立て」。(日替わりココットは季節によってメニューが変わります)
桜チップでスモークした厚切りベーコンをグリルし、ニンニクやオレガノなどハーブを効かせたトマトソースと一緒に煮込んでいます。こちらもパンに合わないわけがありません!
▲「スモークベーコンと季節野菜のラタトゥイユ仕立て」(1人前2,000円、2人前3,800円・ともに税込 ※パン・サラダ・オリーブオイル付き)

お目当てのパンを買いに行くもよし、ふらっとコーヒーを飲んだり、しっかりランチを食べたりするもよし。琵琶湖を眺めながら思い思いの楽しみ方ができる「ジュブリルタン」はぜひ立ち寄ってほしいスポットです!

湖がすぐそこ!かわいいが詰まった「プティキャナル」

次は近江八幡市に移動し、琵琶湖最大の内湖(ないこ)である西の湖(にしのこ)にやってきました。車ならJR安土(あづち)駅から約12分。住宅が立ち並ぶエリアに突如あらわれる、かわいらしいカフェが「プティキャナル」です。
▲か、かわいい!まるでおとぎ話に出てくるような佇まいのお店
▲鳥かごのようなモニュメントは中で写真を撮れるようになっています
▲「PHOTO SPOT」だと言われると撮らないわけにはいきませんよね。カゴの中の小鳥の気分です

店内は外観のイメージそのままのかわいらしさ!ランプやところどころに飾られているグリーンなど、女子が好きそうなテイストが詰まっています。
もちろん、今回のテーマである「レイクビュー」もバッチリ!湖までの距離が近すぎて驚いてしまいました。手を伸ばせば届きそうです。
▲正面の窓からひと続きに見える西の湖。湖では学生たちがカヤックの練習をしていました

普段は女性客が中心ですが、休日は琵琶湖に訪れたライダーや自転車で一周する人なども訪れるプティキャナル。あまりの居心地の良さにオープンから閉店まで滞在する人もいるそうです。
▲2階の席も湖が一望できます
▲天気の良い日は近江富士と言われる「三上山(みかみやま)」も見えるそう

外のテラスに出るとこの景色!これは何時間も居たくなる気持ちがわかります。
プティキャナルでは、ロケーションやインテリアだけではなく、料理にもこだわっています。「いい加減なものをつくりたくない」というオーナー夫妻の想いから、パンやサラダはもちろん、ソースも一つひとつ手づくりという徹底ぶりです。

そんなオーナーのおすすめは「近江牛ハンバーグ」。ハンバーグにぴったり合うよう、肉屋さんに近江牛の部位を調合してもらっているこだわりの一品です。
▲「近江牛の特製ハンバーグ・トマトシチューソース」(1,980円・税別 ※自家製パンとサラダビュッフェ、ドリンクがセット)

ふっくらしたハンバーグにナイフを入れると、ジューシーで肉の弾力もしっかり感じられます。まさに肉の旨みがぎゅっと凝縮されている感じ。
▲程よい酸味のトマトシチューがハンバーグにからまり、一層食欲をかきたてます

デザートは4種類のスイーツが楽しめる「プティ・キャナルケーキセット」をチョイスしました。ティラミスやベイクドチーズケーキ、アイスクリーム、フルーツ寄せゼリーなど、たくさんの種類を少しずつ食べられるのはうれしいですよね。
▲「プティ・キャナルケーキセット」(ドリンク付き1,190円・税別)はランチメニューを注文すると620円(税別)とお得に
▲自家菜園で採れたキャットミントのフレーバーティー。丁寧に育てられたハーブは香りが強く、すっきりしています

お客さんが思い思いに過ごせるよう、ちょうど良い距離感で接してくれるオーナー夫妻。訪れた人たちにゆったり過ごしてもらいたいという想いが、なんともいえない居心地の良さに繋がっているのかもしれません。

穏やかな西の湖を眺める至福の時間。日々の慌ただしさから少し離れて、頭の中をからっぽにする時間を過ごしてみませんか。
▲あー、いつまでも眺めていたい

できれば教えたくない!知る人ぞ知る大津のオシャレカフェ

最後にやってきたのは、JR大津駅から徒歩10分ほどの場所にある「madocafe(マドカフェ)」。大津市民会館のなか(2階)というすぐには見つけにくい場所にあるのですが、実は知る人ぞ知る大人気カフェなんです。
▲建物の琵琶湖側に回ると「madocafe」の看板を発見!
▲階段を上って2階へ

店内に入ると、一面ガラス張りの窓から琵琶湖が見渡せます。まさに店名のとおり、「“窓=mado”cafe」。湖岸に面してソファ席が設けられており、景観抜群です。
▲窓から柔らかく入り込む光があたたかい雰囲気をつくり出しています
▲遠くには琵琶湖を周遊する外輪船「ミシガン」の姿も!

ナチュラルな質感で揃えられたインテリアは落ち着きがあり、まるで自分の家のようにくつろぐことができそう。
店内では不定期でコンサートやワークショップ、展示などのイベントも開催しています。
▲地元の作家さんがつくった雑貨も販売しています

madocafeのランチメニューは週替わり。「煮込みプレートセット」は、メインの煮込み料理に5~6品つく数量限定の人気メニューです。
この日はきのこのつみれ鍋に和風キッシュ、お豆腐のシーザーサラダ、ミートグラタン、エビとパプリカのビーフン炒め、りんごの紅茶コンポートがついていました。
▲「煮込みプレートセット」(1,280円・税込)は、できるだけ滋賀県産の素材にこだわり、旬の野菜をたっぷり使っています

madocafeではお箸を持参するとランチドリンクが一杯無料になる「my箸サービス」も行っています(割り箸は対象外)。日によってはほとんどのお客さんがお箸を持参することもあるのだとか。
▲知っているとちょっとお得なmy箸サービス

ドリンクはmy箸サービス外のメニューですが、ほかのお客さんも多数注文していた「フルーツポンチソーダ」を頼んでみました。
▲しゅわしゅわとはじけるソーダのなかに果物がゴロゴロ入っているフルーツポンチソーダ(550円・税込)。ほんのり甘酸っぱい味は疲れが吹き飛びそう

長居必至のmadocafe。この居心地の良さに、幅広いお客さんから愛されるのもうなずけます。
▲ソファの座り心地も抜群!一度座ったらもう立ち上がれません
琵琶湖周辺にはほかにも訪れたいカフェがいっぱい!1人でも、カップルや友達同士でも楽しめるはずです。琵琶湖を眺めながら、思い思いの時間を過ごしてみてくださいね。
石原藍

石原藍

ローカルライター。 大阪、東京、名古屋と都市部での暮らしを経て、現在は縁もゆかりもない「福井」での生活を満喫中。「興味のあることは何でもやり、面白そうな人にはどこにでも会いに行く」をモットーに、自然にやさしく、心地よい生き方、働き方を模索しています。趣味はキャンプと切り絵と古民家観察。

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