美しすぎるっ!旭川「雪の美術館」で映画のヒロインになりきる旅

2018.02.14 更新

北海道旭川市にある「雪の美術館」は、雪の結晶をテーマにしたミュージアム。『アナと雪の女王』の雰囲気に似ていると話題になっただけあり、どこを見渡しても絵になる場面がいっぱい!ヨーロッパの古城のような佇まいと、雪の彫刻作品のような純白の世界観が美しすぎます。あなたもヒロインになった気分で撮影を楽しんで。

▲まるで異次元の世界へと迷い込んだような感覚を味わえる「スノークリスタルミュージアム」

ロマンチックすぎる!建物を見ただけでキュン♡

▲1991年5月にオープンした雪の美術館。ヨーロッパのビザンチン様式を用いた外観がとても絵になります(写真提供:雪の美術館)

旭川市周辺では、冬に気温が氷点下20度を下回ることも珍しくありません。ただ、寒さゆえの雪の輝きはひとしお!凛とした空気とサラサラな粉雪がしんしんと降り積もる様子は、時として心を奪われるほど美しい光景になります。
雪の美術館は、そんな雪と氷の幻想的な世界を一年中多くの人に伝えたい、と生まれました。
▲旭川市郊外の高台にある雪の美術館。中世ヨーロッパを思わせる建物が雪に映えてステキ!(写真提供:雪の美術館)

旭山動物園など旭川観光の際にはぜひ訪れたいスポット。じっくり中を見学してみましょう!

エントランスですでにテンションMAX!

▲さっそく入館料(すべて税込で大人700円、高校生・大学生500円、小・中学生400円、幼児無料)を支払い、奥へ進みます

扉を開くと、ぱーっと明るい純白のエントランス。やわらかい光に包まれた空間は高級感が漂い、自分が王子様かお姫様として迎え入れられたような気分!
▲エントランスの正面中央には旭川発祥の織物、優佳良織(ゆうからおり)のタペストリー「雪の紋章」が飾られています(写真提供:雪の美術館)

建物と調度品で約60億円もかけたという、かなり高級な施設。外観も絵になりステキなのですが、床一面大理石が敷き詰められた館内の豪華さや美しさにも驚きます!
▲館内のガラスの扉や窓には雪の結晶や霜の模様が彫られています。ガラス装飾の職人が一枚ずつ手彫りして仕上げたそうです
▲凍てつく冬に輝くダイヤモンドダストをイメージして、館内の純白な壁面は細かく砕いたガラスを吹き付けた特殊製法で作られています

ワクワク感とトキメキ感を胸に秘めつつ、奥へと進んでいきます。

六角形の螺旋階段を下りて別世界へ!

メインフロアがある場所は地下18m。エントランスからは螺旋階段を下ります。
▲雪の結晶をイメージしたという六角形の螺旋階段

ぐるぐる回りながら下りる長~い階段。62段もありますが、人が疲れにくい歩幅に設計されているそうで、意外と楽に上り下りできます。
▲階段下の中央には、コインが多数投げ込まれた噴水があります。ここにコインを入れると願い事が叶うという噂!?

地下まで下ると、少し空気がひんやりとしてきました。ここからメインフロアまでは「氷の回廊」を通ります。
▲左右をガラス窓に囲まれた回廊は通年室温10度、窓の向こうに広がる氷室は氷点下15度。夏でもひんやり冬の気分を体感できます

窓の外には、高さ6m、幅62mの氷柱がずらり!特殊なノズルで地下水を霧吹き状にして凍らせたものだそうです。
まるで宮殿の奥へといざなわれるような回廊。真冬の雰囲気を楽しみつつ、奥の扉を開いていよいよメインフロアへ入ります。

荘厳な雰囲気の音楽堂に圧倒される!

扉を開いた先は室温が高く、視界がぱっと開けます。
真っ白い壁と柱が頭上高く続き、その先には真っ青な巨大天井画が!地下とは思えないほど天井が高くて広々としたメインフロア。いかにも賛美歌が似合いそうな雰囲気で、荘厳な空気が流れています。
▲184席の木製の椅子は、豊かな森林資源を活かした旭川周辺の伝統工芸、旭川家具の特注品。背もたれや座面には優佳良織が施されています
▲畳に換算すると280畳分もある、メインフロアの巨大な天井画「北の空」。画家7名が3カ月かけて共同制作で仕上げたそうです(写真提供:雪の美術館)
▲中央にある舞台の周囲には水が流れ、舞台上には国内に2台しかないオーストリア製の白いグランドピアノやフランス製のグランドハープがあります(写真提供:雪の美術館)

ここは結婚式やコンサート、講演会などに利用される音楽堂。春の青空の下、残雪の丘で雪解け水がせせらぎを奏でる光景をイメージして作られたそうですよ。
▲どこから見ても美しすぎます!

さまざまな形の雪の結晶、どれもキレイ!

メインフロアの周囲を取り囲むように、展示フロアやショップ、カフェなどがあります。
まずは、この美術館のテーマでもある雪の結晶を楽しむ展示フロア、「スノークリスタルミュージアム」へ。

扉を開き中へ入ると、光り輝く雪の結晶に囲まれます!
▲雪の結晶の拡大写真が約200枚ずらり!研究者が大雪山系の天女ヶ原(てんにょがはら)に毎冬雪洞を掘って、20年余かけて顕微鏡撮影した力作です(写真提供:雪の美術館)

まるで映画の世界かおとぎの国に入り込んだみたい!
どれ一つとして同じ形はない雪の結晶。じっくり一つひとつ眺めてもよし、光り輝く六角形の模様をバックにポーズを決めて写真を撮るもよし。
▲頭上まで続く雪の結晶の写真。右から左へ向かうにつれ、氷点下5度、氷点下10度、氷点下15度と気温の低い環境でできた雪の結晶なんです(写真提供:雪の美術館)

ちなみに、青く輝く雪の結晶に混ざってピンク色の雪の結晶もありますが、ここに手を触れると想い人と結ばれると言われているそうですよ♪

スノークリスタルミュージアムの奥には、シアターや資料室もあります。
▲シアターでは大雪山の四季を紹介する映像を楽しめます
▲資料室では、顕微鏡を眺めるような感覚で雪の結晶に関する映像を視聴。一見居眠りしているようですけど…、これでも視聴中です

雪の結晶をモチーフにした雑貨やお菓子も!

スノークリスタルミュージアムからメインフロアへ戻り、今度は「ミュージアムショップ」へ行ってみましょう。
ここでは雪の結晶をモチーフにしたオリジナル雑貨やお菓子を買えるほか、お姫様体験もできるんです!
▲装飾品やインテリア小物など数多くの雑貨が並ぶミュージアムショップ
▲人気のオリジナル雑貨は、雪の結晶をモチーフにしたスワロフスキー社製のクリスタルアクセサリー
▲ネックレスは大(4,300円・税別)、中(3,000円・税別)、小(2,500円・税別)の3種類。それぞれ、青、黄、透明の3色あります
▲オリジナル菓子の一番人気は、雪の結晶の形をした和三盆(800円・税別)。口に入れるとシュワッと溶けるような食感で、上品な甘さが特徴

楽しく、もっとキレイに撮ってみる!

お姫様体験は、好みのドレスを着てお姫様になれちゃうんです!
▲ドレスを着て撮れば、きっと誰もが映画のヒロインに!(写真提供:雪の美術館)

体験メニューはいくつかあります。

・お姫様体験(3,240円・税込、予約可)
レンタル衣装1着を身につけ撮影してもらい、雪の美術館オリジナル台紙入り写真1枚(2Lサイズ)をプレゼント。

・お姫様体験、アクセサリー付(4,320円・税込、予約可)
お姫様体験+ティアラやアクセサリー、グローブ、ブーケなどの小物一式レンタル付。

・プレミアムお姫様体験(10,800円・税込、要予約)
撮影後1時間まで、ドレスや小物を着用したまま館内散策をして、自分のカメラでも撮り放題!美容師による着付けヘアセットもあり。

このほか、ドレスではなく和装で楽しめるメニューもあります。

ミュージアムショップで体験メニューの受付をしたら、ショップ内の奥にある衣装室で好きなドレスを品定め!
▲約100着あるドレスの中からお気に入りをみつけましょう
▲着替えが完了したら、決められた撮影スポットに移動して撮影してもらいます(写真提供:雪の美術館)

音楽堂や螺旋階段をドレスで歩けば絵になること間違いなし!ここはぜひ奮発してプレミアムお姫様体験を。

ドレスを着ない方は、施設内にある撮影グッズでこんなこともできますよ。
▲画面の切り取り方はアナタ次第。インスタ映えするかな?
▲簡単な変装グッズもありますよ

優雅にアフタヌーンティーはいかが?

各所見学して写真を撮りまくった後は、「カフェレストラン スノーナ」でゆったりアフタヌーンティーを楽しみましょう。
▲カフェの入口はメインフロアに面しています

ヨーロピアンアンティーク調に統一された店内で、北海道産食材を使ったランチやスイーツなどを楽しめます。
▲アンティーク調の木の椅子にも雪の結晶の模様が。細部に至るまで、こだわりかたが素晴らしい!

数あるメニューの中での一押しが、アフタヌーンティー(14:00~16:00、L.O.15:00、1人1,500円・税込、2人分より注文可)。
▲アフタヌーンティー2人分。スコーン、クッキー、フルーツ、バターロールサンドウィッチ、デザート数種類と紅茶がつきます

中段に盛られたスコーンは、ガラス瓶に入ったイチゴジャムやマンゴージャムで味わいます。よく見ると、形はちょっといびつですが雪の結晶を模した六角形!
▲上段にあるスイーツは日によって変わります。この日はガトーショコラとチーズケーキとパウンドケーキ
▲紅茶は6種類から選べておかわり自由!こちらは、バラのつぼみをブレンドしたオリジナルの紅茶「YUME(ゆめ)」。バニラとフルーツのような香りをふんわりと感じます

パンやスコーン、ケーキなどはすべて自家製。軽食かと思いきやけっこうボリューミーで、サンドウィッチの塩気とスイーツなどの甘さのバランスがちょうどよし!ちょっと遅いランチのかわりにもなりそうです。
▲カフェの天井。シャンデリアが下がり、ここにも雪の結晶の模様が施されていました

ここは別途入口もあるので、食事だけの利用も可能です。
絵になる場面が多々ある「雪の美術館」は、これでもか!というほど雪の結晶の模様にこだわったステキな施設。どこで撮っても美しい写真が撮れること間違いなし!あなたも映画のヒロインになりに訪れてみませんか?
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

こちらもおすすめ

もっと見る
PAGE TOP