【時間帯別】恩納村・万座毛周辺で外せない人気グルメ店3選

2017.11.02

沖縄本島中部に位置する恩納村(おんなそん)は、沖縄を代表する景勝地・万座毛(まんざもう)を擁するリゾートエリア。どこまでも続くエメラルドグリーンの海を眺め、颯爽とドライブを楽しみながら立ち寄りたい人気のグルメスポットを集めました。リゾートテイスト溢れるパンケーキや、沖縄グルメの代表格タコライス、はたまたローカルに愛されるドライブインレストランの人気ランチやスープまで、あなたはどれを選びますか?

那覇空港から車で約1時間。沖縄本島中西部に位置する恩納村は、エメラルドグリーンの海がどこまでも広がり、洗練されたリゾートホテルが立ち並ぶ人気のエリアです。
中でも景勝地・万座毛は、恩納村を訪れたなら必ず立ち寄りたい魅力的なスポット。象の鼻を想起させる自然の造形が美しく、突き抜けるような海の青と相まって訪れる人の心に鮮烈な記憶として残ります。
▲万座毛より東を望む風景もまた格別

万座毛を散策したり、周辺の海でマリンアクティビティを存分に楽しんだりしたあとはお待ちかねのお食事。モーニング、ランチ、ディナーと時間ごとにおすすめのグルメスポットをご紹介します。

朝食ならここ!全国からファンが集まる極上パンケーキ「パニラニ」

万座毛より国道58号を名護方面に車で約5分。国道沿いに見えてくるのが「ハワイアンパンケーキハウス パニラニ」。2012年8月にオープンしたこちらは、一日のPV(ページビュー)10,000超えを記録したカリスマパンケーキブロガー・パチコさんこと田中ご夫妻が開いたお店です。その噂を耳にしたブログ読者をはじめとするパンケーキファンが全国から集まり、朝の7時前には一台、もう一台と続々とレンタカーがやってきます。
▲近隣の米軍関係者もモーニングを満喫中

入口のウェイティングリストに名前を書き込み、満を持してお店に入ると鼻孔をくすぐる甘い香り。「アロハ!」「マハロ~!」とスタッフの明るい声が飛び交う店内は、本場ハワイのレストランに訪れたような雰囲気。国内のみならず海外の観光客や米軍関係者の姿も多く、皆さんの幸せそうな笑顔を見るだけでも期待が一層高まります。
▲ココナッツミルクとマカダミアナッツをブレンドしたソースは毎朝手作りするため数量限定。確実に食べるならオープン直後を狙ってみて

注文して待つこと数分。最初にやってきたのは一番人気の「ナッツナッツパンケーキ」(800円)です。バターミルクを贅沢に使ったパンケーキに、特製のナッツソースがたっぷりとかかっています。ちょっぴり重たそうな見た目ですが、これが予想を裏切るお味。口に運ぶとほどよい甘さで、女性でもペロリと完食できます。
▲パンケーキからパイナップルが顔を出す「トロピカルパンケーキ」(1,000円)はぐるりと囲んだ生クリームにマンゴーソースをトッピング

この絶妙な美味しさの秘密は、ソースだけではありません。全国のパンケーキを食べ歩き、ハワイにパンケーキ留学まで果たした田中ご夫妻のこだわりは、なんといってもその生地にあります。本場のパンケーキのような甘さではなく、ほのかに塩気のきいたパンケーキはふわふわのモチモチ食感。
▲写真右は特大ベーコンが乗った「ステーキベーコンパンケーキ」(1,000円)に「目玉焼き」(150円)をトッピング。家族やグループで食べ比べてみると楽しそう

他にもフルーツやチョコチップを練り込んだデザート系パンケーキや、特大のベーコンを乗せた食事系パンケーキなど12種類ものラインナップを用意しており、そのどれもが生地と具材のバランスが抜群。なかには「こんな組み合わせが?」という驚きのメニューもあり、食べ進めるたびにパンケーキの新しい発見と奥深さを感じるはずです。
▲パニラニのすぐ近くには姉妹店「田中果実店」が。カラフルなシェイブアイス(かき氷)に、沖縄のマンゴーやパッションフルーツを使ったパフェが人気のお店です

南国の風に吹かれながら、日本のハワイともいえる沖縄で食べるパンケーキは最高の美味しさ。朝7時からオープンしているので、しっかりとエネルギーチャージして旅行のスタートを切りましょう。もちろん、ランチやスイーツタイムにもおすすめですよ。

オムライスとタコライスが合わさった元祖オムタコ「きじむなぁ」

▲沖縄グルメの代表ともいえるタコライスにふわとろ食感の玉子をトッピング

続いて紹介するのはこちらのお店。
先に紹介したパニラニから東へわずか400mの距離にある「タコライスCafé きじむなぁ 恩納村店(以下、きじむなぁ)」です。メキシコのタコスを参考に沖縄で独自の進化を遂げたタコライスに、ふわっふわ、とろっとろの玉子をトッピング。オムライスとタコライスを掛け合わせた「オムタコ」として、その名を全国に轟かせる人気のタコライス専門店です。
▲看板メニューである「オムタコ」(Mサイズ・680円)に、女性に人気の「アボカド」(180円)をトッピング

一番人気は同店名物のオムタコ。ちょっぴりスパイシーに仕上げられたオリジナルのタコスミートは、ふわとろの玉子と相性抜群です。
▲口当たりの良い玉子の食感を生み出すため、強火で熱した中華鍋で一気に火を通すと教えてくれたのは店長の當山将樹(とうやままさき)さん
▲「照り焼きチキン」(Mサイズ・880円)も人気メニューのひとつ

女性に人気の高い照り焼きチキンのタコライスは、甘辛く味付けされた鶏肉がとにかく美味しい。まずはそのまま味わい、続いてタコスミートやライスと一緒に、最後にオリジナルのサルサソースをたっぷりかけてと、異なる味わいが楽しめます。後味をすっきりとさせてくれる細切りのレタスも良い仕事をしています。
▲タコライスのみならず、サイドメニューのクオリティも高い

タコライスが何より有名ですが、きじむなぁではサイドメニューも用意されています。写真の「フィッシュ&チップス」(480円)は、ジューシーな白身魚をサクッとした衣が包み、小腹が空いた時はもとより小食の方には食事代わりにもなるボリューム。レモンをサッと絞り、タルタルソースを付けてどうぞ!
「オリオンビール」(500円)や「コロナビール」(600円)もラインナップ。ハンドルキーパーは我慢ですが、それ以外の方はタコライスやフィッシュ&チップスと共に陽の高いうちから楽しめます。
店舗の道向かいには白砂が美しい「ダイヤモンドビーチ」が広がります。きじむなぁのメニューは全品テイクアウト可能なので、潮風を感じながらビーチでのランチタイムも楽しめますよ。

創業時より変わらぬ味を届ける「シーサイドドライブイン」

▲朝から夜まで24時間営業。地元に愛されるドライブイン

海外のロードサイドレストランを彷彿とさせるこちらのお店が、最後に紹介する「シーサイドドライブイン」です。レストランでのイートインは朝8時から深夜0時までですが、テイクアウトカウンターは24時間営業。スープを含む全てのメニューがテイクアウト可能と、時間に限りのある旅行者にとっての強い味方。

沖縄がまだアメリカの統治下にあった1967(昭和42年)年創業のシーサイドドライブイン。冷蔵庫の製造業者として米軍基地に出入りしていた初代が、基地内のレストランを気に入り、アメリカの雰囲気そのままの姿でオープンさせました。
▲創業当時の姿。今とほぼ変わらないものの、創業時は2階建てだった

バイパス道路の完成によってその座を奪われましたが、目の前の道路が沖縄本島を縦に貫く大動脈である国道58号(本土復帰前の名称は1号線)であったことに加え、沖縄本島北部の中心地・名護と、南部・那覇をつなぐ中間地点という抜群のロケーション。ロングドライブの休憩場所や食事場所として、オープン当初から多くの地元客や在沖米軍人ファミリーで賑わいを見せたそうです。

外食といえば食堂でいただく「沖縄そば」や「ちゃんぷるー」といった時代にあって、アメリカナイズされた店内で本格的な洋食を提供する同店は、地域の人々から羨望の眼差しで見られていたのだとか。
▲アメリカナイズされた外観とは裏腹に、素朴でアットホームなスタッフ

ここで働くスタッフは、そのキャリア20年、30年が当たり前。現在で三代目となる料理長も、勤続40年以上という古参スタッフの一人。創業当時から変わらぬ味とスタイルを守り続けています。
▲「スペシャルランチ」(1,500円)は、ランチという名称ながら24時間いつでも注文可能

ボリュームたっぷりのスペシャルランチは、スペアリブやフライドチキン、海老や白身のフライにハンバーグ、チキンカツがどーんと盛られた圧巻の一皿。ライスかパンに加え、シーサイドドライブイン名物のスープもセットになっています。
冷凍物は一切使用せず、魚を切り分け、合い挽き肉をこねるところからスタートするのも創業時から変わらぬ同店のスタイルです。
▲店名が冠された「シーサイドサンド」(480円)はドライブのお供にも

シーサイドドライブインの店名を冠したサンドは、8枚切りのトーストが3枚使われ、チーズやハム、ベーコンにトマト・レタスを挟んだ軽食メニュー。軽食とは言いつつも、これまた相当なボリューム。イートインはもちろんテイクアウトにもおすすめ。海岸線をドライブしながら、はたまた好みの風景の中でいただくのにも最適です。
▲早朝から深夜までひっきりなしに注文が入る人気の「スープ」(イートイン250円、テイクアウト200円)

そして何より忘れてならないのが同店の一番の人気商品であるスープです。豚骨を24時間かけて煮込み、マッシュルームやハムといった具材を刻み入れ、秘伝の調味料で味付けされた完全オリジナル。濃厚でクリーミーなその味わいは、まさに病みつきになる美味しさです。
▲シーサイドドライブインの目の前に沈む夕陽。夏場には水平線に沈む姿が見られる
▲夕陽を目当てに訪れる近隣のファミリーや若者たち。申し合わせたように、みながテイクアウトカップに入ったスープを飲みながら語り合っている
▲電球の交換など手間はかかるものの、あえて温かみのあるブラウン管のネオンサインをそのままに使い続けている
▲24時間営業のテイクアウトカウンターには、時間を問わず地元客が次々に訪れる

深夜や夜明け前でも全てのグランドメニューがオーダーできるため(モーニングメニューは8:00~11:00のみ)、夕食や夜食を買い求める人々にとってはオアシス的存在。
「運転免許を取ったらシーサイドドライブインまでスープを飲みにドライブへ」というのが、地元の若者にとってのステータスと言われるほど地域に溶け込んでいます。
▲創業当時からの雰囲気を今も残す店内に、いつものスタッフ、いつものお客さんが集う

一年365日、24時間営業を続けるシーサイドドライブインは、台風時も営業する徹底ぶり。当たり前のようにいつでも営業していて、創業時から変わらないメニューを当たり前のように提供していく。県民の生活と共に歩み続けてきた同店だからこそ、この考えがぶれることはありません。
いかがでしたか?リゾートホテルが数多く軒を連ねる恩納村。ホテルでのリュクスなお食事ももちろん素敵ですが、地元客や観光客で賑わう絶対に外せない、外さないお店をご紹介しました。
もちろん、今回ご紹介した以外にもおすすめしたいお店はたくさんあります。どうか皆様が、幸せな一軒に出合えますように。

※記事内の価格はすべて税込です
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ash

WORD WORKS OKINAWA ライター、ムービーフォトライター。地元沖縄を中心に、ジャンルにとらわれない旬な情報を発信。沖縄・本州・海外と、軽すぎるフットワークを武器に飛び回る。手の込んだ美味しい食事と、高価なアルコールに目がないが、基本的に何でも美味しいと感じる平和な舌の持ち主でもある。

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