【2017年版】東京の紅葉スポットを厳選!秋色に染まる都会の絶景15選

2017.10.27

秋の楽しみといえば、美しい紅葉。紅葉の見ごろは、秋の気温が低いと早まり高いと遅くなりますが、関東地方は例年11月中旬~12月上旬まで楽しめます。東京の紅葉は公園や街路樹、渓谷や庭園、さらには夜のライトアップなど、バリエーションの豊富さが魅力。今回は、数ある東京の紅葉スポットから、編集部おすすめの15カ所を厳選してご紹介します。

1.青と黄のコントラストに息をのむ「明治神宮外苑」のいちょう並木

東京の紅葉と言えば外せないスポットが、「明治神宮外苑」のイチョウ並木。雑誌やTVドラマにも頻繁に登場する紅葉の名所中の名所で、東京の秋の風物詩となっています。約300mにわたるイチョウの木が一斉に黄金色に染まるのは例年11月下旬頃から。樹齢100年を超える高木の街路樹と青空のコントラストが大変美しく、まるで絵画のようです。
146本の街路樹が一斉に黄金色に染まる姿は圧巻!散る時もまた一斉で、ランウェイのような黄金の絨毯も見事。青空とのコントラストが格別に美しい落葉前に訪れて欲しいスポットです。
また、2017年は11月17日から12月3日の期間「神宮外苑いちょう祭り」が開催。選りすぐりのグルメや名産品の販売が行われ、地元の人や観光客で一層の賑わいを見せます。JR信濃町駅から約10分、都営地下鉄大江戸線・国立競技場駅からも歩いてすぐと、アクセスもよいので、晴れた日を選んで散歩がてら訪れるのがおすすめです。

2.約400本のモミジが神秘に照らされる!風光明媚な特別名勝「六義園」

約400本のモミジが植えられた文京区の「六義園」では、紅葉の時期になると、庭園が色鮮やかに染まり、息をのむほどの美しさ。特に園内西北にある「水香江」からの眺めが抜群なのでお見逃しなく。紅葉の見ごろは、例年は11月下旬から12月上旬にかけて。
▲2枚の大岩が渡された「渡月橋」では、水面に映る紅葉も楽しめます

なお、紅葉時期の夜(11月下旬から12月上旬の日没から21:00)はライトアップが開催され、幻想的な美しさが訪れる人を魅了します。
▲ライトアップされた水香江。幻想の世界!

ちなみに六義園は全国に36カ所しかない国の特別名勝の一つ。元禄8(1695)年、徳川五代将軍・綱吉の腹心、柳澤吉保が設計し、7年の歳月をかけて造り上げた回遊式築山泉水庭園は、小石川後楽園とともに江戸の二大庭園にも数えられています。JR山手線または東京メトロ南北線・駒込駅から、徒歩約7分とアクセスも良好。ぜひその美しさを見に訪れてください。

3.秋にこそ訪れたい「高尾山」。山頂からの大パノラマに感動!

都心から約1時間、関東平野を一望できる「高尾山」は、東京が世界に誇る山。春は桜、初夏は新緑と、どの季節も観光客や登山客で賑わう観光スポットですが、特に山一面が美しく染まる紅葉の時期は格別。都内近郊だけでなく、遠方からもたくさんの観光客が訪れます。
例年の紅葉の見ごろは都心よりやや早く11月中旬から11月下旬にかけて。
高尾山内に紅葉スポットはいくつもありますが、山頂からの大パノラマと、薬王院周辺の紅葉は必見!幾つかある散策ルートから眺める景色もそれぞれ趣きが異なり、見どころたっぷり。山頂で高尾山グルメに舌鼓を打ちつつ、錦に染まる山々を眺めるのもまた、秋の高尾山の楽しみの一つです。
▲薬王院周辺の紅葉は見事!見逃さないで

山の中腹までは、京王線・高尾山口駅から徒歩約5分進み、高尾登山電鉄・清滝駅から高尾山駅までケーブルカーで約5分。行き帰りのケーブルカーやリフトからも紅葉のトンネルを楽しめますよ。天候や気温をチェックしたうえで、おでかけください。

4.黄金のカーペットを敷き詰めたよう!「国営昭和記念公園」

立川市にある「国営昭和記念公園」は東京ドームの約40倍の広さを誇る公園です。ここのシンボルは、園内に2カ所あるイチョウ並木。特にうんどう広場横にある「かたらいのイチョウ並木」に植えられた98本・300mのイチョウ並木は、まるで宮殿の回廊のよう。落葉すると黄金色のカーペットが現れ、さらに美しい光景が広がります。
▲こちらは「カナールのイチョウ並木」。水路の両側に4列にイチョウが植えられています

また、園内には日本庭園の池のまわりにイロハモミジなどのカエデ類やドウダンツツジがあり、そちらの紅葉もまた見どころの一つ。池に映し出される絵画のような風情を楽しむことができます。園内は大変広いので、自転車を借りてサイクリングを楽しむのもおすすめです。
紅葉の見ごろは、例年11月上旬から下旬にかけて。JR青梅線・西立川駅から徒歩約2分とアクセスも便利なので、この時期は渋滞を避けて電車でのお出かけがおすすめです。

5.草木のグラデーションはまるでアート!「新宿御苑」

東京の真ん中に位置する「新宿御苑」には、ハナミズキ、ユリノキ、プラタナス、サクラ、カエデ、イチョウ、ラクウショウなど、多種多彩な木々が植えられており、庭園内を散策しつつ、静かに紅葉を鑑賞することができるスポットです。明治時代の代表的な近代西洋庭園であり、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、日本庭園、母と子の森の4つのエリアに分かれています。
▲日本庭園にある池周辺は特にカエデの紅葉が美しいスポット

日本庭園のカエデや母と子の森のラクウショウ、大温室前のイチョウとユリノキなどいたるところに紅葉スポットが点在し、それぞれ紅葉の時期が異なるため、日々変わる四季の移り変わりを楽しむことができます。例年は10月中旬から12月中旬に紅葉の見ごろを迎えます。
東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑前駅の目の前とアクセスが大変便利。園内には売店やトイレもあるので、一日ゆったりと過ごせますよ。
※新宿御苑では、酒類の持ち込み禁止。また遊具類の使用も禁止となっています。

6.黄門様も愛でた名勝「小石川後楽園」の真紅のモミジは必見!

「小石川後楽園」は、江戸時代初期の寛永6(1629)年、水戸徳川家の初代藩主・徳川頼房が江戸の中屋敷の庭として造成し、2代藩主光圀の代に完成した池泉回遊式庭園です。園内にはモミジが多数植えられており、真っ赤に染まる見事な紅葉を鑑賞することができます。
▲庭園の川の景色を代表する「大堰川(おおいがわ)」上流の紅葉スポット

おすすめの紅葉スポットは、琵琶湖を表現した景色を造り出した大泉水をのぞむ紅葉林と、京都嵐山を流れる大堰川にちなんだ川の上流に架かる通天橋の周辺。
この庭園は、日本と中国の景勝地や風景を随所に取り入れており、全国各地を旅するように、それぞれ個性ある紅葉を楽しむことができます。
紅葉がピークを迎える例年11月下旬から12月初旬にかけては、紅葉を楽しむ各種イベントが開催されます。都営地下鉄大江戸線・飯田橋駅から徒歩約3分。電車でのお出かけが大変便利です。

7.都心の憩いスポット「日比谷公園」の噴水と紅葉でパワーチャージ

▲「鶴の噴水」がある雲形池周辺は絶好の紅葉スポット

明治36(1903)年に日本初の都市計画による洋風公園として開園した「日比谷公園」は、都心の憩いスポットとして親しまれています。開園当時にデザインされた、S字形の散策路にあるイチョウ並木は、現在でもその見事な黄葉で訪れる人を楽しませます。
▲「首かけイチョウ」は園内にあるレストラン「松本楼」のテラスの真向い

日比谷公園の顔とも言える「首かけイチョウ」や、都市公園の噴水としては日本で三番目に古いとされる鶴の噴水がある雲形池周辺など園内には紅葉スポットが点在。園内のベンチに座れば、都心にいるとは思えないほど癒され、パワーチャージできること間違いなし。例年11月下旬から12月中旬にかけて、紅葉はピークを迎えます。
東京メトロ丸ノ内線・千代田線の霞ヶ関駅または日比谷線・日比谷駅から徒歩約2分。銀座からも歩ける距離なので、お買い物や銀座散策のついでに立ち寄ってみては。

8.バラとモミジのコラボレーションも!?「旧古河庭園」で和洋の調和を楽しむ

秋にはバラと紅葉の競演が楽しめると人気なのが「旧古河庭園」。武蔵野台地の斜面を巧みに活かし、洋風庭園と日本庭園、和洋の見事な調和を実現している数少ない庭園です。
「心」の字に似せて造った日本庭園の心字池(しんじいけ)を中心に配された、枯滝・大滝・中島周辺では真っ赤に色づいたモミジが陽光を受けて輝きます。散策路を辿りながら、樹木の紅葉をじっくりと鑑賞できるとっておきのスポットです。
JR山手線・駒込駅から、北区内を循環しているコミュニティバスで「旧古河庭園」で下車するのが便利です。休日は無料の庭園ガイドもあるので、利用してみるのもありですよ。

9.粋で個性的な下町代表の紅葉スポット「向島百花園」

風情あふれる東京下町で紅葉を楽しめるスポットと言えば、江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に造られた「向島百花園」。国指定名勝、並びに史跡に指定されている園内には、モミジ、サクラ、ウメ、ハゼ、ケヤキ、ハギ、春の七草、秋の七草、など草本類約230種が植えられ、多彩な紅葉の風情を楽しむことができます。紅葉は、例年11月下旬から12月中旬に見ごろを迎えます。
もともと草木鑑賞のために造園されたこの庭園では、独特の素晴らしい紅葉を愛でる事ができます。おすすめの紅葉スポットは、園内にある池周辺。紅葉越しにスカイツリーをのぞむロケーションは絶好の撮影スポットにもなっています。
東武スカイツリーライン線・東向島駅から徒歩約8分。春夏秋冬、美しい草花が目を楽しませてくれる名園です。

10.都会にいながら移ろう季節を満喫!「国立科学博物館附属自然教育園」

都会で、赤だけではなく、黄・緑・オレンジなど色とりどりの紅葉が見られる場所と言えば「国立科学博物館附属自然教育園」。恵比寿や目黒、渋谷からのアクセスも良好な、港区の住宅街にある緑ゆたかな公園です。
その名の通り、国立科学博物館の所有地でもあり、広い敷地のなかは森や林、池や小川、湿地など変化に富んでいます。園内にはさまざまな植物や昆虫、鳥が生息しており、都会にいながら季節ごとに移ろう自然を感じられます。
水辺では池に映りこんだ紅葉が、色鮮やかな光景を織りなします。園内にある「ひょうたん池」では、シイやカシ、モミジ、「いもりの池」の周辺には、樹齢を重ねたコナラやモミジが鮮やかな色彩を見せてくれます。
例年10月中旬から黄色になるエノキやムクロジに始まり、12月にはモミジがあでやかな赤に染まりその最盛期を迎えます。東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線の白金台駅徒歩約7分。

11.「水元公園」にあるレンガ色に色づくメタセコイアの街道を歩く

水面に映る美しい紅葉の情景が楽しめる場所が、葛飾区にある「水元公園」です。都内最大級の水郷公園のため、春夏秋冬訪れる人も多く、広い芝生でスポーツやピクニックを楽しむファミリーやカップルなどで賑わいます。

水元公園の紅葉の最大の見どころは生きた化石と言われる1,500本もの「メタセコイア」。青空に向かってすくっと伸びたメタセコイアがレンガ色に色づく姿は、まるでヨーロッパの田舎町を訪れたよう。思わず深呼吸をしたくなる清々しさです。
水辺には、いくつものベンチが配されているので、河岸の景色を眺めながら、のんびりできます。園内には売店もあるので、お弁当やサンドイッチなどを買い込んで、一日ゆったりと紅葉を楽しむのもいいですね。紅葉の見頃は例年11月中旬~12月中旬頃。
アクセスは、JR常磐線・金町駅から京成バス「水元公園」下車徒歩約7分。有料の駐車場もあるので、ドライブがてら出かけてみてはいかがでしょうか。

12.高層ビルをバックに紅葉を愛でる「浜離宮恩賜庭園」

▲富士見山周辺から中島の御茶屋をのぞむ

東京都を代表する大名庭園「浜離宮恩賜庭園」では、モミジ・ハゼノキ・イチョウやサクラなど多様な樹木の紅葉を庭園を回遊しながらゆっくりと鑑賞できます。園内には樹齢の高い樹が多く、なかでも徳川8代将軍吉宗ゆかりのトウカエデの紅葉は見もの。
▲こちらは中島橋周辺からの眺め。お伝え橋がかかる景色も美しい

高層ビルを背景にした紅葉は都会ならでは。特に延遼館跡にあるモミジやお伝い橋と中島の御茶屋あたりからの眺めは、多くの人を魅了しています。浜離宮恩賜庭園の紅葉は、例年11月中旬~12月上旬までが見頃です。
▲八景山山上からのぞむ、燕の御茶屋と紅葉の組み合わせも風情があります

海水を引き入れた潮入の池中心の回遊式庭園は、現存する潮入の庭として大変貴重なもの。園内の御茶屋で抹茶を楽しむこともでき、都会にいることを忘れてしまいそうな風情。築地エリアを訪れる外国人たちにも大変な人気を集めています。JR新橋駅から徒歩約12分。

13.元禄の大名庭園「旧芝離宮恩賜庭園」の色彩豊かな水辺を散策

港区にある「旧芝離宮恩賜庭園」は、今東京に残る江戸初期の大名庭園の一つです。秋には、ハナミズキやモミジ、ハゼ、ケヤキ等、多くの木々が色づき、園内を錦に織りなします。庭園様式は江戸下町の典型的な汐入池中心の回遊型で、池を中心とした庭園の区画や石の配置は、非常に優れています。
▲こちらは池中央の中島へと続く「八つ橋」からの眺め。「西湖の堤」へ続いています

見どころと言えば、中国の杭州(現在の浙江省)にある西湖の蘇堤を模した石造りの「西湖の堤」周辺。園内はそれほど広くはないので、大きな池の周囲を歩けば、ぐるりと一周できます。
▲入口付近の広場には大きな藤棚があり、ここから庭園を広く見渡すことができます

JR山手線・浜松町駅北口から徒歩約1分、都営大江戸線・大門駅B2出口からも徒歩約3分。駐車場はないので、電車でのアクセスがおすすめ。

14.写生に訪れたくなる多彩な景色「林試の森公園」

▲上池のわきから六角堂をのぞむ

品川区の紅葉おすすめスポットと言えば「林試の森公園」。古くは林業試験場だったことから、幹回り3mを超える樹木が数多くあり、ケヤキ、プラタナス、クスノキ、ポプラなどの巨木のほか、約60種の外国産樹木など珍しい樹木も植えられています。秋に訪れればレアなどんぐりや松ぼっくりにも出合える可能性も大。芝生広場の大きなクスノキは、この公園のシンボルツリーとなっています。
▲せせらぎ橋

都会の中の植物園と言った雰囲気は、品川区の住宅地にあるこの公園ならでは。特にラクウショウの森を背景とした眺めは素晴らしく、近隣の小中学校の写生会などにも利用されているそう。紅葉の見頃は、例年11月中旬からです。
▲デイキャンプ場※バーベキュー場ではありません

アクセスは、東急目黒線か都営地下鉄三田線、または東京メトロ南北線の武蔵小山駅徒歩約10分です。

15.色とりどりに染まる渓谷の秋を満喫!都心から1時間の「秋川渓谷」へ

都心から1時間余りで行ける、あきる野市の「秋川渓谷」は、渓谷のどの場所でも色とりどりの紅葉狩りが楽しめる名所。渓谷を染めるナラやクヌギ、モミジやイチョウ、そしてケヤキ、カシなど、たくさんの種類の紅葉を見ることができます。
特におすすめの鑑賞スポットは、秋川渓谷にある「瀬音の湯」に通じる石舟橋です。この場所では、渓谷美と紅葉が同時に楽しめるとあって、毎年たくさんの人が訪れます。例年の見頃は11月中旬から12月中旬。約1カ月間、紅葉が楽しめます。
近隣には日帰り温泉もあるので、景観を楽しみながら、瀬音の湯、日の出つるつる温泉などに足を延ばしてみるのもおすすめです。
東京に住んでいても、訪れたことのない紅葉スポットはまだまだたくさんあります。2017年の関東地方の秋の気温は、ほぼ平年並みということなので、紅葉の時期は、例年どおり11月中旬から12月初旬に集中しそうです。
東京を訪れた際には、ぜひ公園や庭園にも足を延ばしてみてください。この時期ならではの東京の風情を楽しむことができますよ。
平間美樹

平間美樹

某広告代理店で情報誌・Webサイト等の広告企画・制作を経て独立。現在、企画制作会社CLINK(クリンク)を運営し、結婚・進学・就職・旅行など幅広い分野で企画・ライティング活動中。テニス・フラ・猫にハマる日々。 テニス観戦でグランドスラムを達成するのが目下の目標。

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