全室露天風呂付きのおしゃれグランピング!群馬・四万温泉「Shima Blue」

2017.09.18

群馬県吾妻(あがつま)郡にある四万(しま)温泉は、四万川沿いに30軒以上の宿泊施設が集まる温泉街。そのなかでもとくに人気の旅館「つるや」が、2017年4月、グランピングを楽しめる宿泊施設「Shima Blue(シマブルー)」をオープンしました。キャンプのように自然を身近に感じながら、快適な空間でくつろぎの時間を過ごすことができるシマブルーの魅力をお伝えします!

東京から約3時間。自然豊かな四万温泉へ

東京から四万温泉までは、車で約3時間。
関越道・渋川伊香保IC下車後、国道353号を中之条方面に1時間ほど車を走らせると、山あいを流れる四万川沿いに数軒の温泉宿が見えてきます。さらに車を走らせ、温泉街の中心地を抜けてゆるやかな山道を上っていくと、シマブルーの大きな看板を発見、到着です!
▲天気は快晴!絶好のグランピング日和

公共交通機関でもアクセスしやすく、東京からはJR上野駅から特急「草津」に乗りこんでJR中之条駅まで約2時間。そこから路線バスに揺られて約40分。終点の「四万温泉 四万グランドホテル前」停留所で降車してシマブルーに電話すれば、送迎車で迎えに来てくれます。

また、東京駅からは高速直行バス「四万温泉号」も出ています(予約制、所要時間約3時間30分)。
▲駐車場の脇には、全面ガラス張りのログハウス風の建物が

このおしゃれな建物が、カフェ兼フロントの「Shima Blue Cafe」です。
チェックインは15時から18時。全7室で、5つのキャビンと2つのドームテントからなり、それぞれお部屋の広さや内装、料金が異なります。
1泊2食付きのスタンダードプランは、1名26,000円~(消費税・入湯税別、時期によって変更あり)。そのほか、「夕食のみ」「朝食のみ」「素泊まり」などのプランも選べます。
▲シマブルーはすべてのお部屋が源泉100%かけ流しの露天風呂付き!

オープン記念のいまなら、なんとスタンダートプランを1名20,000円(消費税・入湯税別)で利用できちゃいます!(2018年3月31日まで)。ただし、お部屋を選ぶことはできません。今回は女子2人でこのプランを予約したのですが、どんなお部屋が用意されているのか、当日まで楽しみでした。
▲フロント奥の壁には、各お部屋の鍵がかけられている
▲小鳥のキーホルダーがかわいい!

夕食は、「お部屋でプライベートBBQ」またはShima Blue Cafeでの「上州牛ステーキディナー」のいずれかを選べるとのこと。迷いましたがBBQをチョイス。せっかくなら、よりグランピング気分を味わいたいですもんね!

チェックインを済ませ、どんなお部屋に通されるのか、ドキドキしながらスタッフの方についていくと、「こちらです!」と案内されたのが、このお部屋。
▲ドームテントの「Apple Orange(アップルオレンジ)」!

シマブルーのお部屋には、「Island Blue(アイランドブルー)」「Maple White(メイプルホワイト)」など、“色”を連想させる名前がつけられていて、それぞれ内装のテーマが決まっています。アップルオレンジのテーマは、「エンジョイ!おんせんキャンプ」です。

寝ながら星空を観賞できる、快適でおしゃれなドームテント

さっそく中に入ると、ホテルでも、普通のテントでもない初めての空間にワクワク感が一瞬で最高潮に!大きな窓の外には、あざやかな緑が広がり、鳥の声や川のせせらぎが、まるで手が届きそうなほど近くから聞こえてきます。快適な空間にいながら、自然を身近に感じられるキャンプ……これが、“グランピング”なんですね!
▲オレンジ系の暖かみのある空間に、大きな窓と天窓が

ふかふかのベッドに飛び込んで天井を見上げてみると、丸くあいた天窓がふたつ。夜は、ここから星空を眺めることもできるんです。なんてロマンチック!

あらためて室内を見まわしてみると、細かいところまでこだわりが感じられます。
▲ドーム内にはお手洗いのほか、洗面台やシャワー室まで完備
▲お部屋にあるドリンクは、ナントすべて無料!持込みもOKで、写真左の冷蔵庫で冷やすこともできる(クーラーボックス1個分につき持ち込み料税別5,000円)

通常のキャンプは、テントや寝袋など多くの準備が必要ですが、グランピングではアウトドア装具は一切不要。さらにシマブルーでは、すべてのお部屋に空気清浄機と空調が完備されていて、オールシーズン心地よく過ごすことができます。
▲アメニティも充実。女性に嬉しい基礎化粧品のセットや…
▲肌触りがよく、ゆったり着られるパジャマも

そして、なんといっても最大の魅力は、全室に源泉100%かけ流しの個性的な露天風呂がついていること。アップルオレンジは、どんなお風呂なのかと浴室を覗いてみると……
▲ジャン、檜の露天風呂!ほのかにいい香りが

夕食時間まで少し時間があったので、さっそく入浴することに。
温泉好きの私が、シマブルーでなにより楽しみにしていたのは、じつはこのプライベート温泉。檜の匂いに包まれながら目を閉じると、小鳥のさえずりや四万川の流れなど、自然が奏でるさまざまな音を澄んだ空気が運んできてくれます。
は~、至福の時間。来てよかった!
▲お部屋のすぐ下を四万川が流れる

四万温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、神経痛や皮膚病、アトピー性皮膚炎などに効果があるとされています。実際に入浴した感想は、透明であまり匂いもなく、肌にしっとりなじむ感じ。
▲温泉は熱すぎず、長湯でくつろげるちょうどいい湯加減。ぬるく感じる場合は、湯沸し機で温度を調整することもできる

四万温泉は飲泉にも適しており、胃腸の病気や食欲不振に効果が期待できるとのこと。ためしに一口飲んでみると、ちょっとしょっぱい。すぅーと喉を通って、じんわりお腹のあたりが温かくなりました。

ちなみに、「四万」という地名は、この温泉が「四万(よんまん)の病を癒す霊泉である」と言われていたことに由来します。かなり古い歴史がある温泉地で、一説によると約1200年前の平安初期にはすでに温泉が発見されていたそうです。

夕食はテラスでプライベートBBQを堪能!

湯あがり、お部屋でのんびり過ごしていると、コンコンとノックの音が。17時頃にスタッフの方がBBQセットを届けてくれました。お待ちかねのプライベートBBQ開始です!お腹すいた~。
▲クーラーボックスには豪華食材が!調味料や調理用具、カトラリーも入っている

この日の食材は、「上州牛カルビ、群馬麦豚、野菜と上州牛ヒレ肉のBBQ串焼き、季節の野菜、ポークフランク、骨付きフランク(大・小)、焼きたて土鍋ごはん、スモア」。

「ご提供する肉類は上州牛、群馬麦豚、赤城鶏と、すべて群馬県産。野菜はコストがかかりますが、新鮮なものをこまめに仕入れています」(総支配人・京野さん)
▲こんなに豪華で2人分!

さっそくBBQスタート!アウトドアに慣れていない女性2人でも着火剤を使って、スムーズに炭に火をつけることができました。もし困ったことがあっても、フロントに電話すればスタッフが来てくれるので助かります。
▲ジュ~!炭火でこんがり焼きあげる
▲おいしそうなにおいがしてきます。はやく…
▲食べたい!けど、きれいに盛りつけてみました

いただきますっ!!
上州牛のヒレ肉は厚みがあるのに軟らかく、簡単に噛み切れて、旨みをたっぷり含んだ肉汁が口いっぱいに広がります。骨付きフランクにかぶりつくと、皮がプチッ、肉汁がジュワ~。たまねぎやピーマンも肉厚で、噛めば濃厚な甘みが感じられて…全部、おいしい!おいしいものしかありません!! お箸がとまらない…というよりも、箸を使うのもわずらわしくなってきました! 
落ちついて、岩塩や専用のタレを使いわけて味を変えながら楽しむのもいいですよ。

そしてシメは、焼いたマシュマロをサクサクのクラッカーで挟んで食べる「スモア」というスイーツ。
▲マシュマロを軽く炭火であぶって、とろ~りとしてきたら…
▲クラッカーでサンドして、メープルシロップをかけていただく

すでにお腹いっぱいでしたが、とろとろのマシュマロとサクサクのクラッカーの相性が絶妙で、つい全部、口のなかに入れてしまいました。やっぱり最後は、甘いものがほしくなりますね。
食べて、食べて、食べまくりました。大満足!プライベートBBQ、最高です!! 

後片付けはスタッフの方が翌朝やってくれるそうなので、器具はそのままに。星空が広がるテラスからお部屋に戻ると、ゆったりとした時間が流れます。ソファに座ってくつろいでいると、普段は気恥ずかしくて話せないようなことも話題にあがりました。心地のよいムードに、自然と仲も深まります。すっかりリラックスしたせいか、だんだんとまぶたが重く…。おやすみなさい…。

こだわりの朝食メニューを堪能

窓から入る陽の光で目が覚めました。朝から気分は爽快です!
▲朝はいっそう空気が澄んで、気持ちがいい。四万温泉は夏の間も涼しく、避暑地としても知られている

朝食は8時以降に、Shima Blue Cafeで食べられます。メニューは、目玉焼きorスクランブルエッグ、パンorライス、ベーコンとソーセージ、スープ、サラダ、ヨーグルト、ドリンク。スクランブルエッグや目玉焼きには、地元群馬の養鶏場「ハルラン」の卵が使用されているとのこと。
▲この日の朝食。さらに柑橘系のフルーツがたっぷり入ったヨーグルトも出てくる
▲トーストしたてのパンは、ふわふわ・もちもち。生地を仕入れて、キッチンで焼きあげているパンもあるそう
▲食後のコーヒー。シマブルーのイメージにぴったりな色鮮やかなカップ

昨夜あれだけ食べたのに、朝食もペロリでした!
ちなみに、Shima Blue Cafeは、宿泊しなくても利用可能です。
カフェのモーニングメニューでおすすめなのは、「モーニング名物!シマブふわふわオムレツ」(950円 ・税別)。新鮮な卵を使用したオムレツはフワフワな食感!トマトソースか、きのこのホワイトソースを選べます。
そのほか、「しっとりパンケーキ」(850円・税別)や「ホットサンド」(800円~・税別)なども人気です。
▲オープンは朝8時。ガラス張りの店内は開放的で気持ちがいい
▲カウンターの壁には、チョークアートでオリジナルキャラクターである小鹿の「しましかお」と「しましかこ」が描かれている

ランチにおすすめなのが、上州牛をたっぷり使用した「ローストビーフ丼」(1,890円・税別)。絶品です!
▲ローストビーフ丼。半熟玉子を絡めるとまろやかな味わいに。10時以降に注文可

カフェでまったりしていると、あっという間にチェックアウトの時間(10時)になってしまいました。(追加料金税別5,000円を支払えば1時間の延長も可能)。日常のせわしなさから少し離れて、体もこころもほぐされリフレッシュできた旅になりました。

せっかくなので、アップルオレンジ以外のお部屋も特別に見せてもらうことに。以下、ダイジェストでご紹介します。

まずは、もうひとつのドームテント「Island Blue(アイランドブルー)」。
▲青を基調とした、涼しげでクールな内装が特徴。造りはアップルオレンジとほぼ同じなので、好みに応じて選択

ここからは、キャビン型のお部屋5つです。

①「Honey Natural(ハニーナチュラル)」
▲白い外壁が映えるハニーナチュラルのテーマは「女子会」。女友だちや姉妹、母と娘など、女性同士で集うにはぴったり
▲かわいらしいロッキングチェアが!会話も弾みそう
▲ハンモックに揺られながら、過ごすのもおすすめ
▲露天風呂はひょうたん型で、足を伸ばすことができるくらい大きい

②「Safari Black(サファリブラック)」
▲テーマは「午後ひと時、ゆっくり読書が出来るお部屋」。ダークブラウンや黒、カーキ色が基調。家具や装飾は「男の書斎」をイメージ

③「Maple White(メイプルホワイト)」
▲テーマは「隠れ家」。2階に入り口があって、1階に下りるとダルマチェアーが置かれている。2階テラスにはハンギングチェアーも

④「Brown Premium(ブラウンプレミアム)」
▲テーマは「優雅な大人の休日」。落ち着いた内装と、広々としたオープンテラスを備える。このお部屋限定の「生ビール付きプラン」を申し込めば、好きなだけ「ザ・プレミアムモルツ〈香るプレミアム〉」を飲むことができる

⑤「Little Garden(リトルガーデン)」
▲テーマは「大自然のミニマムハウス」。内装はデザイン性のある家具で統一。2階のテラスにはハンモックが設置され、森林浴やバードウォッチングに最適

いかがでしたか?個性的で、ラグジュアリーなお部屋ばかり。群馬のおいしい食材と四万温泉の良質な湯を堪能できるグランピングを、ぜひ体験してみてください。

近くには足湯を楽しめるスポットも

四万温泉には、無料の足湯や飲泉スポットもあります。

シマブルーから徒歩約2分の至近にあるのが、「ゆずりは飲泉所・杜の足湯」。観光客だけでなく、地元の人にも愛されているスポットで、この日は近くの宿で働いているという方が気持ちよさそうに湯に浸かっていました。普段から温泉を楽しめる環境にあるのはうらやましい限りです。
▲ゆずりは飲泉所・杜の足湯
▲湯温はやや熱め。無料なので気軽に利用できる
▲飲泉用にひしゃくも用意されている

シマブルーの帰りに、ぜひお立ち寄りを!
(写真:櫛ビキチエ)
東江夏海

東江夏海

編集者、ライター。出版・編集プロダクションデコ所属。沖縄県出身。学生時代に医療や看護について学び、現在は医療健康マガジン『からころ』などを担当している。休日には、音楽や舞台など、ユースカルチャーに親しむ。

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