京都土産はコレ!女子旅におすすめ、祇園のかわいい和雑貨店3選

2017.10.10

京都を代表する観光地・祇園では、京町家が並ぶ伝統的な風景に出合えます。運が良ければ、お座敷へ向かう舞妓さんに出会えることも。そんな街にはかわいい和雑貨がたくさん!京コスメやかんざしなど舞妓さんご用達のアイテムが手に入るのもこの土地ならではです。そこで今回は、京都観光でお持ち帰りしたい和雑貨たちをご紹介します!

かんざしからコスメまで、舞妓さんも贔屓にする老舗「かづら清老舗」

東西にはしる四条通のど真ん中。和雑貨の店「かづら清老舗(かづらせいろうほ)」は、150年以上もの歴史のある老舗です。幕末の1865(元治2・慶応元)年に京都で創業し、芝居で使われるかつらをはじめ、舞妓さんや芸妓さんが愛用するかんざしなどの専門道具を取り扱ってきました。現在ではコスメなど、京美人をはぐくむアイテムも広く扱っています。
▲店内には舞妓さんや芸妓さんの名前入りうちわが。これがあるお店は彼女たちの“ご贔屓さん”の証。祇園ならではの風景です

こちらで特におすすめのアイテムといえば、やっぱりかんざし。「かんざしは着物を着なきゃ付けられない」と思う人も多いかもしれませんが、実はふだん着にも合わせられるシンプルなモチーフも揃っているんです。
▲ふだん着にも、ハレの日のお出かけにもぴったりのかんざしが見つかります

例えば梅の飾りがとってもキュートな「ミニピンかんざし」(6,048円)は、ハーフアップのアクセントにしたり、お団子にあしらったりと、和洋のスタイルを問わずヘアスタイルを美しく魅せてくれます。お花の部分に使われている生地は丹後ちりめんなどを厳選。これらの生地を、職人が一つひとつ手作りしているのだそう!
▲繊細な造りはため息もの。小ぶりなので2つ、3つつけてもバランスよく決まる

もう一つのお店の看板商品が国産の椿油です。古くから“お肌と髪によい油”として愛されてきましたが、1972(昭和47)年からは長崎・五島列島に自社農園と搾油工場を設立。無農薬で育てたヤブツバキだけを使用した、特製の椿油も提供を始めました。
▲「五島特産 純粋 つばき油」(100ml・2,052円)。店頭販売と電話注文のみの限定生産

椿油にはお肌に良いとされるオレイン酸が約85%も含まれており、栄養たっぷり。何度もろ過しているのでベタつかず、肌や髪にすぐ浸透し、ぷりっぷりのしっとり肌やツヤ髪になると評判です。男性も使えるので、家族やカップルでシェアするのもおすすめ。
▲入浴前に、たっぷりの椿油で頭皮をマッサージしておくとキレイな髪になるそう!

ほかにも椿油の美容液(3,564円)や、酒処・伏見の日本酒を使用した新発売の美容液マスク(3,888円)、ハンド&ボディクリーム(1,512円)など、美容効果の高い京コスメがラインナップ。また、櫛の最高級品であるつげ櫛(1,944円~)や、つばきの花の絵柄を大胆にデザインしたがま口(2,268円)などの雑貨も豊富に揃っています。
▲乙女心をくすぐる和雑貨に出合えます

これらの“京美人”をはぐくんできた小物には、お店ならではのこだわりがあります。髪飾り一つをとってみても伝統を受け継ぐだけではなく、今の女性たちが使いやすい形や色あいに少しずつ変えているのだとか。
▲舞妓さん用のお誂えのかんざしも販売(20,000円~ ※一般客でも注文可能)。優しい色使いにうっとり

いつの時代も、日本女性の美を追求してきた祇園の老舗。ここを訪れて女性らしい美しさを手に入れてみませんか?

妖怪にお寺に…伝統文化を描いた刺繍がおもしろかわいい「京東都」

八坂の塔を望む八坂通に店を構えるのが「京東都(きょうとうと)本店」。京都・亀岡市で刺繍工房を営む企業が、2007年に始めた刺繍ブランドです。ブランド名には、日本の伝統の象徴「京都」と今の日本を代表する「東京」を掛け合わせ、新しい形で文化を受け継いでいくという思いが込められているそうです。
京東都の大きな特徴は、独自にデザインする刺繍。日本の伝統文化をテーマに、妖怪やお寿司、京野菜などを、独特のセンスで愛らしく、時にユーモラスに描いています。

店内には、そんな和の刺繍をあしらったタオルや手ぬぐい、バッグやポーチなどの小物がずらり。刺繍を活かした高いデザイン性と、実用的な小物が融合したアイテムを見つけることができます。
▲雲やてるてる坊主など、天気をモチーフにしたアイテムも

中でもおすすめのアイテムが、本店限定の「八坂の塔シリーズ」。俵がま口や、ミニがま口などが揃います。ちなみに「八坂の塔」とはこのエリアのランドマークのことで、店の軒先から望む法観寺の五重塔を指します。赤色の生地に白い糸で刺繍が施された八坂の塔は、インパクトがありながらポップでキュート。温もりを感じさせる刺繍だからこそ親しみを感じるデザインです。
▲右上から反時計周りにミニがま口(1,404円)、俵がま口(2,808円)、手鏡(1,026円)、和片(410円)

そしてお店の代名詞とも言えるアイテムが「和片(ワッペン)」です。店内にはユニークで日本らしい絵柄の和片がずらり。鳥や金魚などの生き物、寿司やきのこなどの食べ物、さらに妖怪など「こんなものまで!」というユニークなモチーフが刺繍で描かれています。
▲お店の左側の壁一面が和片コーナー(1個324円~)!見ていると、あっという間に時間が経ってしまいます
▲和片は、常時600種以上が揃う。蓄光タイプの糸や、紫外線で色が変わる糸を使用しているものも

中には、今から1000年ほど前に描かれた「鳥獣人物戯画」に登場する、擬人化された動物などをモチーフにした和片も。手にとってじっくり見てみると、愛着がわいてきますよ。バッグや洋服の胸元にあててみると驚くほどかわいいワンポイントになってくれるはず。
▲和片をリュックのワンポイントに。鳥獣戯画のバッグチャーム(1,836円)もつけて
▲近くで見てみると、色によって糸の細さが違う。とても繊細に作られています

「“かわいい”を通じて日本の伝統や文化を知るきっかけになれば」とは店長の梅村さんの言葉。ひとひねりきいたアイテムを土産話のタネに、伝統や文化に思いを馳せてみては。
▲ミニクッションやキーホルダーなどもある

貴重な古代裂を使った一点ものの布小物に出合える「ちんぎれや」

京阪本線・三条駅から大和大路通を南へ約3分。左手にあるのが、1902(明治35)年の創業以来、今でも100年以上前の布の骨董品「古代裂(こだいぎれ)」を扱う「ちんぎれや」です。店内には、古くは安土桃山時代のものから江戸・明治時代のものまで、国内外の貴重な布が所せましと並んでいます。その希少性から、博物館の研究員やコレクターも足を運んでいるのだそう。
▲店内には、江戸時代、上流階級の武家女性が正装に着用した打掛裂などを展示。手の込んだ一級品
▲かつての南蛮貿易で日本へやってきたフランス製の古代裂。日本産とはまた違う色合いやデザインが目を惹きます

古代裂の魅力は、自分だけの“お気に入り”を見つけられること。様々な年代の布が集まっていて、1つとして同じ柄・布はありません。だから「直感でピンときたものを選んで」とご主人の中村さんは語ります。好みのものが見つかれば、古代裂そのものを購入することもできます。
▲国・時を超えてさまざまな種類の古代裂が集結。中には公家や大名が身に着けていた格調の高い布も

こちらでは、そんな古代裂を使ったがま口やポーチ、名刺入れなどの小物も販売しています。これらは、お店専属の職人による手作り。生地のどの部分を使うかで柄の出方が違うため、1つとして同じ柄のものはありません。また、同じサイズの小物でも布によって価格が異なります。
▲ポーチ3,500円~、がまぐち小1,500円~、名刺入れ1,000円~、豆がま口1,000円~
▲ヨーロッパから渡ってきた更紗を使用。上品なデザインにときめきます。がまぐち小(1,500円~)
▲古代裂製の小物は、使えば使うほど生地が手になじんできます。豆がま口(1,000円~)

自分だけのお気に入りを探せるのも、こちらのお店ならでは。その時間ですら、宝探しのようにワクワクするひとときになるはずです。
また古代裂は当時の人々の暮らしを表すもの。モチーフや生地の素材から、どんな身分の人が使っていたかなど、想像をめぐらせてみるのも楽しいものです。
▲がま口やポーチのほか、年代物の提げ籠なども揃う
いかがでしたか?今回紹介した祇園エリアのどのお店も、かわいさと大人の女性の上品さを併せ持つ商品が多数。自分用に買うもよし、もちろん女友達へのお土産にしても喜ばれるはずです。京都の思い出に残るとっておきを、手に入れてみませんか?
▲ついでに祇園の街あるきも楽しんで

※価格はすべて税込です。
中河桃子

中河桃子

編集・ライター、京都出身滋賀育ち。大学在学中に京都でライター業を開始。以後、関西・東京の出版社や制作会社で、グルメ・エンタメ・街情報を中心に18年以上携わる。新しいもの・おいしいもの・興味のあることは自分で体感しないと気が済まない現場主義。今は酒蔵巡り・和菓子作り・美術鑑賞・旅にハマり中。

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