日本一の絶景!大阪一円を望む「あべのハルカス」展望台の楽しみ方

2018.03.03 更新

大阪随一の絶景スポットといえば、天王寺にある「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」。日本一高いビルの最上階、地上300mから見下ろす大阪の街は、遠く神戸市内や明石海峡大橋、運が良ければ京都タワーまで見渡せます。人気のヘリポートツアーに参加して、ここでしか味わえない天空散歩を体験してきました。

▲見渡す限りの広い空、美しい夕日を独占しちゃおう!

まずはハルカスシャトルエレベーターで、一気に16階へ!

近鉄百貨店本店や美術館、大阪マリオット都ホテルが入る天王寺のランドマーク「あべのハルカス」。2014年のオープン以来大人気なのが、58~60階にある「ハルカス300」という展望エリアです。
▲天王寺公園から見上げた「あべのハルカス」(写真提供:あべのハルカス)

最寄りは、JR・市営地下鉄の天王寺駅、または近鉄の大阪阿部野橋駅。「ハルカス300」展望台へ行くには、まずビルの地下1階または地上2階から、ハルカスシャトルエレベーターで16階へ向かいましょう。
▲外の光がたっぷり差し込む、気持ちのいい16階フロア

16階には展望台チケットカウンターがあるので、ここでチケットを購入しましょう。当日券は大人1,500円、中高生1,200円、小学生700円、幼児(4歳~)500円(すべて税込)。
▲展望台チケットのデザインは日中、夕景、夜景の3種類。どのデザインにあたるかは、その時のお楽しみ!

16階には「あべのハルカス美術館」や、地上約80mの風を感じることができる庭園エリアもあります。
▲無料で入れる16階の庭園エリア。街の景色を望むベンチもあり、待ち合わせ場所にも最適

それでは早速、展望台へ行ってみましょう!チケットカウンターの隣にあるゲートから、最上階の60階へ向かう直通エレベーターに乗り込みます。
▲エレベーター内には、飛行機の上昇メーターを模した階数表示が

60階行きのエレベーターは、ものすごい速さで上昇していくのに、ふわっとするような感覚はまったくありません。あっという間に最上階に到着しました!

「ここは天空!?」扉の向こうに広がる絶景

エレベーターから出た瞬間、目の前の景色に感動し、思わずガラス窓へ走り寄ってしまいました。そこには想像以上の絶景が、はるか遠くまで広がっています!
▲エレベーターから出た瞬間、一面ガラス張りの広々とした空間が。室内の照明は、ガラスに光が反射しないように最小限に抑えられています

エレベーターを降りた正面は、展望室の北側。大阪城をはじめ、通天閣や天王寺動物園、なんばや梅田のビル群などが見渡せます。また遠くには万博記念公園の太陽の塔や、伊丹空港に降りる飛行機も!
▲見える主な建物が東西南北それぞれのガラスに表示されているので、ぜひ探してみて

人の流れにのって左へ進み、神戸・六甲の山々を望む西側へ。遠くには淡路島や明石海峡大橋、手前には高さ256mの大阪府咲洲(さきしま)庁舎や、京セラドーム大阪が見えます。
▲神戸方面を望む西側。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや海遊館もこの方角に

次に南側の和歌山方面です。大阪平野が広がる先に、プロサッカークラブ・セレッソ大阪のホームスタジアムのひとつ、ヤンマースタジアム長居があります。空気が澄んでいれば、2019年の世界遺産登録を目指す候補のひとつ、仁徳天皇陵古墳も見えるかもしれませんよ。
▲和歌山方面を望む南側。眼下にはどこまでも広がる大阪平野が

最後に東側の奈良方面を見てみましょう。目の前に連なる山は生駒山と二上山(にじょうざん)。視界をさえぎるものが一切ないので、とっても気持ちいい!
▲山の向こうは、もう奈良県です

「ハルカス300」は、60階に展望室、59階にお土産の購入に最適な「SHOP HARUKAS 300」、58階には吹き抜けのデッキ「天空庭園」やカフェダイニングバー「SKY GARDEN 300」があります。展望台チケットを購入すれば、この3フロアの行き来は自由にできますよ。
▲60階の展望室は、全面ガラス張りの空中回廊式。下に見えるフロアは、58階の「天空庭園」です

展望室の中にもある、チェックポイントをご紹介

展望室をぐるりと一周したら、ちょっとひと休み。58階の天空庭園に降りてみましょう。
▲天井のない天空庭園は開放感抜群。散策したりテーブル席でくつろいだりと気ままに過ごせます

「ハルカス300」は、プロポーズにふさわしいロマンチックな場所として2015年9月1日に「恋人の聖地」に認定されました。天空庭園の西側には、恋人の聖地認定記念モニュメント「Harukas Heart」があります。
▲「Harukas Heart」は人気のフォトスポット。大空をバックに1枚いかが?

天空庭園を散策していると、「ハルカス300」のキャラクター「あべのべあ」がやってきました!地上300mの空に生息する「空もよう」のクマです。雲が大好物で、虹の上を歩くこともできる、やさしいのんびり屋さん。一緒に絶景を眺めたくなる癒し系キャラクターです。
▲運良く出会えたら、一緒にパチリ!ちなみに雨の日には、雨の日限定・雨模様のあべのべあが登場するそう

ヘリポートツアーで、地上300mの風を感じよう

「ハルカス300」では、地上300mに吹く風を直接肌で感じられるツアーがあります!それが「ハルカス300 ヘリポートツアー」(4歳以上500円・税込、所要時間約30分)。10~20時にかけて1日13回開催されます。事前予約は行っておらず、60階の受付で直接申し込みをします(定員は各回先着30名)。
▲ヘリポートツアーの受付は、60階のインフォメーションカウンターで

今回は、16時40分スタートの回に申し込みました。受付を済ませた人に配られるリストバンドを、手首に装着します。
▲リストバンドは、ツアー終了後記念に持ち帰ることができます

指定されたロッカーにすべての荷物を預けたら、係員の先導でいざ出発!60階フロアから関係者以外立ち入れない扉に入っていきます。
▲人ひとりが通れる幅の狭い階段を上ります

300平米の広さがあるというヘリポートに出て来ました!思ったより穏やかな風の日。高さ300mなので怖いかもと思っていましたが、ビルの端から十分距離があるところに柵があるので、意外と怖くありません。

遮るもののない景色に圧倒されていると、係員から「せっかく日本一高い場所にいるのですから、大きな声を出して気持ちを解放してみましょう」と提案が。
▲空に拳をつき上げながら、係員「ハルカスー!」、参加者一同「さんびゃくー!」。思いのほか気分すっきり!

しばしフリータイムを楽しんだ後は、係員のガイドで絶景を楽しみます。大阪城や通天閣、2018年3月から内部を公開予定の太陽の塔や、天王寺動物園などが、すぐ目の前に見えました。大阪って意外にコンパクトな街なんだなあ。

ちょうど日が沈み始める時間帯。昼間は周りの景色に溶け込んで見えにくかった建物も、街に輝き始めたネオンのおかげで見つけやすくなりました!
ライトアップされた通天閣は白く輝き、約9年半ぶりに稼働を再開したミナミの観覧車・えびすタワーは黄色く輝いて存在感を放っています。
▲北側のJR大阪駅や梅田周辺のビル群。手前左側あたりがミナミの街です
▲昼間は周りのビルの色に紛れて見つけられなかった建物も、「あ、あんなところにあった!」

ここは、何かあった場合の緊急用ヘリポート。幸い、これまで訓練以外で使われたことは一度もないそうです。
▲夕焼け空をバックにハイ、ポーズ!
▲いつまでも眺めていたい、大阪湾に沈む夕日

周りに高い建物がない「あべのハルカス」。展望室のように窓越しでなく、地上300mのてっぺんを吹く風を受けながら眺める大阪の街は、360度、建物がギッチリ詰まって見えます。大阪の中心に立っていることを実感し、美しい夕日にも出合えて、とっても気持ちよかった!

美しい風景に、食事やお酒も楽しめるカフェダイニングバー

ヘリポートツアーを終えた頃、展望室の外には、光り輝く夜景の海が広がっていました。せっかくなので、58階「SKY GARDEN 300」で夜景を眺めながら軽食をとることに。
▲こちらのカウンターで、フードやドリンクが注文できます

淡路島産玉ねぎを使ったオニオンリング、宇治抹茶と丹波黒豆のロールケーキなど、地元で採れた食材を使ったメニューがそろっています。予約をすればコースメニューも楽しめますよ。
▲このパノラマビュー!こんな絶景の中での食事は、なかなか体験できません
▲ハルカス300ペアプランコース。要予約で、2人前11,000円(税込)。展望台料金も含みます。大切な人と夜景を楽しみながらいかが?

この日は、ここでしか味わえない「パインアメソフトクリーム」(400円・税込)を注文。爽やかなパイン味のソフトクリームと、トッピングの甘いクラッシュアメの相性は抜群です。
▲クラッシュしたアメの、シャリシャリした食感がクセになる
▲「あべのプリン」(480円・税込)は、マシュマロの雲の上にチョコのあべのべあがのっていてキュート!プリンはマシュマロの下に隠れています
▲同じ場所でも、夜は一転ロマンチックな雰囲気に

椅子に座ると目の高さに光の海が迫って来て、夜景を独り占めした気分に。こんなところで食事が楽しめるなんて、本当に贅沢な気分。軽食なら目の前にある天空庭園に出て食べるのもいいですね。

夜景の美しさにうっとり!期間限定のイベントも目白押し

日が暮れたところで、もう一度60階の展望フロアへ行ってみましょう。まるで宝石を散りばめたような夜景が目の前に広がります。まさに夢のよう!
▲北側の風景。真ん中に伸びる光の帯は、谷町筋という大通りの街灯
▲足元からずっと遠くまで広がる夜景の美しさに圧倒されます!

60階の展望室では、2018年3月31日まで夜間限定で「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -NEW WORLD-」を開催中。クリエイティブカンパニーのNAKED(ネイキッド)を中心に、大阪芸術大学の学生や高校生も企画制作の一部に参加した、インタラクティブショーを楽しむことができます。
▲北東側。柱と床面に映し出されたプロジェクションマッピングで「NEW WORLD」のはじまりを表現

「大阪の未来都市」をモチーフとしたストーリーが、夜景とプロジェクションマッピングの融合や、レーザーで描かれるオーロラなどの演出を取り入れながら展開されていきます。
▲北側。窓の向こうに見える夜景と、そこに重なって映し出される海や光の映像が見事に溶け合います。上映時間は約4分

18時30分~21時40分の間、展望室内の5カ所で、プロジェクションマッピングを上映(それぞれ約1~5分間)。リアルな夜景の中で、自在に動き回る動植物や水のうねり、きらめく光の映像の不思議さと美しさに、思わず見入ってしまいました。
▲北西側の映像。足元の床が割れ、はるか下に街が見える?!

同じく60階では、2018年2月28日まで期間限定で「PLAY TETRIS(R) TOWER」を開催していました。目の前の大きな壁をスクリーンにして巨大テトリスを体験!
▲58階の「天空庭園」から見た、壁に映し出される巨大テトリス。その高さは下を歩く人影と比べてみて(Tetris ® & © ︎1985-2018Tetris Holding.)

展望室では、この後にも季節ごとにさまざまなイベントを開催しています。訪れる時は、ぜひホームページのイベント情報を事前にチェックしてみてくださいね。

お土産はこちらでゲット!「SHOP HARUKAS 300」

夜景とイベントを満喫したところで、59階からエレベーターで地上に戻ります。おっと、その前にお土産も忘れずに!59階にある「ショップ ハルカス 300」には、あべのべあをデザインしたグッズなどが豊富に並んでいます。
▲日用品や文房具など、品揃え豊富で迷ってしまう!
▲イチオシの「あべのべあ フェイスクッション」は1,800円(税別)。ふんわり柔らかい手触りに、こちらの気分もほっこり

大切な人と一緒に見たい絶景が広がる「ハルカス300展望台」。ヘリポートツアーに参加すれば、これぞ本物の空中散歩を気軽に楽しめます。関西一円を見渡す景色に出合いに、友人や家族、恋人と訪れてみてはいかがでしょうか。
國松珠実

國松珠実

大阪エリアの女性ライターズオフィス「おふぃす・ともとも」所属。人と話すのが好きで店舗や企業取材を得意とする。また旅行好きが高じて世界遺産検定1級を持っている。 編集/株式会社くらしさ

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