【2017年版】新潟の美しすぎる紅葉スポットおすすめ10選

2017.10.25

南北に長く、自然豊かな新潟県には、数え切れないほどの紅葉鑑賞スポットがあります。雪国の秋は短く、山は燃え上がるような色に輝き、そして真っ白な雪に覆われる長く厳しい冬へと移り変わっていきます。晩秋には雪と紅葉の共演が見られることも。そんな新潟県から、とくにおすすめしたい10カ所をご紹介します。

1.ドラゴンドラから眼下に見る「なえば高原」の紅葉の絨毯

紅葉といえば「見上げて楽しむ」もの――。その概念を覆す紅葉スポットがこちら。湯沢町にある日本最長のロープウェー「ドラゴンドラ」からは、眼下に広がる一面の紅葉を楽しむことができます。その鮮やかな眺めは、「紅葉の絨毯」とも形容されるほど。
関越自動車道・湯沢ICから約30分ほど車を走らせれば、ドラゴンドラのある苗場スキー場に到着します。
紅葉する植物は、ブナ、カエデ、カラマツなどの木々。標高の高い山々は高いところから順に紅葉していくため、グラデーションのように色が変化しているところも。その上をドラゴンドラに乗って優雅に空中散歩。他ではなかなか味わえない体験ができますよ。
山頂付近に到達すると、雄大な苗場山や平標山(たいらっぴょうやま)、そしてエメラルドグリーン色をした二居湖(ふたいこ)を眺めることができます。
苗場スキー場と田代スキー場との間、全長5,481mもの距離をおよそ25分かけて結ぶ、天空の紅葉狩り。きっと特別な体験をもたらしてくれるでしょう。

【例年の見頃時期】10月中旬~10月下旬

2.ライトアップも美しい「弥彦公園もみじ谷」

「おやひこさま」として古くから人々の信仰をあつめる越後国一宮、彌彦神社。そのすぐ近くに広がる弥彦公園内にある「もみじ谷」は、名前があらわす通り、秋には色鮮やかな紅葉につつまれる、人気の紅葉鑑賞スポットです。

楽しめるのはモミジをはじめ、ウルシ、ケヤキなどの木々。
なかでもおすすめは、谷にかけられた「観月橋」。朱塗りの橋とのコントラストは実に鮮やか。訪れたら必ず立ち止まってみていただきたいスポットです。
10月下旬から紅葉終了までの17:00~21:30にはライトアップが行われます。谷の地形と相まって、うっすらと赤や黄色が見え隠れする様は幻想的です。

JR弥彦駅から徒歩約1分という好立地も魅力的。「谷」といっても、歩きやすい公園なのでご安心を。

【例年の見頃時期】10月下旬~11月中旬

3.秘境の湖に紅葉が映える「奥只見湖」

「日本紅葉の名所100選」にも選ばれている新潟県屈指の名所が「奥只見湖」です。新潟県の奥地に位置し、いくつものトンネルを抜けた先に広がるのは、秘境ともいえる光景。湖の周囲にはカエデ、ブナ、ナナカマドなど、赤や黄色の色とりどりの紅葉が広がります。その彼方には2,000m級の山々が連なる大パノラマ。
秋の奥只見湖を訪れたなら、ぜひ遊覧船からの眺めを体験していただきたいところ。おすすめは奥只見ダム側から出発する約30分間の「周遊コース(中学生以上980円・税込)」です。湖上からの紅葉鑑賞をゆったりと楽しめます。

【例年の見頃時期】10月中旬~11月上旬

4.空中散歩をしながら楽しむ日本百名山「妙高山」の秋

日本百名山のひとつに数えられる高峰・妙高山も紅葉スポットとして人気があります。ブナ、シラカバ、ヤマモミジといった木々の紅葉が、妙高山を中心とする妙高高原全域にわたって広がります。

せっかく訪れるなら、標高の高い場所から妙高高原の景色を眺めたいところ。でも登山まではちょっと…という方でも、妙高山の中腹まで気軽にアクセスできる方法があります。
力強くぐんぐんと山を登っていくロープウェー「妙高高原スカイケーブル」が行き着く先は、標高1,400mの山頂駅。11分の空中散歩を終えて駅を降りると、それまでスカイケーブルの中から見ていた紅葉の中をトレッキングすることができます。

妙高山周辺は「妙高高原温泉郷」と呼ばれる温泉地。さまざまな泉質の温泉が各所に点在していますので、疲れも癒してくれます。
▲赤倉高原温泉郷のひとつ赤倉温泉。妙高高原を一望できる「ホテル太閤」の露天風呂

紅葉狩り、トレッキング、温泉を一度に楽しめるので、アクティブに紅葉を楽しみたいという方にはとくにおすすめしたいスポットです。

【例年の見頃時期】10月中旬~10月下旬

5. 都市部の庭園で味わう紅葉「旧齋藤家別邸」

(提供:旧齋藤家別邸)

新潟市街にも、都市部にいることを忘れてしまうような紅葉スポットがあります。

「旧齋藤家別邸」は、貴族院議員もつとめた豪商・齋藤喜十郎が1918(大正7)年に建てた別荘。敷地内には広大な回遊式庭園が広がります。もともと広大な砂丘地だった新潟市の沿岸部の特性を活かし、高低差を考慮して植樹されているなど、砂丘の斜面をうまく使ったつくりになっています。
(提供:旧齋藤家別邸)

庭園内には松の木も植えられているので、緑とモミジのコントラストがとても美しいのも見どころです。11月の週末の夜にはライトアップも。昼間とはまったく違う顔を見せてくれるので、ぜひ昼と夜の両方に訪れてみてください。

【例年の見頃時期】11月中旬~下旬
※紅葉情報は旧齋藤家別邸ホームページにて随時更新。

6.水面に映る東洋のマッターホルン「大源太キャニオン」

角ばった特徴的なシルエットから「東洋のマッターホルン」とも呼ばれている湯沢町の大源太山(だいげんたさん)。その麓には、全国で最も古いアーチ式砂防ダムで堰き止められた湖「大源太湖」があり、この一帯は「大源太キャニオン」と呼ばれています。

大源太湖は、透明度が高く水面が穏やかなことから、夏にはカヤックやSUP(スタンドアップパドル)などのアクティビティが盛んです。
秋になると水面には大源太山と紅葉が映り込み、アート作品のような光景が目の前に広がります。11月上旬には、雪化粧した山の姿が映り込むことも。雪山と紅葉の共演を見ることができるかもしれません。

【例年の見頃時期】10月中旬~11月中旬

※2017年10月現在、大源太湖では大源太砂防ダムの老朽化に伴う補強工事を実施しております。 期間は2016年~2020年までとなります。
大源太砂防ダム補強工事専用リンク(湯沢砂防事務所ホームページ内)

7.紅く染まる佐渡の山々を車で縦走「大佐渡スカイライン」

佐渡島中央部の金井地区から西部の相川地区までをつなぐ、全長およそ30kmにわたって紅葉が見られる「大佐渡スカイライン」は、大佐渡山脈を縦走する人気のドライブルート。

最高地点は標高900m以上。ルート上にある展望台からは、国仲平野や真野湾を遠くに眺めることができます。豊かな自然環境をもつ佐渡島は、多種多様な植物の宝庫。本州各地の木々が島内に点在しており、その様は「日本の縮図」とも言われます。大佐渡スカイラインからは、ナナカマドやカエデなどの紅葉を見ることができます。

【例年の見頃時期】10月中旬~下旬

8.車、船、SLから楽しむ「阿賀野川」沿いを彩る紅葉

源流を福島県に持ち、名前を変えながら日本海に注ぐ長大な阿賀野川周辺は、紅葉の名所として人気があります。とくに川の流れに沿って続く国道49号と459号から見える紅葉は、どこを切り取っても絵になります。

古くは川舟を使った水運が盛んだった阿賀野川は、かつて人・モノが行き来する交通の大動脈でした。阿賀町にある「道の駅阿賀の里」では、川舟での周遊体験も可能(中学生以上2,000円/小人1,000円・税込。所要時間40分)です。
また、JR新潟駅と福島県会津若松駅とを結ぶ「SLばんえつ物語号」からの紅葉鑑賞もおすすめです。咲花(さきはな)駅(新潟県五泉市)から山都駅(福島県喜多方市)までの間は約2時間にわたり阿賀野川沿いを走るので、車窓からは川に沿った紅葉をじっくりと堪能できるでしょう。

走行中、各所にあらわれる紅葉のトンネルをSLで通り抜けるという体験は、ノスタルジックな気分に浸れます。
車、船、SL。様々な乗り物からの紅葉鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【例年の見頃時期】10月下旬~11月上旬

9.谷一面に広がる紅葉のグラデーション「秋山郷」

新潟県と長野県にまたがる峡谷地帯、秋山郷。江戸時代後期の雪国に住む人々の暮らしぶりをまとめた『北越雪譜』の著者、鈴木牧之は秋山郷を「桃源郷」と表現しました。
冬になれば四方を大雪に閉ざされる秋山郷。冬の訪れを前に谷に広がる紅葉の景色は、まさに桃源郷のような美しさ!

河岸段丘が織りなす複雑な地形。紅のグラデーションが彼方まで続きます。目を凝らせば、切り立った巨岩からたくましく枝を伸ばす巨木が見えるなど、遠くからでも近くからでも楽しめる紅葉スポットです。

【例年の見頃時期】 10月中旬~11月上旬頃

10.落差55mの滝と紅葉の共演が美しい「苗名滝」

新潟県と長野県の県境にある、落差55mの苗名(なえな)滝は、「日本の滝百選」にも選ばれている新潟県内屈指の名勝地。

柱状節理の玄武岩壁から豪快に流れ落ちる滝は迫力満点。その迫力から「地震滝」とも呼ばれます。

切り立った荒々しい岩肌の上でたくましく生きるヤマモミジ、ミズナラなどが滝を彩る季節は美しさも格別です。
妙高高原の奥地にありますが、駐車場が整備されており、近くまでは車でのアプローチが可能。遊歩道を15分ほど歩けばたどり着くことができます。
さらに、苗名滝は「妙高高原自然歩道」の起点ともなっており、森林散歩もあわせて楽しめるでしょう。

【例年の見頃時期】 10月中旬~下旬
いかがだったでしょうか。新潟県は南北に長く、平地と山間部が点在するため、場所によって紅葉の見頃は異なります。時期をずらせば、いろいろな場所の紅葉を楽しむことができるので、ぜひ多くの場所を訪れ、新潟の秋を堪能してみてはいかがでしょうか。

※写真はすべて2016年以前のものです。
竹谷純平

竹谷純平

フリーライター。新潟をもっと楽しくするWEBマガジン「にいがたレポ」参加ライター。新潟県出身。SNS運営会社、WEB制作会社等に勤務後、独立。企業でWEBライティングに長年携わった経験とを活かし活動中。東京、アメリカなどを経て新潟へ帰郷した経験と、趣味の旅行での経験とを活かし、「新潟の魅力を内外へ楽しく発信する」をモットーに活動している。フィールドはインタビュー、グルメ、最新ITテクノロジーまでと幅広い。

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