【必見】石垣島観光の王道!絶景・川平湾を楽しむ3つのポイント

2018.01.03

国内屈指の観光地である石垣島の「川平湾(かびらわん)」。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では、沖縄県内唯一の三つ星と評価され、国内はもとより海外からも多くの観光客が訪れます。今回は誰もが知る人気観光地・川平湾を楽しむための3つのポイントをご紹介します。

▲世界各国から観光客が訪れる人気の景勝地「川平湾」

期待を胸に川平湾へ出発!

川平湾は石垣島の北西部に位置する湾。南ぬ島(ぱいぬしま) 石垣空港や石垣市内からレンタカーや路線バスで訪れることになります。思いのほか石垣島は大きく、空港や市内からレンタカーで30分ちょっと。さとうきび畑や美しい海岸線を眺めつつ、ゆったりとドライブを楽しみましょう!
なお、路線バスは本数が少ないものの、所要時間40~50分でアクセスできるので免許証の無い方も安心です。
▲後述するグラスボート利用者には無料駐車場が用意されている

レンタカーを利用して川平湾を訪れる場合は、「川平公園」の有料駐車場を利用します。多くのガイドブックやウェブサイトで「無料駐車場あり」などと表記されていますが、公衆トイレ新設のために現在は取り壊されています。
後述する「まりんはうす ぐるくん」でグラスボート遊覧を体験する場合は、無料駐車場が完備されているのでお得ですよ!

川平湾を楽しむためのポイント1【写真撮影】

1つ目のポイントは言うまでもなく写真撮影!今回は3カ所のフォトスポットをご紹介します。

最初に紹介するフォトスポットは「川平公園展望台」です。この記事のトップで掲載している写真をはじめ、ほとんどのガイドブックや観光情報にもほぼ同じアングルで撮影された写真が掲載されています。これらは全て川平公園展望台から撮影されたものなんです。
▲川平公園内には遊歩道が整備されている

川平公園内はコンパクトなので迷うことはありません。遊歩道も整備されていて歩きやすいのですが、階段が多いので注意が必要です。
川平湾に向かって右手に位置する赤瓦の建物が川平公園展望台です。まずはここに向かいましょう!
▲川平公園展望台からは絵に描いたような絶景が!輝くような青が眩しい~!

川平公園展望台からの眺めが上の写真です。川平湾の全景が見渡せ、海の色も綺麗に映ります。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の三つ星の定義は「わざわざ訪れる価値がある観光地」だそうですが、たしかにこの風景を見れば納得ですね!
続いて、2つ目のポイントは、展望台から一段低い遊歩道。遊歩道には至るところにハイビスカスが植えられていて、それらをフレームに入れて撮影してみるのも素敵です。
川平公園展望台からの眺めは抜群に綺麗ですが、どうしても写真が単調になりがち。ハイビスカスを利用して、写真に変化をつけてみると雰囲気が一変しますよ。
遊歩道からビーチへと下りる階段もなかなかフォトジェニック。常に多くの人で賑わう観光地だけに、人のいない瞬間を狙うのは至難の業ですが……。
3つ目のフォトスポットは、ずばりビーチ。川平湾まで来て、ビーチまで下りないのはもったいなさすぎます。潮流が速いため遊泳は禁止されていますが、透明度抜群の海をぜひ目の前で堪能してみてくださいね。

川平湾を楽しむためのポイント2【川平公園茶屋】

川平公園に隣接する「川平公園茶屋」は、川平湾を訪れたら必ず立ち寄りたいスポット。我々が取材に訪れた際には、オーナーである岸本幸子(さちこ)さん、亮(りょう)さん親子が素敵な笑顔で出迎えてくれました。
先ほど「川平公園に隣接」と書きましたが、ほぼ公園内と考えて差支えの無い抜群のロケーション!!どこまでが公園で、どこからがお店なのかも分かりません。
▲店内は木の香りが漂う落ち着いた空間
▲座敷席も完備されているのでグループやファミリーにも便利

店内は落ち着いた和の雰囲気。この地で40年以上にわたって営業してきた同店は、川平湾と共に歩んできたといっても過言ではありません。
▲素敵な笑顔の幸子さん。石垣島へ訪れるたびに足しげく通うリピーターも多い

一番人気のメニューは、石垣島や竹富島、与那国島などの八重山地方で食される名物の「八重山そば」です。
断面の丸いストレート麺に、細切りの豚肉や八重山かまぼこが乗った八重山そば伝統のスタイル。八重山かまぼこには、石垣近海の白身魚を使用しており、ふっくらとした食感が特徴です。
▲八重山そば(税込600円)。店内で型抜きされる八重山かまぼこは、石垣島の形になっている

鶏ガラ、豚骨、カツオ、昆布で取られた出汁は、あっさりとしていながらも旨味たっぷり。それもそのはず。翌日使用する出汁を前日からまるまる24時間近く煮出す、手間暇のかかった一品。ボリューム満点ながら、いくらでも食べられそうな美味しさです。
つるつるとした喉越しと、もちもち食感が特徴の八重山そばの麺は、いわゆる沖縄そばとはまた違った味わいが楽しめるので、ぜひお試しを。
▲「島こしょう」と呼ばれるピパーチをひとふり

ある程度食べ進めたら、今度はテーブルの上に用意されたピパーチ(ヒハツモドキ)をひとふり。ピパーチはコショウ科の植物。ピパーツと表記されることもあり、さまざまな料理のアクセントとして沖縄県内では一般的に使用されています。
▲左がフレッシュなピパーチで、右が乾燥させたもの

なんと、テーブルに用意されたピパーチは全て自家製。庭に生えたピパーチを収穫し、乾燥後に煎って、コーヒーミルで粉末にするのだとか。
シナモンのような甘い香りと、ピリッとした爽やかな辛味はどんな料理にもぴったりですよ。
▲石垣島の食材がふんだんに使用されたゴーヤちゃんぷるー(税込800円)

今回は沖縄料理の定番、ゴーヤちゃんぷるーも注文。ゴーヤ、たまご、もやし、島豆腐、にんじんといった具材は石垣島産のものが使用されています。ご飯に漬物、ミニ八重山そばもセットになったボリューム満点のメニューながら、小柄な女性でもペロリと平らげるのだとか。
▲素材ひとつひとつの味が引き立っている
▲取材中、石垣島で40年以上八重山そば製造を行う荷川取(にかわどり)食品の八重山そばが届けられた。八重山そばや野菜、たまごなど、食材は全て作り立て、収穫仕立てのものが使用されている

島の人々が丁寧に作り、育てた食材をいただけるのは何よりの贅沢。お店の雰囲気と温かなもてなしにも感動必至。川平湾を訪れたら絶対に外せない名店です。

川平湾を楽しむためのポイント3【グラスボート遊覧】

続いて、3つ目のポイントは「グラスボート遊覧」です。川平湾でグラスボート遊覧を実施している業者は数社ありますが、今回は前述の通り無料駐車場が利用可能な「まりんはうす ぐるくん」を利用しました。
▲まりんはうす ぐるくんの受付場所は川平公園周辺に3カ所ある。ビーチに向かって左手に多くのショップが軒を連ねるエリアがあり、その一角に位置する川平公園営業所が分かりやすい

3カ所の受付のいずれの場所で受付してもOK。スタッフの着用しているオレンジ色のポロシャツやジャケットが目印です。
▲グラスボート遊覧の料金は大人(中学生以上)1,030円、子ども(小学生)520円。未就学児童は1人まで無料、2人目から子ども料金 ※いずれも税込

グラスボート遊覧は空きがあれば当日でも乗船可能。夏季休暇やゴールデンウィーク期間は混み合うので事前予約がベターです。インターネットからの事前予約は20%割引が適用されるので、スケジュールが決まればホームページをチェックしてみてください。
▲受付を終えると、そのままビーチへと階段を下りていく。乗り場までは徒歩2分ほど
▲ボートにもオレンジ色のラインが入っているので分かりやすい

ボートは何艘か用意されており、いずれもビーチからステップで乗船できるので濡れることはありません。湾内の航行なので揺れがほとんどないため、船酔いの心配がある方も安心して乗船できます。
全員が乗り込んだところで約30分の遊覧開始!スタッフがボートを操舵しながら、ヘッドマイクでポイントの紹介や、サンゴ、イソギンチャク、魚の種類などをレクチャーしてくれます。
▲ボートの中心部がガラスになっている。水に濡れずに水中世界が楽しめるので冬場の旅行にもおすすめ
最も海水がクリアな時間は満潮前後なのだそう。旅行のスケジュールを決める際には「沖縄 潮位表」などで検索し、満潮時間を狙っていくのが良さそうです。
ボートが上を通るとすぐに隠れてしまうのですが、映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名になったカクレクマノミも見えました。
また、写真の左上部分には、岩の上にクネクネした隙間がいくつか見えます。これらは全てシャコ貝。島内の居酒屋などでは刺身で味わえるので機会があればぜひ!

ほんの少しですが、非常に珍しいサンゴが見えるので映像でご紹介します。

正式名称はコモンシコロサンゴというそうですが、その見た目から通称「ジャガイモサンゴ」で親しまれているそうです。沖縄の大自然にはまだまだ知られていない不思議な生物がいっぱいいるのでしょうね。
湾内を巡るあっという間の30分ですが、見どころがいっぱいなので本当におすすめですよ!
余談ながら、水中を楽しむグラスボート遊覧ですが、ふと視線をあげると海上からの川平湾の様子も楽しめます。思い出したように時折見てみてくださいね。
以上、川平湾を楽しむための3つのポイントをご紹介しましたが、【番外編】としてもう少し川平湾の魅力をご紹介したいと思います。

川平湾を楽しむためのポイント【番外編】

上の写真は絶滅危惧種に指定されているカンムリワシの子どもですが、取材時思いがけず川平公園で見つけることが出来ました。詳細なデータ自体が乏しいものの、八重山諸島で200羽程度しか生息していないとも言われているそうです。真っ白な胸毛が子どもの証で、大人になると茶色に変化していくのだとか。

美しい海の景色ばかりに目を奪われがちですが、驚くような出合いが陸上でも待っているかも知れませんよ。
▲燃えるような川平湾の朝焼け(写真提供:川平公園茶屋 岸本亮氏)

また、川平湾は時間によって見える景色が全く異なります。早朝に訪れると上の写真のような雄大な風景に出合えます。
▲ボートの係留がない川平湾のレアな写真(写真提供:川平公園茶屋 岸本亮氏)

美しい湾に、何艘ものグラスボートが係留されている様子が有名な川平湾ですが、上の写真は台風到来のために全てのボートが移動された際のもの。ボートのない川平湾の写真は、まずお目にかかることのない貴重な一枚です。
夏から秋にかけての沖縄旅行は、常に台風の心配がありますが、運が良ければこんな姿の川平湾を見ることができるかも知れません。
▲二本の虹が彩る川平湾の様子(写真提供:川平公園茶屋 岸本亮氏)

最後にもう一枚。説明するまでもありませんが、雨上がりの虹が川平湾を綺麗に彩っています。取材当日も朝9時30分に訪れた時点で結構な雨が降っていましたが、昼14時まで粘って晴れ写真をゲットしました。島の天気は一日のうちで目まぐるしく変化します。訪れた際に雨が降っていたとしたら、逆にそれはチャンスかも!?
▲有料駐車場周辺には土産物店やテイクアウトOKの飲食店も

また、川平公園の有料駐車場付近には、土産物店や琉装(琉球の衣装)を着用して写真撮影ができるスポット、テイクアウトで楽しめる八重山かまぼこやソフトクリーム類を販売する店舗などが軒を連ねます。ゆったりと見て回るのも良いですよ。
以上、川平湾を楽しむためのポイントをご紹介しました。川平湾自体は非常にコンパクトなエリアなので、短い旅程の中でも十分に楽しめます。
石垣島を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
芦田敏幸

芦田敏幸

WORD WORKS OKINAWA ディレクター。記事執筆から書籍・ウェブ全体のプランニング、オーガナイズまで幅広く対応。沖縄在住のインタビュアーとして著名人のインタビュー・執筆などにも精通。映像制作やイベントプロデュース、WEBショップなど複数のビジネスも手掛ける。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
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