果肉まで赤~い五所川原のりんご。その正体は、甘酸っぱさがクセになる万能アップルだった!

2017.10.21

赤いりんごにくちびるよせて…。りんごといえば真っ赤に実ったおなじみの果物ですが、世界的にも珍しい、果肉まで赤~いりんごが日本にあることはご存知ですか? 生でも加工しても美味しい、変わりダネ商品もたくさんある真っ赤な果実。りんごの生産量日本一を誇る青森県からその正体をお伝えします!

こんにちは、青森県の生ゆるキャラ、りんご飴マンです。僕は生まれも育ちも東京ですが、1mmも関係ない青森県が好きになってしまい、移住してしまったニュータイプのキャラです。よろしくお願いします。

本当に果肉まで赤いのか

さて、ここは青森県の西部にある五所川原市。JR新青森駅から電車で約70分の津軽半島に位置します。県内でも有数のリンゴ産地として知られる風光明媚なこの土地に、うわさの「赤~いりんご」はあると聞きます。
▲青森の9~11月は、りんごの収穫で大忙し!!

今まで色んな品種のりんごを食べてきました私ですが、果肉まで赤いりんごは見たことがありません。一体どんな見た目・味のりんごなのか…。まずは地元りんご農家の木村農園さんに、今回は特別にりんご畑を案内してもらいました。
▲生まれも育ちも五所川原のりんご農家、木村さん夫妻
訪れたのは9月。ちょうど収穫をしているとのことだったので、私もちょっぴりお手伝い。なるほど、こちらが「赤~いりんご」の木ですね。
そしてこちらが通称・赤~いりんご、品種名は「御所川原」。よく見かける「ふじ」と比べるとかなり小さく、小ぶりなサイズであることがわかります。見た目は普通のりんごと変わらないようですが…。
▲「食べてみる?」と慣れた手つきでりんごを切る木村さん。気になるその中身は…
▲ああ~!!赤い!本当に果肉まで赤い!!でも、どうして?

実はりんごの皮には「アントシアニン」というりんごを赤くする成分が含まれており、赤~いりんごは普通のものより約4倍も多いため、皮だけではなく、果肉まで赤みが達しているとのこと。
なるほど、皮からアントシアニンが浸透しているため、果肉の外側から赤くなっているのですね。それにタネの星型をなぞるように赤みが出ていて、とってもかわいい。自然ってすごい!
ちなみに一般的なりんごの花は薄いピンク色ですが、赤~いりんごはご覧の通り綺麗な赤。よく見ると葉っぱも赤く染まっており、りんご飴マンも真っ青な赤っぷりです。
納得したところで、もぎたてをがぶり。小さいりんごは酸っぱすぎたり、渋みがあることも多いのですが、このりんごはほど良い酸味で、ほのかに甘みもありおいしい!
生食でも十分おいしい赤~いりんごですが、りんごといえば加工品とも相性が良いですよね。まだまだ知られざる情報がありそうです。農園を後にして市内へ行ってみましょう。

りんごジュースにりんごジャム、冷麺まで!? メニュー豊富な赤い魅力

「赤~いりんごを使った加工品が市内のお店に置いてある」という情報をもらい、訪れたのはコミュニティカフェ「でる・そーれ」。JR五所川原駅から徒歩1分の好立地。
「おいしいと信頼を大事にしている」という通り、店内には旬の果実や野菜を使った商品がずらり。地元生産者と直接やりとりを重ねながら商品を提供しているそうです。ちなみに、毎年9月には先ほどの木村農園さんで赤~いりんごの収穫体験ツアーを実施するなど、地域資源を活用したツアーも企画しているのだとか。
このお店では毎年10月頃から約1ヶ月間限定で生の赤~いりんごを販売しています。また、赤~いりんごの定番から変わりダネまで豊富な加工品も通年で取り揃えており、地元の人や観光客からお土産やイートインで喜ばれています。今回はその一部をご紹介!
▲「中まで赤~いりんごジュース」(税込330円)

まずは定番・りんごジュース。100%ストレートで搾っており、見ての通り赤が綺麗なジュース。もちろん無添加・無着色。独特の酸味があり、朝飲んだら一発で目覚めそうなハッキリしたお味。冷やして飲むとより美味しいです。持ち運びに便利なパウチ入りもおすすめ。
▲普段から美容を意識している女性には、美肌効果があると言われているプロテオグリカン入りの「ゆめひみこ」(税込360円)もおすすめ
▲「ルージュ エスぺランス(プロテオグリカン入りの中まで赤~いりんごジャム)」(税込1,620円)

人気商品の赤いジャム。砂糖だけで煮詰めており、爽やかな酸味はクラッカーやヨーグルトと相性抜群。高濃度のプロテオグリカン入りで、かわいい瓶も人気のひとつ。通常の赤~いりんごジャム(税込650円)も大人気。
▲「赤~いりんごのソフトクリーム」(税込350円)

思わず注文してしまったソフトクリーム。たっぷり入った赤~いりんごの酸味とアイスの甘みがマッチして新感覚のおいしさです。
▲「赤~いりんご冷麺」(税込680円)

そして意外性No.1のメニューがりんご冷麺!見た所、普通の冷麺にりんごジュースがついてきているだけのようですが…?
え?
ええええ~~~~!?

なんということでしょう。突然りんごジュースが冷麺に投入されましたが、実はこれが隠し味。爽やかな酸味が増して冷麺にアクセントを与えてくれるのです。ちなみに、このジュースは先ほどご紹介した「中まで赤~いりんごジュース」。
そして麺にも赤~いりんごを練りこんでいる徹底っぷり。何から何まで赤い。
ギフトにも喜ばれる赤~いりんご。その他にも見ているだけで楽しい商品が店内に多数並んでいるため、ぜひお立ち寄りください。

りんごスイーツの王様・アップルパイ × 赤~いりんご

五所川原市街地にお店を構える「あるる自然菓子」。こちらでは赤~いりんごを使ったスイーツの定番メニューが地元の人はもちろん観光客にも大人気だと聞いてやってきました。
▲落ち着いた雰囲気の店内。自然な風味を大切にしたお菓子はテイクアウトでもイートインでも同価格で味わうことができる

オープンから2017年で15年を迎え、地元から愛されるケーキ屋さんのディスプレイにもちゃんと赤~いりんごを使った商品はありました。
▲「赤~いりんごのアップルパイ」(税別300円)

それがこちら!赤~いりんごのアップルパイ。バターを贅沢に使った香ばしくてサクサクの生地と、奥までたっぷり詰まったりんごの酸味がクセになる、アップルパイ好きにはたまらない一品です。中のフィリングが真っ赤なのも赤~いりんごならでは。
カットすると生地からこぼれ出る赤~いりんご。生地も果肉もしっかりしていて食べ応えあり。実は、タクシーの運転手さんが観光客を連れていくときは事前に在庫確認の電話をするほどの人気っぷりだそう。りんごが旬の時期に五所川原を訪れたときはぜひ食べてほしい一品ですね(毎年9月下旬~2月頃までの販売予定)。
▲もちろんテイクアウトもOK。家族や友達でシェアするならホールサイズもおすすめ(税別1,200円)
▲「赤~いりんごのブッセ」(税別130円)

旬な時期に訪れられない人は、通年販売のブッセがおすすめ。爽やかなりんごの香りと自然菓子の甘みが特徴で、お土産にも喜ばれる一品。
ふわふわスポンジを開いてみると、中から赤~いりんごのジャムが。生クリームにもりんごジュースを混ぜており、うっすらピンク色で綺麗です。
ご家族で経営されているオーナーシェフの阿部さん(左)。赤~いりんご関連商品は他にも期間限定(10~2月頃まで)のフラン(タルト)が登場するとのことで、ぜひ訪れてみてください。
果肉まで赤~いりんご、いかがでしたか。

赤いビジュアルばかりに目がいってしまいますが、実はポリフェノールやカルシウムも普通のりんごと比べてたっぷり含まれており、栄養価がとても高い健康フルーツとしても親しまれています。見た目だけではない、味も成分もインパクト大のりんご、お土産にも喜ばれること必至です!

赤~いりんご、おそるべし。
そして、確かに君は赤かった… byりんご飴マン
りんご飴マン

りんご飴マン

りんご飴の魅力に取り憑かれた通称「生ゆるキャラ」。生まれも育ちも東京ながらりんごの街・青森県に恋をして2015年に移住。優しい人たちに囲まれながら、今日も肌を痛めています。

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