世界もうらやむ山口県の絶景10選!撮影すればSNS映え確実!

2017.08.24

デジタル一眼レフでもスマホでも撮影すればSNS映え間違いなし!風光明媚な海岸線やカルスト台地の大自然、そして新旧の美しい橋と都市景観の共演…。本州最西端の山口県は写真好きにはたまらない絶景の宝庫です。SNSでも「いいね」増殖必至!地元ライターおすすめの絶景10選、旅行計画の参考にしてみては?

1.一生に一度は訪れたい「角島大橋」。目に飛び込む風景すべてに感動!

山口県の絶景を語る上で、一番に紹介すべきはやはり下関市豊北(ほうほく)町の「角島大橋」です!海へと橋が伸びていく光景はまさに筆舌に尽くしがたいほどの美しさ。人気のビュースポットから橋を望みカメラを構えれば、旅雑誌や旅行サイトなどで見た憧れの構図そのままに何度もシャッターをきってしまうことでしょう。
▲自動車のTVCMにも度々登場する「角島大橋」。全長約1,700m、橋の造形美もさることながら南国のような海の色に目を奪われる

橋の眺望ばかりでなく橋を渡った先の島内も絶景の宝庫。せっかくなら島の隅から隅まで楽しみ尽くしましょう!角島へと向かう際には、海風がとても心地よいので、しっかり窓を開けて橋上をドライブするのがおすすめです。
▲橋上からの眺めも最高!多くのライダーたちにとっても憧れのツーリングスポット

島内の数ある絶景スポットの中で絶対に押さえておきたいのは島の西端にある「角島灯台」。青い海をバックに立つ角島灯台は、いかにもフォトジェニックなシチュエーション!その日その日の空模様がさらに美しい光景を演出してくれます。
▲「角島灯台」は観光客に加えて写真愛好家にも人気のスポット。夕方、たもとの公園には水平線に沈む夕陽を眺めに多くの人が訪れる

また、人気の海水浴場「しおかぜコバルトブルービーチ」横の土産店「しおかぜの里」には、レンタサイクル「角島サイクルポート」もあります。港や海沿いの集落などを走り抜ける、スローなサイクリングもおすすめ。思い思いの絶景めぐりを楽しめますよ。
▲角島大橋を望む海岸沿いには、絶景を眺めながら入浴できる露天風呂を備えた「ホテル西長門リゾート」がある(写真は「あまがせの湯」)

2.世界に発信された「元乃隅稲成神社」。断崖に並ぶ神秘的な鳥居の列

次に紹介するのは、2015年3月、アメリカの放送局CNNにより「日本の最も美しい場所31選」の一つとして世界に発信された、長門市の「元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)」です。絶壁上の本殿に向かって崖づたいに123基の鳥居が並ぶ様子が大きな注目を集めました。
▲鳥居をくぐり抜けて本殿のある断崖上へ。眺めは最高!海風も気持ちいい~!
▲最初に紹介した「角島大橋」からは車で45分ほど。絶景のハシゴもおすすめ

海・空の青色と木々の緑、そして鳥居の朱色のコントラストによって生み出される光景はまさに神秘の絶景。ふもとの鳥居の先にある岩場は「龍宮の潮吹き」と呼ばれ、運が良ければ、岩の隙間から霧状の潮が吹き上がる自然現象を同時に見ることができます。
▲「龍宮の潮吹き」と呼ばれる名物スポット。海が荒れるほど潮吹きが発生しやすくなる

絶景とともに開運のパワースポットとしても人気が高く、裏参道に建立された高さ6mの大鳥居には、なんと頭上約5mの位置に賽銭箱が!お賽銭を投げ入れることができたら願いが叶うといういわれがあるので、ぜひ挑戦してみましょう。
▲本殿への祈願の前に、大鳥居の“空中賽銭箱”で運試し!

3.水平線の彼方を望む「千畳敷」。山上に広がる風の草原

元乃隅稲成神社を訪れたなら、すぐ近く、車で10分ほどの場所にある「千畳敷」にも足を運びましょう。標高333mの山上に広がる草原で、日本海の水平線や麓の町並みを望む大パノラマを楽しむことができます。
▲付近の岬や島など「北長門海岸国定公園」にも指定されている美しい日本海の海岸線を一望できる
▲敷地内にあるカフェ「カントリーキッチン」(営業11:00~17:00、木曜定休※冬季は不定休)も人気。屋上は展望台になっている

強い海風が吹いていることが多く、夏場でもとても爽やか!見渡す景色のあちらこちらに風力発電用の巨大風車を見ることができ、夜になると海上に漁り火が美しくゆらめきます。

4.海上アルプス「青海島」。遊覧船で大迫力の奇岩めぐり

長門市市街地からほど近く、童謡詩人・金子みすゞゆかりの地・仙崎の対岸に浮かぶ「青海島(おうみしま)」。島の海岸線には、日本海の荒波によって造形された奇岩や洞門が多数あり、「海上アルプス」として人気です。
▲波の浸食による美しい自然造形を見物できる(写真提供:山口県)
▲「十六羅漢」「竹の子岩」「象の鼻」などと、奇岩や石柱につけられた名称とその形にも注目

島内からもその一端を見ることができますが、島をぐるりと一周する「青海島観光汽船」(所要時間約80分※気象により変更あり、大人2,200円、小学生1,100円 ※ともに税込)で見物すれば迫力&スリル満点!石柱の間をすり抜けたり、自然の洞門をくぐったり、荒波に揺られながら、海上からの絶景めぐりを満喫できますよ。
▲古式捕鯨が行われた現地の歴史にちなみ、鯨をモチーフにした遊覧船もある

5.日本最大級の鍾乳洞「秋芳洞」。数十万年の時の流れが生み出す自然の造形美

山口県美祢市に位置する日本最大のカルスト台地「秋吉台」。中国自動車道の美祢東ICから車で約20分、山間の道路を抜けると一気に視界が開け草原が広がります。白い石灰岩が無数に散らばる様子は、緑の中で羊が転々と草を食んでいるようにも例えられる絶景です。
▲日本最大のカルスト台地「秋吉台」。遊歩道が整備されておりハイキングも楽しめる(写真提供:山口県)

地下には約400もの鍾乳洞が存在し、その中でも代表的存在、規模としても国内最大級となるのが「秋芳洞(あきよしどう)」です。総延長は10.3kmにもおよび、観光用に整備されているのは約1kmながら、数十万年もの時間をかけて自然が作りあげた美しい鍾乳石や石柱などを随所に見ることができます。
▲滝が流れ出る「秋芳洞」入口。入洞は8:30~17:30(冬季〜16:30)、各税込大人1,200円、中学生950円、小学生600円、所要時間は約1時間(写真提供:山口県)

高さ15mにもおよぶ「黄金柱」、無数の皿が並ぶように見える「百枚皿」など、洞内を進むと自然の神秘に触れることができる鍾乳石が次から次へと登場します。「大松茸」「南瓜岩」「幽霊滝」などユニークなネーミングのものもたくさん!名称と形状にも注目してみましょう。
▲洞内でも特に人気が高い「百枚皿」。棚田状に並ぶ“皿”の数は500以上(写真提供:山口県)
▲レース状の層が幾重にも重なった黄金柱。高さは15m、目の当たりにすればそのスケールに誰もが驚くはず(写真提供:山口県)

より詳しく知りたい場合は、「秋芳洞観光ディレクター」と一緒に、解説を聞きながら洞内をめぐるプランもおすすめです(ディレクター1人につき、入洞料と別途1時間税込1,500円、要3日前迄予約)。

6.青く透き通る「別府弁天池」。山口県有数のパワースポット!

「別府弁天池」は、秋吉台の西側、秋芳洞からは車で20分ほどの別府厳島神社境内にあります。池の底から湧き出る澄んだ水はエメラルドグリーンに輝き、その神気漂う雰囲気は山口県内でも随一のパワースポットとして人気です。
▲畔に立つと、全身にマイナスイオンが降り注いでいるかのよう。気持ちもスッキリ!

なぜ弁天池の水がエメラルドグリーンなのか?という理由は、溶け込んだミネラル分、光の性質によるものと推定されていますが、詳しいことははっきり分かっていないそう。まさに神秘の池ですね。
▲池の中には魚もたくさん泳いでいる。あまりの透明さで一見浅く見えるが、最深部は4mもある

また、秋吉台のようなカルスト台地特有のカルシウムを豊富に含んだ水質は、人の味覚では大変美味しく感じられるそうです。美味しい水、そしてパワー漲る水を求めて、わざわざ遠方からポリタンクや水筒を抱えて給水に訪れる人も少なくありません。
▲給水所は休日ともなれば列ができるほど。弁天池の湧水にこだわる喫茶店やレストランも多い

隣接地では湧水を利用したニジマスの養殖も行われており、池の周辺にある食堂では、フライや塩焼きといった多彩なマス料理が味わえます。
▲池の水をそのまま引き込んだニジマスの養殖場。釣り堀もあり家族連れに大人気

7.「周南コンビナートの工場夜景」。宝石をちりばめたような光の絶景

山口県周南市の沿岸部一帯に広がる「周南コンビナート」。夜になると設備のあちらこちらに照明が灯り、宝石を無数にちりばめたような夜景が眼前に出現します。
▲昼間は無機的に見えた工場群が、いきいきと美しく輝き始める(ビュースポットの一つ徳山港町の岸壁より)

その美しさは「日本八大工場夜景都市」の一つに数えられ、周南市のウェブサイトでは、工場を間近に望む海沿いや、市街地を含む光の絶景を広域に見渡せる周辺の山上など、14カ所ものおすすめビュースポットが紹介されています。
▲コンビナートの西側にある周南大橋より(写真提供:山口県)

14ヵ所の中でも、山陽新幹線車内からの夜景はまさに特等席からの眺めです!コンビナートのすぐ側に線路の高架があるので、徳山駅が近づいたら海側の車窓にぜひご注目を!停車する列車ならゆっくりと、通過する列車の場合でも速度が落ちるのでしっかり流れる車窓の中に工場夜景を見ることができます。

▲美しい車窓にうっとり。新幹線から見た周南コンビナートの動画(提供:周南市)

また、海上から夜景を楽しむクルーズツアーも企画されているので、こちらも要チェックです。

8.日本三名橋「錦帯橋」。5連のアーチが生み出す絶景&構造美!

岩国市を流れる清流・錦川に架かる「錦帯橋(きんたいきょう)」。5連のアーチが美しい国内屈指の木造橋で、川岸、河原、そして遊覧船上などからの風情ある眺めと、橋を支える伝統工法による木組みが見どころです。
▲1673(寛文13・延宝元)年、両岸に広がる城下町を繋ぐ橋として、岩国藩主・吉川氏によって建造された
▲橋の裏側も必見。最近では2001~2003(平成13~15)年に、江戸時代の工法そのままに「平成の架け替え」が行われた

遊覧船からの眺めも必見で、桜や新緑が美しい「さくら舟」(3月下旬~5月末)、う飼による古式鮎漁を観賞しながらの「う飼遊覧」(6月~9月10日)、艶やかな紅葉に包まれる「もみじ舟」(9月11日~11月末)が運行されています。特に、岩国市の夏の風物詩でもある「う飼遊覧」では勇壮なう飼とともに、空が暮れゆく中での橋の絶景を堪能できます。
▲ライトアップされた夜の錦帯橋を遊覧船上より望む。風がない穏やかな流れの日は、鏡のような水面に逆さまの橋が現れる
▲遊覧船のすぐ側で繰り広げられる鵜飼による古式鮎漁は迫力満点。水がきれいなので、潜って鮎を追う鵜の動きまではっきりと見ることができる

9.多彩な情景が楽しめる「関門海峡」。豪華客船に出合えることも!

本州の西端・下関市と九州の北端・北九州市を隔てる「関門海峡」。ひっきりなしに行き交う大小様々な船舶、その頭上を跨ぐ関門橋、臨海部に広がる下関と門司の街並み…、見どころ満載の関門エリアは、スローに歩いてめぐるのが一番!人の営みと自然が融合した情緒豊かな風景を堪能できます。
▲九州と本州を結ぶ関門橋。主塔の高さは114mあり、間近に見れば迫力満点!
▲関門橋をくぐる豪華客船は超レアな光景。大型船舶の航行情報は海上保安庁「関門海峡海上交通センター」のウェブサイトで事前チェック可能
▲門司側の橋のたもとには「和布刈(めかり)神社」が鎮座。神社本殿と巨大な橋なんて構図も面白い

海の幸をたらふく堪能できる唐戸市場やカモンワーフが立ち並ぶ下関側のエリアと、レトロな街並みが広がる門司側のエリアは連絡船(6:00~22:00で毎時1~3往復、片道で大人400円、小人200円 ※ともに税込)で直結。所要時間は5分程度ですが、海上から関門海峡の絶景を堪能できます。
▲おすすめは連絡船2階のデッキ部分。360度の眺望はもちろん、夏季は海風や波しぶきがたまらない~!時間によってサンセットや夜景も楽しめる

10.瀬戸内海とともに「トワイライトエクスプレス瑞風」を望む絶景

最後に、最新の絶景スポットをご紹介。2017年6月に運行がスタートしたJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」(以下「瑞風」)。運行日ともなれば、列車が走る山陽本線、そして山陰本線沿線に大勢の人々が繰り出しその姿に手を振っています。
▲特に車窓が美しい地点は「瑞風」も徐行運転。列車の優雅な姿もゆっくり堪能できる

「三方が海」の山口県には海沿いの区間が多く、美しい海を背景に走行する「瑞風」を写真におさめられる地点があちらこちらにあります。中でも、周防大島と本土とを結ぶ「大島大橋」橋上は随一のビュースポットです。橋にある歩道から、たもとを通る線路と瀬戸内海を一望できます。多くの人が訪れるスポットなので、マナーには十分ご注意を。
▲周防大島と本土を結ぶ大島大橋(通行無料)。たもとの「大畠瀬戸」は日本三大潮流に数えられ渦潮が見物できる

なお、橋を渡った先の周防大島も観光地として人気急上昇中。「周防大島みかん鍋」「瀬戸内ジャムズガーデン」など、お楽しみ満載です!
山口県が誇る絶景の数々はいかがでしたか?今回の10選以外にも、15選、20選というほど山口県には美しい光景が溢れています。美味しいグルメや地酒も県内各地であなたを迎えてくれますよ、ぜひ、おいでませ山口へ!
兼行太一朗

兼行太一朗

記者兼営業として、地元山口の地域情報紙に14年間勤務。退職後はNPO法人大路小路ひと・まちづくりネットワークに籍を置き、守護大名大内氏や幕末における歴史資源の取材に携わる。同時にフリーライターとして活動しながら、たまに農業も。自称ネコ写真家。(編集/株式会社くらしさ)

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