【2019年】秩父の「氷柱」の見どころ。都心から約70分で出合える冬だけの絶景!

2018.12.26 更新

数年前から埼玉県・秩父で注目されている冬限定の絶景があります。それが「氷柱」。「つらら」ではなく「ひょうちゅう」と読むこちらは、冬の2ヵ月間しか見られない氷の芸術です。夜にはライトアップもされ、幻想的なその空間はカップルのデートにもおすすめ!都心から70分程度でアクセスできるので、プチトリップを兼ねて秩父の氷柱を見に出かけてみましょう!

▲ライトアップされた「三十槌の氷柱」。水鏡に映りこむ姿が幻想的です

〈目次〉

1.冬季限定の絶景、秩父の氷柱とは?
2.都内からのアクセス抜群!「あしがくぼの氷柱」の楽しみ方
3.冷えた体を温めたい!あしがくぼの氷柱周辺の立ち寄りグルメ&温泉
4.ほかの氷柱スポットもご紹介!「三十槌の氷柱」と「尾ノ内百景氷柱」
5.秩父の氷柱ができるまで

1.冬季限定の絶景、秩父の氷柱とは?

氷柱とは、山の斜面や崖を流れる水がつらら状に凍ったもの。秩父地方が冷え込む12月頃から徐々に出来上がっていきます。その美しさは氷の芸術と呼ばれ、冬の秩父観光には外せない絶景として、テレビやSNSで話題となっています。
▲例年もっとも冷え込む1月下旬~2月上旬が見頃

ちなみに秩父で氷柱が見られるのは、「あしがくぼの氷柱」「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」「尾ノ内(おのうち)百景氷柱」の3ヵ所。氷の造りやロケーションの特徴が異なるため、それぞれに楽しみ方があります。

2.都内からのアクセス抜群!「あしがくぼの氷柱」の楽しみ方

3ヵ所の中でも「あしがくぼの氷柱」は、池袋から特急電車でわずか70分の好アクセス。最寄りの西武秩父線・芦ヶ久保駅から徒歩圏内で行ける、もっとも行きやすいスポットです。今回は、初めての方でも気軽に行けるあしがくぼの氷柱を紹介します!
※氷柱の開催期間は、土・日曜・祝日のみ芦ヶ久保駅に特急レッドアロー号の一部が臨時停車します(詳しいダイヤは西武鉄道公式ホームページをご参照ください)
▲氷柱会場は駅を降りて徒歩約10分の距離。足元には木のチップが撒かれていて、歩きやすく安心して会場に向かえます
▲氷柱会場に着いたら、入り口で環境整備協力金(中学生以上300円)を払って入場します

氷柱会場の面積は約1,500平方メートル、じっくり見て回って30分程度の所要時間です。重厚な氷の壁である「荘厳の氷柱」、鉄道と氷柱のコラボ、おさわり氷柱、そして夜には幻想的なライトアップなど、見どころが盛りだくさんです。
▲例年、会場内ではこのように氷に覆われた景色を見ることができます
▲「荘厳の氷柱」と呼ばれる重厚な氷の壁。山の斜面が氷に覆われ、巨大な氷柱が目の前に広がります
▲走る電車と氷柱のコラボが見られる場所も。鉄道好きにはたまらないかもしれませんね!
▲会場内では、あったかい紅茶もしくは甘酒を1杯無料でいただけます(ライトアップ時を除く)。冷え切った体を温めてくれる、とてもありがたいおもてなしです!

「あしがくぼの氷柱」は、開催期間中の金・土・日曜・祝日に限り、日没から20:00までライトアップされます。昼間の氷柱の姿から一変、幻想的な空間となります。
▲日没後、ライトアップがスタート!遊歩道にも明かりが灯されます
▲「荘厳の氷柱」もまるで別世界のように様変わり。さまざまな色合いのライトが当たり、まるで深海のサンゴやクラゲを見ているようです
▲植物と共に凍った氷も、神秘的な色に輝きます
会場全体がライトアップされているので、昼間に見る氷柱会場とは全く違った表情に!寒さも忘れて見とれてしまいそうですね…日没後にライトアップするので、昼間は秩父市内で観光、夜に「あしがくぼの氷柱」を見に行くのも良いかもしれませんね!

なお、開催期間中には氷柱写真コンクールや地元のミュージシャンによるコンサートなど、各種イベントも開催されます。詳しくは横瀬町観光ウェブサイトにてご確認を。

3.冷えた体を温めたい!あしがくぼの氷柱周辺の立ち寄りグルメ&温泉

寒い中、氷柱を楽しんだ後には冷えた体を温めたいですよね。会場周辺には、地元産のグルメが楽しめる道の駅や、天然温泉の温浴施設などがあります(温泉は無料のシャトルバス利用)。

「道の駅果樹公園あしがくぼ」は氷柱会場すぐ近く。氷柱のライトアップ期間は食堂の営業時間を延長、19:00まで一部メニューがいただけます(2019年1月11・18日を除く)。
▲こちらが「道の駅果樹公園あしがくぼ」。食堂は通常16:00までの営業ですが、氷柱がライトアップされる週末に限り、19:00(L.O.)まで利用できます

延長時間内でも食べられる「きのこうどん」(税込500円)はこちらの人気メニュー!地元産のひらたけしめじ、しいたけ、舞茸などをたっぷり使ったうどんです。
▲あたたかい汁が冷えた身体にしみます(笑)。きのこは新鮮なものばかりで、里山の恵みを味わえる贅沢
▲施設内には地元産の野菜や特産物が並んでいるほか、秩父名物が食べられる食堂やそば打ち体験ができる体験道場も併設
▲地元の紅茶をふんだんに使った「紅茶クッキー」(税込350円)は特に人気の商品
「あしがくぼの氷柱」会場から車で約10分の場所には、温泉施設の「武甲温泉」があります。氷柱会場から無料のシャトルバスも運行される予定なので、湯に浸かって体の芯からしっかり温まりたい人におすすめです!
▲氷柱会場から無料のシャトルバスで約15分の場所にある「武甲温泉」(無料シャトルバスは氷柱開催期間中の土・日曜・祝日限定で運行予定)

「武甲温泉」は地元の人や観光客で賑わう人気の温浴施設。単純硫黄の温泉で、疲労回復などが期待できる泉質のため、秩父観光・氷柱など、たっぷり旅を楽しんだ締めに癒されるのも良いかもしれませんね。
▲自然が満喫できる開放的な露天風呂
▲武甲温泉の特徴の一つ、高濃度の「炭酸泉」。血液の循環を良くし、リラックス効果が期待できるそう

幻想的な氷柱に見とれていると、ついつい体も冷え切ってしまうものです。氷の絶景を楽しんだ後は、地元のグルメ・温泉で体を温めて、旅を締めくくってはいかがでしょうか?

4.ほかの氷柱スポットもご紹介!「三十槌の氷柱」と「尾ノ内百景氷柱」

秩父では、あしがくぼの氷柱以外にも、主に2ヵ所で氷柱を見ることができます。秩父市の大滝地区にある「三十槌の氷柱」では、氷柱と川とのコラボレーションを見ることができます。静かに流れる川の水面に、氷柱が映り込む幻想的な光景は見事!ぜひ現地で堪能してみてください。
▲川の水面に氷柱が映り込む「三十槌の氷柱」
一方、秩父市に隣接する小鹿野町には、吊橋と氷柱のコラボが見られるスポットがあります。吊橋の上から氷柱を眺めるもよし、吊橋と氷柱がコラボした絶景を見るのもよし。他のスポットと違った楽しみ方ができます!
▲吊橋と氷柱のコラボが特徴の「尾ノ内百景氷柱」

5.秩父の氷柱ができるまで

最後に、秩父の氷柱にまつわる豆知識をご紹介。
この氷柱は地元の職人さんたちによって手がけられているもの。ただ水が流れて綺麗な氷柱が自然にできているのではなく、職人さんたちが水を撒いて氷柱を育てているのです。そのため、日々の天気・気候を見ながら、毎日水の散布量を変えていく必要があります。

氷柱の神秘的な美しさは、職人さんたちの努力の賜物なのですね。
▲噴射機で水を散布して、氷を育てます
▲散布された水が徐々に固まり、氷柱になっていきます

氷の芸術として、幻想的なその様子が話題の氷柱。年々来場者が増えていくのも納得できる素敵なスポットです。秩父は都内からのアクセスも良く、氷柱以外の観光スポットも充実しています。この冬は、2ヵ月限定の絶景と秩父観光を楽しんでみてはいかがでしょうか?

※本記事は2017年12月取材記事を一部更新したものです。
浅見ゆたか

浅見ゆたか

埼玉秩父のローカルWebメディア「ちちぶる」編集長。秩父の魅力を再発見し発信しつつ、地方フリーランスの働き方を広めるため、リモートワーク・テレワークを促進する活動なども行っている。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
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