萩の町を見渡す絶景の宿「萩本陣」で温泉&グルメを贅沢に満喫!

2018.02.22 更新

中国地方を代表する古都・山口県萩市――。萩温泉郷を代表するお宿の一つ「萩本陣」は、城下町と日本海を見渡せる絶景旅館として人気です。多彩な湯めぐりが楽しめる大浴場、山頂にある天空の足湯、そしてご当地ならではの絶品料理の数々に、きっと感動必至。“本陣”という名が示すとおり、誰もがお殿様、お姫様気分に浸れるほどの贅沢な時間を味わえます。

城下町&日本海を見渡す絶景と温泉を満喫できる宿!

2018年で明治維新150年を迎え、その「胎動の地」として観光客で賑わう山口県萩市。城下町の姿をそのままに残す市街地は世界遺産に登録(2015年)されており、幕末ファンならずとも多くの人々が、街のそこかしこで出合える歴史ロマンに魅了されています。
▲城下町ほぼそのままの姿を残す市街地には、維新志士の生誕地、旧宅などがあちこちに点在。写真は高杉晋作生誕地
▲高杉晋作や伊藤博文たちが吉田松陰に師事した「松下村塾」があるのもここ萩市。松陰神社境内には、当時の建物そのままが保存され世界遺産となっている

萩には、城下町の一角に佇む旅館、日本海を望む旅館など、人気のお宿がズラリ。そして、八つの源泉を有する温泉郷でもあるということはご存じですか?
今回ご案内する「萩本陣」は、その源泉の一つを有する萩の中でも筆頭格の人気宿。温泉は言わずもがな、名物食材、歴史情緒、さらに日本海の絶景までも堪能できる旅館なのです!

お宿そのものが萩のランドマーク。「萩晴れ」フロアで非日常を満喫!

萩へのアクセスはJR新山口駅から車で約60分。直通バスまたはレンタカーの利用が便利です。
萩本陣は、市街地東側の山裾にあり、高台に立つ建物は街のランドマーク的存在。萩の街へとたどり着いたならば一目瞭然です。
▲市街地のどの場所からも見つけられる萩本陣。人気観光スポット「松陰神社」まで徒歩5分ほどという立地

旅館の駐車場からも十分に萩の街並みを見渡せますが、当然のことながらお部屋はさらに高い位置。これは期待がふくらみます!
▲高台にそびえる8階建ての建物。海側のお部屋がやはり人気

ロビーへ入ってまず目に飛び込んでくるのは、内壁に設えられた石垣。まるでお城に来たような風情を味わえます。それでいて館内全体は優しく落ち着いた雰囲気。旅の疲れをほっと癒してくれます。
▲壁面やカウンター下などは本物の石でできた石垣。萩で採掘されたものが実際に組まれている
▲ロビーの奥には山海の特産品や萩焼、雑貨など、多彩な品揃えの「おみやげ横町 萩往還」がある(写真提供:萩本陣)

チェックインを済ませて、早速お部屋へ。今回は少し贅沢をして、フロア全体が「萩晴れ」というテーマで統一された、最上階8階にある12室限定のコンセプトルームを選択しました。
▲「萩晴れ」フロアのコンセプトルーム。宿泊料19,440円~(1泊2食付2名1室利用時の1名分、市街地側の部屋、入湯税別途150円)。なお、一般客室は16,200円~(同)

お部屋は和風モダンな雰囲気でデザインされており、落ち着いた色調を多用。地元の著名写真家による萩の風景写真が飾られていたり、萩焼が飾られていたりと、12部屋それぞれに細かな部分で設えが異なるそう。
▲お部屋からの眺望。眼下には三角州上に広がる萩の城下町、その向こうに日本海が広がる

なお、同フロアには1室限定の特別室「栞」も用意されています。半露天風呂付きの最高級客室であり、市街地を見渡せる側はほぼ全面ガラス張り!和室、寝室、リビングどの位置からも、大パノラマの絶景を堪能することができます。
▲和室、洋室、さらにリビングまでも備える特別室「栞」。大切な記念日の贅沢にぴったり。宿泊料は1泊2食税込35,640円~(入湯税別途150円、2名1室利用時の1名分)
▲ベッドからも絶景が!夜は夜景とともに、沖合にゆらめく漁り火を眺められることもある
▲寝室隣には半露天風呂。一部が開閉できるようになっており、外の風を直接感じることができる

「湯の丸」に並ぶ多彩なお風呂で、美肌にも効く湯めぐり

お部屋で一段落したところで、お次は温泉を堪能すべく、多彩な浴槽が数多く設けられた1階奥の「湯の丸」へ。地下約2,000mの深層から湧出しているお湯は、約2万年前の氷河期より地下にたっぷりと蓄えられたものといわれ、「熟成化石水」「古代の湯」などとも呼ばれているのだとか。
▲萩本陣のホームページに掲載された「湯の丸」間取り図。入浴前にぜひ目を通しておこう(画像提供:萩本陣)

「湯の丸」には、なんと16もの浴槽があります。「椿の湯」(13:00~24:00男湯、5:30~9:30女湯)と「紅葉の湯」(13:00~24:00女湯、5:30~9:30男湯)に分かれており、それぞれに趣向を凝らした多彩な浴槽が並んでいます。
▲内湯(椿の湯)からの眺め

まずはガラス越しに庭園を眺められる内湯の大浴場があり、庭園を取り囲むように「気泡の間」「寝の間」(いずれも椿)、「立の間」「水流の間」(同紅葉)、「源泉の壷」「光の間」(両湯)などなどを配置。
▲「椿の湯」の「気泡の間」。ボコボコと身体を包む刺激が心地良い~

お湯の肌触りは、とっても優しくなんともなめらか。泉質は、ナトリウム、塩素、カルシウムのイオン濃度が高く無色透明です。神経痛や関節痛のほか、美肌効果も期待できるそうで、ぬるめの「源泉の壷」はほてった身体を休ませるのにもぴったりです。
▲源泉かけ流しの「源泉の壷」。源泉100%の30度のお湯と、加温された40度のお湯がある

締めくくりは、庭園奥にある広々とした露天風呂へ。夜には星空を眺めつつ、古代に生まれ幾星霜の時を経たというお湯を手にすくってみれば、ロマンチックな気分にもなれますよ。
▲城壁露天風呂(椿)は、萩の観光スポットの一つ萩城跡の城壁をイメージ
▲こちらは城下町の土塀をイメージした土塀露天風呂(紅葉)
▲貸切風呂(13:00~23:00、3,240円/1室45分※年末年始は4,320円/1室45分)も大人気。利用するならあらかじめ予約をしておきたい

なお、「湯の丸」は立ち寄り湯(13:00~15:00は中学生以上1,030円、3歳~小学生520円/15:00~22:00は中学生以上1,550円、3歳~小学生780円 ※GW・お盆・年末年始は中学生以上2,000円、3歳~小学生1,000円)としても利用できますが、朝風呂の利用は宿泊者のみの特権。しっかり長風呂、そして朝湯も楽しんで、良質なお湯をお肌に存分になじませたいところです。

なんとSLに乗車!?「奥萩展望台」にある天空の足湯は、萩を見渡す特等席

美肌の湯を十二分に堪能したら、湯冷ましがてら天空の足湯へ行ってみませんか?「湯の丸」前から専用の“乗り物”で、裏手の山頂172mの場所にある「奥萩展望台」へ登ることができます。

乗り場で待っていると、そこへやってきたのは…ん!?SL!?よく見ると、なんともかわいらしい“SL風”のシャトルバスではありませんか~!
▲子どもでなくても思わずはしゃいでしまうSL風のデザイン。乗車料金は往復中学生以上税込520円、3歳~小学生税込310円

こだわりは外見だけにあらず!早速乗り込むと、出発の合図がポーッ!とさく裂。クラクションが汽笛風とは、なんとも洒落ています。車中では萩についての音声案内とともに、「シュッシュッ」と蒸気で進んでいるような音の演出も聞こえてきます。これは楽しい~。

展望台までは10分ほど。バスを降りるやいなや、絶景かな、絶景かな、これは凄い!その視界たるやほぼ360度、萩の街並み、山々の稜線、遠くに伸びる海岸線の日本海の先の先まで見渡せるではありませんか!
▲奥萩展望台からの眺め。備え付けの双眼鏡はなんと無料!

さらに、お目当ての「展望足湯」(無料)に入っても視線は絶景に釘付け、まさに「天空の足湯」です。希望すればバスの運転手さんが街並みについて解説もしてくれますよ。
▲とっても気さくな運転手さん。話を聞きながら眺めれば、観光のヒントにも!
▲萩本陣と展望台を結ぶシャトルバスは21時まで運行される。夕景、そして夜景も絶対おすすめ(写真提供:萩本陣)

「真ふく」「見蘭牛」…旬を彩る萩の美味が一堂に!

温泉めぐり、そして絶景をひとしきり堪能したところでお待ちかねの夕食です。食事は宿泊予約時に3種類の会席コース、さらに「とらふくフルコース」を筆頭とするふぐ料理コース3種から選ぶことができます(宿泊1組につき1種類)。
▲食事は館内レストラン「旬の丸」でいただく(写真提供:萩本陣)

迷いに迷って選んだのは、秋冬シーズン(10~3月)限定の会席コース「雪つばき」。真ふぐ(ふぐの一種、なお、萩本陣メニュー上では「真ふく」と表記)、あわび、ブランド牛「見蘭牛(けんらんぎゅう)」といった萩名物が勢揃い!旬の地魚によるお造り5種盛り、焼き物、すまし汁の内容は、泊まったその日のお楽しみです。
▲秋冬限定の会席コース「雪つばき」。日本海に面する萩は、新鮮魚介も自慢の一つ(写真提供:萩本陣)

萩の真ふぐは全国有数の水揚げ量を誇っており、3~5月が最盛期。甘み豊かなその味わいは、決してとらふぐにも負けていないのだそうです。では、一口…確かにこれは美味~!そして、コースには白子の唐揚げも。なんとも濃厚、そして上品、この味は忘れられない~!
▲萩の真ふぐはすべて天然物。近隣の道の駅「萩しーまーと」では「真ふぐ祭り」という恒例イベント(毎年3月)もある(写真提供:萩本陣)
▲萩のブランド牛「見蘭牛」。萩沖の国境の島・見島にわずかに生息する見島牛の血を引く希少な和牛を、すき焼き仕立てでいただく(写真提供:萩本陣)

まさに贅沢三昧、至福の品々は「萩の食」のフルコースといったところ。春夏シーズン(4~9月)にはどんな料理に出合えるのか、ぜひ訪れてみたいですね。

ちなみに、食事のお楽しみはこれだけでは終わりません!旅館の朝食に心をときめかせる人は少なくないはずです。萩本陣の朝食テーマは「萩の朝ごはん」。くうう~、もう言葉からして魅力的な響き、期待を上回ること請け合いですよ!
▲朝食は、和洋が揃うバイキングスタイルで、品数は60超!「郷土料理コーナー」では、魚のすり身で作られる「魚カツ」など、地元ではおなじみの“家庭の絶品”たちに出合える(写真提供:萩本陣)

美食、温泉、そして絶景までもが揃った贅沢なお宿「萩本陣」。萩観光を楽しむ上で、これ以上ない“おもてなし”に出合えますよ。チェックアウトの前に、もう一度城下町を眺めませんか?これから訪れる観光スポットのおさらいをお忘れなく――。
※記事中の価格表記は全て税込です。
兼行太一朗

兼行太一朗

記者兼営業として、地元山口の地域情報紙に14年間勤務。退職後はNPO法人大路小路ひと・まちづくりネットワークに籍を置き、守護大名大内氏や幕末における歴史資源の取材に携わる。同時にフリーライターとして活動しながら、たまに農業も。自称ネコ写真家。(編集/株式会社くらしさ)

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