札幌すすきので寿司を食べるならここ!地元民おすすめの名店3選

2018.01.09 更新

札幌の一大繁華街、すすきの界隈で寿司を食べるならここ!すすきのには、回転寿司から高級店まで予算に応じて美味しい寿司を楽しめるお店がたくさんあります。その中から、地下鉄駅直結のお手軽回転寿司店とリーズナブルに味わう庶民派のお店、目の前で握られる寿司をゆったり味わえる大人なお店、地元民おすすめの人気寿司店を3軒紹介します。

▲ウニ、カニ、イクラ…。どれも美味しそう!あたなはどれから食べたいですか?

北海道は海の幸の宝庫!新鮮なネタが身近で手に入るのでどのお店もレベルが高く、たとえ回転寿司店であっても美味しさにびっくりすることが多いです。甲乙つけがたくどこに入ってもきっと満足できると思うのですが、今回はその中でも特にココ!というお店を紹介します。
▲地下鉄南北線・すすきの駅で下車して地上に出るとそこは、「すすきの」を象徴する風景、すすきの交差点

駅直結、美味い寿司を手軽にサクッと!「魚一心 ススキノラフィラ店」

はじめに紹介するのは、すすきの駅直結の回転寿司店「魚一心 ススキノラフィラ店」。
▲お店はすすきの交差点の一角にある商業ビル「ススキノラフィラ」の地下2階にあります

ススキノラフィラの地下2階は地下鉄改札階とつながっているので、雨や雪の心配は無用!アクセスがよいので、出張族のランチ利用はもちろん、すすきので“一杯やる”前の軽い腹ごしらえや、飲み歩いた後のシメに訪れる人が多いお店です。
カウンター席のほか、奥にはボックス席も。目の前を寿司などがまわっていますが、注文すれば好みに応じて板前さんが新鮮なネタを握ってくれます。
▲魚一心は水産会社の直営店。だからこそ北海道産を中心に新鮮なネタを安価で楽しめるんです!

この日おすすめのネタを店長の高橋英輝さんに教えてもらい、数皿味わってみました。
一皿目は北海道の代表的な冬の味覚の一つ、「真ダチ」!
▲道産子の定番寿司ネタ、「真ダチ」(一皿2貫530円)

真ダチとはタチ(マダラの通称)の白子のこと。生臭さは一切なく、生クリームのごとくとってもクリーミーな食感!これは外せません!

次は、高級ネタ系で人気ナンバー1のこちら。
▲手前からタラバガニ、アワビ、ボタンエビが各1貫ずつのった「北海三昧」(一皿760円)

肉厚なタラバガニ、味わい深いアワビ、ぷりっぷりなボタンエビ!この一皿で北国の海の幸を思いきり噛みしめ、味わえます。

貝好きの方はこちらの3貫セットがおすすめ!
▲手前からホッキ、ホタテ、ツブが各1貫ずつのった「貝好き三昧」(一皿330円)

どの貝も、噛めば噛むほどじわ~っとうま味が溢れ出てきました!

魚一心では一部メニューの限定割引など、毎日何かしらのサービスを行っているので、いつ来てもちょっとしたお得感があります。訪れた日はこちらが“お得”でした。
▲「特大ボタンエビ」。通常一皿1貫530円ですが、この日は430円!
箸で持ち上げるとズシリと重く、シャリが崩れそうなほどのジャンボサイズにびっくり!食べごたえのある巨大なボタンエビの風味は濃厚で、口の中でエビが踊りまくっているような気分です!

最後は、北海道では春と秋に水揚げされるシャコ。
▲「秋シャコ(メス)」(一皿2貫660円)。あっさりしつつも、うま味がじわりと染み出てきます

気軽にサクッと入れる魚一心ですが、客足が途絶える時間帯が少なく、土日は並ぶこともある人気店。比較的狙い目の時間帯は平日の15~17時ですよ。

庶民の味方!リーズナブルにしっかり味わえる「和食と鮨 に条」

次に紹介するのは、安くて美味いと地元の人たちが集うお店、「和食と鮨 に条」。すすきの交差点から歩いて5~6分、観光客で賑わう「二条市場」の隣にあります。
▲海産物販売店が軒を連ねる二条市場

観光客であふれる二条市場とは一変、「和食と鮨 に条」の店内は地元の人たちの姿が目立ちます。平日は近隣の会社勤めの人のランチスポットとして、夜は家族連れのほか近隣ホテルからやってくる出張族で賑わいます。
▲カウンター席のほか、テーブル席と座敷席があります。厨房に立つのは店長の山本雅紀さん

「安くて美味く、いつ行っても安心感のある店を目指している」と語る山本店長に、一押しのメニューを3つ作ってもらいました。

1つ目は当然ながら“にぎり”!数種類あるにぎりのうち、一番人気がこちら!
▲「特選にぎり13貫」(3,240円)。左上から右へ順に、大トロ、ソイ、紅鮭、ホタテ、マグロ赤身、ホッキ、ツブ、ボタンエビ、ウニ、イクラ、シメサバ、真イカ、ズワイガニ

ネタは北海道産にこだわらず、その時にいい素材を市内の市場で目利きし仕入れているそうです。そのため、寿司の内容は時期により多少入れ替わりがあっても大半は通年同じものを味わえるので、いつ行っても美味しさに裏切られません!
▲モリモリのウニ、噛むとうま味がじわじわ湧いてくるツブやホッキ、軽めな酢の酸味が絶妙なシメサバなど、どれも絶品!

13貫もあるのでこれだけでお腹が満たされますが、絶品料理はまだまだ!ぜひ味わいたいのが、生簀のネタ。
▲北海道以外ではめったにお目にかかれない活き花咲ガニが!そのほかカキ、ホタテ、ナマコ、アワビ、ハマグリなど、さまざまな海の幸がここに!4日ほどで新しいネタにどんどん入れ替わるそうです

今回この生簀からピックアップしたのは、北海道厚岸産のカキ
▲生簀から引き揚げて剥いたばかりの生ガキ(1個600円~ ※大きさや仕入れ価格により変動)
▲見て!この巨大なカキ。箸で持つと身がちぎれるのではと思うほどズッシリ重くて大きい!

大きすぎるので2口に分けて食べてみると、口の中が潮の味とカキのミルキーな風味でいっぱいに!

最後に紹介するのは、にぎりに続く人気メニューの「ばくだん」。
▲花火がパーンと爆発して花開いたイメージで名付けられたという「ばくだん」(1,580円)

ウニやイクラ、マグロ赤身、タコ、納豆などさまざまな具材をかき混ぜてワサビ醤油をかけ、スプーンですくって海苔にのせ巻いて食べます。
手巻寿司のシャリがないバージョンのようでもあり、数多くの寿司ネタを一緒に食べるような不思議な感覚。素材の甘さや濃厚さなどが入り交じり、口の中でさまざまなうま味が暴れまくり!にぎりの他に2~3人でシェアして食べるのに絶対おすすめですよ!
▲海の幸モリモリ!たくさん食べても比較的リーズナブルに味わえるのが嬉しい

寿司など生ものだけではなく、焼魚や天ぷら、フライ、煮つけなどもあるうえ、海鮮類以外に肉や野菜もあるので、いろいろ食べたいという人も大丈夫。寿司を中心にすすきの周辺で気軽に美味しいものを食べたいなら、この店は外せません!

上質な空間で大将の技を目と舌で味わう「鮨 富士」

最後に紹介するのは、知る人ぞ知る名店「鮨 富士」。すすきの交差点から歩いて2~3分で行くことができます。
▲雑居ビルの中にひっそりあるお店。著名人も多数お忍びで訪れるという、まさに大人の隠れ家です
▲客席は、タモ材の一枚板を使用したカウンターを囲むように8席、このほか4名がけのテーブルが1卓のみ

お店を切り盛りするのは、大将こと店主の工藤真也さんと女将の工藤久美子さん。
▲話し上手な大将と明るい笑顔が素敵な女将との掛け合いも魅力!人柄に惹かれ通う常連さんも多いそうです

大将は札幌市内にある有名寿司店「すし善」で21年、東京・銀座の名店「鮨処 順」で6年修行したのち、2008年に生まれ故郷の札幌で「鮨 富士」を開店しました。
ここで楽しめるのは江戸前寿司。北海道産を中心に国内各地の新鮮なネタを仕入れ、握っています。

最高の食材を熟練の技で編み出した絶品寿司をコースで味わえる!

カウンター席に座り対面で提供してもらう高級店だと、素材や味のよさは期待できても、何から頼んだらいいのか、価格がいくらなのかなど、ちょっと不安になりませんか?
でも、「鮨 富士」なら安心!単品でのオーダーもできますが、一見さんにもわかりやすいようにコースメニューがあり、多くの人がこちらを注文するそうです。
▲一番人気の「鮨 富士 特選コース」。寿司をはじめ全8品で10,800円

今回紹介するコースメニューは、お通し、お造り、小鉢2品、焼き物、にぎり8貫、お椀、香の物が順番に出てきます(仕入れ状況により内容が変わる場合もあります)。
▲まずはお通し。この日はアスパラとトマトのサラダ

今回はお通しの次に、おすすめの一品料理をサービスしてくれました!
▲カニ入りのひと口茶碗蒸し。追いガツオの出汁がかなり効いています!

次はお造り。そのときどきの旬のネタが出てきます。今回はアカガイ以外すべて北海道産。
▲醤油もしくはレモン入りのポン酢でいただきます

「食べる順番はあっさりしたものから食べて、味がしっかりしている脂身の多いネタでシメるのがおすすめ」と大将。

はじめに口にしたのは、芽ネギを巻いた小樽産ヒラメ。その後は積丹(しゃこたん)産ソイ、宮城県閖上(ゆりあげ)産アカガイ、猿払(さるふつ)産ホタテ、津軽海峡の戸井産マグロ、余市産ブリの背と続き、ラストは同じくブリの腹。ワサビ醤油で刺身を食べつつ、時折北海道産のワカメをポン酢で食べると箸休めになります。
▲ワサビは静岡県修善寺産の本ワサビを使用。辛さよりも甘みのような味わいを感じ、寿司ネタの美味しさが倍増!

言われたとおりの順番に食べていくと、口の中がだんだん魚の風味で強く満たされていき、お造りだけでフルコースを味わった気分!

このあとは小鉢2品と焼物が続きます。
▲クジラベーコンとクラゲを、カズノコ入り自家製松前漬で和えた小鉢。日本酒に合う!
▲ズワイガニのツメとマツタケ、カキ、タチの煮物。マツタケの風味が濃厚で美味
▲ブリの照り焼きと自家製肉団子、ホッキ貝と京野菜の万願寺唐辛子の焼物。鰹節と煮切り醤油のうま味がアクセント

既に口の中がうま味に満たされ尽くした気分ですが、このあといよいよメインのにぎり!一貫ずつ順番に出てきます。
▲右から時計まわりに、イクラ、大トロ、サケ、コハダ、スルメイカ、マグロの漬、ウニ、シャコ。右上は香の物で、新生姜のガリとシソ漬のヤマイモ

女将「お出ししますか?」
大将「お願い」
女将「はい」

阿吽の呼吸で通じ合うかのような大将と女将。にぎりが始まる頃あいを見計らい、女将が指先用のおしぼりと岩海苔入りのお椀を出してくれました。
お椀は信州味噌と愛知県産赤味噌が7:3の割合で、赤だしの個性ある味わいが寿司の風味を壊さず絶妙なバランス!香の物とともに口直しにちょうどよいです。
▲指先専用のおしぼりで拭いて手でいただきます。もちろん箸で食べてもOK

いよいよ、にぎりスタート!

1品目=スルメイカ
本ワサビではなく山ワサビをおかかと和えたものが盛られ、煮切り醤油がかかっています。

2品目=コハダ
シャリは小さめでネタがたっぷり!煮切り醤油が塗ってあるので、そのまま食べても十分美味しい!
▲一皿に半分サイズの握りが2貫盛られた、3品目のマグロの漬

3品目=マグロの漬
1つがネタの上に本ワサビを添えたもので、もう1つはシャリとの間に海苔をサンドし、煮切り醤油を塗って和カラシを添えたもの。和カラシは辛くなくまろやか!
マグロの漬のシャリは他のシャリとは異なり、赤酢で作った酢飯。味がしまります。
▲ネタによって酢飯を使い分ける。マグロの漬やシャコには赤酢飯を使用

4品目=日高産サケの銀聖(ぎんせい)
銀聖とは北海道日高地方で漁獲される天然秋鮭。銀毛鮭(ぎんけざけ)の王様と言われるだけあり、脂が程よくのってうま味もしっかり!こちらは本ワサビではなく、ピリ辛の北海道産山ワサビで味わいます。上に添えられた大葉とともに程よいアクセントに。

5品目=戸井産マグロの大トロ
戸井は函館市の一地区で、大間のマグロで有名な青森県大間町と津軽海峡を挟んだ向かい側。大間マグロと同じ海域で水揚げされたマグロのカマを使用した大トロを味わえるんです。脂ノリがハンパなく、口の中でしゅわっと溶けてしまうほど!
▲これぞ寿司の楽しみ!長年高級店で培った大将の技を目の前で眺めながら、一品ずつじっくりと味わえます

6品目=浜中産バフンウニ
「岩塩か煮切り醤油、どっちでいきますか?」
バフンウニは大将が好みを聞いてから握り、ウニの上にどちらかを添えて出してくれます。ウニを塩で食べるのは珍しいと思い、岩塩でお願いしました。
ひと口サイズですが、何十貫も食べたかのように口の中がウニの風味でいっぱいでウニの海で溺れたみたい!いやぁ~絶品!
▲ウニは軍艦サイズのシャリに海苔を巻かないのが鮨 富士流。ウニのとろけ具合を堪能できます

7品目=自家製イクラ
ウニ同様、ひと口サイズの丸い軍艦。お酒を飲む人が多いので、ボリュームを控えめにしているそうです。食べるとじわじわ溶けだすイクラが口の中を制圧!たったひと口でも口の中がイクラ尽くしに!

8品目=小樽産シャコ
春と秋に収穫されるシャコのボイル。脂ノリや味わいが強いものが続いた後、ギュッと凝縮されたうま味を感じるシャコがちょうどよいシメになりました。
▲赤酢飯の上にのるシャコ。時期によりボタンエビに変わることも

これで全品終了!コースメニューなので金額のことを気にせず、安心して料理を楽しめました。

熟練の技を目の前で眺めつつ、大将と女将と話をしながら味わえる和やかな雰囲気も心地よく、上質なひと時を過ごせました。目と耳で美味しさの期待が広がり、舌でそれを確信。最高の素材を絶妙なバランスにアレンジする大将の技に感激!
みなさんのお好みの寿司店はありましたか?気分と予算と時間次第で、お気に入りの店で味わってみてくださいね!
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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