長瀞のライン下りで絶景を堪能!カフェ、神社、ロープウェイ…で欲張りな1日を

2017.09.02

秩父・長瀞(ながとろ)といえば、関東有数の観光地。特に、国指定の天然記念物「岩畳」がある河原は静かで雄大な景色の広がる絶景スポットです。ゆるやかな川を下る「長瀞ラインくだり」で自然を満喫し、周辺スポットで長瀞をさらに楽しむコースをご紹介します。

絶景だらけの「長瀞ラインくだり」で、長瀞の自然を味わおう!

奥秩父山地を源流とし、秩父盆地を通り最後は東京湾に注ぐ荒川。ここ長瀞は、荒川の流域の中でも、流れの穏やかな「瀞(とろ)」が長く続くことから、この地名がついたと言われています。

この荒川をゆったり下る、昔から変わらぬ人気の定番アクティビティが「長瀞ラインくだり」です。静かに川を流れつつも、途中にはちょっとした急流もあり、ゆったりと自然を満喫しつつ、スリリングな体験ができるのも「長瀞ラインくだり」の特徴です。
▲スタートは秩父鉄道・長瀞駅。都心から2時間ほどの場所です

長瀞ラインくだりは少しスリリングな箇所が多いAコース、比較的緩やかな流れのBコース(各中学生以上1,600円、3歳以上800円 ※いずれも税込、所要時間15~20分)、A・B続けて乗船できる全コース(中学生以上3,000円、3歳以上1,400円 ※いずれも税込、所要時間30~40分)の3パターンがあります。
▲まずは駅近くのチケット売り場へ(長瀞ラインくだりのチケットは、主に駅前、駅裏のラインくだり本部、河原の3カ所で購入可能)

A・Bコースの出航は5~20分間隔の随時運行で、全コースは10時・11時・12時・13時・14時の1日5便と決まっているので、出港の30分前までにラインくだり本部に行くようにしましょう。
※全コースは、予約状況によりお休みとなる場合があります、事前にお問い合わせください

というわけで、本日は、Aコースを選択しました!
▲パンフレットは自由に手に取れます。コースの見どころなどをチェックしましょう!
▲Aコースの乗船場所は上流のため、バスで現地まで移動します(バス移動は約10分)
▲こちらがAコースの乗り場。船に乗る前から大自然に囲まれて、すでにテンションが上がっています(笑)
▲船頭さんの案内で、船に乗り込みます
▲座席に置いてあるライフジャケットを装着して、席に着けば準備OK!
▲静かに船がこぎ出されます!

出航してからすぐに船頭さんのガイドが始まります。「天然の動物が見られる」「運が良ければSL列車に遭遇できる」「珍しい動物に似た岩がある」など、このコースでの見どころを、クスッとなるようなお話も交えて話してくれるので、船上は和やかな雰囲気になります。
▲長瀞では土日に限りSL列車が走っています。タイミングがよければSLの通る荒川橋梁を通れるかも!(写真提供:秩父鉄道)
▲後ろの船頭さんが、見どころをあますところなく、案内してくれます
▲しばらく船が進むと小滝の瀬と呼ばれる急流が迫ってきました!
▲水しぶきを避けるために、全員でビニールを構えて、急流に備えます
▲「キャー!」。先ほどまでの静かな流れを楽しむ様子から一転(笑)!川の水量によっては、かなりの水しぶきが舞います!(写真提供:秩父鉄道)
▲急流を抜けると思わず安堵の声と笑い声が!みなさん本当に楽しそうです

急流を超えてしまえば、そのあとは静かな流れの川をゆったりと下っていきます。川下りは四季折々に応じて、様々な表情を楽しめるのも特徴。春から夏にかけては緑あふれる山あいを、秋には眩いばかりの紅葉を船の上から見ることができます。(紅葉の見頃:10月下旬~11月中旬)
▲秋には真っ赤に色づいた紅葉を船上から楽しめます(写真提供:秩父鉄道)
▲川下りの途中、野生のカモも顔を出していました(笑)
▲長瀞といえば有名なのは岩畳。薄い岩が何層にも重なっているように見える独特の風景は、圧倒的な存在感です

長瀞の岩畳はなんと、500mにも及ぶ一枚岩。国指定名勝・天然記念物として全国的にも有名なスポットです。また、地質学的に見ても非常に珍しいもので、「日本地質学発祥の地」と言われているそうです。
▲無事川岸に到着、約20分の川下りの旅が終了です
▲最後は荒川をバックに記念撮影!素敵な思い出の一枚が撮影できました

スリリングな体験から圧巻の絶景まで堪能できる贅沢な川下りの旅でした!季節ごと、乗る時間帯、その日の川の水量など、タイミングによって楽しみもガラッと変わるそうなので、何度も乗船して違った味わいを楽しむのも良いかもしれませんね。

長瀞の風情ある街並みでおしゃれなガレットの食べ歩きを楽しもう!「長瀞とガレ」

船は岩畳付近に到着。ライン下りの後は、岩畳から歩いてすぐの商店街を散策しましょう。お土産やグルメなど、ライン下りの思い出を語りながら楽しめるスポットがたくさんあります。
▲天然氷でも有名な長瀞。夏には「氷」の文字が並び、昔ながらの懐かしい雰囲気を感じながら散策できます
▲商店街の中でもひときわおしゃれな店構えが目立つ「長瀞とガレ」

おしゃれな外観の「長瀞とガレ」では、秩父名物の「豚肉のみそ漬け」を使ったガレドッグが大人気。食べ歩きスポットとして、多くの観光客が立ち寄っています。店名にある「ガレ(GALET)」は、フランス語で「石」という意味。一方、そば粉のクレープを指すフランス語は「ガレット(GALLET)」。長瀞は岩畳の街であることから、音が似ている2つの言葉をかけて、この店名でガレット屋さんをオープンしたそうです。
▲「ガレドッグ」は3口ほどで食べられるSMALLサイズ(税込190円)とREGULARサイズ(税込550円)の2種類。食べ歩きしやすいサイズで嬉しいですね!
▲オーダーが入ってから丁寧に焼き上げた「豚の味噌漬けで作ったソーセージ」を、モチモチのガレット生地で包みます
▲お腹の空き具合に応じて、自分の好きなサイズを選びましょう(左:REGULARサイズ、右:MALLサイズ)
▲一口頬張ると、ソーセージの中から溢れ出る肉汁を感じることができます。ガレット生地はモチモチなので食べ応えも抜群!

秩父名物をおしゃれにアレンジした「長瀞とガレ」。食べ歩きの定番として、ぜひ味わってみてくださいね!

体にやさしい“おとうふ” ランチに舌鼓!「お豆ふ処うめだ屋」

商店街を抜け、10分ほど歩いたところにある、おとうふ料理店「うめだ屋」。築100年以上の古民家を改装し、本格手作りとうふを提供するこちらのお店は、健康的なランチを取りたい方にオススメです。
▲ランチタイムには行列ができるほどの人気店
▲店内に入ると、素敵な土間の玄関が広がります
▲客席は座敷。日本家屋の古き良き風情を感じることができますね
▲ランチメニューの詳細

「うめだ屋」の、ランチメニューは1種類のみ。自家製の手作りとうふをメインに、湯葉、しぼりたて豆乳、十五穀米ごはん、など、とにかく体にやさしいものをいただくことができます。
しかも、春夏秋冬、3カ月ごとに旬のメニューを提供しているため、季節ごとに何度も通いたくなりそうですね(笑)。
▲こちらが「夏のおとうふランチ」(平日・土1,200円、日・祝1,300円 ※いずれも税込)
▲とにかく写真映えのする盛り付け。ついつい、撮影タイムが長くなってしまいます(笑)
▲秩父在来大豆「白光(はっこう)」を使った「なめらかどうふ」。そのまま食べても濃厚な味わいですが、五島列島産の藻塩を振ってもさらに深い味わいを楽しむことができます
▲十五穀米のご飯は香り高く、とてもやさしい味です!
▲食後にはぜひデザートも楽しみたいところ。こちらは「おとうふプリン」(税込430円)。にがりで固めたプリンで、とても珍しいデザートですね! ※食後のデザートセットで注文すれば、税込250円

ちなみに「うめだ屋」では、自家製のおからを使った「ドーナツ」を併設された売店で買うことができます。
▲すぐ隣にある、おからドーナツの売店
▲様々な味のドーナツが並ぶ

100%国産の小麦を使うほか、自家製のおからを使い、丁寧なドーナツ作りを行なっています。ちなみに「うめだ屋」でランチを食べた方は一律税込120円/個でドーナツを購入することが可能です。
▲試食も自由!これは嬉しいですね

体にやさしい食材、気持ちの落ち着く古民家の店内。長瀞で存分に遊ぶ日のランチにオススメです。ぜひ、足を運んでみてください。

秩父を代表するパワースポット「宝登山神社」で、災難除け・縁結びのご利益を授かろう!

商店街で食べ歩きとランチを楽しんだ後は、長瀞の名所の一つ「宝登山(ほどさん)神社」へ。宝登山神社は『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の一つ星に評されており、絢爛(けんらん)な社の造りが見事です。
▲商店街から歩くこと約15分。宝登山の麓にある神社が見えてきます
▲宝登山の入り口にある、「相生(あいおい)乃松」。クロマツとアカマツが寄り添っていることから、縁結びのご利益があると言われています
▲こちらが「二の鳥居」
▲鳥居をくぐり先へ進むと、一気に厳かな空気感に包まれます
▲こちらが「本殿」
▲色あざやかで見事な彫刻に圧倒されます…

その昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が宝登山に訪れた際に山火事に遭い、その時に身を挺して山火事を消し止めた犬(狼)を祀ったことから宝登山神社が生まれました。
そんな由来から、「災難除け」のご利益があると言われるようになったそうです。
▲厳かな空気に身を任せ、心を落ち着けてお参りをします

宝登山神社には、いくつかの変わったおみくじがあることも特徴。自分の知りたい運気などによって、引くおみくじを選んでみてもおもしろいですね。
▲金運円満の「お宝小槌守みくじ」
▲金の壺の中に手を入れて…
▲小槌の中におみくじが入っています!(300円)
▲男女で分かれている「一言守入おみくじ」(200円)。幸せへの祈りを託した「一言守」が入っているそう
▲神社の入り口にあった「相生(むすび)のお守り」(700円)。クロマツとアカマツの二つになぞらえたお守りです

厳かな空気に包まれたパワースポット「宝登山神社」。心静かにお参りをして、日頃の疲れた気分をスッキリさせてみてはいかがでしょうか?

長瀞を一望できる絶景ポイント!「宝登山ロープウェイ」

宝登山神社での参拝を終えたら、最後は長瀞の街を一望できる絶景を堪能しましょう。宝登山神社から歩くこと約5分。宝登山ロープウェイ乗り場があります。
▲こちらがロープウェイ乗り場
▲チケット売り場で乗車券を購入(往復:大人820円、小人410円/片道:大人480円、小人240円 ※ともに税込)。ロープウェイは30分おきに運行しています
▲本日乗車する「ばんび号」。なんと50名まで乗れるそう!
▲早めに乗車すれば、景色が一望できる特等席を確保できます!ではいざ出発!
▲ぐんぐんと高度を上げていくロープウェイ、気持ちがいいですね!

宝登山は標高497m。この全長832mのロープウェイでたったの5分で頂上付近まで到着することができます。ぐんぐんと進んでいくロープウェイから眺める長瀞の街はまさに絶景です!
▲高度が上がるにつれて、頂上に近づくワクワク感がたまらないですねー
▲ロープウェイを下りると、長瀞の街を一望できる絶景
▲ブランコ型のベンチに揺られ、絶景を堪能できます。今日1日過ごした長瀞の街を見ながら、思い出を話すのも良いかもしれませんね
▲山頂駅近くには宝登山小動物園(営業時間9:40〜16:30/大人430円、小人220円 ※ともに税込)があり、サルやシカ、ヤギ、ヒツジなどが飼育されています。エサやり体験もできますよ
いかがでしたか?雄大な自然を楽しみ、パワースポットで癒され、グルメを満喫!そんなバラエティに富んだ過ごし方のできる長瀞。駅周辺だけで、一日中遊べるのが嬉しいですね。ぜひ、足を運んでみてください!
浅見ゆたか

浅見ゆたか

埼玉秩父のローカルWebメディア「ちちぶる」編集長。秩父の魅力を再発見し発信しつつ、地方フリーランスの働き方を広めるため、リモートワーク・テレワークを促進する活動なども行っている。

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