諏訪大社の参拝ついでに購入したい!諏訪の名物グルメ土産7選

2017.12.28 更新

長野県の中央部に位置する諏訪エリアは、全国にある諏訪神社の総本社「諏訪大社」のおひざ元。日本を代表する神社ゆかりの地とあって、周辺には銘菓が多いことで知られています。また、諏訪湖を取り囲むように町があることから湖の特産品も豊富。今回は数あるグルメ土産の中から、諏訪大社の参拝ついでに購入したい、とっておきの銘品を7つご紹介しましょう!

▲鮮やかな緑色をした「福田屋本店」のあべ川餅

諏訪湖を囲むように複数の町が集結する諏訪エリアは、天下の大祭「御柱(おんばしら)祭」で名を馳せる諏訪大社が社を構える場所。中山道と甲州街道がぶつかる交通の要所でもあり、付近に温泉も多くあることから、古くから多くの人でにぎわってきました。
▲4つのお宮から成る諏訪大社。諏訪湖周辺に、上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮(写真)が点在している

1.諏訪大社公認!由緒正しき「大社煎餅」のピーナツせんべい

諏訪大社の参拝土産と聞いてまっさきに思い浮かぶのが、下社秋宮の門前に店を構える創業90余年「大社煎餅(たいしゃせんべい)」のおせんべいです。一番人気は、砕いたピーナッツがたっぷり入った風味豊かな「ピーナツせんべい」!
▲“大社”の文字が書かれた「ピーナツせんべい」600円(18枚入)、1,100円(36枚入)。創業時から諏訪大社と付き合いがあったご縁で、特別に大社の文言を使うことが許されたそう

職人さんが1枚ずつ手焼きをしているので、たっぷりのピーナッツ豆を使いながらも割れることなくきれいに焼きあがるのだとか。ピーナッツ感満載の風味豊かな味わいは、機械では決して出すことのできないものなのです。
▲手前右から反時計回りに「ごませんべい」600円(18枚入)、「カステラせんべい」650円(14枚入)、「しょうがせんべい」550円(12枚入)

ほかにも、卵を使ったサクサク軽い食感の「カステラせんべい」やしょうがが香るちょぴり大人向けの味わいの「しょうがせんべい」、黒ごまと白ごまをたっぷり使った「ごませんべい」もおすすめですよ。
▲下社秋宮のすぐ目の前に店を構える「大社煎餅 下諏訪店」

これらのおせんべいは、諏訪市と茅野市にある直営店や諏訪エリアのお土産処などでも販売していますが、20枚以下の少量サイズは下諏訪店のみの限定販売だそう。ちょっとずついろいろな味を食べ比べてみたいという方にもぴったりです。

2.諏訪で和菓子といえばコレ!「新鶴本店」の元祖・塩羊羹

諏訪エリアの定番和菓子といえば“塩羊羹”。その元祖といわれているのが、下社秋宮のお隣にある明治6(1873)年創業「新鶴(しんつる)本店」の「新鶴塩羊羹」です。
▲小豆と砂糖、塩、寒天のみで作る昔ながらの「新鶴塩羊羹」950円(袋小・5cm×15cm)。下茹での際に小豆の皮をむいているため、一般的な羊羹よりも色が薄い

そのネーミングから“しょっぱい”味をイメージされるかもしれませんが、塩はあくまでも引きたて役。塩気は最後にほんのり感じる程度で、上品な甘さが際立つ逸品です。創業以来、約150年もの間、同じ味を守り続けているのだそうですよ。
▲楢(なら)の薪で火を起こし、毎日職人さんが手作業で餡を練っている

でも、一体なぜ諏訪で“塩”羊羹だったのでしょうか?
「海のない信州では、かつて塩は大変な貴重品でした。特に、どこの海からも遠い諏訪エリアでは、ことさら塩に対する思い入れが深かったようで、“高級でおいしいお菓子”として地元に広く浸透していきました」(次期6代目・河西正憲さん)
▲寒天は、地元・茅野産の天然ものを使用。コシがありながらも口どけのよい羊羹に仕上がるのだそう

もう1つ、新鶴本店で見かけたらぜひとも手に入れたいのが数量限定の「もちまんじゅう」。職人さんが毎朝、手作業で杵つきしているというお餅は、きめが細かくとってもやわらか。やや小ぶりですが、お餅の中にこしあんがぎっしり詰まっているので食べ応えがあります。
▲毎日9時30分から販売し、昼過ぎには売り切れてしまうことも多い幻の「もちまんじゅう」170円(1個)

新鶴本店の和菓子は店頭でしか購入することができないので、諏訪大社の参拝の際にはぜひ足を運んでくださいね。彩り鮮やかな生菓子も充実しています。

3.青大豆のきな粉で食べる「福田屋本店」あべ川餅

下諏訪町の名物和菓子といえば、大正7(1918)年創業の老舗「福田屋本店」の「あべ川餅」も忘れてはいけません!お店があるのは諏訪大社下社春宮・秋宮から共に徒歩15分ほどの場所。あべ川餅は静岡の名物ですが、創業者が静岡出身だった縁で、戦後からこの地で販売するようになったといいます。

ちなみに、諏訪大社で毎年8月26日・27日に執り行われる神事「御射山(みさやま)祭」の公認菓子としても認められているそうですよ。
▲美しい緑色のきな粉をまとった「あべ川餅」1,000円(8枚入)

こちらのきな粉は、青大豆を原料としているため鮮やかな緑色。聞けば、昔このあたりで青大豆をよく作っていた名残なのだとか。黒糖を混ぜ合わせた青大豆のきな粉は格別な香り。こしが強く、歯切れのいい食感が楽しめるお餅にもほどよい甘さがついていて、お箸が止まらなくなるおいしさです。しかも、その大きさは1片7cm×4cm!食べ応えも満点ですよ。
▲ごまやくるみ、よもぎなどを練り込んだお餅に、シナモン入りのきな粉をまぶした「万治の石仏もち」750円

下諏訪の名所「万治(まんじ)の石仏(せきぶつ)」をモチーフにした風味豊かな「万治の石仏もち」もおすすめ。
▲「万治の石仏」は、諏訪大社下社春宮のすぐ近くにある

大福や生菓子などの定番和菓子のほか、栗や生クリームを使った洋風の大福なども販売しているので、あれもこれも楽しんでみたい方にはうってつけのお店です。
▲人気のゆべし「御柱街道」160円(1個)。醤油とくるみを練り込んだ飴に、細かく砕いた氷餅をまぶしてある

4.老舗酒蔵「本金酒造」が手掛ける、絶品日本酒ショコラ

諏訪湖の南東に広がる諏訪市は知る人ぞ知る酒の町。JR上諏訪駅から徒歩10分ほどの場所にある甲州街道沿いは、わずか500mの間に5軒もの酒蔵が立ち並ぶ、全国的にも珍しいエリアです。

こちらで注目を集めているのが、2017年で創業261年を誇る「本金(ほんきん)酒造」が、11~4月までの期間限定で販売するスイーツ「日本酒ショコラ」。アルコールが苦手な方にも大人気のおすすめスイーツです。
▲「日本酒ショコラ」1,339円(6個入)。ビターチョコレートにコクと旨みを加えた「純米吟醸ショコラ」と、ミルクチョコレートに華やかな吟醸香を重ねた「純米大吟醸ラクテ」の2種類

中はガナッシュになっていて、カカオと日本酒、それぞれの香りや風味が楽しめます。結晶のような白い粒は塩で、まずは何も付いていない方をかじり、最後に塩のついた部分を食べるのがおすすめ。チョコレートの甘みが塩でぐっと引き締まり、一粒で2つのおいしさを味わえます。
▲酒粕が練り込まれたサクサクの「酒粕サブレ」520円(16枚入)も手土産として人気。チーズにも似たやわらかで濃厚な味わいに仕上がっている

お酒の定番ラインは「本金 からくち 太一」と「本金 純米酒」。特に、すっきりとした味わいの太一は、地元に多くのファンを持つ銘酒で、燗でも冷やでもどちらでもおいしくいただくことができると評判です。
▲やさしい味わいの「本金 からくち 太一」977円(720ml)と、甘みと酸味のバランスがとれた「本金 純米酒」1,296円(720ml)

お酒好きはもちろん、普段はあまり日本酒を飲まないという方にも大人気の酒蔵スイーツ。ぜひ試してみてくださいね!

5.全国にファンを持つ「丸安田中屋」のチーズアントルメ

老舗の多い諏訪エリアで、いま注目のスイーツといえば、JR上諏訪駅から徒歩10分ほどの場所に本店を構える「丸安田中屋」の絶品チーズケーキ「チーズアントルメ」(JR上諏訪駅前にも店舗あり)。安曇野産のクリームチーズをベースに4種類のチーズをブレンドした、チーズのフレッシュ感と深いコクが楽しめる逸品です。
▲「チーズアントルメ」1,944円(直径15cm)。冷凍なので持ち歩きも安心!

舌の上でとろける口どけのよいチーズは、甘さ控えめで後味もさっぱり。表面に焦げ目をつけているので、レアチーズケーキでありながら香ばしい焼きチーズの香りを楽しむことができます。「甘いものは苦手だけど、ここのチーズケーキなら!」という男性のファンも多いのだとか。
▲カットサイズもある(324円)

本店では、なんとその味をジェラートでも楽しむことができます。フレッシュなチーズの風味やコクは、まさにチーズアントルメそのもの!タルト風のクランチがトッピングされていて、驚くほどの完成度です。
▲チーズアントルメ(手前)と洋梨(奥)のジェラート(450円・ダブル)

また、地元産フルーツをふんだんに使ったジェラートも絶品!本店の店内には、イートインスペースもあるので、ぜひぜひ試してみてくださいね。
▲諏訪の名産“かりん”を使った「おんばしら木っ端」150円も太鼓判のおいしさ。芳醇なバター風味の生地に、甘酸っぱい本かりんのコンポートがアクセントを加えている

何を食べてもハズレなしのこちらのお店。チーズケーキ好きの方、洋菓子好きの方は、ぜひ足を運んでみることをおすすめします。

6.諏訪の名産“かりん”を使った「原田商店」のお土産あれこれ

諏訪の名産といえば、のどにやさしいことで知られる“かりん”。諏訪湖の周辺道路にはたくさんのかりんの木が植えられていて、地元では“マルメロ”の名で親しまれています。

今回は、諏訪エリアの土産物店などにかりん商品を数多く卸している「原田商店」の人気ラインナップをご紹介しましょう。
▲「かりんシロップ漬」540円(140g)。シャキシャキッとした食感が生きている

まずは定番の「かりんシロップ漬」。スライスした生のかりんを甘いシロップに漬け込んだもので、梨にもりんごにも似た、甘酸っぱい味わいが楽しめます。そのままお茶請けとして食べても、カットしてヨーグルトなどに混ぜても、おいしくいただくことができますよ。シロップをお湯やお水などで割って飲むのもおすすめです。
▲のどが不調の時に飲みたい「花梨エキス」1,080円(630g)。3~5倍に希釈して楽しむ。牛乳やヨーグルトに混ぜても美味

ドリンクで味わうなら、のどを潤してくれる「花梨エキス」がおすすめ。保存料、着色料、香料を使っていないので健康的!ハチミツにも似たやさしい甘さで、リラックス効果も抜群です。
▲果汁とハチミツを加えて作る「花梨飴」248円(100g)も人気。ミント系の原料は使っていないので、まろやかな甘さ

これらのかりん商品は、諏訪エリアの各お土産店のほか、原田商店の本社でも購入が可能。ほかの地域ではなかなか手に入らないものばかりなので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

7.これぞ諏訪湖の味!「丸六 本山川魚店」のワカサギの甘露煮

諏訪湖を代表する特産物といえばワカサギですが、昔に比べると、捕れる魚の量も食べる人も少なくなってきているため、周辺の川魚店は姿を消しつつあるそう。しかし「丸六 本山川魚店」では、希少な諏訪湖産のワカサギを甘露煮でいただくことができます。
▲2017年で創業84年を誇る「丸六 本山川魚店」。JR下諏訪駅のすぐそばにある

こちらの「ワカサギ甘露煮」は、生のワカサギを甘辛く煮るため、ほどよい食感を楽しめるのが特徴。天然ものならではのおいしさを生かすべく、味付けは一般的な甘露煮よりも、やや淡めに仕上げているそうです。ごはんのお供にもぴったりですよ。
▲写真左から時計回りに「ワカサギ甘露煮」(450円/g)、「焼ワカサギの甘露煮」(300円/g)、「ワカサギ唐揚げ(甘辛)」(550円/g)

生ワカサギの甘露煮以外にも、焼いたワカサギにしっかり味付けを施したやわらかな食感の「焼ワカサギの甘露煮」、サクサクとした食感でおつまみにもおすすめの「ワカサギ唐揚げ(甘辛)」なども販売しています。お好みを見つけてみてはいかがでしょうか。
▲シジミや川エビなど、地元でなじみの味がおかずになった「すわの味」各216円
▲地元のごちそう「鯉のうま煮」432円(1切)。泥臭さは皆無で、引き締まった肉厚の食感が楽しめる。甘辛い味付けがご飯を進ませる

ご飯のお供やお酒のあてにもぴったりの逸品がそろうこちらのお店。川魚のほか、地元限定販売のお菓子なども充実していますよ。
諏訪を代表する定番和菓子“塩羊羹”から、酒蔵が手掛ける日本酒スイーツ、全国にファンを持つ絶品チーズケーキまで、多彩なお土産がそろう諏訪エリア。JR新宿駅から上諏訪駅まで、特急あずさで楽々一本!片道約2時間20分でアクセスできるので、ぜひお出かけしてみてくださいね。
▲諏訪エリアの中心部に位置する諏訪湖

※記事中の価格はすべて税込です。

(写真・香田はな)
松井さおり

松井さおり

出版社勤務を経て、フリーランスのライター&編集者に。雑誌や書籍を中心に、主に、食・旅・くらしなどにまつわる記事を執筆している。現在は、東京から長野県長野市に拠点を移し、県内外を奔走する日々。(編集/株式会社くらしさ)

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