人気沸騰中!「岩下の新生姜ミュージアム」で新生姜まみれになるの巻

2018.02.20 更新

「岩下のっ 新生姜っ♪」というCMソングでおなじみの岩下食品がプロデュースする「岩下の新生姜ミュージアム」がSNSやネットを中心に「面白い」「シュールすぎる」と話題です。入場無料で遊びつくせるというミュージアムの全貌やいかに…!?

▲新生姜ワールドへ、さあ出発!

館内中が新生姜づくし!

栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」へは、浅草駅から東武特急で約1時間10分の栃木駅で下車。そこから徒歩約12分(タクシーなら約5分)で到着します。
▲音符マークとピンク色のミュージアム名が目印。ミュージアムの目の前と周辺には無料駐車場があり、計82台停めることができる

いまや月平均10,000人ものお客さんが訪れるという大人気スポットを目の前に、期待が高まります!

さっそく中へ入ると、「岩下の新生姜」の巨大パッケージと、新生姜色のグランドピアノが目に飛び込んできました!本格的な音響設備を備えたこちらのステージでは、さまざまなアーティストによる音楽ライブが行なわれるそう。
▲新生姜色のグランドピアノは特注品で、世界に1台しかないそう

「岩下の新生姜」の巨大パッケージでは、自分が新生姜になったような写真を撮れちゃいます。
▲窓がピンク色になっているため、ピンク色の漬け液に浸かったかのような写真に。手にしているのは一時期話題となった、あの「岩下の新生姜ペンライト」!現在は販売されておらず、館内でのみ借りることができます(無料)

近くに、ピンク色の液体が入ったペットボトル自動販売機を発見!これは「岩下の新生姜」の漬け液で、野菜などを漬ける通称「岩下漬け」の専用調味液を商品化したもの。通常はパックで販売されているため、ペットボトル入りはここでしか購入できません。岩下の新生姜ファンにはたまらない一品ですね。
▲「岩下漬けの素」(500ml ・250円)。野菜のほか、うずらの卵やモッツァレラチーズを漬け込んでも美味

さて、ここからはもっとディープな新生姜の世界に突入しますよ~!

巨大な新生姜ヘッドが登場!

ミュージアム内にはアトラクションと展示が合わせて23もあり、1時間では見切れないほど盛りだくさん。さっそく、次の部屋へレッツゴー!

最初に登場したのは「岩下の新生姜」誕生ヒストリー。
「岩下の新生姜」誕生のきっかけは、1978(昭和53)年にさかのぼります。当時の岩下食品社長が台湾へ出張した際、機内食で提供された台湾在来種の生姜「本島姜(ペンタオジャン)」のあまりのおいしさに感動し、9年の歳月をかけて商品化。日本にはない、まったく新しい生姜ということで「岩下の新生姜」と名付けました。

そして右側の壁一面には、歴代のパッケージがずらりと並んでいます!
▲1987(昭和62)年に発売して以来の歴代パッケージがすべて展示されている
▲デザインが大幅に変わっているものもあれば、微々たる変化のため、間違い探しのようなものも

反対側の壁には、オリジナルグッズやコラボ商品が紹介されています。
▲こんなにたくさんのコラボ商品が!期間限定で発売されていた「岩下の新生姜 わさビーフ味」や「岩下の新生姜 ポンジュース味」など、意外な組み合わせにビックリ

廊下を渡って奥の部屋へと進むと、どーんと巨大なピンクの物体が登場!高さ5mもある、『世界一大きな新生姜ヘッド』(岩下食品調べ)こと岩下の新生姜のかぶりものです。イベントや展示会などで使われているかぶりものが好評だったため、作られたそうです。
▲天井から吊り下げられた、箸を持つ指。新生姜を掴んでいる
▲指を下から見上げると、さりげなく新生姜の形になっていた
▲丸い窓から顔をのぞかせてパチリ!
▲ちなみに、こちらがイベントや展示会などで使われている通常サイズのかぶりもので、自由にかぶって撮影できます。なぜか、かぶるだけで楽しい気分に!写真右は岩下の新生姜ミュージアムのプロジェクトリーダー・小池貴史さん
▲巨大なかぶりものに、季節に合わせたプロジェクションマッピングが投影されることもある ※上映する期間や曜日、時間などはプログラムによって異なるため、公式サイトをご確認ください

「岩下の新生姜」の歴史にふれたり、新生姜ヘッドをかぶってみたりして、どんどん「岩下の新生姜」の魅力にはまってきました。

新生姜ともっと仲良くなる!

ふと見ると、巨大なかぶりものの奥には「新生姜の部屋」がありました。“新生姜と恋人のようにラブラブなひとときが過ごせる”というコンセプトだそうです。
▲ピンクの部屋になんだかちょっとドキドキ…

部屋の中に入ると、人の大きさくらいの新生姜がいました(笑)
▲ベッドで読書を楽しむ新生姜。これはシュール
▲本棚には本がズラリ。見たことがあるようなタイトルばかりですがよく見ると…

ソファに座っている新生姜とツーショット写真も撮れちゃいます。かわいいフォトプロップスがたくさんあって、自由に使えますよ。ちなみに新生姜には男の子や女の子という設定はなく、自分の好きなように思ってよいのだとか。
▲ミュージアムショップで購入できる「イワシカカチューシャ」(2,138円)をつければ、より楽しさアップ!シカの角が新生姜の形になっているのがかわいい

次に遭遇したのは、収穫直前の新生姜のリアルなオブジェ!
▲力強く伸びる新生姜。葉は天井にぶつかっている

前述のとおり「岩下の新生姜」は、本島姜(ペンタオジャン)という台湾の限られた地域で栽培されている特別な生姜。生姜の根が伸びて芽が出たら土をかけるという作業を3回繰り返して、やわらかな土の中で新芽を細く長く育てます。上へ上へと伸ばしていくことで、やわらかくて辛味が少なく、さわやかな風味の生姜になるのだそうです。

新生姜の栽培や輸送、製造方法などもわかりやすく紹介されています。
▲ショーウィンドウにパネルや商品が並び、「岩下の新生姜」がどのように作られているのかが丁寧に説明されている

新生姜のことを学んだ後は、「アルパカ広場」で巨大なアルパカのぬいぐるみとモフモフしましょう。このかわいらしいアルパカは、現在の岩下食品の社長の娘さんが気に入っていたアルパカのぬいぐるみを、「岩下の新生姜」オリジナルデザインとして製作したものだそうです。
▲巨大なアルパカに抱きついたりまたがったりして思いっきり遊べる。アルパカは、ミュージアムショップで購入も可能(1個・21,384円)

生姜に神頼み!?

そしてなんと館内に鳥居が…!
▲ピンクの鳥居の柱も、よく見ると新生姜

こちらは「ジンジャー神社」なるもので、生姜によって体だけでなく心も温まり、恋愛成就をはじめ、夫婦円満、健康長寿、子孫繁栄などのご利益があるとされています。
▲生姜の神様にお願い!「生姜のように、真っ直ぐで辛みが少なく、さわやかな人と出会えますように」
▲新生姜おみくじの結果は「中新生姜」。「失物は生姜畑の中から見つかる」とあり。よし、帰りに生姜畑をググってみよう!

ジンジャー神社の近くでは、「あ」~「わ」のカルタ形式で新生姜のレシピも紹介されています。「岩下の新生姜」は和・洋・中、デザート、ドリンクなどのジャンルを問わず、いろいろな料理に使えます。「ミルクスープに新生姜」や「ヨーグルトのトッピングに刻み新生姜」などなど、どれも気になるものばかり!
▲レシピの幅広さにビックリ!
▲チラシのQRコードを読み取ればレシピを見られる

「ジンジャー・ツアーズ」では、魔法の杖「ジンジャーステッキ」で体内を巡りながら、新生姜が胃や腸、筋肉などに与える効果を楽しく学べます。
▲テレビ番組で一昔前に流行ったような…。棒がぶつかったときにビリビリするかどうかは、やってみてのお楽しみ!

ペッパーちゃんと一緒に「岩下漬け」を体験!

続いては、じつは今回、いちばん楽しみにしていた体験コーナーへ!以前から気にはなっていたけれど、まだ試したことがなかった「岩下漬け」。そんな筆者にピッタリな、「岩下の新生姜」の漬け液で野菜を漬ける体験ができるのです。教えてくれるのはキャストの熊谷久美子さんと、なんとペッパーちゃん(ソフトバンクのロボット)!
▲ピンクの制服を着たペッパーちゃん。かわいい!

熊谷さんとペッパーちゃんから「岩下漬け」の説明を聞いたあと、通常バージョン、しそ味、ゆず味の3つの漬け液に浸した大根を味見して、好きな漬け液を選びます。しそ味とゆず味は現在販売しておらず、ここでしか味わえないので貴重!
▲お花が通常バージョン、ハートが甘酸っぱいしそ味、星がさっぱりしたゆず味。通常バージョンに漬けたうずらの卵とモッツァレラチーズも絶品!

次に、マスキングテープやシールを使ってボトルをかわいくデコレーションします。
▲かわいいマスキングテープやシールがたくさん

デコレーションし終えたら、ボトルに新生姜、大根、ニンジン、きゅうり、赤パプリカ、黄パプリカ、ヤングコーンを詰めていきます。
▲ワクワクしながら野菜をボトルに詰め詰め…
▲最後はちぎってギュウギュウになるまで入れる

3つのなかから選んだ漬け液をボトルに入れて完成です!
▲ゆず味をチョイス!
▲「岩下の新生姜ミュージアム」オリジナルの保冷バッグに入れて持ち帰れる。3時間たてば食べ頃に

野菜詰め放題で、ここでしか味わえないしそ味やゆず味もチョイスできて、作ったオリジナルボトルをそのまま持ち帰れて、家でも楽しめて…それで800円なんてお得すぎ!土・日・祝日限定、一日2回のこの体験はすぐに定員に達することもあるので、入館したら即予約をしましょう。

新生姜を食べて、体中ぽっかぽか!

アトラクションや体験を満喫した後は、お楽しみのランチタイム!ここ、「CAFE NEW GINGER」は平日でも昼前から満席になることがあるという人気ぶり。じつはこちらで味わえる料理、デザート、ドリンク、なんとそのすべてに「岩下の新生姜」が使用されているのです。
▲イス席とソファ席がある広々とした店内

まず頼んだのは一番見た目のインパクトがあった、「ピンクニュージンジャーカリー」(800円)。クリーミーなホワイトカレーがベースで、新生姜スティックが3本添えられています。
▲フライド新生姜もおいしい!サラダのドレッシングも「岩下の新生姜ドレッシング」(販売価格は190ml・626円)を使用

ルーには粗くみじん切りした新生姜がたっぷり入っているので、風味も香りもすべてが新生姜!新生姜の味をストレートに楽しめる一品です。ルーは売店で購入できますよ。

「新生姜ピザ」(800円)は、ゴルゴンゾーラ風味のチーズソースに、トッピングとしてチーズが4種(ゴーダ、ステッペン、レッドチェダー、グラナパダーノ)使われています。その上にサラダとマヨネーズ、そしてもちろん新生姜がたっぷり!
▲新生姜と乳製品、意外なマッチに感動!

じつは新生姜は乳製品と相性がよいのだそうです。ひとくち食べてみると…生姜の味がダイレクトにきて、さくさくのピザとの歯ごたえも良い、納得のおいしさです。

メニューの多くは公式サイトにレシピが紹介されているので、自宅でも再現できます。まったく同じものを再現するのではなくても、食べ方のヒントにできそうですね。
▲「新生姜ソフトクリーム」(300円)は新生姜の風味がきいていて、さっぱりとした味
▲「岩下の新生姜」と「オリーチェ(オリーブの浅漬け)」はすべての料理にのせ放題という太っ腹ぶり! 

食べ進めていくうちに、びっくりするくらい体がぽかぽかしてきました!新生姜がたっぷりのっていても辛くないので、お子さんでも安心して食べられます。

ミュージアムの思い出を家に持ち帰ろう

最後に「ミュージアムショップ」へ。岩下食品の商品やミュージアムのオリジナルグッズを購入できます。
▲ここでもペッパーちゃんが大活躍!お土産に悩んでいたら、オススメを教えてくれた
▲左から、大人気の「うずら円熟卵 プチとろ 岩下漬け」(10個入り・480円)、先ほど食べた「ピンクニュージンジャーカリー」(626円)、「岩下の新生姜ポン酢」(170g・839円)、「ポテトチップス 岩下の新生姜味」(140円)

「岩下の新生姜ミュージアム」は企業ミュージアムにもかかわらず、「プロが選ぶ観光・食事・土産物施設100選(主催:旅行新聞新社)」に2016年と2017年、2年連続で選ばれました。

じつは、展示やイベントのアイディアは岩下食品の社員さんによるもの。月1回アイディアを持ち寄っているそうです。

「ただパネルを見るだけの展示ではなく、大人の方にもお子さんにも楽しんでいただきたい。そして『岩下の新生姜』の効果・効能やいろんな食べ方などを知るきっかけにしていただけたらと思います」(小池さん)
▲「岩下の新生姜の思いもよらない食べ方をここで知ったのをきっかけに、新しいアレンジ方法がどんどん膨らみました、と耳にする機会が増えて、大変うれしく思います」(小池さん)

ミュージアムを訪れて、「岩下の新生姜」が多くの人々に愛されているということが伝わってきました。一見奇抜に思える展示にも深い愛情があり、広く親しまれる理由がわかりました。ぜひ友人や家族とワイワイ訪れてみてください。

※記事内の価格・料金はすべて税込です

撮影:服部希代野
桑沢香里

桑沢香里

編集者、ライター。出版・編集プロダクションのデコに所属。雑誌、書籍、小冊子、ウェブ媒体の編集・執筆などを手がける。編集を担当した本に『わたしらしさのメイク』『おとなのヘアケア読本』(ともに技術評論社)、『劇団四季ミュージカルCATSのすべて』(光文社)、『大相撲手帳』(東京書籍)、『大相撲語辞典』(誠文堂新光社)などがある。

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