日本新三大夜景!札幌の絶景スポット・藻岩山を10倍楽しむ方法

2017.10.17

藻岩山(もいわやま)は札幌市の街中近くにある標高531mの山。山頂に立つと眼下に札幌の街並みが広がり、遠くには石狩湾や石狩平野も一望!夜になると日本新三大夜景にも認定された札幌夜景がキラキラと!山頂からの絶景とともに、絶品グルメや自然散策などを楽しめるのも魅力。夜景観賞とともに押さえておきたい藻岩山の楽しみかたを紹介します。

▲山頂展望台から眺める札幌夜景はまさに絶景!

ロープウェイなどを乗り継いで行けるのでアクセス楽チン

藻岩山山頂へのアクセスは、「札幌もいわ山ロープウェイ」のもいわ山麓駅からロープウェイに乗り、もいわ中腹駅で「もーりすカー」というミニケーブルカーに乗り換え、もいわ山頂駅まで行くのが一般的。ともに約15分間隔で運行しています。
▲ロープウェイの乗車時間は約5分。市街地を見下ろす絶景の空中散歩を楽しめます
▲もーりすカーは2両連結のミニケーブルカー。乗車時間は約2分。乗ったらすぐに山頂です

もいわ山麓駅までは、JR札幌駅からの場合、札幌市営地下鉄南北線に乗車し、すすきの駅で札幌市電に乗り換えてロープウェイ入口電停で下車、無料シャトルバスに乗り換えて約5分です(シャトルバスは15分間隔で運行)。
車で訪れる場合は山頂まで車で行けないので、もいわ山麓駅の駐車場を利用するか、有料の藻岩山観光自動車道を通ってもいわ中腹駅の駐車場を利用します。
▲藻岩山の斜面に立つ、もいわ山麓駅。建物4階にロープウェイ乗り場があります

まずはロープウェイに乗って、もいわ中腹駅を目指します。
▲ロープウェイ+もーりすカー往復セット券(大人1,700円、小学生以下850円)を利用
▲ただ乗車するだけではもったいない!ここは可能なら絶景ビューポイントのゴンドラ後ろの窓側をキープしたいです

ドアがしまり、ゴンドラがガクンと軽く揺れると、スーッと空中に浮くような感覚で動き出しました。
窓の外には市街地が広がり、進むにつれて遠くの景色がどんどん見えてきました!
素晴らしい眺め!乗車するだけでもかなり満足度高いです。

もいわ中腹駅は乗り換えだけではもったいない!

約5分間絶景の空中散歩を楽しんだら、もいわ中腹駅に到着。もーりすカーに乗り継いで山頂へ行く前に、ここでしばし見学してみましょう。
▲下車してすぐ目の前にはお土産コーナー「もいもいのお店」があります。もーりすカー乗り場は右、左奥へ進むと屋外に出られます

山頂にはお土産類の販売はないので、買い物をするならここで。北海道の定番菓子類などのほか、藻岩山限定のラーメン、もいわ山マスコットキャラクター「もーりす」のオリジナルグッズなども売っています。
▲藻岩山でしか買えない「北海道ラーメン」(醤油・塩・味噌、各2食入り650円、塩のみ700円)。麺は北海道産小麦を100%使用

夜景観賞で荷物になりそうなら、行きに品定めをして帰りにサクッと買っていくのがベストですよ。
▲もいもいのお店の横には、マスコットキャラクター「もーりす」(右)と、奥さんの「もーりすママ」(左)もいます。一緒に記念撮影はいかが?

外に出ると左手に小さな神社があり、その裏手には原始林が広がっています。
▲奥には賽銭箱ではなく、100円を入れておみくじを引ける箱がありました
▲天然記念物に指定されている藻岩原始林。豊かな自然を間近で感じられるのも藻岩山の魅力

神社で「綺麗な夜景を拝めますように!」と祈ったら山頂へ向かいます。
実はこの先、山頂までの行き方は2通りあります。

ジェットコースター気分!?もーりすカーで山頂へ

1つ目の行き方は、もーりすカーを利用。
▲急斜面を登っていきます
▲2両連結のうち、乗るなら絶景を楽しみやすい後ろの車両がベスト!

ゴゴゴゴゴッと音を立てながら、ゆっくりと登っていくもーりすカー。車内から前や横を見ていると、ジェットコースターがゆっくりと登っていくようなドキドキ感!振り返ると市街地の風景が見えてきました。
▲遊園地のアトラクションを楽しんでいるような気分!景色も最高!
▲乗車時間は約2分。あっという間に山頂へ到着!

徒歩で!?自然学習歩道や登山道で山頂へ!

山頂へのもう一つの行き方は徒歩。歩いても15分程度なので、自然の息吹を感じてみたい方は歩いてみるのもおすすめ!(自然学習歩道は冬期閉鎖、日程詳細は天候状況によるため不定)
▲舗装路の自然学習歩道(左)と、もーりすカーの路線脇を進む登山道(右)。どちらも終点は山頂です

ヒグマ出没の注意喚起をする看板があり一瞬ドキっとしますが、歩く人が多いので不安感はありません。街灯がないので夜以外なら気軽に歩けます。
▲登山道は少し急な階段や坂が続くうえ足元がよくない場所もあるので、歩きやすい靴は必須
▲ゆるやかな坂道が続く自然学習歩道。サンダルやヒールがある靴でも歩けそうです
▲途中、藻岩山で見ることができる動植物の紹介をする案内板やベンチがあります

まずは山頂の展望台から絶景を!

もーりすカーか徒歩で山頂に着いたら、まずは展望台からの眺めを楽しみましょう!
▲もいわ山頂駅は2階建て。1階がもーりすカー乗降場、2階にレストランやプラネタリウムがあり、屋上が展望台です

屋上へ上がると目の前には絶景が!
▲爽快!眼下に札幌市街地が広がり、左奥には日本海が見えます。空気が澄んだ日は200km近く離れた大雪山旭岳まで見えることもあるそうです
▲望遠鏡(約100秒間100円)もあるので、より遠くを眺めたり市街地をアップで眺めたりするのも楽しいですよ
▲ビルの合間に「さっぽろテレビ塔」を発見!
▲違う方角に目を向けると「札幌ドーム」も発見!

展望台での楽しみかたは景色を眺めるだけではありません。
▲「カーン」と甲高い鐘の音が響く「幸せの鐘」。景色を眺めながら鳴らすと幸せになれるそうです

「幸せの鐘」の周囲の手すりには、無数の南京錠がずらっと取り付けられています。
▲思い思いのメッセージが書かれた「愛の南京錠」

「愛の南京錠」に2人の名前を記して「幸せの鐘」の周囲に取り付けると、絶対に別れないという伝説があるそうですよ。意中の人と訪れるみなさん、ぜひお試しを!
▲「愛の南京錠」は、もいわ中腹駅の「もいもいのお店」と、もいわ山頂駅2階の「スターホール」で1個1,000円にて販売。購入時、メッセージを記入するペンを貸してもらえます

山頂をもっと楽しもう!

展望台で昼間の眺望を楽しんだら、夕暮れ時までしばらく待機。その間に2階などを見学しましょう。
▲屋内からガラス越しに眺望を楽しめるスペースもあります。真冬の寒い日などはこちらへ

スターホールの「スーパープラネタリウム」(大人700円、中学生以下400円)も必見!1上映約20分なので手軽に楽しめます。平日の日中は3Dムービーにて、札幌の街についてや藻岩山の紹介をしています。(無料。上映スケジュールは公式サイトにてご確認ください)。
▲直径6mのドームが天井に広がるスターホールのプラネタリウム。日没後は窓のカーテンが開き、夜景を眺めながら頭上には満天の星が広がります!

小腹がすいたという方はレストラン「THE JEWELS(ザ ジュエルズ)」へ。
▲THE JEWELSの店頭ではテイクアウトできるスイーツや軽食を販売しています
▲一番の売れ筋は「北海道じゃが棒」(400円)。マッシュポテトにコーンとベーコンを合わせて棒状にし、表面にチーズをのせて焼いた軽食です
▲ホクホクとした食感で、チーズの濃厚な味わいが印象的。小腹を満たすのにピッタリ!

絶景レストランで絶品フレンチを!

しっかり食事をしたい方はTHE JEWELS店内へ。ただし、かなり人気があるお店なので事前に予約必須!人気の理由は、夕景や夜景を眺めながら気軽にフレンチを楽しめるから。
▲THE JEWELS店内の大きな窓の外には札幌夜景が!店に一歩入っただけで雰囲気に酔ってしまいそう。登山客も利用するのでドレスコードはありません

このロケーションも“ごちそう”の一つ。贅沢な空間で、旬の素材を使い、調理の手間をかけることを惜しまないという絶品フレンチを堪能できます。
▲ランチの一押しは「北海道産 牛ほほ肉の煮込みパイ包み」(1,944円)。ほほ肉はスジが多いのですが、半日煮込んでいるため、口の中でほどけるように軟らかいです!

ランチは単品で食事やデザートを楽しめ、ディナーはフルコース料理を堪能できます(アラカルトもあり)。夜のメインディッシュは夜景ですが、料理も絶品!
▲「サファイアコース」(10,260円、ロープウェイ+もーりすカー往復セット券付プランは、前日までの予約で10,000円)

ディナーのメイン「北海道富良野産牛のソテー さまざまなガルニチュールを添えて」は、A4ランクの上品な味わいの牛肉を使用し、アンフュゼというフレンチの技法で丸一日かけて仕上げたソースとともに味わえます。このロケーションにこの料理、素敵すぎて自分に酔っちゃいそう!
▲「クリームブリュレ」(ランチ単品648円)はディナーコースのデザートでも登場。濃厚なブリュレは舌にまったりとした余韻が残り、さっぱりした牛乳アイスと程よく調和します

絶景とともに味わうカジュアルフレンチ。人気店という理由がよくわかります。

※各料理写真は実際のものと多少異なる場合があります(料理写真提供:札幌振興公社)

夕暮れ時から夜の訪れまで、札幌夜景は目が離せない!

藻岩山のフィナーレはやはり夜景。特に空の色がだんだんと濃紺に変わっていく日没前後は必見!
▲日没直前。雲が多かったので夜景が綺麗に見えるかちょっと不安…

市街地の風景を楽しめるのは、北東側から東側にかけて。日が沈む西側は山が連なるので夕日と夜景を同時に楽しむことはできませんが、じゅうぶん絶景を堪能できます。
▲日没。少しずつ街灯やネオンがつき始めました
▲日没後。空が青く輝き、街あかりがきらめき始めました!
▲この時間になると見物客がかなり増え、市街地を望む左側は二重、三重の人だかりに
▲空の青さが消えると、闇夜の中に浮かぶ無数のきらめきがより際立って見えます
▲札幌をはじめ北海道は街のあかりの多くが白色灯ではなく橙色灯なので、札幌夜景は国内各地の夜景に比べて温かみがあるのも特徴です

藻岩山は天空の特等席!時間に余裕をもって訪れると、夜景はもちろん昼から夜へと移りゆく風景を楽しめます。特に秋から冬にかけては空気が澄んでクリアになるうえ、山の木々の葉が落ちるので、すっきり綺麗な夕景や夜景に出合えるチャンスが増えます。

展望台からの眺めとともに、自然に触れたり絶品グルメを堪能したり、楽しみは尽きません。ロープウェイやもーりすカーも非日常感いっぱい!札幌夜景観賞とともに、藻岩山を遊び尽くしましょう!

※記事内の料金・価格はすべて税込です
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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