ナチュラルガーデンに森のメリーゴーラウンド…清里「萌木の村」をメルヘン散策!

2017.10.28

山梨県・清里の観光定番スポット「萌木の村」。森の中の広大な敷地にナチュラルガーデンを囲むようにしてレストランやカフェ、ホテル、クラフトショップなどが点在しています。村の中には、森のメリーゴーラウンドなど女子の心をくすぐるメルヘンなフォトスポットも満載!食事や買い物を楽しみながら、自然が美しい村内をゆっくりと散策してきました。

話題のガーデナーが手がけたナチュラルガーデンを散策

中央自動車道・須玉ICから国道141号線を清里方面に車で走ること約20分、右手側に「萌木の村」の看板が見えてきます。看板のある交差点を右折したところが駐車場。ここへ車を止めて村内は徒歩でまわります。
▲入り口のゲートをくぐります

萌木の村は、1971(昭和46)年に清里で初めての喫茶店「ROCK」がオープンしたことからはじまります。およそ33,000平方メートルの広大な敷地に、約23のショップがあり、散策しながらゆっくりと買い物を楽しむことができます。

入り口を入るとすぐに、萌木の村案内マップがあります。まずは、村内全体を華やかに演出するナチュラルガーデンを楽しみながら散策してみましょう。
▲村内マップを確認して散策スタート
▲村内各所にパンフレットも置いてあります

萌木の村のナチュラルガーデンを手がけているのは、イギリス人のガーデナーとして知られているポール・スミザーさん。山野草そのものが持つ生命力を生かした革新的な庭づくりで、日本のガーデニング界に旋風を巻き起こしてきました。そんなポール・スミザーさんの代表作とも言われているのが、ここ萌木の村のガーデン。連日多くの人がこのガーデンを目的に訪れます。
▲ペットを連れてお散歩に来る人も多いそう
▲鳥のさえずりや昆虫の羽音など、自然の息づかいが聞こえてきます
▲石垣も全て職人さんが一つひとつ積み上げています

萌木の村では、春に桜やツツジ、夏に紫陽花や百合、秋には紅葉など四季折々の草花を楽しむことができます。八ヶ岳に生息する様々な山野草を見ることができるのも萌木の村のガーデンならでは。
▲取材に訪れた9月中旬には、セントミカエルデージーがガーデンを彩っていました
▲各ショップの店先に植えられた緑や花も美しかったです
▲作りこまれていないナチュラルさがとても素敵ですね

なんてメルヘンな世界なの。森の中のメリーゴーラウンド

▲童話の世界に迷い込んだような気持ちになります

散策していると、森の中に突然現れるのはなんとビックリ!メリーゴーラウンドです。こんなにメルヘンな世界があって良いのでしょうか?

「カルーセル・ドリーム」と名付けられたこちらは、日本で唯一森の中にあるメリーゴーラウンドとして知られています。多くの有名アーティストがプロモーションビデオの撮影に使うことで注目を浴びている他、インスタ映えする場所としても女性に人気のスポットです。
▲馬だけでなく、ダチョウやニワトリ、うさぎ等乗れる動物もさまざま

このメリーゴーラウンドは、アメリカ製で1993(平成5)年に萌木の村にやってきました。どの動物に乗ろうか迷うのも楽しみの一つです。せっかくなので白馬に乗ってみることにしました!
▲森の空気を身体いっぱいに感じることができますね(1回・税込300円※3歳以下のお子様は保護者同伴)

メリーゴーラウンドすぐ横には、ペットと一緒に入れるカフェもあります。店内やテラス席でサンドイッチやロコモコ、ビーフシチューなどをいただける他、お土産も取り扱っています。
▲メリーゴーラウンドカフェのテラス席。ペットと一緒にどうぞ
▲店内ではお土産も取り扱っています

カフェとは別に、メリーゴーラウンド目の前には、ウッドデッキもあります。こちらで食事をすることはできませんが、メリーゴーラウンドを目の前にアイスクリームやドリンクをいただくのも良いかもしれませんね。
▲名物の清里ジェラートをいただきました(シングル380円、ダブル480円 ※ともに税込)

オープンから46年、オンリーワンのROCKビーフカレー

散策したらお腹が空いてきたので、萌木の村のシンボルでもある「ROCK」へ向かいます。ROCKは、2016年8月に全焼するという事故に見舞われましたが、翌年2017年6月、たった10ヵ月で奇跡の復活を遂げたのです。
▲ROCKは、萌木の村の正面ゲートからすぐのところにあります

ROCKの店内に入るとまずその広さに驚きます。大きな暖炉を中心に全部で250席!ゴールデンウィークから10月終わりまでの繁忙期にはなんと1日2,000人以上の人が訪れるのだそうです。
▲外観も店内も、以前と同じ図面で昔と変わらぬ姿で復活したROCK
▲窓際には、自然の風が心地良いテラス席もあります

こちらの看板メニューは「ROCKビーフカレー」。清里は、かつてアメリカから渡ってきた牧師ポール・ラッシュ博士が1936(昭和11)年この地で酪農をはじめたことで開拓された土地だと言われています。当時、ポール・ラッシュ博士がこの地に伝えた食べ物、それがカレーだったのだそう。オープン当初からずっと大切にされてきたROCKのカレーは、ぜひ食べてもらいたいメニューのひとつです。
▲「ROCKビーフカレー」(レギュラー1,080円、ビッグ1,290円、ハーフ860円 ※全て税込)

コクと旨みが詰まったビーフカレーをご飯の上にたっぷりと。カレーの上にのったレーズンバターが、さらにコクをプラスしています。レーズンと食べることで辛みが調和され、どんどん食べてしまう癖になる味わい。農家直送の山盛りサラダと一緒にワンプレートでいただきます。
▲左は2017年9月に発表された「インターナショナルビアカップ(国際ビール大賞)」Weiss Beer(小麦ビール)部門で最高賞に輝いた「ヴァイス」。右は「清里ラガー」(Sサイズ580円、Lサイズ780円、ピッチャー3,000円 ※全て税込 ※写真はLサイズ)

そして、ROCKのもう一つの顔と言えば、八ヶ岳の伏流水とこだわりの生酵母を使って地下の醸造所で造る生ビールです。
こちらの醸造所の最高責任者は、名ビール職人として知られる山田一巳さん。世界的なコンクールで高く評価されるビールを毎年のようにここから誕生させています。種類も豊富なので飲み比べてみるのもオススメですよ。
▲ビールとビーフカレー、最高の組み合わせ!
▲デザートメニューも充実。女性に人気の「ホットアップルデニッシュ」(970円・税込)
▲オーガニックコーヒーと日本で唯一オーガニック認定を受けているミルクを使った「ジャージーカフェラテ」(650円・税込)

本場ドイツの職人直伝の伝統製法を用い、国産の良質な素材で手作りしているハムやソーセージを販売しているショップ「腸詰屋」や、地ビールの醸造所「八ヶ岳ブルワリー」も併設されています。
▲「腸詰屋」のハムやソーセージはROCKで食べることもできます
▲八ヶ岳地ビールの醸造所「八ヶ岳ブルワリー」

作家さんの作品や限定商品もあるショップを巡る

お腹もいっぱいになったところで、お散歩しながらショップを巡ります。萌木の村には、GW・夏季限定のショップ3店舗を含め16の店舗が点在しています。作家さんのクラフト作品や雑貨、お土産を取り扱うショップが多め。まずは、ROCKのすぐそばにある「萌木窯」を訪れました。
▲静かに佇む「萌木窯」(営業時間10:00〜18:00、火曜定休)

窯元でもある萌木窯は、山梨の桃やすもも、さくらんぼや葡萄など果樹の灰からできた灰釉(かいゆう)を使った焼物を販売しています。その他にも、全国から選んだ焼物を取り扱っている焼物のセレクトショップです。
▲優しい色彩が萌木窯の作品の特徴です(小皿1,300円~・税込)
▲全国の窯元から仕入れた作品も多数ありますよ(540円~・税込)
▲2階には体験工房もあります(4,000円~・税込 ※対応人数に限りがあるため予約制)

続いて、村内中央にある「てんつくりん」ものぞいてみましょう。こちらは、2012年に萌木の村にやってきた比較的新しいお店です。店内には、オーナーさんが全国から選び抜いた20人程のクラフト作家さんの作品が並びます。繊細なペーパー雑貨から焼物、アクセサリー等女子の心をくすぐる作品がたくさんありますよ。
▲とっても可愛らしい「てんつくりん」(営業時間10:30~17:00、火曜定休 ※祝日の場合は営業)
▲アクセサリーやサンキャッチャー、小物など本当に可愛い物ばかり
▲ついつい長居してしまいます
▲可愛らしい小物アイテムも並んでいます

他にも村内には、地元の特産を扱うお土産ショップ、カントリー雑貨やドッググッズを扱うショップ、香りがテーマのショップ等があります。自然の空気を肌で感じながらのんびりとショッピングを楽しめますよ。

オルゴール博物館の本物の音色に癒されて

最後に訪れたのは、てんつくりんから少しだけ下ったところにあるオルゴール博物館「ホール・オブ・ホールズ」。1986(昭和61)年に開館したこの博物館は、スイスやドイツ等のヨーロッパやアメリカのオルゴールを約300台所蔵しているそう。
▲オルゴール博物館へ向かう途中にはこんなゲートが
▲オルゴール博物館の入り口(入館料:一般800円、小学~大学生500円、小学生未満無料)

こちらで一番の見どころは、館内のメインフロア中央にある巨大なオルゴール「リモネール1900」。1900(明治33)年のパリ万博のために特別に作られた、世界でたったひとつの貴重な大型自動演奏オルガンです。
▲中に入ると目の前には高さ約3.4mの巨大なオルゴールが!

その他にも、日本人によって制作された手回しオルガンや自動人形が奏でるオルゴールなど音の歴史を学べます。
▲オルゴールの演奏とともにベルや太鼓が打ち鳴らされます(1880年頃スイス製)
▲室内用小型手回しオルガン(1996年日本製)
▲入館料プラス500円(税込)で音楽演奏とオルゴール演奏を聴くこともできますよ
▲博物館内には「カフェ・ラ・リモネール」も。グランドピアノを囲むようにしてテーブルが設置されています

村内にはヨーロピアンな雰囲気の小さなホテルも

萌木の村の中にはホテル「ハット・ウォールデン」もあります。ホテル内の「レストラン ネスト」では、宿泊しない人でも高原野菜をふんだんに使った本格フレンチのコースディナーを楽しむことができます(前日までの完全予約制)。また、フルーツ王国山梨ならではのフルーツを用いたカクテルが女性に人気の「バー&ラウンジ バーチ」も。こちらに宿泊して清里の時間を堪能するのもおすすめですよ。
▲レンガのアプローチがお出迎え
▲お部屋は、スタンダードツインからファミリールームまで全部で4つのタイプがあります
▲ヨーロピアンなお風呂も魅力的
青い空、綺麗な花々、心地よい風を感じながらガーデンを散策できる萌木の村。自然豊かな八ヶ岳山麓ならではの美味しいビールや食事、森の中に佇むメリーゴーラウンド、個性豊かなクラフト作品、そして美しい庭園…といろんな楽しみがありました。

紅葉が色づく秋にはハロウィンパーティーやカントリーフェスタ、冬にはクリスマスコンサート等の恒例イベントも開催され、年間を通じて楽しみが満載。そんな「萌木の村」へぜひ出掛けてみませんか?
堀内麻実

堀内麻実

anlib代表。編集者/ライター。山梨県のおもしろくてかわいいモノ・コト・ヒトを女子目線で発信しています。 (編集/株式会社くらしさ)

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